【伊予柑(いよかん)のまとめ!】栽培方法(剪定や種まき)と種類品種について等11個のポイント!

伊予柑








 

みなさんこんにちは。

今回は、伊予柑(いよかん)についてまとめていきたいと思います。

 

伊予柑は、ミカン科ミカン属に属する柑橘類です。

 

1885年、山口県で発見され、その後愛媛県で栽培が始まりました。

愛媛県は昔伊予国と呼ばれていたので、伊予ミカンと言われていましたが、温州ミカンと混合されないように伊予柑という名前になりました。

 

柑橘類では、温州ミカンに次ぐ収穫量がありますが、年々減ってきています。

 

受験シーズンでは、「いい予感」と語呂合わせもよく、合格祈願で購入されたりもしています。

 

今回は、伊予柑(いよかん)についてのポイント、

①伊予柑(いよかん)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②伊予柑(いよかん)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?どんな味なの?カロリーや栄養成分は?日持ちする?英語でなんていう?
③伊予柑(いよかん)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節はいつ頃なの?名産地はどこ?生産量はどれくらいなの?
④伊予柑(いよかん)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?一個の値段はどれくらい?
⑤伊予柑(いよかん)の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
⑥伊予柑(いよかん)の剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
⑦伊予柑(いよかん)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?種から育てるのはおすすめ?
⑧伊予柑(いよかん)の皮の剥き方や切り方は?甘くする方法はあるの?
⑨伊予柑(いよかん)の食べ方!マーマレードやジャムの作り方は?
⑩伊予柑(いよかん)に似た果物はなにがある?甘夏やみかんやデコポンとの違いや見分け方はなに?
⑪伊予柑(いよかん)の種類や品種は何があるの?

 

以上11個の点についてお伝えします。

まずは伊予柑(いよかん)の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

伊予柑(いよかん)の栽培方法(育て方)は?

 

伊予柑は実ができるには、3~5年かかります。

寒さには少し弱いので温暖地での栽培が向いています。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、伊予柑(いよかん)が好む環境についてお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の育て方!環境はどうする?

 

伊予柑はよく日が当たる場所で育てます。

また風通しの良い場所が向いていますが、冬は冷たい風が当たらないようにします。

 

次は、伊予柑(いよかん)に適した用土についてお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)を育てる際の適した用土は何?

 

伊予柑の用土は、赤玉土を7割、腐葉土3割を混ぜて作ります。

市販の柑橘類用の用土を使用しても構いません。

 

次は、伊予柑(いよかん)に必要な肥料についてお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の育て方!肥料はどうする?

 

伊予柑の肥料は、3月と10月に有機質肥料を与えましょう。

幹より少し離して、周りに穴を掘って肥料を埋めていきます。

 

では次は、伊予柑(いよかん)の水やりポイントについてお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)を育てる際の水の量はどうする?

 

伊予柑の水やりは、鉢植えで育てる場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。

 

地植えでは、雨が降らない日が続いた場合、たっぷりと水やりをします。

 

以上で基本的な伊予柑(いよかん)の育て方については終わりです。

次は伊予柑(いよかん)の写真(画像)をお見せします!

 

伊予柑(いよかん)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?どんな味なの?カロリーや栄養成分は?日持ちする?英語でなんていう?

 

伊予柑

 

伊予柑は、2.5~3mぐらいまで高くなります。

楕円形の葉の長さは8~10㎝で、幅は3~6㎝であり、互生しています。

 

伊予柑の開花時期は5月です。

白い花びらは5枚あり、20個程度の雄しべが真ん中にある雌しべを囲んでいます。

 

果実は初め緑色ですが、だんだんと橙色に変わっていきます。

熟した伊予柑は酸味が少なく、甘みが強いです。

伊予柑のカロリーは100g当たり46カロリーです。

伊予柑に含まれているビタミンCとシネフィリン、ビタミンCは風邪予防に効果があります。

他にも余分な塩分を体から出してくれるカリウムも含まれていて体に良い果物です。

 

伊予柑は、常温では1週間程度しか持ちませんが、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に置いておけば、3週間程度はもちます。

 

伊予柑は、英語では「iyokan」と書いて、「イヨカン」と呼び、日本語といっしょです。

 

次に、伊予柑(いよかん)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節はいつ頃なの?名産地はどこ?生産量はどれくらいなの?

 

伊予柑の収穫時期は、11月下旬~2月の冬の間です。

 

食べ頃は、1月~3月です。

主な生産地は愛媛県で、全国生産量は約2万8千tになります。

 

次は、伊予柑(いよかん)の値段や販売価格をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?一個の値段はどれくらい?

 

伊予柑の苗木の販売価格は、1000円~3000円ぐらいです。

伊予柑の果実は1個、100円~150円ですが、大きさや品種により違いがあります。

 

 

それでは次に、伊予柑(いよかん)の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

 

伊予柑の苗木の植え付けや植え替えは、3月に行います。

 

地植えでは、1~2週間前に土作りを済ませておきます。

直径50㎝、深さ50㎝程度の穴を掘り、有機肥料を半分入れて苗木を置き、残りの土を入れて植え付けます。

支柱を立てて、苗木が倒れないように固定をしておきます。

植え付けた後はたっぷりと水やりをします。

 

鉢植えも同様に植え付けていきます。

鉢植えの植え替えは、1~2年に1回行いましょう。

 

次は、伊予柑(いよかん)の剪定(切り戻し)の時期とやり方をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

 

伊予柑の剪定をする時期は、まず3月に主幹となる枝を3分の1に切り詰め、他の枝を2~4本にして、全体的によく日が当たるように剪定をします。

そして収穫後には、枯れた枝や込み入っているところの枝を切っておきます。

 

また7月~8月には摘果を行います。

傷がある実や小さい実などを切り取りして、一つの枝に実が付き過ぎないようにします。

 

次に、伊予柑(いよかん)の増やし方をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?種から育てるのはおすすめ?

 

伊予柑の種まきは、手間がかかり、必ず発芽するとは限らないので、苗木から育てる方が簡単です。

 

種まきは3月~5月の間に行います。

種の周りの硬い皮は剥いておきます。

 

浅めの皿などに水で湿らせたキッチンペーパーを置き、種を載せます。

 

発芽するまで暖かい場所で、キッチンペーパーを時々変えて乾かないようにします。

発芽したら土に植えてあげます。

 

次は、伊予柑(いよかん)の皮の剥き方や切り方をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の皮の剥き方や切り方は?甘くする方法はあるの?

 

伊予柑の皮は厚いですが、柔らかく剥きやすいです。

皮が剥けたら房をばらし、左右に開いて果肉を取り出します。

 

包丁で切る場合は、まずと上と下を切ります。

皮の下の白い部分をぎりぎり取るように包丁で皮を剝いていきます。

剥いた伊予柑に切り込みを入れて、一房ずつ剥がしていきます。

 

伊予柑を食べて酸っぱいと思ったら、1~週間ぐらい置いてから食べると良いでしょう。

 

それでは次に、伊予柑(いよかん)の食べ方をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の食べ方!マーマレードやジャムの作り方は?

 

たくさん収穫できたら、マーマレードやジャムにしましょう。

作り方

1.伊予柑は、皮と果肉に分けます。

2.皮の白い部分はできるだけ取り除き、千切りします。

3.マーマレードにする場合、鍋に水を沸騰させて、皮を入れて1,2分茹でざるにあげます。

これを3回繰り返します。

4.鍋に果肉と果肉の半分の量の砂糖を入れて、煮ていきます。マーマレードにする場合は3の皮も入れます。

5.とろみがつくまで、焦がさないように煮詰めていきます。

6.消毒をした瓶に入れたらできあがりです。

砂糖は好みで加減してください。

 

次は、伊予柑(いよかん)に似た果物をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)に似た果物はなにがある?甘夏やみかんやデコポンとの違いや見分け方はなに?

 

伊予柑に似ている果物には、「甘夏」や「みかん」、「デコポン」があります。

 

甘夏は、正式には「川野夏橙」と言われる品種です。

皮が厚くて硬いので、手では剝きにくいです。

 

通常みかんと言われるのは、温州ミカンです。

甘夏よりは小さく剥きやすく、酸味が少なく食べやすいです。

 

デコポンは、熊本県果実農業協同組合連合会が所有する商標登録名で、上部が盛り上がった独特の形をしています。

収穫した後、しばらく熟成させると甘くなります。

 

それでは最後に、伊予柑(いよかん)の種類や品種をお伝えします!

 

伊予柑(いよかん)の種類や品種は何があるの?

 

伊予柑の主な品種には、「宮内いよかん」、「弥生紅」、「大谷いよかん」があります。

 

宮内いよかんは、流通されている伊予柑の多くを占めています

爽やかな香りとジューシーな果実が自慢です。

 

弥生紅は、やや赤みのある皮で、3月まで熟成させ、糖度が高いです。

 

大谷ミカンは、「ダイヤオレンジ」とも呼ばれています。

皮がツルツルとしていて、実の色は濃く、甘みが強いです。

愛媛県で栽培され、流通はあまりされていません。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

伊予柑(いよかん)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①伊予柑(いよかん)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

伊予柑は、日当たりが良く、風通しが良い場所で育てます。

用土は、赤玉土と腐葉土を混ぜて作ります。

肥料は、3月と10月に有機質肥料を与えましょう。

水やりは、鉢植えで育てる場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。

 

②伊予柑(いよかん)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?どんな味なの?カロリーや栄養成分は?日持ちする?英語でなんていう?

伊予柑の葉は楕円形で、5枚の花びらの白い花が咲きます。

伊予柑のカロリーは100g当たり46カロリーです。

伊予柑にはビタミンCとシネフィリン ビタミンC、カリウムなど含まれています。

伊予柑は、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に置いておけば、3週間程度はもちます。

英語では「iyokan」と書いて、「イヨカン」と呼び、日本語といっしょです。

 

③伊予柑(いよかん)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節はいつ頃なの?名産地はどこ?生産量はどれくらいなの?

伊予柑の収穫時期は、11月下旬~2月の冬の間です。

食べ頃は、1月~3月です。

主な生産地は愛媛県で、全国生産量は約2万8千になります。

 

④伊予柑(いよかん)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?一個の値段はどれくらい?

伊予柑の苗木の販売価格は、1000円~3000円ぐらいです。

伊予柑の果実は1個、100円~150円ですが、大きさや品種により違いがあります。

 

⑤伊予柑(いよかん)の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

伊予柑の苗木の植え付けや植え替えは、3月に行います。

 

⑥伊予柑(いよかん)の剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

伊予柑の剪定をする時期は、まず3月に主幹となる枝を3分の1に切り詰め、他の枝を2~4本にして剪定をします。

そして収穫後には、枯れた枝や込み入っているところの枝を切っておきます。

また7月~8月には摘果を行います。

 

⑦伊予柑(いよかん)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?種から育てるのはおすすめ?

伊予柑の種まきは3月~5月の間に行います。

 

⑧伊予柑(いよかん)の皮の剥き方や切り方は?甘くする方法はあるの?

伊予柑を包丁で切る場合は、まずと上と下を切ります。

皮の下の白い部分をぎりぎり取るように包丁で皮を剝いていきます。

剥いた伊予柑に切り込みを入れて、一房ずつ剥がしていきます。

伊予柑を食べて酸っぱいと思ったら、1~週間ぐらい置いてから食べると良いでしょう。

 

⑨伊予柑(いよかん)の食べ方!マーマレードやジャムの作り方は?

イヨカンはジャムにしても、皮を使ってマーマレードにしてもおいしいです。

 

⑩伊予柑(いよかん)に似た果物はなにがある?甘夏やみかんやデコポンとの違いや見分け方はなに?

伊予柑に似ている果物には、「甘夏」や「みかん」、「デコポン」があります。

 

⑪伊予柑(いよかん)の種類や品種は何があるの?

伊予柑の主な品種には、「宮内いよかん」、「弥生紅」、「大谷いよかん」があります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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