みなさんこんにちは。
今回は、デザートローズ(多肉植物)についてまとめていきたいと思います。
デザートローズは、ベンケイソウ科カランコエ属の南アフリカ原産の多肉植物で、学名はKalanchoe Thyrsiflora Desert Rose です。
和名は、「唐印」といい、これは、カランコエの「カラ」から由来していると言われています。
カランコエは、平たくて丸いうちわのような形状の葉が、バラの花のように幾重にも重なって生えています。
秋から冬に紅葉すると、艶やかな赤いバラを思わせます。
デザートローズは、小さな鉢に入って販売されていることが多く、可愛らしい雰囲気ですが、50センチ~60センチ位まで大きく育てることも可能です。
今回は、デザートローズ(多肉植物)についてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
まずはデザートローズ(多肉植物)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
デザートローズ(多肉植物)の育て方(栽培方法)は?
南アフリカ原産の多肉植物のデザートローズは、枯れにくく、初心者でも育てやすいと言われています。
日当たりが良く、乾燥気味の場所で育てましょう。
水はけの良い土に植え、夏の水やり時は、たっぷりと、鉢底から水が流れるくらい水をあげましょう。
休眠期に入る冬は、水や肥料を与えないようにしましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、デザートローズ(多肉植物)が好む環境についてお伝えします!
デザートローズ(多肉植物)の育て方!環境はどうする?置き場所はどうする?
デザートローズは、日当たりが良く、乾燥気味で風通しの良い場所を好みます。
屋外で鉢植えで育て、雨ざらしにならないよう、屋根や軒の下の、風通しの良い場所場所で育てましょう。
日当たりの悪いところで育てると、徒長気味に育つ原因になります。
湿度の高い場所や、コンクリートの上に直接置くと、根腐れなどの原因になります。
デザートローズを、室内で育てたい場合は、窓辺の明るい場所に置き、天気の良い日に時々屋外に出してあげ、日に当てるようにしましょう。
次は、デザートローズ(多肉植物)に適した用土についてお伝えします!
デザートローズ(多肉植物)を育てる際の適した用土は何?
デザートローズは、水はけの良い土を好みます。
初めて多肉植物を育てる場合は、市販の多肉植物・サボテン用の土が失敗が少なく育てることが出来ます。
観葉植物用の土に、鹿沼土を3割くらい混ぜたものでも良いでしょう。
自分で配合土を作る場合、赤玉土と鹿沼土とピートモスを4:3:3くらいの割合でブレンドするのがおススメです。
デザートローズは、土により、大きさや色づき方が変わる傾向にあるようです。
ですので、最初は手軽な市販の土で育てるのも良いかもしれません。
そして、植え替えや、葉挿し、株分けのタイミングに、デザートローズの状態を見て、自分で配合した土にしてみたり、配合を変えてみると良いでしょう。
次は、デザートローズ(多肉植物)に必要な肥料についてお伝えします!
デザートローズ(多肉植物)の育て方!肥料はどうする?
デザートローズは、肥料をあまり与えなくても育つと言われています。
成長が気になる場合は、緩効性肥料や液体肥料を与えても良いでしょう。
液体肥料は、既定の濃度に薄めたものを、2週間に1度のペース位で与えましょう。
デザートローズの肥料は、春と秋にあげるようにし、休眠期の冬と、成長期の真夏は肥料を与えないようにしましょう。
デザートローズは、個体差もあると思いますが、肥料を多く与えると、大きく成長し、緑色が濃いめになる傾向にあるようです。
そして、あまり与えないと、大きくなりづらいですが、紅葉の時期、赤くなりやすい傾向にあるようです。
大きく育てたいか、小さく可愛らしく育てて紅葉を楽しむかで、肥料の量を調整するのも良いかもしれません。
では次は、デザートローズ(多肉植物)の水やりポイントについてお伝えします!
デザートローズ(多肉植物)を育てる際の水の量はどうする?
デザートローズは、夏に成長する夏型の多肉植物のため、冬は休眠期に入り、成長はしません。
そのため、12月から3月の間は、ほとんど水やりをしなくても大丈夫です。
4月から11月の間は、土が中まで完全に土が渇ききって、そこから2~3日してから水をあたえる位でも大丈夫です。
水を与える時は、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えましょう。
真夏の水やりは、気温が高い日中は根腐れを起こす原因にもなります。
朝方か、夕方の涼しい時間に、水やりを行いましょう。
多肉植物のデザートローズは、葉に水分を溜めておく性質があります。
葉の水分量が多いと、ぷっくりとして開いた型になります。
逆に、葉の水分量が少ないと、ふっくら感があまりなく、葉がペタッとしてしゅっと立っているような型になる傾向にあるようです。
自分の好きな型にするために、水分量を調整するのも良いかもしれませんが、水のやりすぎによる根腐れに、注意しましょう。
以上で基本的なデザートローズの育て方については終わりです。
次はデザートローズ(多肉植物)の写真(画像)をお見せします!
デザートローズの画像(写真)!花や色の特徴は?葉が開くの?
[instaglam:ankosoda様より]
デザートローズは、平たいうちわのような葉が、幾重にも重なって生えるのが特徴です。
夏の成長期は葉が緑色で、秋には紅葉します。
赤く染まった葉が、バラのようで、とても美しいですね。
デザートローズは、冬の休眠期が終わると、葉のてっぺんの中から茎が伸びてきます。
そのあと、この写真のように小さい花が咲きます。
次に、デザートローズ(多肉植物)の開花時期をお伝えします!
デザートローズの開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?
デザートローズの花は、クリーム色のような白っぽい色をしています。
冬の終わりから春にかけて小さい花を咲かせます。
デザートローズは、花を咲かせることに、とてもエネルギーを使います。
その為、枯れた花をそのままつけておくと、株全体が弱ってしまったり、来シーズンに花があまり咲かなくなる傾向にあるようです。
花の季節が終わったら花を茎からカットして、株を弱らせないようにしましょう。
デザートローズの原産地は、南アフリカです。
南アフリカは、一年を通して気候は乾燥気味で、全体的に雨は少なく、晴れの日が多い傾向にある地域のようです。
次は、デザートローズ(多肉植物)の値段や販売価格をお伝えします!
デザートローズの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
デザートローズは、多肉植物コーナーで、年間を通して購入することが出来ます。
100円ショップの多肉植物コーナーでも見かけることがあるくらい、小さなものは、お手軽価格で手に入ることが多いです。
園芸店や通販などでは、小さなものなら300円から~500円位で販売されているようです。
小さくて、可愛らしいものを販売されているのをよく見かけますが、5号鉢位の大きさもあり、2500円~3000円位で、販売されているようです。
それでは次に、デザートローズ(多肉植物)の地植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
デザートローズの地植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?水耕栽培で育てることはできるの?
デザートローズは、季節や天気により、置き場所を変える事が出来るため、鉢植えの方が育てやすいです。
ですが、環境を整えれば地植えで育てる事も出来ます。
地植えで育てる場合、日当たりが良く、風通しの良い場所を選び、霜に注意します。
霜対策として、冬の気温が5℃以下になる場合は、ビニールトンネルを張って、外気から守るのもおススメです。
デザートローズは湿度を嫌う為、屋根の下など、雨があまり当たらない、水はけの良い場所に植えます。
苗を植えたら、すぐには水やりを行わず、数日してから水をたっぷり与えます。
前回の植え替えから1~2年ぐらい経過して、根が鉢いっぱいになってしまった。
苗の調子が悪そうなので、土の配合を変えたい。
大きく育てたいので鉢を一回り上のサイズにしたい。
など、デザートローズの植え替えをしたい時は、3月から5月位に行いましょう。
植え替えするデザートローズの株を、古い鉢から出したら、根をほぐし、土を落とします。
長い根や古い根は、手で取り除いたり、清潔なハサミでカットしても大丈夫です。
植え替えの前は水やりを控え、植え替えた後も10日ぐらいは、水やりをしないようにしましょう。
肥料は、根が張るまで与えないようにしましょう。
デザートローズの植え替え後は、直射日光に当てるのを控え、やはり10日間ぐらいは、今までより遮光率の高い場所に置きます。
そして、様子を見ながら少しずつ日光にならしてゆきましょう。
デザートローズのサイズを大きくしたくて植え替えをする場合、いきなり大きすぎる鉢のサイズに植え替えないようにしましょう。
株の大きさに対して、鉢が大きすぎると、土の分量が多くなり、どうしても湿った土になってしまうようです。
大きく育てたい場合も、一回りずつ、鉢の大きさをサイズアップして、徐々に大きくしてゆきましょう。
デザートローズを、水耕栽培で育てる場合は、一度根をしっかりと水洗いします。
長い根は清潔なハサミで少し切ってあげても良いでしょう。
水が腐らないよう、週に1度くらい水を交換します。
デザートローズは、水耕栽培で育てる場合、土で育てた時よりも、葉に水を溜める分、葉がぷっくりとし、開き気味になる傾向にあるようです。
室内に土の入った蜂を持ち込みたくないという、飲食店の植栽などに、デザートローズの水耕栽培はお洒落で良いかも知れませんね。
次は、デザートローズの寄せ植えに合う植物をお伝えします!
デザートローズの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
小さな株を、自分の好きなように寄せ植えできるのが、多肉植物を育てる楽しみでもありますね。
デザートローズは、どんな植物と寄せ植えすると良いでしょうか?
多肉植物は、それぞれ成長期別に、夏型、冬型、春秋型に分類され、分類が同じもの同士を寄せ植えしましょう。
同じ型のものだけを寄せ植えすれば、水やりや、肥料のタイミングがすべて同じになり、失敗があまりありません。
デザートローズは、夏型の多肉植物なので、寄せ植えは、同じ夏型のアガべやアロエ、同じカランコエ属の、月兎耳なども可愛くて寄せ植えに良いですね。
次に、デザートローズの増やし方をお伝えします!
デザートローズの増やし方!挿し木(葉挿し)や株分けや種まき時期と種まきのポイントは?
デザートローズは、挿し木(葉挿し)、株分けで増やすのが一般的です。
挿し木(葉挿し)の場合
葉を親株からやさしくもぎ取って外します。
外した葉を水やりをせず、明るい日陰の土の上に置いておくと、しばらくすると根が生えてきます。
発根したら土に植えつけます。
植え付けたら一度だけ鉢の下から水が出るくらいたっぷり水やりします。
株分けの場合
デザートローズは、株の下を良く見ると、子株が生えていることがあります。
子株はたくさん生えてくるので、親株からピンセットなどでつまんでそっと抜き、植え替えます。
子株を抜いた親株の鉢には、子株のあった場所に土を足しておきます。
植え替えた子株は、すぐに水やりせず、1~2週間くらいたってから水をあげましょう。
種まきは手間がかかる為、あまりおススメされませんが、種から育てる場合は、休眠期が終わり、20℃前後を保てるようになる、3月から5月ごろに種まきします。
清潔で、肥料分の入っていない土(バーミキュライトなどの無菌の土)に種まきします。
まいた種の上に土はかぶせなくてよいです。
種をまいた後は、温度と湿度を保てるように、日当たりの良い室内で管理をしましょう。
次は、デザートローズの仕立て直しのやり方をお伝えします!
デザートローズの仕立て直しのやり方!徒長(伸びすぎた)した際の剪定のやり方は?
デザートローズが、徒長してしまう一番の原因は、日光不足です。
日当たりの悪い場所や、日光の入ってこない室内に置くと、徒長してしまうことがよくあります。
日光不足以外で徒長の原因となるのは、水のやりすぎや、土の栄養バランスが悪い、などです。
デザートローズが徒長してしまったら、思い切って剪定して、仕立て直し(胴切り)がおススメです。
胴切りは、株に張りがある状態で行うと発根しやすくなるようなので、水やりの後に行うと良いでしょう。
清潔なハサミや、カッター、テグスなどでカットします。
切る時は、元の株の方は、葉を何枚か残すように切りましょう。
デザートローズを胴切りした後は、元の株は、切り口が乾くまで風通しの良い半日陰の場所に置きます。
そして徐々に日当たりの良い場所に置くようにします。
カットした上の株も、風通しの良い半日陰の場所に置き、発根したら植えつけます。
植え付け後は、元の株同様徐々に日当たりの良い場所に置くようにします。
それでは次に、デザートローズの葉が枯れる(枯れた)原因と対策方法をお伝えします!
デザートローズの葉が枯れる(枯れた)原因と対策方法は?白い粉が出るのはなぜ?赤くならない際にはどうすればいいの?
デザートローズは、枯れてしまうことがあまりなく、育てやすいといわれています。
まれに枯れてしまう原因は、冬の霜、根腐れなどが考えられます。
枯れてしまわないように、水のやりすぎに注意し、日当たりと風通しの良い場所に置き、冬の温度管理をしましょう。
デザートローズの葉の表面をよく見ると、表面に白い粉のようなものがついています。
害虫や病気が原因ではと心配になるかもしれませんが、これはデザートローズが真夏の強い日差しから身を守るためのものです。
この表面の白い粉は、指で触ったり拭いてしまわないように注意しましょう。
次は、デザートローズの冬越しのやり方をお伝えします!
デザートローズの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?
夏型の多肉植物のデザートローズは、冬は休眠期に入るため、水やりを控えて冬越しします。
霜に当たらないように注意し、地植えの場合、冬の気温が5℃以下になる場合は、ビニールトンネルを張って、外気から守るのもおススメです。
鉢植えの場合は室内に置きます。
その際、温度が低い窓辺などを避け、日当たりの良い場所に置き、天気の良い暖かい日は、日中に数時間、外に出してあげると良いでしょう。
次に、デザートローズの花言葉をお伝えします!
デザートローズの花言葉はなに?
デザートローズの花言葉は、「幸福を告げる」「おおらかな心」「あなたを守る」「たくさんの小さな思い出」です。
優しさを思わせる花言葉が多いですね。
子株がたくさん出てくるデザートローズにピッタリですね!
室内に置けば気持ちがリラックスしそうです。
それでは最後に次に、デザートローズの種類や品種をお伝えします!
デザートローズの種類や品種は何があるの?
デザートローズと同じベンケイソウ科カランコエ属には、月兎耳、クイーンローズ、ベニベンケイなどがあります。
カランコエ属は新種改良がどんどんされて、新しい品種が増えています。
デザートローズの仲間もどんどん増えてゆくかもしれません。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
デザートローズ(多肉植物)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①デザートローズの育て方(環境、土、肥料、水やり)
デザートローズは、日当たりが良く、乾燥気味で風通しの良い場所を好みます。
屋外で鉢植えで育て、雨ざらしにならないよう、屋根や軒の下の、風通しの良い場所場所で育て、徒長や根腐れを起こさない、様注意しましょう。
デザートローズを、室内で育てたい場合は、窓辺の明るい場所に置き、天気の良い日に時々屋外に出してあげ、日に当てるようにしましょう。
葉の水分量が多いと、ぷっくりとして開いた型になり、逆に、葉の水分量が少ないと、ふっくら感があまりなく、葉がペタッとしてしゅっと立っているような型になる傾向にあるようです。
自分の好きな型にするために、水分量を調整するのも良いかもしれませんが、水のやりすぎによる根腐れに、注意しましょう。
②デザートローズの画像(写真)!花や色の特徴は?葉が開くの?
デザートローズは、平たい扇のような葉が、幾重にも重なって生えるのが特徴です。
夏の成長期は葉が緑、秋には紅葉し、冬の休眠期が終わると、葉のてっぺんから茎が伸びてきます。
そのあと、小さな花が咲きます。
③デザートローズの開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?
デザートローズの花は、クリーム色のような白っぽい色をしています。
冬の終わりから春にかけて小さい花を咲かせます。
デザートローズは、花を咲かせることに、とてもエネルギーを使う為、枯れた花をそのままつけておくと、株全体が弱ってしまったり、来シーズンに花があまり咲かなくなる傾向にあるようです。
花の季節が終わったら、花を茎からカットして、株を弱らせないようにしましょう。
デザートローズの原産地は、南アフリカです。
④デザートローズの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
デザートローズは、多肉植物コーナーで、年間を通して購入することが出来ます。
園芸店や通販などで、小さなものなら300円から~500円位で販売されているようです。
小さくて、可愛らしいものを販売されているのをよく見かけますが、5号鉢位の大きさもあり、2500円~3000円位で、販売されているようです。
⑤デザートローズの地植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?水耕栽培で育てることはできるの?
デザートローズは、季節や天気により、置き場所を変える事が出来るため、鉢植えの方が育てやすいですが、環境を整えれば地植えで育てる事も出来ます。
地植えで育てる場合、日当たりが良く、風通しの良い場所を選び、霜に注意します。
霜対策として、冬の気温が5℃以下になる場合は、ビニールトンネルを張って、外気から守るのもおススメです。
デザートローズは湿度を嫌う為、屋根の下など、雨があまり当たらない、水はけの良い場所に植え、苗を植えたら、すぐには水やりを行わず、数日してから水をたっぷり与えます。
デザートローズは、水耕栽培で育てる場合、土で育てた時よりも、葉に水を溜める分、葉がぷっくりとし、開き気味になる傾向にあるようです。
⑥デザートローズの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
多肉植物は、それぞれ成長期別に、夏型、冬型、春秋型に分類され、分類が同じもの同士を寄せ植えすると、
水やりや、肥料のタイミングがすべて同じになり、失敗があまりありません。
デザートローズは、夏型の多肉植物なので、寄せ植えは、同じ夏型のアガべやアロエ、同じカランコエ属の、月兎耳なども可愛くて寄せ植えに良いですね。
⑦デザートローズの増やし方!挿し木(葉挿し)や株分けや種まき時期と種まきのポイントは?
挿し木(葉挿し)の場合
葉を親株からもぎ取って外し、もぎ取ったは葉を水やりをせず、明るい日陰の土の上に置いておくと、しばらくすると根が生えてきます。
発根したら土に植えつけます。植え付けたら一度だけ鉢の下から水が出るくらいたっぷり水やりします。
株分けの場合
デザートローズは、株の下に、子株がたくさん生えてくるので、親株からピンセットなどでつまんでそっと抜き、植え替えます。
清潔で、肥料分の入っていない土(バーミキュライトなどの無菌の土)に種まきし、まいた種の上に土はかぶせずに、まいた後は、温度と湿度を保てるように、日当たりの良い室内で管理をしましょう。
⑧デザートローズの仕立て直しのやり方!徒長(伸びすぎた)した際の剪定のやり方は?
デザートローズが、徒長してしまう一番の原因は、日光不足です。
日光不足以外で徒長の原因となるのは、水のやりすぎや、土の栄養バランスが悪い、などです。
カットした上の株も、風通しの良い半日陰の場所に置き、発根したら植えつけて、植え付け後、元の株同様徐々に日当たりの良い場所に置くようにします。
⑨デザートローズの葉が枯れる(枯れた)原因と対策方法は?白い粉が出るのはなぜ?赤くならない際にはどうすればいいの?
デザートローズは、枯れてしまうことがあまりなく、育てやすいといわれていますが、まれに枯れてしまう原因は、冬の霜、根腐れなどが考えられます。
枯れてしまわないように、水のやりすぎに注意し、日当たりと風通しの良い場所に置き、冬の温度管理をしましょう。
デザートローズの葉の表面の白い粉のようなものを、害虫や病気が原因ではと心配になるかもしれませんが、これはデザートローズが真夏の強い日差しから身を守るためのものです。
この表面の白い粉は、指で触ったり拭いてしまわないように注意しましょう。
⑩デザートローズの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?
夏型の多肉植物のデザートローズは、冬は休眠期に入るため、水やりを控えて冬越しします。
霜に当たらないように注意し、地植えの場合、冬の気温が5℃以下になる場合は、ビニールトンネルを張って、外気から守るのもおススメです。
鉢植えの場合は室内に置き、その際、温度が低い窓辺などを避け、日当たりの良い場所に置き、天気の良い暖かい日は、日中に数時間、外に出してあげると良いでしょう。
⑪デザートローズの花言葉はなに?
デザートローズの花言葉は、「幸福を告げる」「おおらかな心」「あなたを守る」「たくさんの小さな思い出」です。
⑫デザートローズの種類や品種は何があるの?
デザートローズと同じベンケイソウ科カランコエ属には、月兎耳、クイーンローズ、ベニベンケイなどがあります。
カランコエ属は新種改良がどんどんされて、新しい品種が増えている為、デザートローズの仲間もどんどん増えてゆくかもしれません。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
アイキャッチ画像:[Instagram:ankosoda様より]
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