みなさんこんにちは。
今回は、サフラワーについてまとめていきたいと思います。
サフラワーは、和名で「ベニバナ(紅花)」、キク目キク科ベニバナ属(カルタムス属)の一年草または多年草です。
古くから南ヨーロッパ~中近東・インド・中国で栽培され、エジプトのミイラがまとっていた布は、サフラワーで染めたと言われています。
今回は、サフラワーについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずはサフラワーの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
サフラワーの育て方は?
サフラワーは、日当たりと風通しのよい環境で育てます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、サフラワーが好む環境についてお伝えします!
サフラワーの育て方!環境はどうする?
サフラワーは地中海沿岸や中央アジアなど雨のあまり降らない地域が原産で、乾燥気味の環境を好み、高温多湿を嫌います。
次は、サフラワーに適した用土についてお伝えします!
サフラワーを育てる際の適した用土は何?
サフラワーは、水はけがよく有機質を豊富に含んだ土を好み、酸性の土壌を嫌います。
地植えの場合は石灰を用いて中和させ、鉢植えの場合は赤玉土(小粒)と腐葉土7:3の割合の土に、苦土石灰を混ぜたものを使います。
次は、サフラワーに必要な肥料についてお伝えします!
サフラワーの育て方!肥料はどうする?
サフラワーは肥料を与えすぎると徒長してしまうので、植え付けるときに緩効性化成肥料を混ぜ込んだら、追加で肥料は与えなくてもよいでしょう。
鉢植えの場合は、生育に応じて月に1回液肥を施してもよいでしょう。
では次は、サフラワーの水やりポイントについてお伝えします!
サフラワーを育てる際の水の量はどうする?
水やりのしすぎは根腐れを起こすので、鉢植えやプランターは土の表面が乾いたら水を与え、地植えは降雨のみで過ごします。
以上で基本的なサフラワーの育て方については終わりです。
次に、サフラワーの種の特徴、油は肌にいいのか、体に悪いのか、ハーブティーとして飲むのかと効果や効能についてお伝えします。
サフラワーの画像(写真)!種の特徴は?油は肌にいいの?体に悪い?ハーブティーとして飲むの?効果や効能は?
(インスタグラムsunny_dyeing 様から引用)
サフラワーは頭状花(花軸の先に小さな花が集まったもの)の管状花で、アザミの花に似ていています。
草丈は1m前後まで成長し、葉は互生で葉と花を包む部分である「総苞(ソウホウ)」にトゲがあり、茎は花期に丈夫でよく枝分かれします。
サフラワーは開花当初は濃い黄色の花を咲かせ、時間が経つに連れてオレンジ色、紅色と3段変化を楽しめる花です。
サフラワーは健康にいいことで知られ、種や花・茎や葉に至るまで、染料や食用、薬などに使用できます。
サフラワーの種は、花序1つにつき10~100個とれ、ヒマワリの種を小さくしたような形です。
種からリノール酸を多く含む紅花油がとれ、肌への効能としては湿疹や肌荒れに有効です。
コレステロールの代謝を正常にするので動脈硬化の治療薬に使用されたり、高血圧予防に効果や血管年齢の改善効果があるとされています。
花を料理の色付けやハーブティーとして使用し、ハーブティーは血行促進が期待できます。
花弁を乾燥させたものを、生理痛・生理不順・貧血、冷え性・更年期障害の薬として使ってきました。
花には紅色色素カルタミンと黄色色素サフロールイエローを含んでいて、日本でも古くから紅花染料にしたり、口紅にしたりしました。
次は、サフラワーの開花時期や季節はいつ頃なのかについてお伝えします。
サフラワーの開花時期や季節はいつ頃なの?
サフラワーの開花時期は、種をまく時期によっても変わってきますが、6~7月・11~12月開花します。
なお種子の収穫は、成花期から35~40日後に収穫するとよいとされています。
それでは次に、サフラワーの値段や販売価格はいくらぐらいなのかについてお伝えします。
サフラワーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
サフラワーの種が300円~インターネットで販売されています。
次に、サフラワーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。
サフラワーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
サフラワーの植え付けは3〜4月が適期で、植え替えを嫌い、実を結んだら枯れてしまうので植え替え作業は行いません。
根が地面に垂直に伸びる直根性で、傷つくと株が弱ってしまうので、根についた土はほぐさないようにしてください。
地植えは20~30cmに1株、鉢植えは5~6号鉢に1株、プランターは15~20cmに1株のように間隔が空くように植えていきます。
次は、サフラワーの増やし方、種まき時期と種まきのポイントについてお伝えします。
サフラワーの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
サフラワーの種まきは春と秋にできますが、秋まきの方が株が大きくなり、花つきがよくなります。
サフラワーは3~4月に種をまくのが適期で、耐寒性に優れていることから、関東以南の暖かい地域であれば10~11月にも種まきができます。
日当たりの良いところに直まきの場合は、透明のポリフィルムを敷いて株間15~20cm間隔で2~3粒のタネをまき、たっぷりと水やりします。
3号の育苗ポットの場合は、中心に1cmほどのくぼみをつけて2~3粒種をまき、土が乾燥しないように水やりをします。
本葉が5~6枚ついて根が十分に生えたら鉢や地面に植え付け、気温の上昇すると生育が早くなるので支柱やネットは早めに準備しましょう。
次に、サフラワーの花言葉や英語名はなにかについてお伝えします。
サフラワーの花言葉や英語名はなに?
サフラワーの花言葉は「特別な人」「包容力」「愛する力」「化粧」「装い」、英語名は「Safflower」です。
最後に、サフラワーの種類や品種は何があるのか、サフランや紅花との違いはなにかについてお伝えします。
サフラワーの種類や品種は何があるの?サフランや紅花との違いはなに?
サフラワーはキク科の仲間で、「最上紅花」「トゲなしベニバナ」「しろベニバナ」のような草丈が低く葉にトゲのない改良品種や、花が紅色に変化しない品種などがあります。
サフランはとても高価で、アヤメ科の花で和名「番紅花(バンコウカ)」、雌しべが香り付けのスパイスとして使われています。
紅色色素「クロシン」により水に浸すときれいな黄色になり、パエリアに使われます。
「紅花」はサフラワーの別名です。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
サフラワーのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①サフラワーの育て方(環境、土、肥料、水やり)
サフラワーは、日当たりと風通しのよい環境で、乾燥気味の環境を好み、高温多湿を嫌います。
水はけがよく有機質を豊富に含んだ土を好み、酸性の土壌を嫌うので石灰や苦土石灰をまいて用土を作りましょう。
サフラワーは肥料を与えすぎると徒長してしまうので、植え付けるときに緩効性化成肥料を混ぜ込むだけでOKです。
水やりのしすぎは根腐れを起こすので、鉢植えやプランターは土の表面が乾いたら水を与え、地植えは降雨のみで過ごします。
②サフラワーの画像(写真)!種の特徴は?油は肌にいいの?体に悪い?ハーブティーとして飲むの?効果や効能は?
サフラワーは頭状花(花軸の先に小さな花が集まったもの)の管状花で、アザミの花に似ていていて、黄色から紅色と3段変化を楽しめる花です。
サフラワーは健康によく、種や花・茎や葉に至るまで、染料や食用、薬などに使用できます。
サフラワーの種は、花序1つにつき10~100個とれ、ヒマワリの種を小さくしたような形です。
種からリノール酸を多く含む紅花油がとれ、肌への効能としては湿疹や肌荒れに有効で、花を利用したハーブティーは血行促進が期待できます。
③サフラワーの開花時期や季節はいつ頃なの?
サフラワーの開花時期は種をまく時期によっても変わってきますが、6~7月、11~12月開花します。
なお種子の収穫は、成花期から35~40日後に収穫するとよいとされています。
④サフラワーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
サフラワーの種が300円~インターネットで販売されています。
⑤サフラワーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
サフラワーの植え付けは3〜4月が適期で、植え替えを嫌い、実を結んだら枯れてしまうので植え替え作業は行いません。
根についた土はほぐさず地植えは20~30cmに1株、鉢植えは5~6号鉢に1株、プランターは15~20cmに1株で植えていきます。
⑥サフラワーの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
サフラワーは3~4月に種をまくのが適期で、耐寒性に優れていることから、関東以南の暖かい地域であれば10~11月にも種まきができます。
日当たりの良いところに直まきの場合は、透明のポリフィルムを敷いて株間15~20cm間隔で2~3粒のタネをまき、たっぷりと水やりします。
3号の育苗ポットの場合は、中心に1cmほどのくぼみをつけて2~3粒種をまき、土が乾燥しないように水やりをします。
⑦サフラワーの花言葉や英語名はなに?
サフラワーの花言葉は「特別な人」「包容力」「愛する力」「化粧」「装い」、英語名は「Safflower」です。
⑧サフラワーの種類や品種は何があるの?サフランや紅花との違いはなに?
サフラワーはキク科の仲間で、「最上紅花」「トゲなしベニバナ」「しろベニバナ」などがあり、「紅花」はサフラワーの別名です。
サフランは、アヤメ科の花で和名「番紅花(バンコウカ)」で、雌しべが香り付けのスパイスとして使われています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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