みなさんこんにちは。
今回は、イワヒバについてまとめていきたいと思います。
イワヒバは、ヒカゲノカズラ植物門イワヒバ科に属するシダ植物の一つです。
原産地は日本・東南アジアやロシアです。
和名は「イワヒバ」・「イワマツ」で、別名は「復活草」、学名は「Selaginella tamariscina」です。
今回は、イワヒバについてのポイント、
以上15個の点についてお伝えします。
まずはイワヒバの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
イワヒバの育て方は?成長速度は早いの?
イワヒバは品種によっても違いますが、基本的には日光をあまり好まない植物です。
日差しが強すぎると葉焼けを起こしてしまうので、半日日陰で管理するのが良いでしょう。
成長速度は遅く、ゆっくりと一定の大きさまで育つと成長が止まります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、イワヒバが好む環境についてお伝えします!
イワヒバの育て方!環境はどうする?
イワヒバは、日光の浴び方により葉色や葉芸が変化してしまうので7月~8月の強い日差しには注意が必要です。
しかし、かんせに日光を遮断してしまうと葉の青さだけが増してしまうので、天気に合わせ日当たりの調整する必要があります。
品種や株の大きさによってもイワヒバが好む日当たりの加減が違ってくるので、それぞれに合った環境で育てましょう。
次は、イワヒバに適した用土についてお伝えします!
イワヒバを育てる際の適した用土は何?
イワヒバは排水性と保水性があり、清潔で酸性度のある用土で育てます。
鹿沼土だけで育てる場合は硬めのものを使用します。
日向土や桐生砂を2~3割程度混ぜたものを使用しても良いでしょう。
次は、イワヒバに必要な肥料についてお伝えします!
イワヒバの育て方!肥料はどうする?
イワヒバは岩場などに自生する植物なので、肥料はあまり必要ありません。
もしも肥料を与える場合は、5~10倍に薄めた液体肥料を1ヶ月に1回与えます。
しかし、1~2年に1回植え替えをしている場合は肥料を与えなくても良いでしょう。
では次は、イワヒバの水やりポイントについてお伝えします!
イワヒバを育てる際の水の量はどうする?
イワヒバは水分のある湿った環境を好みますが、水分が溜まったままの環境は嫌う習性があります。
夏場は土の表面が乾いたら葉の上から水をかけますが、梅雨の時期には根腐れが起こる場合があるので注意しましょう。
また土の表面が乾燥していない限り冬場の水やりはあまりしないようにします。
以上で基本的なイワヒバの育て方については終わりです。
次はイワヒバの写真(画像)をお見せします!
イワヒバの画像(写真)!特徴は?自生地はどこにあるの?寿命はどれくらい?
(インスタグラム wabisabi.jp_project 様より引用)
イワヒバは、本州から九州の岩場などに多く自生するシダ植物で、羽のように開いた葉と、ある一定の大きさになると成長が止まるという特徴を持っています。
また、乾燥すると内側に葉が丸まり水分を与えると再び枝葉が広がります。
北日本や北関東、西日本の幾つかの県では希少な絶滅危惧植物として指定されているので採取は慎んで置きましょう。
イワヒバはほとんど変化したり成長することがなく、寿命も100年以上と大変長生きする植物です。
次に、イワヒバの開花時期をお伝えします!
イワヒバの開花時期や季節はいつ頃なの?紅葉を楽しむことはできるの?
イワヒバは花が咲きませんが、品種によっては紅葉するものもあります。
紅葉の条件は日照時間で、午前中は良く日の当たる場所で管理し、午後には日光を遮光することできれいな紅葉を楽しむことが出来るでしょう。
次は、イワヒバの値段や販売価格をお伝えします!
イワヒバの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
イワヒバの販売価格は、2,200円から4,580円程度です。
それでは次に、イワヒバの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
イワヒバの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
イワヒバは苗の植え付けも植え替えも5月~7月の暖かい日に行うのが良く鉢や石に植え付けるのが一般的です。
鉢に植え付ける場合は浅い鉢を選び用土を入れ、庭石に植え付ける場合は穴が開いた石に用土を入れて植え付けます。
植え替えを行う場合は、前のものよりワンサイズ大きめの鉢を用意し、鉢底に鉢石を敷き通気性と排水性を高めてあげます。
こうすることで新しい芽が生え大きく成長してくれるでしょう。
次は、イワヒバの地植え(庭植え)や鉢植えで育てる際のポイントをお伝えします!
イワヒバの地植え(庭植え)や鉢植えで育てる際のポイントは?
イワヒバを育てる場合の一番のポイントは日光の当たり具合で、植えの場合でも鉢植えの場合でも、日光の当たり具合で葉芸や葉色が変化するのでとても重要です。
次に、イワヒバは盆栽でも楽しむことができるのかをお伝えします!
イワヒバは盆栽でも楽しむことができるの?石付けの方法は?
イワヒバは盆栽愛好家たちにとても人気のある園芸植物で、土台となる素材は溶岩や流木などの表面に窪みのあるものが適しています。
表面に苗を置くための窪みを開け、鹿沼土を二粒砕いたものを窪みにのせ水を加え形を整えます。
次は、イワヒバの寄せ植えに合う植物をお伝えします!
イワヒバの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
イワヒバは、野生のイワチドリと一緒に寄せ植えしてあげると落ち着いた和のイメージになります。
豪快に葉を開いたイワヒバと、その下にひっそりと咲くイワチドリがとても可愛らしいですよね。
それでは次に、イワヒバの剪定の時期とやり方をお伝えします!
イワヒバの剪定の時期とやり方は?
イワヒバは基本的に剪定する必要はありません。
しかし、風通しを良くすることでカビの発生を防ぐことが出来るので、枯れた葉はこまめに取り除いてあげるのが良いでしょう。
次は、イワヒバの増やし方をお伝えします!
イワヒバの増やし方!挿し木(挿し芽)や株分けのやり方はどうするの?
イワヒバは株分けか胞子培養で増やすのが一般的ですが、挿し木で増やすことも出来ます。
挿し木で増やす場合は、平鉢に清潔な鹿沼土を入れ、親株から切り取った葉を裏返しにならないように重ねて並べ、すぐに切り取った葉に土を撒き固定したら日陰で管理します。
株分けで増やす場合は、親株から子株を丁寧に分けたら新しい鉢に植え替えます。
どちらの場合も毎日水やりを行うことで1ヶ月後には発芽するでしょう。
次に、イワヒバのかかりうる病気や害虫の対策方法はベト病に注意をお伝えします!
イワヒバのかかりうる病気や害虫の対策方法はベト病に注意?
イワヒバを育てる際に注意する病気や害虫に、ベト病とヨトウムシがあります。
ベト病は一番発生しやすい病気で、肥料のやり過ぎが原因です。
周りの葉が茶色になり次々に感染してしまうので、見つけたらすぐに薬剤を散布しましょう。
ヨトウムシは葉を食べてしまう害虫で、葉の先がわずかに茶色くなっている場合はヨトウムシを疑う必要があります。
良く観察しながら見つけた場合はすぐに薬剤を散布し駆除しましょう。
次は、イワヒバが枯れる(枯れた)原因と対策方法をお伝えします!
イワヒバが枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
イワヒバは、水はけの悪い土で育てていると枯れてしまいます。
水のあげ過ぎによる根腐れが原因なので、水はけの良い清潔な土で育て土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
それでは次に、イワヒバと岩松やカタヒバとの違いをお伝えします!
イワヒバと岩松やカタヒバとの違いはなに?
イワヒバは昔から盆栽に多く使われてきた園芸種で、スギやキノコに付着することから岩松とも呼ばれています。
イワヒバはヒカゲノカズラ植物門イワヒバ科に属するシダ植物で、カタヒバはイワヒバ科イワヒバ属に属しており、北海道以外の日本全国に分布し野山の騎士壁や大木の樹幹に生息します。
次は、イワヒバの花言葉をお伝えします!
イワヒバの花言葉はなに?
イワヒバの花言葉は、長寿・負けない心・捻りです。
長寿という花言葉が付けられる程長く生きるため、縁起の良い植物として高齢者の贈り物として贈られることも多いです。
それでは最後に、イワヒバの種類や品種をお伝えします!
イワヒバの種類や品種は何があるの?
イワヒバは、紫金欄・金華山・九重錦・御所錦などの品種があります。
紫金欄:広く流通している代表的な品種で、葉の先に金色の斑紋が入っているのが特徴です。
金華山:人気の高い品種で、深いグリーンの葉に気温の上昇とともに黄色みのある斑が入ります。
秋には葉が色づき紅葉するので1年中楽しめる品種です。
九重錦:改良された品種で、鱗状の葉を持ち秋には黄色やオレンジ色の色鮮やかな紅葉が楽しめます。
御所錦:紅葉する品種で、葉には白いぼかしのような斑が入り、少しずつオレンジ色に変わっていきます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
イワヒバのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは15個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①イワヒバの育て方(環境、土、肥料、水やり)
イワヒバは、日光の浴び方により葉色や葉芸が変化してしまうので7月~8月の強い日差しには注意が必要です。
イワヒバは排水性と保水性があり、清潔で酸性度のある用土で育てます。
イワヒバは岩場などに自生する植物なので、肥料はあまり必要ありません。
イワヒバは水分のある湿った環境を好みますが、水分が溜まったままの環境は嫌う習性があります。
②イワヒバの画像(写真)!特徴は?自生地はどこにあるの?寿命はどれくらい?
イワヒバは、本州から九州の岩場などに多く自生するシダ植物で、羽のように開いた葉と、ある一定の大きさになると成長が止まるという特徴を持っています。
イワヒバはほとんど変化したり成長することがなく、寿命も100年以上と大変長生きする植物です。
③イワヒバの開花時期や季節はいつ頃なの?紅葉を楽しむことはできるの?
イワヒバは花が咲きませんが、品種によっては紅葉するものもあります。
④イワヒバの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
イワヒバの販売価格は、2,200円から4,580円程度です。
⑤イワヒバの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
イワヒバは苗の植え付けも植え替えも5月~7月の暖かい日に行うのが良く鉢や石に植え付けるのが一般的です。
鉢に植え付ける場合は浅い鉢を選び用土を入れ、庭石に植え付ける場合は穴が開いた石に用土を入れて植え付けます。
植え替えを行う場合は、前のものよりワンサイズ大きめの鉢を用意し、鉢底に鉢石を敷き通気性と排水性を高めてあげます。
⑥イワヒバの地植え(庭植え)や鉢植えで育てる際のポイントは?
イワヒバを育てる場合の一番のポイントは日光の当たり具合で、植えの場合でも鉢植えの場合でも、日光の当たり具合で葉芸や葉色が変化するのでとても重要です。
⑦イワヒバは盆栽でも楽しむことができるの?石付けの方法は?
イワヒバは盆栽愛好家たちにとても人気のある園芸植物で、土台となる素材は溶岩や流木などの表面に窪みのあるものが適しています。
表面に苗を置くための窪みを開け、鹿沼土を二つぶ砕いたものを窪みにのせ水を加え形を整えます。
⑧イワヒバの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
イワヒバは、野生のイワチドリと一緒に寄せ植えしてあげると落ち着いた和のイメージになります。
⑨イワヒバの剪定の時期とやり方は?
イワヒバは基本的に剪定する必要はありません。
⑩イワヒバの増やし方!挿し木(挿し芽)や株分けのやり方はどうするの?
イワヒバは株分けか胞子培養で増やすのが一般的ですが、挿し木で増やすことも出来ます。
挿し木で増やす場合は、平鉢に清潔な鹿沼土を入れ、親株から切り取った葉を裏返しにならないように重ねて並べ、すぐに切り取った葉に土を撒き固定したら日陰で管理します。
株分けで増やす場合は、親株から子株を丁寧に分けたら新しい鉢に植え替えます。
イワヒバは株分けか胞子培養で増やすのが一般的ですが、挿し木で増やすことも出来ます。
挿し木で増やす場合は、平鉢に清潔な鹿沼土を入れ、親株から切り取った葉を裏返しにならないように重ねて並べ、すぐに切り取った葉に土を撒き固定したら日陰で管理します。
株分けで増やす場合は、親株から子株を丁寧に分けたら新しい鉢に植え替えます。
⑪イワヒバのかかりうる病気や害虫の対策方法はベト病に注意?
ベト病は一番発生しやすい病気で、肥料のやり過ぎが原因です。
イワヒバを育てる際に注意する病気や害虫に、ベト病とヨトウムシがあります。
周りの葉が茶色になり次々に感染してしまうので、見つけたらすぐに薬剤を散布しましょう。
ヨトウムシは葉を食べてしまう害虫で、葉の先がわずかに茶色くなっている場合はヨトウムシを疑う必要があります。
良く観察しながら見つけた場合はすぐに薬剤を散布し駆除しましょう。
⑫イワヒバが枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
イワヒバは、水はけの悪い土で育てていると枯れてしまいます。
水のあげ過ぎによる根腐れが原因なので、水はけの良い清潔な土で育て槌の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
⑬イワヒバと岩松やカタヒバとの違いはなに?
イワヒバは昔から盆栽に多く使われてきた園芸種で、スギやキノコに付着することから岩松とも呼ばれています。
ヒバはヒカゲノカズラ植物門イワヒバ科に属するシダ植物で、カタヒバはイワヒバ科イワヒバ属に属しており、北海道以外の日本全国に分布し野山の騎士壁や大木の樹幹に生息します。
⑭イワヒバの花言葉はなに?
イワヒバの花言葉は、長寿・負けない心・捻りです。
⑮イワヒバの種類や品種は何があるの?
イワヒバは、紫金欄・金華山・九重錦・御所錦などの品種があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラム zeit_jikan 様より引用)
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