【茯苓(ブクリョウ)のまとめ!】栽培方法や効果効能について等6個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、茯苓(ブクリョウ)についてまとめていきたいと思います。

 

茯苓は サルノコシカケ科の菌類の一種マツホド(松塊)の菌核の外層を取り除いたもので食用・薬用に利用されています。

このマツホドは アカマツ、クロマツなどのマツ属植物の根に寄生しています。

 

今回は、茯苓(ブクリョウ)についてのポイント、

①茯苓(ブクリョウ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②茯苓(ブクリョウ)の画像(写真)!特徴は?
③茯苓(ブクリョウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?
④茯苓(ブクリョウ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤茯苓(ブクリョウ)は生薬や漢方として使われるの?効果や効能は?1日の上限量はどれくらい?副作用はあるの?
⑥茯苓(ブクリョウ)の種類や品種は何があるの?チョレイとの違いはなに?

 

以上6個の点についてお伝えします。

まずは茯苓(ブクリョウ)の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

茯苓(ブクリョウ)の育て方(栽培方法)は?

 

茯苓はマツ属の根に着生している塊状のものなので、掘りあげないと普段は目にすることのないものです。

松の切り株の下の地中で時間をかけて形成されていきます。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、茯苓(ブクリョウ)が好む環境についてお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)の育て方!環境はどうする?

 

マツ属植物の根に寄生している菌核のマツホド(茯苓)は、地中で自然に形成されます。

 

伐採後3~4年たった松の根を掘り起こせば、たいてい根に茯苓が見られるそうです。

昔は自然のものだけが存在し栽培されていませんでしたが、1970年ごろから中国では人工的に生産されており、近年日本の漢方薬メーカーも栽培に着手しているそうです。

 

次は、茯苓(ブクリョウ)に適した用土についてお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)を育てる際の適した用土は何?

 

茯苓が形成されるのはクロマツ、アカマツの根元です。

 

これらのマツの生育のためには、地植えなら腐葉土をたっぷりすき込むと良いでしょう。

排水の悪い場所を避け水はけの良い土でマツを育てて、茯苓の形成を促しましょう。

 

次は、茯苓(ブクリョウ)に必要な肥料についてお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)の育て方!肥料はどうする?

 

茯苓が形成されるクロマツ、アカマツには、12月~1月頃に、寒肥を施します。

株元へ油かすなどの有機肥料や緩効性化成肥料を施します。

 

では次は、茯苓(ブクリョウ)の水やりポイントについてお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)を育てる際の水の量はどうする?

 

茯苓を形成するクロマツ、アカマツの地植えは、乾燥にもよく耐えます。

 

そのため神経質に水やりをする必要はありません

植え付けて最初の2年ほどは用土が乾いたら水を与えるのが良いですが、それ以降は降雨のみで丈夫に育つでしょう。

 

以上で基本的な茯苓(ブクリョウ)の育て方については終わりです。

次は茯苓(ブクリョウ)の写真(画像)をお見せします!

 

茯苓(ブクリョウ)の画像(写真)!特徴は?

 

(画像は  Instagram  babyseefoodbaby様より引用)

 

茯苓はサルノコシカケ科の菌糸が絡み合わさって地中で菌核として形成されているのが特徴です。

 

地上から姿が見えないため、これを探しあてる職業の人がいたそうです。

「茯苓突き」といわれ、先のとがった鉄棒を、茯苓のありそうな場所の地面に突きさし収穫する専門家の特殊な技能が必要とされていました。

 

次に、茯苓(ブクリョウ)の開花時期をお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?

 

茯苓の菌核は松の切り株の地下15-30cmの根っこの当たりに、伐採から3~5年経ったころに形成されます。

生育地 主産地は中国の安徽、湖北、河南、雲南省などです。

 

次は、茯苓(ブクリョウ)の値段や販売価格をお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

薬膳用に乾燥させたスティック状の茯苓は、中華街などで100グラム1600円ほどで販売されています。

漢方薬としての茯苓のエキス顆粒は、2週間分の42包入りが5000円程度の値段となっています。

 

次に、茯苓(ブクリョウ)は生薬や漢方として使われるのかをお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)は生薬や漢方として使われるの?効果や効能は?1日の上限量はどれくらい?副作用はあるの?

 

茯苓は生薬として多くの漢方方剤に使用されています。

 

効能として、強壮、利尿、鎮静作用等があります。

安中散、桂枝茯苓丸、八味地黄丸、四君子湯、真武湯,十全大補湯など多くに使われています。

 

1日に3~5グラムが上限です。

主に報告されている副作用として、発疹、蕁麻疹などがあります。

 

それでは最後に、茯苓(ブクリョウ)の種類や品種をお伝えします!

 

茯苓(ブクリョウ)の種類や品種は何があるの?チョレイとの違いはなに?

 

茯苓はサルノコシカケ科の菌類の一種、マツホドの生薬名です。

 

サルノコシカケ科にはカワラタケ、マスタケ、舞茸などがあります。

チョレイ(猪苓)は、サルノコシカケ科のチョレイマイタケの菌核を乾燥した生薬です。

 

チョレイは茯苓と同じ菌核で似ていますが、チョレイマイタケからくるものであり、排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに用いられます。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

茯苓(ブクリョウ)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①茯苓(ブクリョウ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

マツ属植物の根に寄生している菌核のマツホド(茯苓)は、地中で自然に形成されます。

生育のためには、地植えなら腐葉土をたっぷりすき込むと良いでしょう。

3~4月と11月~12月頃に、有機肥料や緩効性化成肥料を施し、地植えなら、水やりは特に必要ありません。

 

②茯苓(ブクリョウ)の画像(写真)!特徴は?

茯苓はサルノコシカケ科の菌糸が絡み合わさって地中で菌核として形成されているのが特徴です。

 

③茯苓(ブクリョウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?

茯苓の菌核は松の切り株の地下15-30cmの根っこの当たりに、伐採から3~5年経ったころに形成されます。

生育地 主産地は中国の安徽、湖北、河南、雲南省などです。

 

④茯苓(ブクリョウ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

薬膳用に乾燥させたスティック状の茯苓は、中華街などで100グラム1600円ほどで販売されています。

漢方薬としての茯苓のエキス顆粒は、2週間分の42包入りが5000円程度の値段となっています。

 

⑤茯苓(ブクリョウ)は生薬や漢方として使われるの?効果や効能は?1日の上限量はどれくらい?副作用はあるの?

茯苓は生薬としての効能に強壮、利尿、鎮静作用等があり、安中散、桂枝茯苓丸、八味地黄丸、四君子湯、真武湯,十全大補湯など多くに使われています。

1日に3~5グラムが上限で、副作用として、発疹、蕁麻疹などが報告されています。

 

⑥茯苓(ブクリョウ)の種類や品種は何があるの?チョレイとの違いはなに?

サルノコシカケ科にはカワラタケ、マスタケ、舞茸などがあります。

チョレイは茯苓と同じ菌核で似ていますが、チョレイマイタケからくるもので、排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに用いられます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像は  Instagram  yewchianhaw様より引用)

 

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