ツヤのある大きな葉に、切れ込みが入っているのが特徴のモンステラ。
おしゃれな見た目から、インテリアグリーンとして人気のある観葉植物です。
丈夫で育てやすいので、はじめて観葉植物を育てる方にもおすすめです!
今回はモンステラについてのポイント、
以上19個の点についてお伝えします。
まずはモンステラの育て方からお伝えします!
今回は多くの事をお伝えするので、下記の目次からきになる物からみてくださいね。
目次(クリックで飛べます)
モンステラの育て方は?
暑さと寒さに強いので、適した環境であれば、問題なく育てることができます。
極端な温度変化には注意しましょう。
乾燥にやや弱いので、季節に合った水やりが必要です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、モンステラが好む環境についてお伝えします!
モンステラの育て方!環境はどうする?
明るい日陰で、風通しのよい環境が適しています。
強い日光は葉焼けの原因になるので、直射日光の当たらない場所で管理しましょう。
植え付けには次のような用土を使うと、元気に育てることができます。
次は、モンステラに適した用土についてお伝えします!
モンステラを育てる際の適した用土は何?
モンステラは水はけがよく肥沃な土を好みます。
市販の「観葉植物用の土」でもよく育ちます。
配合する場合は「赤玉土7:腐葉土2:堆肥1」がおすすめです。
適した用土が準備できたら、次は肥料を用意しましょう。
次は、モンステラに必要な肥料についてお伝えします!
モンステラの育て方!肥料はどうする?
春~秋は、2ヵ月に1回を目安に、緩効性固形肥料を置き肥します。
冬は肥料は必要ありません。
室内があたたかく、新芽が出るような場合は、冬も肥料を施しましょう。
モンステラは季節によって、水の量を変えましょう。
では次は、モンステラの水やりポイントについてお伝えします!
モンステラを育てる際の水の量はどうする?
春と秋は土が乾いたら、たっぷり水やりを行います。
夏は水切れになりやすいので、毎日水を与えましょう。
乾燥している時期は「葉水」も行い、葉にも水分を与えてください。
冬は、水やりの回数を控えて、やや乾燥気味に管理します。
葉から水を垂らしているときは、水が多いサインです。
その時は量を減らして、土が乾いてから水やりをしましょう。
以上で基本的なモンステラの育て方については終わりです。
次はモンステラの花についてお伝えします!
モンステラの花を咲かせるポイントは?実がなるのはいつ?
モンステラの花は、円錐状の黄色い花を、白い葉が包み込むような形をしています。
真ん中の花の部分が実になり、食べることもできます。
熟したモンステラの果実は甘く、南国フルーツに例えられる味です。
果実には「シュウ酸」が含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。
花を咲かせるには、環境温度が10~30℃、湿度60%以上を保つこと、明るい日陰で育てることがポイントです。
品種によっては花が咲かないものもあるので、購入する際に確認してみてください。
モンステラは成長が早いので、定期的に剪定を行い形を整えてあげましょう。
次はモンステラの剪定についてお伝えします!
モンステラの剪定(切り戻し)や手入れのやり方は?
モンステラは、5~9月が剪定に適した時期です。
葉がこみ合っている部分を、茎の途中から切り落とします。
枯れ葉や傷んでいる葉の場合は、茎の根元から切りましょう。
モンステラの草の樹液にも「シュウ酸」が含まれています。
触るとかぶれることがあるので、剪定を行うときは手袋をして、樹液に触らないようにしましょう。
モンステラの茎が、異常に伸びてしまうことを「徒長」といいます。
徒長する原因は何でしょうか?
もし徒長してしまったら、次のような方法で、元気な姿に戻してあげましょう。
次はモンステラの徒長についてお伝えします!
モンステラが徒長したらどうすればいいの?
徒長する原因は「日照不足」が考えられます。
日光のよく入る、明るい日陰で管理することで予防できます。
生育期である5~9月の時期に「水や肥料が多すぎる」のも徒長の原因です。
水やりや肥料は、量に注意して適量を与えます。
徒長してしまった茎は、根元近くから切って、新しい葉を育てましょう。
モンステラはつる性植物なので、成長してくると、葉が下がって形が崩れてしまいます。
支柱を立てて、きれいな形に保ちましょう。
次はモンステラの支柱の立て方についてお伝えします!
モンステラの支柱の立て方は?
太めの支柱を1本、株の近くに立てます。
高さはモンステラのサイズに合わせたものを用意してください。
麻ひもなどで支柱と葉茎をやさしく結んで、茎を誘引しましょう。
成長したモンステラは支柱を立てても、葉が大きくて鉢が倒れやすくなることがあります。
鉢植えで育てる場合は、次のような鉢を選びましょう。
次はモンステラを鉢植えで育てるポイントについてお伝えします!
モンステラを鉢植えで育てるポイントは?
モンステラは「大きめの鉢」で育てるのがポイントです。
鉢底に底石をしっかり敷くことで、倒れるのを防ぎ、水はけをよくすることもできます。
大きめの鉢に植えることで、花も咲きやすくなるのでおすすめです。
モンステラの花は、地植えの方が咲きやすいと言われています。
次はモンステラを地植えで育てるポイントについてお伝えします!
モンステラを地植え(屋外)で育てるポイントは?
モンステラは凍らない場所で、霜や雪に当たらなければ、地植えで育てることもできます。
あたたかい地域では、むしろ地植えにすることで、大きくよく育ちます。
直射日光があたらない場所に植えて、鉢植え同様に、太めの支柱を用意しましょう。
定期的な剪定で、すっきりした形を維持することで、病害虫を防ぐことができます。
鉢植えで育てているモンステラは、鉢内のトラブルを防ぐために、次のような時期に植え替えを行いましょう。
次はモンステラの植え替えの時期についてお伝えします!
モンステラの植え替えの時期はいつ?
モンステラの植え替えに適した時期は、7~9月です。
2年に1回を目安に行います。
鉢底から根が出ていたり、土の水はけや水もちが悪くなったら、植え替えのサインです。
根をやさしくほぐして、古い土を3分の1ほど落とします。
一回り大きな鉢と新しい土へ植え替えして、たっぷり水やりを行いましょう。
観葉植物を水耕栽培で育てると、インテリア性があって、とてもおしゃれですよね。
モンステラは水耕栽培することができるのでしょうか?
次は、モンステラの水耕栽培で育てるポイントについてお伝えします!
モンステラの水耕栽培で育てるポイントは?
モンステラの小さな株や、剪定で切り落とした茎を、水耕栽培で育てることができます。
小さな株はハイドロカルチャーを使い、水耕栽培用の鉢に植えましょう。
切り落とした茎は、水を入れたガラスの容器に挿しておくと根が出てくるので、ある程度の大きさまで育てることができます。
水耕栽培のポイントは、水を常にきれいな状態にすることと、水を冷やし過ぎないことです。
ある程度大きくなったら、土植えにすることをおすすめします。
モンステラの葉が元気がないとき、放っておくとそのまま枯れてしまうかもしれません!
枯れる原因を知り、対策と予防を行いましょう。
次はモンステラが枯れる原因と対策についてお伝えします!
モンステラが枯れる原因と対策は?
モンステラが枯れる原因で最も多いのが「水切れ」「水のあげ過ぎ」です。
夏の時期は土が乾きやすいので水切れに注意しましょう。
土が乾かないうちに水やりを続けると、鉢の中が蒸れて「根腐れ」を起こしてしまいます。
定期的な植え替えも、根腐れを防ぐポイントです。
直射日光で「葉焼け」を起こしてしまいます。
遮光して日光が直接当たらないようにしましょう。
「過肥」は株を弱らせてしまいます。
肥料は適した時期に、適した量を施してください。
寒い地域では「寒害」に注意が必要です。
冬は室内で管理し、霜や雪が当たらないように注意しましょう。
「乾燥」で枯れてしまうこともあります。
エアコンや暖房の風が、直接当たらない場所に置きましょう。
乾燥の強い時期は「葉水」を行って乾燥を防ぎます。
上記の他にも、病気や害虫によって枯れてしまうことがあります。
次はモンステラがかかりうる病気や害虫についてお伝えします!
モンステラがかかりうる病気や害虫には何がある?
注意する病気に「立枯病」があります。
環境を頻繁に変えたり、風通しの悪い環境でかかりやすい病気です。
通気性がよく、置き場所をあまり変えずに管理しましょう。
害虫には「カイガラムシ」「ハダニ」があります。
見つけ次第すぐに駆除しましょう。
剪定を行い、通気性をよくすることが予防になります。
「葉水」を行うことで、ハダニを防虫できます。
モンステラは耐寒性があるので、冬も管理がしやすいです。
次はモンステラの冬越しのポイントについてお伝えします!
モンステラの冬越しのポイントは?
土が凍らなければ、屋外でも越冬できます。
寒い地域では、冬は室内で管理しましょう。
土の中を冷やさないようにすることがポイントです。
冬の水やりは控えめにして、与える場合は常温の水を使いましょう。
上手に育てるポイントがわかってきたら、次はモンステラを増やしてみませんか?
次はモンステラの増やし方についてお伝えします!
モンステラの増やし方は?
モンステラは「茎伏せ」「株分け」「挿し木」で増やすことができます。
茎伏せは、剪定で落とした葉茎を、2~3節に切り分けます。
浅めの鉢に川砂を入れて、その上に水ゴケを敷きます。
切った茎を横にして、半分埋まる程度に置いて、水ゴケが乾燥しないように管理しましょう。
発芽したら埋めたまま、ハサミで1芽ずつ茎を切り分けます。
本葉が出てきたら、鉢に定植させてください。
次はモンステラの株分けのやり方についてお伝えします!
モンステラの株分けのやり方は?
植え替えの時期に合わせて行います。
傷んでいる根を取り除き、大きく育った株を分け、それぞれを新しい土に植え替えします。
植え替え後は日陰で落ち着かせて、徐々に明るい場所へ慣らしていきましょう。
次はモンステラの挿し木のやり方についてお伝えします!
モンステラの挿し木のやり方は?
モンステラの挿し木ですが、剪定した際に落とした葉茎を使います。
15cmほどの長さに切って、大きな葉は3分の1に切ります。
挿し木用の土に挿して、土が乾燥しないように管理しましょう。
根がしっかり張ったら定植させます。
上記のような方法で増えたモンステラは、運気の上がる場所に置いてみましょう!
次はモンステラの風水効果についてお伝えします!
モンステラの風水効果はなに?
モンステラは昔から「幸運が訪れる木」とされてきました。
次のような場所に置くことで、家の運気を上げることができます。
「玄関」
玄関は幸運が入る場所です。
ここに置くことで、更に幸運の気が流れるようになります。
「リビング」
部屋の隅に置くことで、悪い気を浄化して、よい気を流すと言われています。
「寝室」
寝室は運を吸収する部屋なので、モンステラのよい気を流しましょう。
南の方角に置くことで、金運アップの効果もあります。
「トイレ」
健康運を上げてくれます。
モンステラを含めた観葉植物には、空気を浄化する効果もあります。
モンステラは、ホームセンターの園芸コーナーや観葉植物専門店、ネット通販などで購入することができます。
次はモンステラの値段についてお伝えします!
モンステラの値段はどのくらい?
モンステラの苗木は、5号ポットで500円前後で販売されています。
株立ちしているものは、4号鉢で1,000円前後です。
サイズが大きくなるにつれて、値段が上がります。
モンステラには「鳳来蕉(ホウライショウ)」という別名があります。
では花言葉にはどのようなものが、あるのでしょうか?
次はモンステラの花言葉についてお伝えします!
モンステラの花言葉は?
モンステラの花言葉は「うれしい便り」「壮大な計画」「深い関係」です。
過酷な環境でも大きな葉を広げて、たくましく育つ様子から、このような花言葉がつけられたと言われています。
モンステラは葉の形が違うものや斑が入るものなど、さまざまな種類があります。
次はモンステラの種類についてお伝えします!
モンステラの種類は何がある?
人気のある品種を、一部ご紹介しようと思います。
「モンステラ・デリキオサ」
モンステラの代表的な品種です。
成熟すると花を咲かせます。
「モンステラ・デリキオサ・ボルシギアナ ❛ バリエガタ ❜」
葉に白い斑が入り、葉の先が紅色を帯びるのが特徴です。
「マドカズラ」
窓のような切込みの入った小さな葉が特徴の品種です。
高温多湿を好むので葉水を行って、乾燥しないように管理しましょう。
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モンステラのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは19個ありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①モンステラの育て方(環境、土、肥料、水やり)
明るい日陰で、風通しのよい環境が適しています。
水はけがよく肥沃な土で育てましょう。
春~秋に2ヵ月に1回、緩効性固形肥料を置き肥します。
春と秋は土が乾いたら、たっぷり水やりを行います。
冬は、水やりの回数を控えて、やや乾燥気味に管理しましょう。
②モンステラの花を咲かせるポイントは?実がなるのはいつ?
花を咲かせるには、環境温度が10~30℃、湿度60%以上を保つこと、明るい日陰で育てることがポイントです。
モンステラの花は、円錐状の黄色い花を、白い葉が包み込むような形をしています。
真ん中の花の部分が、花後に実になります。
③モンステラの剪定(切り戻し)や手入れのやり方は?
5~9月に、葉がこみ合っている部分を、茎の途中から切り落とします。
枯れ葉や傷んでいる葉の場合は、茎の根元から切りましょう。
④モンステラが徒長したらどうすればいいの?
徒長してしまった茎はもとに戻らないので、根元近くから切って新しい葉を育てましょう。
⑤モンステラの支柱の立て方は?
太めの支柱を1本、株の近くに立てます。
支柱と葉茎を麻ひもなどで、やさしく結びましょう。
⑥モンステラを鉢植えで育てるポイントは?
モンステラは「大きめの鉢」で育てるのがポイントです。
鉢底に底石をしっかり敷くことで、倒れるのを防ぎ、水はけをよくすることもできます。
⑦モンステラを地植え(屋外)で育てるポイントは?
モンステラは凍らない場所で、霜や雪に当たらなければ、地植えで育てることもできます。
定期的な剪定で、すっきりした形を維持することで、病害虫を防ぐことができます。
⑧モンステラの植え替えの時期はいつ?
植え替えに適した時期は、7~9月です。
2年に1回を目安に行いましょう。
⑨モンステラの水耕栽培で育てるポイントは?
水耕栽培のポイントは、水を常にきれいな状態にすることと、水を冷やし過ぎないことです。
ある程度大きくなってきたら、土植えにすることをおすすめします。
⑩モンステラが枯れる原因と対策は?
「水切れ」「水のあげ過ぎ」は適切な水やりで防ぎましょう。
「葉焼け」は遮光して日光が直接当たらないようにします。
「過肥」は株を弱らせてしまうので、肥料は適した時期に、適した量を施してください。
「寒害」を防ぐには、冬は室内で管理し、霜や雪が当たらないようにしましょう。
「乾燥」で枯れてしまうこともあります。
乾燥の強い時期は「葉水」を行って乾燥を防ぎましょう。
⑪モンステラがかかりうる病気や害虫には何がある?
注意する病気に「立枯病」があります。
通気性がよく、置き場所をあまり変えずに管理しましょう。
害虫には「カイガラムシ」「ハダニ」があります。
見つけ次第すぐに駆除しましょう。
⑫モンステラの冬越しのポイントは?
凍らなければ、屋外でも越冬できます。
土の中を冷やさないようにすることがポイントです。
⑬モンステラの増やし方は?
モンステラは「茎伏せ」「株分け」「挿し木」で増やすことができます。
⑭モンステラの株分けのやり方は?
植え替えの時期に合わせて行います。
傷んでいる根を取り除き、大きく育った株を分け、それぞれを新しい土に植え替えします。
⑮モンステラの挿し木のやり方は?
15cmほどの長さに切って、大きな葉は3分の1に切ります。
挿し木用の土に挿して、土が乾燥しないように管理しましょう。
⑯モンステラの風水効果はなに?
モンステラは昔から「幸運が訪れる木」とされてきました。
金運、健康運をあげる効果もあります。
⑰モンステラの値段はどのくらい?
モンステラの苗木は、5号ポットで500円前後で販売されています。
⑱モンステラの花言葉は?
モンステラの花言葉は「うれしい便り」「壮大な計画」「深い関係」です。
⑲モンステラの種類は何がある?
人気のある品種に「モンステラ・デリキオサ」「モンステラ・デリキオサ・ボルシギアナ ❛ バリエガタ ❜」「マドカズラ」などがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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