みなさんこんにちは。
今回は、カレープラントについてまとめていきたいと思います。
カレープラントとは名前のとおり、カレーの香りのするハーブです。
キク科ムギワラギク属の半耐寒性常緑低木多年草で、ヨーロッパが原産です。
今回は、カレープラントについてのポイント、
以上13個の点についてお伝えします。
まずはカレープラントの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
カレープラントの育て方(栽培方法)は?
カレープラントはグリーンの葉にシルバーの毛が生えている、美しいハーブです。
高温多湿は苦手なので、風通しと日当たりのよい場所で栽培しましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、カレープラントが好む環境についてお伝えします!
カレープラントの育て方!環境はどうする?
カレープラントは乾燥した環境が好みです。
風通しがよく、1日6時間は日が当たる場所で管理します。
西日や、夏の直射日光は苦手なので場所を変えるか、寒冷紗で日陰を作ってあげましょう。
次は、カレープラントに適した用土についてお伝えします!
カレープラントを育てる際の適した用土は何?
カレープラントは乾燥気味の環境を好むため、用土は水はけがよいものがよいですね。
市販のハーブ用の用土が便利です。
自作する場合は、赤玉土4:腐葉土3:バーミキュライト2:鹿沼土1の割合がよいでしょう。
カレープラントを地植えする場合は、2週間くらい前に苦土石灰をまぜこんで土を中和させます。
次は、カレープラントに必要な肥料についてお伝えします!
カレープラントの育て方!肥料はどうする?
カレープラントはあまり肥料を必要としません。
与えすぎるとかえって、株が弱ったりするので与えすぎには注意しましょう。
カレープラントがどうしても元気がないようであれば、春と秋に1回ずつ少量の緩効性化成肥料を与えるか、10日~2週間に1回薄い液肥を与える程度でよいですね。
では次は、カレープラントの水やりポイントについてお伝えします!
カレープラントを育てる際の水の量はどうする?
カレープラントは乾燥気味に栽培するのがよいでしょう。
水やりは鉢植えやプランターの場合、土の表面が乾いて指を少し入れたあたりまで乾燥したらたっぷり与えてしてください。
地植えの場合は降雨でしのげますよ。
過湿は根腐れの原因になりますので、梅雨の時期や長雨が続くようであれば、軒下や屋根のある場所に避難させ、地植えはビニールなどで雨除けしてあげましょう。
以上で基本的なカレープラントの育て方については終わりです。
次はカレープラントの写真(画像)をお見せします!
カレープラントの画像(写真)!花や色の特徴は?猫よけや虫除けに使える?
(インスタグラムibis_robin様より引用)
カレープラントは、茎の先に放射線状に黄色い小さい花がたくさん咲くのが特徴です。
もちろん、葉だけでなく花もカレーの香りがします。
カレープラントの香りは、防虫効果や防臭効果があるといわれていますが、猫よけになるという情報はありまません。
カレープラントで猫よけをしたい場合は、猫よけに効果のあるほかのハーブと寄せ植えにするのがおすすめです。
次に、カレープラントの収穫時期(開花時期)や季節、一年草なのか、冬の寒さに強いのかについてお伝えします。
カレープラントの収穫時期(開花時期)や季節はいつ頃?一年草なの?冬の寒さに強いの?
カレープラントの収穫時期(開花時期)は4月~9月です。
春~秋にかけてですが、真夏の暑さは苦手なので、春や秋に行うとよいでしょう。
カレープラントは多年草です。
耐寒性はなくなはいですが、寒冷地での地植えの冬越えは難しいでしょう。
強い霜にあたると枯れてしまう可能性があるので、鉢植えは軒下や屋根のある場所あるいは室内へ避難させ、地植えの場合は上から腐葉土をかぶせて霜よけをしましょう。
次は、カレープラントの値段や販売価格についてお伝えします。
カレープラントの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
カレープラントの種は、通販サイトで50粒を400円前後で購入できます。
10cm~20cmの大きさに育った苗は、300円くらいで販売されています。
サイトによってまちまちなので、状態のよいものやハーブ専門店などのサイトを探してみましょう。
次に、カレープラントの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。
カレープラントの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
カレープラントの苗の植え付け(植え方)は真夏と真冬を避けて、4月~5月の春や9月~10月の秋がおすすめです。
鉢植やプランターは鉢底ネットと底石をしいて、そっとカレープラントの苗を置き、すきまに用土を入れてたっぷり水やりします。
地植えの場合は、株間を25cm~30cmあけて穴をほり、苗を植え付けて新芽が出てくるまでは水やりしてください。
カレープラントの植え替えは、鉢植えの場合鉢の底から根が出ていたら根詰まりのサインなので、4月~5月の暖かい時期に、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
地植えした場合は、植え替えの必要はありません。
それでは次に、カレープラントの寄せ植えに合う植物についてお伝えします。
カレープラントの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
カレープラントを寄せ植えにする場合は、性質が似ているハーブを選ぶのがおすすめです。
カレープラントは多湿を好みませんので、選ぶハーブも乾燥気味に育てるものがよいでしょう。
例えば、ラベンダーやオレガノなどは乾燥を好みますので、カレープラントとの相性はよいですね。
また、猫よけとしてカレープラントと寄せ植えすると効果があるといわれているのは、ローズマリーやゼラニウムです。
次に、カレープラントの手入れ!剪定(切り戻しや摘心とも)の時期とやり方についてお伝えします。
カレープラントの手入れ!剪定(切り戻しや摘心とも)の時期とやり方は?
カレープラントの剪定(切り戻しや摘心)は育成期であれば、枯れた枝があったり葉が乱れたりしているときに、こまめにするのが理想的です。
高温多湿が苦手なカレープラントなので、梅雨や夏は苦手です。
そこで、梅雨や夏になるままえに、半分か1/3くらいを強剪定しましょう。
脇芽が出てきて、秋にはまた元気がよくなりさらに株も大きくなりますよ。
次に、カレープラントの増やし方や種まきや挿し木(挿し芽)のやり方についてお伝えします。
カレープラントの増やし方!種まきや挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
カレープラントの増やし方は、種まきよりも挿し木(挿し芽)のほうが簡単なのでおすすめです。
春の終わりから夏にかけて剪定した枝のうち、元気なものを選んで2節~3節、7cmくらいに切ります。
カレープラントの下葉を落として、30分ほど水揚げします。
挿し木用の土や赤玉土に挿し、水を切らさないようにすれば1ヵ月ほどで発根します。
発根促進剤を使うとよいでしょう。
次に、カレープラントが枯れる(枯れた)原因と対策方法についてお伝えします。
カレープラントが枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
カレープラントは、高温多湿を嫌う傾向があるので、水やりのしすぎで根腐れをおこしたり、葉が密集しすぎて風通しが悪くなり蒸れたりしたのかもしれません。
カレープラントの根が臭いにおいがするほど腐ってしまったら、残念ですが復活は難しいです。
根が生きているようであれば、上部を剪定し清潔で水はけのよい新しい用土に植え替え、水やりのタイミングを変えれば生き返る可能性もありますよ。
次は、カレープラントの冬越しのやり方や耐寒性についてお伝えします。
カレープラントの冬越しのやり方は?寒さに強い?耐寒性はあるの?
カレープラントは半耐寒性のあるハーブですが、-5℃を超えたり強い霜にあたると枯れてしまいます。
とくに寒冷地での地植えは冬越しが難しいでしょう。
温暖な地域であれば、刈り込んだカレープラントに腐葉土などをかけておけば地植えでも、冬越しできます。
寒冷地の場合は、プランターや鉢植にして霜の降りない場所や室内での管理がおすすめです。
次に、カレープラントの使い方(食べ方)や料理に使われるのか、また効能はあるのかについてお伝えします。
カレープラントの使い方(食べ方)は?料理に使われるの?効能はあるの?
カレープラントはカレーの香りがしますが、カレー粉やカレーのルーに使われているわけではありません。
スープや料理の香りづけとして、さっと加えて香りが移ったらすぐに取り出すのがよいでしょう。
煮込むと苦味が出るそうです。
カレープラントの特徴としてポプリにやドライフラワーにしても変色しないというものがあります。
香りも1年は持続するので、カレープラントの香りが好きな方はアロマや入浴剤として使用するのがよいですね。
次にカレープラントの花言葉や英語名についてお伝えします。
カレープラントの花言葉や英語名はなに?
カレープラントの花言葉は「不滅の愛」「刺激」「永遠に」です。
カレープラントの英名は「curry plant」です。
別名に「イモーテル」や「エバーラスティング」があります。
最後に、カレープラントの種類や品種をお伝えします!
カレープラントの種類や品種は何があるの?
カレープラントにはとくに種類や品種はありませんが、矮小性の変種で「H.i.var.microphyllum」というものがあります。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
カレープラントのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①カレープラントの育て方(環境、土、肥料、水やり)
カレープラントは乾燥気味の環境を好むので、水はけのよい土を選びます。
肥料は基本的には必要ありませんが、元気がない場合は少しだけ与えましょう。
水やりは、地植えは必要なく鉢植えは土の表面から少し下まで乾いたら、たっぷり与えます。
②カレープラントの画像(写真)!花や色の特徴は?猫よけや虫除けに使える?
カレープラントは、茎の先に小さい黄色い花をたくさんつけるのが特徴です。
猫よけにはなりませんが、虫よけには使えるようです。
③カレープラントの収穫時期(開花時期)や季節はいつ頃?一年草なの?冬の寒さに強いの?
カレープラントの収穫期(開花時期)は4月~9月の春~秋ですが、真夏は苦手です。
カレープラントは多年草ですが、寒冷地の冬には弱いでしょう。
④カレープラントの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
種は50個で400円前後、10cm~20cmのポットが300円くらいで購入可能です。
サイトやお店によって違うので、探してみましょう。
⑤カレープラントの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
カレープラントの苗の植え付け(植え方)は4月~5月と9月~10月の、真夏と冬を避けた時期がおすすめです。
鉢植の場合は、鉢底ネットと底石を入れてから苗を入れ、すきまに水はけのよい用土を入れてください。
地植えの場合は、植え付けの2週間くらい前に苦土石灰をまぜて土壌を中和してから、株間を25cm~30cmあけて植え付けます。
⑥カレープラントの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
カレープラントの寄せ植えに合う植物は、カレープラントと同じように乾燥気味を好むハーブがおすすめです。
ラベンダーやオレガノもよいですが、猫よけを考えるとローズマリーやゼラニウムもよいでしょう。
⑦カレープラントの手入れ!剪定(切り戻しや摘心とも)の時期とやり方は?
カレープラントの剪定(切り戻しや摘心)は、普段から混んできて風通しが悪くなったり、葉が枯れたりしたときにこまめにするのが理想的です。
梅雨や夏が苦手なので、その前に半分か1/3くらいまで強剪定すると、株が大きくなり秋には元気になります。
⑧カレープラントの増やし方!種まきや挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
カレープラントは種まきよりも挿し木(挿し芽)のほうが簡単に増やせるのでおすすめです。
剪定した元気のよい枝を、3節~4節7cmくらいにきり下の葉を落として、30分ほど水揚げしてから専用の用土に挿して水を切らさないようにすれば、1ヵ月くらいで発根します。
⑨カレープラントが枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
カレープラントは高温多湿を嫌うため、水やりのしすぎや葉の混みすぎによる蒸れなどが原因でしょう。
根が生きているようであれば、新しい土に植え替え乾かし気味に管理してください。
⑩カレープラントの冬越しのやり方は?寒さに強い?耐寒性はあるの?
カレープラントは半耐寒性のハーブなので、-5℃くらいまでは耐えられますが、寒冷地での強い霜にあたると枯れてしまいます。
⑪カレープラントの使い方(食べ方)は?料理に使われるの?効能はあるの?
カレープラントは香りづけに利用するとよいでしょう。
煮込むと苦味が出るようです。
防虫作用や防臭作用があります。
その他に、ポプリやドライフラワーにすると色も変わらず1年ほど楽しめます。
⑫カレープラントの花言葉や英語名はなに?
カレープラントの花言葉は「不滅の愛」「刺激」「永遠に」で英名は「curry plant」です。
⑬カレープラントの種類や品種は何があるの?
カレープラントに種類や品種はありませんが、矮小種の変種で「H.i.var.microphyllum」があるようです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラムsugai_carnation様より引用)
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