みなさんこんにちは。
今回は、紅ウツギ(ベニウツギ)についてまとめていきたいと思います。
紅ウツギはスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で、花色が美しいため古くから庭園などで植栽されています。
紅ウツギはタニウツギ(谷空木、学名「Weigela hortensis」)が親の園芸種として、変種栽培されたと言われています。
今回は、紅ウツギ(ベニウツギ)についてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずは紅ウツギ(ベニウツギ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
紅ウツギ(ベニウツギ)の育て方は?
紅ウツギは、暑さ寒さどちらも耐性があり、あまり手間がかからないので簡単に育てられます。
成長スピードが早く、樹高が3m程度まで伸びる植物です。
紅ウツギは夏には花芽ができるので、通常の剪定は花後に行います。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、紅ウツギ(ベニウツギ)が好む環境についてお伝えします!
紅ウツギ(ベニウツギ)の育て方!環境はどうする?
紅ウツギは、日当たりの悪いところでは花付きが悪くなるので、日当りが良い場所や明るい半日陰で育てます。
次は、紅ウツギ(ベニウツギ)に適した用土についてお伝えします!
紅ウツギ(ベニウツギ)を育てる際の適した用土は何?
紅ウツギは土質を選ばず、水はけのよい用土を好み、地植えの場合腐葉土またはバーク堆肥を入れ庭土とよく混ぜ合わせてます。
鉢植えの場合は赤玉土(小粒):腐葉土:黒土を4:3:3を混ぜた土や市販の培養土を使用します。
次は、紅ウツギ(ベニウツギ)に必要な肥料についてお伝えします!
紅ウツギ(ベニウツギ)の育て方!肥料はどうする?
紅ウツギは肥料がなくても育ちますが、1~2月に寒肥・開花時期に追肥として窒素分が多い化成肥料を施しましょう。
では次は、紅ウツギ(ベニウツギ)の水やりポイントについてお伝えします!
紅ウツギ(ベニウツギ)を育てる際の水の量はどうする?
地植えの場合、植え付けて3年程度経過していれば、降雨のみで育ちます。
木の根元に直接日光があたる場所の夏に日照りによる乾燥を防ぐため、水を与えたり、マルチングを行ったりします。
鉢植えの場合や植え付けてから年数を経過していない場合は、表面の土が乾いたら水をたっぷり与えます。
以上で基本的な紅ウツギ(ベニウツギ)の育て方については終わりです。
次は紅ウツギ(ベニウツギ)の写真をお見せします!
紅ウツギ(ベニウツギ)の画像(写真)!花や葉っぱ特徴は?
紅ウツギは、葉の脇から全体がドーム状になる散房花序柄を出し、ろうと状形をした花をたくさんつけます。
花色は紅色から淡紅で花冠の先端ほど薄くなり、雄しべ5枚と糸状で長く突き出ている雌しべがあり、がく片5枚ある花を咲かせます。
向かい合って生える葉は、縁に小さなノコギリ状のギザギザがある先がとがった卵形の先で、裏面に細かい毛が生えています。
次に、紅ウツギ(ベニウツギ)の開花時期や季節はいつ頃なのかについてお伝えします。
紅ウツギ(ベニウツギ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
紅ウツギは5~6月が開花時期で、初夏が見頃です。
次に、紅ウツギ(ベニウツギ)の値段や販売価格はいくらぐらいなのかについてお伝えします。
紅ウツギ(ベニウツギ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
紅ウツギは、ネットで1,100円~販売されています。
次は、紅ウツギ(ベニウツギ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。
紅ウツギ(ベニウツギ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
紅ウツギの植え付け・植え替え適期は3月・11月頃で、とても成長の早い植物なので地植えをおすすめします。
紅ウツギは日当たりを好み、乾燥に若干弱いので、堆肥や腐葉土を多く含んだ日なたや大きめの木の下など適度な湿気を保てる場所に植えます。
根鉢の2~3倍の植え穴を掘って、植えつけ、支柱をして、水をたっぷり与えます。
鉢植えでの場合は、2~3回り苗より大きい鉢を用意し、剪定をして樹高を保ちます。
鉢植えは2~3年に1回の割で植え替えをします。
次は、紅ウツギ(ベニウツギ)の増やし方についてお伝えします。
紅ウツギ(ベニウツギ)の増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
紅ウツギは挿し木は、前年の枝で行うのなら3~4月に、切った枝をすぐに行うのならば9月頃が適期です。
枝の先端から10cm程度切り、切り口を1時間ほど水に浸し、挿し木用の土に植えて日陰で発根するまで管理します。
それでは、紅ウツギ(ベニウツギ)の葉が枯れる原因と対策方法についてお伝えします!
紅ウツギ(ベニウツギ)の葉が枯れる原因と対策方法は?
紅ウツギは病害虫に強い植物なので、あまり枯れることはありません。
鉢植えの場合は、根詰まりや水切れが原因の場合がありますので、適切に水を与え植え替えを行います。
ムレや湿気が枯れる原因になる場合もありますので、剪定も行いましょう。
それでは次に、紅ウツギ(ベニウツギ)の花言葉や英語名はなにかをお伝えします!
紅ウツギ(ベニウツギ)の花言葉や英語名はなに?名前の由来はなに?
紅ウツギの花言葉は「豊麗」、英語名は「Japanese weigela」です。
ユキノシタ科ウツギ属ウツギと同じく、茎の中が空なので「ウツギ」、花色から「紅」の名前が付きました。
最後に、紅ウツギ(ベニウツギ)の種類や品種は何があるのかをお伝えします!
紅ウツギ(ベニウツギ)の種類や品種は何があるの?斑入りの種類は?タニウツギやオオベニウツギとの違いはなに?
タニウツギ属には、世界(北アメリカ、中国、朝鮮半島、日本)で約12種が分布し、日本には約10種が自生しています。
太平洋側には「ハコネウツギ」「ニシキウツギ」「紅ウツギ」が分布していて、紅ウツギは暖地系の植物で、宮城県南部が北限と云われています。
紅ウツギは「タニウツギ」の変種で、タニウツギは北海道の西部から東北・北陸・山陰の日本海側の豪雪地帯に分布します。
紅ウツギはタニウツギよりも花色が濃く、花も大きく、花の数が少ない品種です。
タニウツギの花が白色になった、「シロバナタニウツギ」もあります。
「オオベニウツギ」は中国原産のタニウツギ属の落葉低木で、紅ウツギと葉の形が違っていて、樹高が若干低いので庭木としてもよく利用されています。
オオベニウツギは品種が多く、花色も濃紅色だけでなく、ピンクから白に花色が変化する品種や葉に斑が入るものもあります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
紅ウツギ(ベニウツギ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①紅ウツギ(ベニウツギ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
紅ウツギはあまり手間がかからないので簡単に育てられ、花後に剪定を行い、日当りが良い場所や明るい半日陰で育てます。
水はけのよい用土を好み、地植えの場合は腐葉土などを混ぜ、鉢植えの場合は赤玉土(小粒):腐葉土:黒土を4:3:3を混ぜた土などを使用します。
鉢植えの場合や植え付けてから年数を経過していない場合は、表面の土が乾いたら水をたっぷり与えます。
②紅ウツギ(ベニウツギ)の画像(写真)!花や葉っぱ特徴は?
紅ウツギは、葉の脇から全体がドーム状になる散房花序柄を出し、ろうと状形をした花をたくさんつけます。
花色は紅色から淡紅で花冠の先端ほど薄くなり、雄しべ5枚と糸状で長く突き出ている雌しべがあり、がく片5枚ある花を咲かせます。
向かい合って生える葉は、縁に小さなノコギリ状のギザギザがある先がとがった卵形の先で、裏面に細かい毛が生えています。
③紅ウツギ(ベニウツギ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
紅ウツギは5~6月が開花時期で、初夏が見頃です。
④紅ウツギ(ベニウツギ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
紅ウツギは、ネットで1,100円~販売されています。
⑤紅ウツギ(ベニウツギ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
紅ウツギの植え付け・植え替え適期は3月・11月頃で、鉢植えは2~3年に1回の割で植え替えをします。
根鉢の2~3倍の植え穴に植えつけ、支柱をし水をたっぷり与え、鉢植えでの場合は2~3回り苗より大きい鉢を用意し、剪定をして樹高を保ちます。
⑥紅ウツギ(ベニウツギ)の増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
紅ウツギは挿し木は、前年の枝で行うのなら3~4月に、切った枝をすぐに行うのならば9月頃が適期です。
枝の先端から10cm程度切り、切り口を1時間ほど水に浸し、挿し木用の土に植えて日陰で発根するまで管理します
⑦紅ウツギ(ベニウツギ)の葉が枯れる原因と対策方法は?
鉢植えの場合は、根詰まりや水切れが原因の場合がありますので、適切に水を与え植え替えを行います。
ムレや湿気が枯れる原因になる場合もありますので、剪定も行いましょう。
⑧紅ウツギ(ベニウツギ)の花言葉や英語名はなに?名前の由来はなに?
紅ウツギの花言葉は「豊麗」、英語名は「Japanese weigela」です。
ユキノシタ科ウツギ属ウツギと同じく、茎の中が空なので「ウツギ」、花色から「紅」の名前が付きました。
⑨紅ウツギ(ベニウツギ)の種類や品種は何があるの?斑入りの種類は?タニウツギやオオベニウツギとの違いはなに?
タニウツギ属は約12種が分布し、日本には約10種が「ハコネウツギ」「ニシキウツギ」「紅ウツギ」「シロバナタニウツギ」が分布していてます。
紅ウツギは「タニウツギ」の変種で、紅ウツギはタニウツギよりも花色が濃く、花も大きく、花の数が少ない品種です。
「オオベニウツギ」は中国原産のタニウツギ属の落葉低木で、紅ウツギと葉の形が違っていて、樹高が若干低いので庭木としてもよく利用されています。
オオベニウツギは品種が多く、花色も濃紅色だけでなく、ピンクから白に花色が変化する品種や葉に斑が入るものもあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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