みなさんこんにちは。
今回は、三宝柑(サンボウカン)についてまとめていきたいと思います。
三宝柑は、ミカン科ミカン属に属する柑橘類です。
「サンボウカン」または「サンポウカン」と呼ばれています。
紀州の国(和歌山県)で発見され、大変おいしく珍しいということで、殿様に三方に載せて献上したところからこの名前がついたと言われています。
今回は、三宝柑(サンボウカン)についてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずは三宝柑(サンボウカン)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
三宝柑(サンボウカン)の育て方は?
三宝柑は、植え付けてから3年~5年くらいで収穫できるようになります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、三宝柑(サンボウカン)が好む環境についてお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)の育て方!環境はどうする?
三宝柑は、温暖地での栽培が適しています。
寒冷地で栽培する場合は、室内やハウス栽培となります。
日当たりが良く、風通しの良い場所で育てます。
次は、三宝柑(サンボウカン)に適した用土についてお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)を育てる際の適した用土は何?
三宝柑の用土は、赤玉土を7割、腐葉土3割にして混ぜて作ります。
市販の果樹用の培養土を使用しても構いません。
次は、三宝柑(サンボウカン)に必要な肥料についてお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)の育て方!肥料はどうする?
三宝柑の肥料は、3月と10月に有機質肥料を与えます。
幹より少し離れた周りの土を掘り、肥料を埋めていきます。
では次は、三宝柑(サンボウカン)の水やりポイントについてお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)を育てる際の水の量はどうする?
三宝柑を鉢植えで育てる場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
地植えでは、雨が降らない日が続いた場合に、水やりをします。
以上で基本的な三宝柑(サンボウカン)の育て方については終わりです。
次は三宝柑(サンボウカン)の写真(画像)をお見せします!
三宝柑(サンボウカン)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?どんな味なの?カロリーや栄養成分は?日持ちする?英語でなんていう?
三宝柑は、約2.5mほどの高さで、あまり高くなりません。
ミカンの木と同様の楕円形の葉の形をしています。
花の開花時期は4月の終わりから5月です。
白い花びらは5枚あり、多数の雄しべは1本の雌しべを囲み筒状に立ち上がっています。
花が咲くと周辺まで強く良い香りがします。
実の形は上部が出っ張っています。
実の大きさは200~300gになり、皮は厚く種も多く果肉は少ないです。
しかし爽やかな甘みは、そのまま食べてもジャムなどに加工してもおいしいです。
カロリーは100g当たり44カロリーです。
三宝柑は、風邪の予防や肌の日焼けを防ぐビタミンCが多く含まれています。
また塩分を調整したり、血圧の上昇を抑えるカリウムも含まれています。
三宝柑は、冷暗所で保存した場合、数日間持ちます。
すぐに食べない場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
三宝柑は、英語では「sanbokan sour orange」と書きます。
学名は「Citrus sulcata hort. ex. Ik. Takahashi」です。
次に、三宝柑(サンボウカン)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節をお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節はいつ頃なの?名産地はどこ?生産量はどれくらいなの?
三宝柑の収穫時期は、1月~5月です。
ピークは2月です。
食べ頃は、2月~4月頃です。
ほとんど和歌山県の紀南から紀中で栽培されています。
収穫量は年間約490トンです。
次は、三宝柑(サンボウカン)の値段や販売価格をお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
三宝柑の苗木の販売価格は1200円~2000円程度です。
それでは次に、三宝柑(サンボウカン)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
三宝柑の植え付けや植え替えは、3月~4月に行います。
地植えでは、1~2週間前に土作りを終えておきます。
苗木の鉢より一回り大きく穴を掘り、そこへ肥料を半分くらい入れて苗木を置き、残りの土を埋めて、植えていきます。
植え終わったらたっぷりと水やりをします。
鉢植えは、2~3年に1回、根詰まりを起こさないように植え替えをしてあげます。
次は、三宝柑(サンボウカン)の食べ方をお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)の食べ方!マーマレードやジャムの作り方は?
三宝柑はそのまま食べてもおいしいですが、マーマレードやジャムにして、パンに載せたりヨーグルトに入れたりしても良いでしょう。
作り方
1,皮と果肉と種を分けておきます。
2,(マーマレードを作る場合)皮は白い部分を取り除くようにします。
取り除いたら千切りにします。
3,鍋に湯を沸かし、2の皮を入れて5分ぐらい煮たら、ざるにあげて水にさらします。
これを3回行います。
4,鍋に果肉と果肉と半分の量の砂糖を入れて煮ていきます。
マーマレードを作る場合は、ここで3の皮も入れます。
焦がさないようにとろみがつくまで煮詰めていきます。
5,消毒した瓶に入れたらできあがりです。
砂糖は好みで加減してください。
次に、三宝柑(サンボウカン)に似た果物をお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)に似た果物はなにがある?デコポンとの違いや見分け方はなに?
三宝柑に非常によく似ている果実に「デコポン」があります。
外見はほぼ同じです。
切ってみると、三宝柑は皮が厚く、果肉は黄色で種が多いです。
一方デコポンは、皮が薄く、果肉はオレンジ色で、種がありません。
それでは最後に、三宝柑(サンボウカン)の果実言葉や誕生果は何日なのかをお伝えします!
三宝柑(サンボウカン)の果実言葉や誕生果は何日なの?風水との関係性は?
三宝柑の果実言葉は、「富」、「永遠のこころ」です。
誕生果は、3月1日になります。
結婚を考えている人が部屋に飾ると恋愛運が上がると言われているのが、「三宝柑」の絵です。
これは果物の三宝柑のことではなく、暖色系の果物を3つ描いた絵を指します。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
三宝柑(サンボウカン)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①三宝柑(サンボウカン)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
三宝柑は、温暖地の日当たりが良く、風通しの良い場所が、栽培には適しています。
用土は、赤玉土と腐葉土を混ぜて作ります。
三宝柑の肥料は、3月と10月に有機質肥料を与えます。
水やりは、鉢植えの場合土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
②三宝柑(サンボウカン)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?どんな味なの?カロリーや栄養成分は?日持ちする?英語でなんていう?
三宝柑の花は、5枚の白い花びらを持ち、4月の終わりから5月に咲きます。
上部が出っ張った果実は、皮が厚く種が多いですが、爽やかな甘みがあります。
カロリーは100g当たり44カロリーです。
ビタミンCが多くカリウムも含んでいます。
常温では数日間しか持ちません。
英語では「sanbokan sour orange」と書きます。
③三宝柑(サンボウカン)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節はいつ頃なの?名産地はどこ?生産量はどれくらいなの?
三宝柑の収穫時期は、1月~5月です。
食べ頃は、2月~4月頃です。
ほとんど和歌山県の紀南から紀中で栽培されています。
収穫量は年間約490トンです。
④三宝柑(サンボウカン)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
三宝柑の苗木の販売価格は1200円~2000円程度です。
⑤三宝柑(サンボウカン)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
三宝柑の植え付けや植え替えは、3月~4月に行います。
鉢植えの植え替えは、2~3年に1回行います。
⑥三宝柑(サンボウカン)の食べ方!マーマレードやジャムの作り方は?
使用する三宝柑の半分の量の砂糖を入れて、マーマレードやジャムを作ります。
⑦三宝柑(サンボウカン)に似た果物はなにがある?デコポンとの違いや見分け方はなに?
三宝柑と似ているデコポンは、皮は薄く種もありません。
⑧三宝柑(サンボウカン)の果実言葉や誕生果は何日なの?風水との関係性は?
三宝柑の果実言葉は、「富」、「永遠のこころ」です。
誕生果は、3月1日になります。
恋愛運が上昇すると言われている三宝柑の絵は、果実の三宝柑の絵ではなく、暖色系の果物を3つ描いた絵です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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