みなさんこんにちは。
今回は、松茸(マツタケ)についてまとめていきたいと思います。
松茸(マツタケ)はキシメジ科キシメジ属キシメジ亜属マツタケ節に属するキノコです。
日本では全国の赤松が多く生育している場所に分布しています。
学名は「Tricholoma matsutake」です。
今回は、松茸(マツタケ)についてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
まずは松茸(マツタケ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
松茸(マツタケ)の栽培方法は?難しい?栽培キットで人工栽培できるの?
松茸(マツタケ)の栽培は、現在人工では栽培できないようです。
松茸(マツタケ)は、赤松が生育している環境を好む上、菌がデリケートで他の菌に負けてしまうことから難しいと言われています。
松茸(マツタケ)の人工栽培は研究されているものの、現在栽培キットは販売されていません。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、松茸(マツタケ)が好む環境についてお伝えします!
松茸(マツタケ)の育て方!環境はどうする?生える条件や生える場所は?
松茸(マツタケ)は赤松林の地表に生えます。
松茸(マツタケ)の菌は20℃~25℃でよく繁殖し、比較的乾燥した環境を好むと言われてますが、人工的に松茸(マツタケ)の生育環境を作ることは難しいようです。
次は、松茸(マツタケ)に適した培養土についてお伝えします!
松茸(マツタケ)を育てる際の適した培養土は何?
松茸(マツタケ)に適した培養土は、今のところ研究段階のようです。
次は、松茸(マツタケ)に必要な肥料についてお伝えします!
松茸(マツタケ)の育て方!肥料はどうする?
松茸(マツタケ)は、養分の少ない土地に生育しています。
松茸(マツタケ)は人工栽培はされていませんが、保全はされているようです。
その際、肥料は与えていないようです。
では次は、松茸(マツタケ)の水やりポイントについてお伝えします!
松茸(マツタケ)を育てる際の水の量はどうする?
松茸(マツタケ)は乾燥した環境を好みます。
松茸(マツタケ)は人工栽培はされていませんが、保全はされているようです。その際、水は与えていないようです。
以上で基本的な松茸(マツタケ)の育て方については終わりです。
次は松茸(マツタケ)の写真をお見せします!
松茸(マツタケ)の画像(写真)!香りの特徴は?絶滅危惧種なの?
松茸(マツタケ)は長さ10㎝~20㎝、傘の直径は10㎝~15㎝程度のものが多いです。
又、松茸(マツタケ)は独特の香りがあります。この成分は「マツタケオール」といいます。
松茸(マツタケ)は2020年にIUCN(国際自然保護連合)により「絶滅危惧種」に指定されています。
これは日本に限ったことではなく世界的に松茸(マツタケ)が収穫できなくなっているようです。
世界的な松林の減少が大きく影響しているようです。
次に、松茸(マツタケ)はなぜ高いのかをお伝えします!
松茸(マツタケ)はなぜ高いの?生産量はどれくらい?生産量ランキングも!
松茸(マツタケ)は人工栽培ができないため、天然もののみが市場に出回ります。
松茸(マツタケ)の人工栽培が難しい理由として、キノコには腐生菌と菌根菌があり、松茸(マツタケ)は菌根という生きた樹木の根に生育するからです。
しかし、生育条件である赤松林が減少していることもあり、松茸(マツタケ)は、ここ数十年生産量が大幅に少なくなっています。これらの理由で松茸(マツタケ)の価格は高くなっています。
松茸(マツタケ)の生産量は、日本国内で63tあまりです。(2020年時点)
生産量のランキングは、1位 長野県(42t)、2位 岩手県(9t)、3位 愛媛県(7t)となっています。
次は、松茸(マツタケ)の旬の季節をお伝えします!
松茸(マツタケ)の旬の季節はいつ頃なの?紅葉は楽しめるの?
松茸(マツタケ)の旬は大体9月中旬~10月上旬です。
その年の気候や場所によって異なります。
松茸(マツタケ)が共生する赤松は常緑針葉樹のため、紅葉はしません。
それでは次に、松茸(マツタケ)の値段や販売価格をお伝えします!
松茸(マツタケ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?国産と中国産の相場は?
松茸(マツタケ)の販売価格ですが、国産は100gで¥10,000前後です。
中国産は1㎏で¥10,000前後なので、国産の松茸(マツタケ)は中国産のおおよそ10倍程度となっています。
次は、松茸(マツタケ)狩りできる場所(取れる場所)はどこにあるのかをお伝えします!
松茸(マツタケ)狩りできる場所(取れる場所)はどこにあるの?
松茸(マツタケ)狩りができる場所ですが、山形県東置賜郡高畠町の稲子松茸山は、入山料を払えば採った松茸(マツタケ)は無料で持ち帰ることができます。
又、長野県上田市の松茸山別所和苑は松茸(マツタケ)狩りができる宿泊プランがあります。
松茸(マツタケ)狩りをしたい場合、初心者には松茸(マツタケ)を見つけることは難しいので、事前に時期を確認した上で山歩きのガイドを付けたり、ツアーに参加することをお勧めします。
次に、松茸(マツタケ)ご飯やお吸い物の美味しいレシピをお伝えします!
松茸(マツタケ)ご飯やお吸い物の美味しいレシピは?栄養はあるの?
松茸(マツタケ)の美味しい食べ方です。松茸(マツタケ)は水で洗うとせっかくの香りがなくなってしまうので、下処理は布やキッチンペーパーで汚れを取り除くようにします。
松茸(マツタケ)ご飯のレシピです。
材料
お米 2合
松茸(マツタケ) 2本
調味液(醤油 大さじ2、白だし 大さじ2、お酒 大さじ2 水 230㏄)
作り方
①松茸(マツタケ)の汚れをとり、石づきを除いてスライスする。
②お米をとぎ、30分水につける。
③米と松茸(マツタケ)を調味液で炊く。
秋の味覚です。お好みによって、油揚げや人参を調味液で煮こんでから炊いても美味しいです。
松茸(マツタケ)のお吸い物のレシピです。
材料
松茸(マツタケ) 1本
水 800㏄
白だし 大さじ3
みりん 小さじ2
醤油 小さじ1
三つ葉 適量
作り方
①松茸(マツタケ)の汚れをとり、石づきを除いてスライスする。
②水、白だし、みりん、醤油を鍋で煮立たせる。
③松茸(マツタケ)を入れ火を通す。④器に入れ三つ葉を添える。
シンプルなので松茸(マツタケ)の香りを楽しむのに最適です。
松茸(マツタケ)に含まれる不溶性の食物繊維は、便通改善の他に、血中脂質や血糖の正常化に効果があります。又、歯や骨の健康に欠かせないビタミンDも含んでいます。
次は、松茸(マツタケ)の保存方法をお伝えします!
松茸(マツタケ)の保存方法は?日持ちするの?冷凍保存はできる?
松茸(マツタケ)の保存方法は常温、冷蔵、冷凍いずれも可能です。
松茸(マツタケ)の汚れと石づきを取り(水洗いはしない)、新聞紙やキッチンペーパーで包みます。常温保存の場合は風通しの良い日陰で2日程度、冷蔵保存の場合は野菜室で5日程度持ちます。
冷凍保存の場合は1ヶ月程度持ちますが、香りや触感は損なわれてしまいます。
松茸(マツタケ)を美味しくいただきたい場合は、保存はせずに新鮮なうちに食べることをおすすめします。
それでは次に、松茸(マツタケ)に似てるきのこ(松茸もどき)をお伝えします!
松茸(マツタケ)に似てるきのこ(松茸もどき)はなに?見分け方は?
松茸(マツタケ)に似ているきのこには、「まつたけもどき」「ばかまつたけ」「にせまつたけ」があります。
「まつたけもどき」は松茸(マツタケ)に見た目はそっくりです。
しかし、松茸(マツタケ)特有の香りが全くありません。
「ばかまつたけ」は松茸(マツタケ)よりやや小さく、赤みを帯びてます。
松茸(マツタケ)の旬の時期よりも早く生育し、赤松林ではなく広葉樹林に生育します。
松茸(マツタケ)より香りが強いと言われています。
「にせまつたけ」は松茸(マツタケ)よりも柄が細いのが特徴です。松茸(マツタケ)特有の香りが全くありません。
次は、松茸(マツタケ)の花言葉をお伝えします!
松茸(マツタケ)の花言葉はなに?英語や中国語でなんていうの?
松茸(マツタケ)の花言葉は「控え目」です。
松茸(マツタケ)は英語では「Matsutake mushroom」、中国語では「松茸蘑菇」といいます。
それでは最後に、松茸(マツタケ)の種類や品種をお伝えします!
松茸(マツタケ)の種類や品種は何があるの?
松茸(マツタケ)は原産国で品種が異なります。
日本産松茸:私たちが思い描いている松茸(マツタケ)です。
香りが強く、歯ごたえがあります。
アメリカ産松茸:全体的に大きめです。歯ごたえはありませんが、香りは日本産と変わりません。
北欧産松茸:日本産松茸に香りも触感も似ています。輸入品なので日本に届くまでに鮮度が落ちてしまうのが難点です。
トルコ・モロッコ産松茸:松ではなく杉の下で育ちます。見た目と香りは日本産松茸に似ています。
中国産松茸:価格が安価です。柔らかめで香りも日本産よりは弱めです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
松茸(マツタケ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①松茸(マツタケ)の栽培方法(環境、土、肥料、水やり)
松茸(マツタケ)は赤松林に生育し、乾燥した環境を好むと言われてます。
松茸(マツタケ)は現在人工的に栽培はされていません。養分の少ない環境を好むので、培養土や肥料は必要ないでしょう。
松茸(マツタケ)は乾燥した環境を好むので水やりは必要ないでしょう。
②松茸(マツタケ)の画像(写真)!香りの特徴は?絶滅危惧種なの?
松茸はマツタケオールという成分を含んでおり、独特の香りがします。
松茸(マツタケ)は2020年に絶滅危惧種に指定されています。
③松茸(マツタケ)はなぜ高いの?生産量はどれくらい?生産量ランキングも!
松茸(マツタケ)が高いのは人工栽培ができず、天然物のみが市場に出回っているためです。
松茸(マツタケ)の天然物も赤松林の減少で生産量は減っています。
松茸(マツタケ)の生産量ランキングは、1位 長野県、2位 岩手県、3位 愛媛県となっています。
④松茸(マツタケ)の旬の季節はいつ頃なの?紅葉は楽しめるの?
松茸(マツタケ)の旬は9月中旬~10月上旬です。
松茸(マツタケ)が共生する赤松は紅葉はしません。
⑤松茸(マツタケ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?国産と中国産の相場は?
松茸(マツタケ)の販売価格は、国産は100gで¥10,000前後です。一方、中国産は1㎏で¥10,000前後です。
⑥松茸(マツタケ)狩りできる場所(取れる場所)はどこにあるの?
松茸(マツタケ)狩りができる場所は、山形県や長野県、その他各地にあります。
初心者には松茸(マツタケ)を見つけることは難しいので、事前に時期を確認した上でツアーなどに参加することをお勧めします。
⑦松茸(マツタケ)ご飯やお吸い物の美味しいレシピは?栄養はあるの?
松茸(マツタケ)を美味しい食べるには、水で洗うとせっかくの香りがなくなってしまうので、下処理は布やキッチンペーパーで汚れを取り除くようにします。
松茸(マツタケ)ご飯や、お吸い物は素材の味を生かすようにシンプルに調理するのが良いでしょう。
松茸(マツタケ)には、食物繊維やビタミンDの栄養が含まれています。
⑧松茸(マツタケ)の保存方法は?日持ちするの?冷凍保存はできる?
松茸(マツタケ)の保存方法は常温、冷蔵、冷凍いずれも可能です。常温で2日程度、冷蔵保存で5日、冷凍保存で1ヶ月程度持ちます。
松茸(マツタケ)は冷凍保存できますが、香りや触感は損なわれてしまいます。
⑨松茸(マツタケ)に似てるきのこ(松茸もどき)はなに?見分け方は?
松茸(マツタケ)に似ているきのこには、「まつたけもどき」「ばかまつたけ」「にせまつたけ」があります。
松茸(マツタケ)特有の香りや、大きさや色、生育時期で見分けます。
⑩松茸(マツタケ)の花言葉はなに?英語や中国語でなんていうの?
松茸(マツタケ)の花言葉は「控え目」です。
松茸(マツタケ)は英語では「Matsutake mushroom」、中国語では「松茸蘑菇」といいます。
⑪松茸(マツタケ)の種類や品種は何があるの?
松茸(マツタケ)は原産国で品種が異なります。
日本産松茸、アメリカ産松茸、北欧産松茸、トルコ・モロッコ産松茸、中国産松茸などがります。それぞれに香り触感などに特徴があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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