みなさんこんにちは。
今回は、橘(タチバナ)についてまとめていきたいと思います。
橘(タチバナ)は、ミカン科ミカン属で柑橘類の一種です。
日本に古来から自生していて、絶滅危惧種です。
日本古来の花木なので、和歌によく歌われています。
学名は「Citrus tachibana」で、英語名は「tachibana Orange」です。
別名は「ニッポンタチバナ」、「ヤマトタチバナ」です。
橘(タチバナ)は、常に緑色の葉をつけているので、縁起のいい樹とされています。
橘は、比較的実が付きやすく、育てやすいです。
橘の花は、ひな祭りの時に飾る花として知られています。
今回は、橘(タチバナ)についてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずは橘(タチバナ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
橘(タチバナ)の育て方(栽培方法)は?
橘は、寒さに弱く、水はけ、日当たりのよい場所を好みます。
関東より北側で育てる場合は、鉢植えで育てましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、橘(タチバナ)が好む環境についてお伝えします!
橘(タチバナ)の育て方!環境はどうする?
橘は日当たりのよい場所を好み、関東以南が適地です。
寒さに弱いので、北風の当たらない場所がよいでしょう。
鉢植えの場合は、冬の間は室内で管理します。
次は、橘(タチバナ)に適した用土についてお伝えします!
橘(タチバナ)を育てる際の適した用土は何?
橘は、水はけと水持ちのバランスのよい用土を好みます。
橘を地植えで育てる場合は、腐葉土や堆肥を混ぜ、馴染ませてください。
鉢植えの場合には、市販の果樹用培養土を使用します。
次は、橘(タチバナ)に必要な肥料についてお伝えします!
橘(タチバナ)の育て方!肥料はどうする?
橘の地植えは3月と10月、鉢植えは3月と6月と10月に、有機油かすなどの有機質肥料や速効性化成肥料を使用します。
では次は、橘(タチバナ)の水やりポイントについてお伝えします!
橘(タチバナ)を育てる際の水の量はどうする?
橘の地植えは、乾燥しているとき以外水やりの必要はありません。
橘の鉢植えは、土の表面が乾いたら水やりをします。
植え付け後は、たっぷりと水やりをしましょう。
以上で基本的な橘(タチバナ)の育て方については終わりです。
次は橘(タチバナ)の写真(画像)をお見せします!
橘(タチバナ)の画像(写真)!特徴は?どんな匂いがするの?
橘は、樹高は2m~4m、濃い緑色をした楕円形の葉を持つ常緑樹です。
橘の若枝は、緑色でとげがあります。
果実は、黄色く、みかんに似ていて、直径3cmほどです。
橘の花は、白い花で、星の形をしており、柑橘系の酸っぱい匂いです。
橘の花や葉や果実は、家紋によく使われます。
次に、橘(タチバナ)の収穫時期(開花時期)をお伝えします!
橘(タチバナ)の収穫時期(開花時期)や季節はいつ頃なの?紅葉するの?
橘(タチバナ)の収穫時期は、11月~12月です。
実は、比較的長く枝に残ります。
橘の開花時期は、5月~7月です。
橘は、常緑樹なので、紅葉はしません。
次は、橘(タチバナ)の値段や販売価格をお伝えします!
橘(タチバナ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
橘の苗の値段は、1,600円から5,000円程度です。
それでは次に、橘(タチバナ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
橘(タチバナ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
橘の地植えは、堀り上げた土にあらかじめ腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおき、馴染ませてから植え付けます。
橘の鉢植えは、7号以上の鉢の底に鉢底石を入れておきます。
市販の果樹用培養土か赤玉土7割、腐葉土3割で混ぜた土を鉢の1/3ほど入れてください。
苗を中心に置いたら、鉢の縁から1~2cmほど下あたりまで土を入れ、棒でつつきながら根と土をなじませます。
水は、植え付け後にたっぷり与えましょう。
橘の植え替え時期は、3月~4月です。
次は、橘(タチバナ)の鉢植えで育てる際のポイントをお伝えします!
橘(タチバナ)の鉢植えで育てる際のポイントは?
橘は、7号以上の鉢を使用してください。
鉢植えは、市販の果樹用培養土か赤玉土を7割、腐葉土3割で混ぜた土を鉢の1/3ほど入れてください。
寒さに弱いので、鉢植えは、冬には室内に置きます。
水やりは、乾燥した時だけ与えてください。
次に、橘(タチバナ)の剪定(切り戻し)の時期とやり方をお伝えします!
橘(タチバナ)の剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
橘の剪定時期は、3~4月です。
橘は、開心自然形とよばれる、主幹があって斜め上に伸びるかたちにします。
ポイントは、株の内側まで日が当たるようにすることです。
栽培1年目は、地際から20~40cmのところで主幹を切ります。
2年目は、枝の中の育ちがいい、太いものを2本選んでください。
他の枝は、開心自然型の形になるように切り落とします。
3年目は、伸びた先にある不要な枝を切ります。
次は、橘(タチバナ)の花言葉をお伝えします!
橘(タチバナ)の花言葉はなに?何日の誕生花なの?
橘の花言葉は、「追憶」です。
また、橘は、5月1日の誕生花です。
それでは最後に、橘(タチバナ)の種類や品種をお伝えします!
橘(タチバナ)の種類や品種は何があるの?みかんやオレンジとの違いはなに?
橘は、ヤマトタチバナと、市場によく流通しているコウライタチバナがあります。
コウライタチバナは、果実がヤマトタチバナよりも大きく、デコボコしているのが特徴です。
橘は、みかんやオレンジと比べて酸っぱいのが特徴です。
橘の実は、酸味が強いので生食で食べることができず、ジャムなどに加工して食べられます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
橘(タチバナ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①橘(タチバナ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
橘の地植えの場合は、腐葉土や堆肥を混ぜ、馴染ませます。
橘の鉢植えの場合は、市販の果樹用培養土を使用します。
②橘(タチバナ)の画像(写真)!特徴は?どんな匂いがするの?
橘は、樹高は2m~4m、濃い緑色をした楕円形の葉を持つ常緑樹です。
若枝は、緑色でとげがあります。
果実は、黄色く、みかんに似ていて、直径3cmほどで、花は、白い花で、星の形をしています。
橘は、柑橘系の酸っぱい匂いです。
③橘(タチバナ)の収穫時期(開花時期)や季節はいつ頃なの?紅葉するの?
橘の収穫時期は、11月~12月です。
橘の開花時期は、5月~7月です。
橘は、常緑樹なので、紅葉はしません。
④橘(タチバナ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
橘の苗の値段は、1,600円から5,000円程度です。
⑤橘(タチバナ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
橘の地植えは、堀り上げた土にあらかじめ腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおき、馴染ませてから植え付けます。
橘の鉢植えは、7号以上の鉢を使用します。
市販の果樹用培養土が最適です。
水は、植え付け後にたっぷり与えましょう。
植え替え時期の適期は3月~4月です。
⑥橘(タチバナ)の鉢植えで育てる際のポイントは?
橘は、7号以上の鉢を使用してください。
鉢植えは、市販の果樹用培養土か赤玉土を7割、腐葉土3割で混ぜた土を鉢の1/3ほど入れてください。
寒さに弱いので、鉢植えは、冬には室内に置きます。
水やりは、乾燥した時だけ与えてください。
⑦橘(タチバナ)の剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
橘の剪定時期は、3~4月です。
橘は、開心自然形とよばれる、主幹があって斜め上に伸びるかたちにします。
ポイントは、株の内側まで日が当たるようにすることです。
栽培1年目は、地際から20~40cmのところで主幹を切ります。
2年目は、枝の中の育ちがいい、太いものを2本選んでください。
他の枝は、開心自然型の形になるように切り落とします。
3年目は、伸びた先にある不要な枝を切ります。
⑧橘(タチバナ)の花言葉はなに?何日の誕生花なの?
橘の花言葉は、「追憶」で、5月1日の誕生花です。
⑨橘(タチバナ)の種類や品種は何があるの?みかんやオレンジとの違いはなに?
橘は、ヤマトタチバナと、市場によく流通しているコウライタチバナがあります。
コウライタチバナは、果実がヤマトタチバナよりも大きく、デコボコしているのが特徴です。
橘は、みかんやオレンジと比べて酸っぱいのが特徴です。
橘の実は、酸味が強いので生食で食べることができず、ジャムなどに加工して食べられます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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