みなさんこんにちは。
今回は、ギンヨウアカシアについてまとめていきたいと思います。
ギンヨウアカシアは、オーストラリア南西部原産の常緑性高木です。
樹高は5~10メートルになります。
ギンヨウアカシアは、マメ科アカシア属、学名は「Acacia baileyana」です。
ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)は、別名 ハナアカシア・ミモザアカシアとも言われます。
またアカシアの部分を省き「ミモザ」と呼ばれることが多いです。
しかし、ミモザという呼び名は本来、学名上「オジギソウ」を指します。
アカシアの中でもこの種は、オジギソウの葉や花の形に似ていたため、他のアカシアと区別するために「ミモザアカシア」と名づけ、さらにそれがミモザとなったようです。
今回は、ギンヨウアカシアについてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
まずはギンヨウアカシアの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ギンヨウアカシアの育て方は?
ギンヨウアカシアは、耐寒性はあります。
-5℃以下の厳しい寒さでは越冬が難しいため、関東地方以西の地域では鉢植えでの栽培をおすすめします。
冬の寒さが厳しくない地域では、庭植えが可能です。
気温に気をつければ、丈夫な植物なので庭のシンボルツリーとしておすすめです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ギンヨウアカシアが好む環境についてお伝えします!
ギンヨウアカシアの育て方!環境はどうする?
ギンヨウアカシアは、日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。
ギンヨウアカシアの枝は、強風や激しい雨風などで折れることがあるので、風が吹きつける場所は避けましょう。
次は、ギンヨウアカシアに適した用土についてお伝えします!
ギンヨウアカシアを育てる際の適した用土は何?
ギンヨウアカシアは、特に土壌を選ばない植物でやせ地でもよく育ちます。
ただし、水はけがよい場所が適しています。
鉢植えの場合は、園芸店やホームセンターで購入できる花木の培養土を使用すると手軽でしょう。
配合する場合は、赤玉土の中粒と腐葉土を2:1の割合で混ぜ合わせた用土を使用します。
次は、ギンヨウアカシアに必要な肥料についてお伝えします!
ギンヨウアカシアの育て方!肥料はどうする?
ギンヨウアカシアのようなマメ科の植物は、根にある根粒(こんりゅう)が窒素を作り出します。
そのため、頻繁に肥料を与える必要はありません。むしろ肥料のやり過ぎによる栄養過多に気をつけましょう。
肥料はお礼肥として、開花後の4~5月頃に即効性の液肥を与えます。
窒素成分の少ない肥料がおすすめです。
では次は、ギンヨウアカシアの水やりポイントについてお伝えします!
ギンヨウアカシアを育てる際の水の量はどうする?
ギンヨウアカシアを地植えで育てる場合は、ほぼ雨水だけで構いません。
ただし、乾燥が続いた日や、植え替え後根がしっかりつくまでは、土が乾いていたらたっぷり水を与えましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
夏場は特に水を切らしやすいので、朝と夕方に水やりをします。
以上で基本的なギンヨウアカシアの育て方については終わりです。
次はギンヨウアカシアの写真をお見せします!
ギンヨウアカシアの画像(写真)!特徴は?
ギンヨウアカシアは、鮮やかでフワフワな黄色い花が特徴です。
葉は、銀灰色で黄色い花とのコントラストが美しく人気です。
葉は花が終わった後でも観賞価値が高く開花時期以外でも楽しむことができます。
次に、ギンヨウアカシアの開花時期をお伝えします!
ギンヨウアカシアの開花時期や季節はいつ頃なの?
ギンヨウアカシアの開花時期は3月~4月で、桜の開花の少し前に咲きます。
ギンヨウアカシアの花は、香りがよく香水の原料としても使われています。
次は、ギンヨウアカシアの苗の植え付けのやり方をお伝えします!
ギンヨウアカシアの苗の植え付けのやり方は?
ギンヨウアカシアの植え付けは、4月~9月・春から秋の暖かい日が適しています。
庭植えの場合は、根鉢の2倍ほどの穴を掘り、そこに腐葉土を敷くか、掘り上げた土に腐葉土を混ぜて植えます。
もともとは地植えで育つ高木なので、鉢植えにする場合は大きめの鉢に植えます。
赤玉土の中粒と腐葉土を2:1の割合で混ぜ合わせた土か、市販の培養土に植え付けます。
植え付け後はたっぷり水を与えましょう。
それでは次に、ギンヨウアカシアの鉢植えや庭木で育てる際のポイントをお伝えします!
ギンヨウアカシアの鉢植えや庭木で育てる際のポイントは?
ギンヨウアカシアは、5メートルを超える高木になり、枝は横に広がる性質があります。
地植えの場合は十分なスペースが確保できる場所を選びましょう。
また、若木のうちは幹が細く、風で折れやすいので地植えの場合は添え木をしましょう。
鉢植えの場合は、深さがあり安定感のある鉢に植え、支柱をすることをおすすめします。
次は、ギンヨウアカシアの剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします!
ギンヨウアカシアの剪定(切り戻し)のポイントは?
ギンヨウアカシアは、高木になる上に枝は横に広がる性質があります。
そのため、樹形を整えるためにも年に1度の頻度で剪定を行いましょう。
剪定をしないと台風などの強風で枝が折れたり、幹ごと倒れたりする可能性があります。
ギンヨウアカシアの剪定は、開花後~7月ごろが適期です。
秋に花芽が付くので、夏以降の剪定は避けましょう。
込み合っている枝や、古い枝を切り落とし、風通しと内部の日当たりを確保します。
また、あまり高くしたくない場合は、好みの高さの位置で幹を切り戻します。
次に、ギンヨウアカシアの種まき時期をお伝えします!
ギンヨウアカシアの種まき時期と種まきのポイントは?
ギンヨウアカシの種まきは、9月~10月に行います。
種は花後につくさやが茶色く熟したら採取します。採取した種を赤玉土にまき、種が見えない程度に軽く土をかぶせます。
乾かさないようにしっかり水をやりましょう。
ギンヨウアカシアの種は、乾燥したまま植えると発芽率が落ちます。採取した種を翌年まく場合は乾燥しないように保管します。
種の保管は、ビニール袋に湿らせた土を入れ、そこに種を混ぜ入れて密閉して保管します。
それでは次に、ギンヨウアカシアの挿し木(挿し芽)のやり方をお伝えします
ギンヨウアカシアの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
アカシア類は、種まきで増やすのが一般的です。
挿し木する場合は、寒い時期を避けて行います。
切り採った枝は、しっかり水揚げをした後下葉を取り除いて、挿し木専用の土に挿して発根させます。
乾燥させないように、水やりをしましょう。
次は、ギンヨウアカシアとフサアカシアの違いをお伝えします!
ギンヨウアカシアとフサアカシアの違いはなに?
ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)とフサアカシア(房アカシア)は、どちらもマメ科のアカシア属で花姿や原産国など共通点が多く、
同一種類に間違われることがい多いようです。
日本のお花屋さんではギンヨウアカシアがよく見られ、これをミモザと呼ぶことが多いですが、フランスでは、ミモザと言えばフサアカシアを指します。
この2種類には大きく分けて3つの違いがあります。
1つ目は、開花時期です。
ギンヨウアカシアが3月~4月に開花するのに比べ、フサアカシアはそれより少し早い2月~4月に開花します。
2つ目は、葉の長さや形、色合いに違いがあります。
ギンヨウアカシアの葉は、銀灰色で全体に細かい切れ込みがあり、小さい羽根のような葉姿です。
それに対してフサアカシアの葉は、格段に長いのが特徴です。また見ためや感触はふさふさと柔らかく、鮮やかな緑色をしています。
葉の違いがこの2つを簡単に見分けるポイントになります。
3つ目の違いは、花の香りです。どちらにも芳香性の香りがありますが、フサアカシアの方が濃厚な香りがします。
次に、ギンヨウアカシアの花言葉をお伝えします!
ギンヨウアカシアの花言葉はなに?
ギンヨウアカシアだけの花言葉は見当たりませんが、アカシア全般の花言葉はいくつかあります。
アカシアの花言葉は「秘密の恋」・「エレガンス」・「友情」・「堅実」・「豊かな感受性」です。
「秘密の恋」は、かつてインディアンの若い男女が愛の告白として、無言でアカシアの花を渡すという習慣に由来するようです。
「エレガンス」は、アカシアの芳香性高い香りと、優雅に垂れる枝の様子からつけられたのかもしれません。
最後に、ギンヨウアカシアの種類をお伝えします!
ギンヨウアカシアの種類や品種は何があるの?
ギンヨウアカシアの種類には、「プルプレア」という種類があります。
プルプレアは、新しく伸びた枝や若葉が赤紫色になるのが特徴です。
プルプレアの葉の形はギンヨウアカシアの葉とよく似ていますが、花はギンヨウアカシアほどつきません。
葉に十分観賞価値がある品種です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ギンヨウアカシアのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ギンヨウアカシアの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ギンヨウアカシアは、日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。
特に土壌を選ばない植物でやせ地でもよく育ちます。ただし、水はけがよい場所が適しています。
ギンヨウアカシアの肥料はお礼肥として、開花後の4~5月頃に即効性の液肥を与えます。
窒素成分の少ない肥料がおすすめです。
ギンヨウアカシの水やりは、地植えの場合は、ほぼ雨水だけで構いません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
夏場は特に水を切らしやすいので、朝と夕方に水やりをします。
②ギンヨウアカシアの画像(写真)!特徴は?
ギンヨウアカシアは、鮮やかでフワフワな黄色い花が特徴です。
葉は、銀灰色で黄色い花とのコントラストが美しく人気です。
③ギンヨウアカシアの開花時期や季節はいつ頃なの?
ギンヨウアカシアの開花時期は3月~4月で、桜の開花の少し前に咲きます。
④ギンヨウアカシアの苗の植え付けのやり方は?
ギンヨウアカシアの植え付けは、4月~9月・春から秋の暖かい日が適しています。
庭植えの場合は、根鉢の2倍ほどの穴を掘り、そこに腐葉土を敷くか、掘り上げた土に腐葉土を混ぜて植えます。
鉢植えにする場合は深くて大きめの鉢に植えます。
⑤ギンヨウアカシアの鉢植えや庭木で育てる際のポイントは?
ギンヨウアカシアを地植えする場合は、十分なスペースが確保できる場所を選びましょう。
また、若木のうちは幹が細く、風で折れやすいので地植えの場合は添え木をしましょう。
鉢植えの場合は、深さがあり安定感のある鉢に植え、支柱をすることをおすすめします。
⑥ギンヨウアカシアの剪定(切り戻し)のポイントは?
ギンヨウアカシの剪定は樹形を整えるためにも年に1度の頻度で行いましょう。
ギンヨウアカシアの剪定は、開花後~7月ごろが適期です。
秋に花芽が付くので、夏以降の剪定は避けましょう。
⑦ギンヨウアカシアの種まき時期と種まきのポイントは?
ギンヨウアカシの種まきは、9月~10月に行います。
種は花後につくさやが茶色く熟したら採取します。採取した種を赤玉土にまき、種が見えない程度に軽く土をかぶせます。
種の保管は、ビニール袋に湿らせた土を入れ、そこに種を混ぜ入れて密閉して保管します。
⑧ギンヨウアカシアの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
挿し木する場合は、寒い時期を避けて行います。
切り採った枝は、しっかり水揚げをした後下葉を取り除いて、赤玉土に挿して発根させます。
⑨ギンヨウアカシアとフサアカシアの違いはなに?
ギンヨウアカシとフサアカシアの大きな違いの一つは、葉の長さや形、色合いです。
ギンヨウアカシアの葉は、銀灰色で全体に細かい切れ込みがあり、小さい羽根のような葉姿です。
それに対してフサアカシアの葉は、格段に長いのが特徴です。また見ためや感触はふさふさと柔らかく、鮮やかな緑色をしています。
葉の違いがこの2つを簡単に見分けるポイントになります。
⑩ギンヨウアカシアの花言葉はなに?
ギンヨウアカシアだけの花言葉は見当たりませんが、アカシア全般の花言葉はいくつかあります。
アカシアの花言葉は「秘密の恋」・「エレガンス」・「友情」・「堅実」・「豊かな感受性」です。
⑪ギンヨウアカシアの種類や品種は何があるの?
ギンヨウアカシアの種類には、「プルプレア」という種類があります。
プルプレアは、新しく伸びた枝や若葉が赤紫色になるのが特徴です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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