みなさんこんにちは。
今回は、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)についてまとめていきたいと思います。
アカツメクサは「マメ科」「シャジクソウ属」に分類される被子植物で日本各地に分布しています。
別名をムラサキツメクサや、アカツメグサといわれています。
原産地はヨーロッパなのですが、日本へは牧草として明治時代の初期に渡来したものから野生化し、今に至ります。
学名は「Trifolium pratense」といいます。
アカツメクサは多年草で草地や道ばた、川の土手などに生息しています。
今回は、アカツメクサ(アカツメグサ)についてのポイント、
以上10点についてお伝えします。
まずはアカツメクサ(アカツメグサ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
アカツメクサ(アカツメグサ)の育て方は?
アカツメクサは育てやすい植物です。
しかし逆にどんなに肥料分の多い土壌でも風通しや水はけが悪いと枯れてしまうので、植え付ける場所は慎重に選んでくださいね。
また、アカツメクサは爆発的な繁殖力を持っています。
最初に場所と育てたい範囲を決めておかないと雑草化するので注意してください。
最初は、アカツメクサ(アカツメグサ)が好む環境についてお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)の育て方!環境はどうする?
アカツメクサは、日当たりが良ければどこでも育ちますが夏の暑さに弱いので西日は避けるようにしてください。
アカツメクサは、半日陰でも育ちます。 世界各地で栽培されていることもあり、住んでいる地域の気候に合わせた品種を選べば簡単に育てることが出来ます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
次は、アカツメクサ(アカツメグサ)に適した用土についてお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)を育てる際の適した用土は何?
アカツメクサは多湿に弱いので、水はけのよい土であれば砂地でも育てられます。
腐葉土などを使用してもよいでしょう。
次は、アカツメクサ(アカツメグサ)に必要な肥料についてお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)の育て方!肥料はどうする?
アカツメクサは空気中の窒素を土に運び込むので肥料は一切必要ありません。
アカツメクサを植えている土壌に肥料を加えると過剰栄養になり草丈がたいへん高くなります。
アカツメクサは自分でチッ素肥料を作り出すという特徴があるため、肥料を与えてしまうと育ちにくくなってしまいます。
では次は、アカツメクサ(アカツメグサ)の水やりポイントについてお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)を育てる際の水の量はどうする?
アカツメクサを地植えするなら、水はほぼ必要ありません。
鉢植えの場合は表面が乾いたらたっぷり水を与えると良いです。
以上で基本的なアカツメクサ(アカツメグサ)の育て方については終わりです。
次はアカツメクサ(アカツメグサ)の写真をお見せします!
アカツメクサ(アカツメグサ)の画像(写真)!種の特徴は?
アカツメクサの特徴は、花は鞠のような集合花序をしていて、大きさは2~3cmあります。
葉の中に三日月型の白い模様が入っています。
ちなみに、アカツメクサは、デンマークで「国花」になっています。
次に、アカツメクサ(アカツメグサ)の開花時期をお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
アカツメクサの開花時期は、春の4月〜5月をピークにします。
夏の暑さで減少していきますが秋口には復活し、長く咲きます。
次は、アカツメクサ(アカツメグサ)の苗の植え付けのポイントをお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)の苗の植え付けのポイントは?
アカツメクサを植え付ける時期は春~秋までで7~8月はなるべく避けます。
種まきから始めたい場合は、4~5月か9~10月に行いましょう。
アカツメクサの種を植えたいところに直播きする方がいいですが、まず鉢に直播きしてみることをおすすめします。
種をまいた時は発芽するまで土が乾かないよう気をつけてくださいね。
それでは次に、アカツメクサ(アカツメグサ)に似た花をお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)に似た花は何がある?
アカツメクサは、別名「ムラサキツメクサ」とも呼ばれています。
ムラサキツメクサとアカツメクサは同じ植物です。
別々の花だと間違えてしまう場合がありますが花の色の濃さの違いから、「ムラサキツメクサ」という別名がついたのではないかと考えられます。
アカツメクサとよく似た花にもうひとつ、「レンゲ」があります。
レンゲは、「マメ科」「ゲンゲ属」の植物で紫色の花姿はアカツメクサとよく似ていますが、花びらの大きさや三つ葉ではない葉の形など近くで見ると違いが分かります。
次は、アカツメクサ(アカツメグサ)とクローバー(四つ葉)のちがいをお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)とクローバー(四つ葉)のちがいはなに?
アカツメクサは「Trifolium pretense(牧場に生える三つ葉 の意味)」
シロツメクサは「Trifolium repens (地面を這う三つ葉 の意味)」
学名の「マメ科」「シャジクソウ属」というところまでは同じですが、最後の部分が異なり、別種であることがわかりますね。
英語圏ではあまり区別されずにまとめて「クローバー」と呼ばれます。
ですが、蜂蜜などで特に区別したい場合は「白クローバー」「赤クローバー」と分けるようです。
次に、アカツメクサ(アカツメグサ)とシロツメクサのちがいをお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)とシロツメクサのちがいはなに?
アカツメクサとシロツメクサとは形も開花期もよく似ています。
花のかんむりの定番といえば「シロツメクサ」ですね。
シロツメクサとアカツメクサの違いを分かりやすく説明すると
「シロツメクサ」は、花が白色で、花の下に長い茎があって地面の近くに葉があります。
花が小さい方がシロツメクサで、花から長い茎が伸びていて、地面に葉が茂ります。
「アカツメクサ」は、花がピンクや紫色で、花のすぐ下に葉っぱがあってそこから茎が伸びています。
花の大きい方がアカツメクサで、花のすぐ下に葉があり茎が伸びていきます。
シロツメクサは踏みつけられても丈夫なのですが、アカツメクサはシロツメクサよりも弱いです。
それでは次に、アカツメクサ(アカツメグサ)はお茶にして飲まれるのかをお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)はお茶にして飲まれるの?効能は?
アカツメクサは、薬効のあるハーブとしての使用が可能です。
ハーブティーとして使う場合は、4月~10月に収穫し、使用部位は花の部分でよく洗い乾燥させてから使いましょう。
香りは、少し甘みのある草の香りで味はクセの少ない烏龍茶のような味がします。
アカツメクサのハーブティーは、ノンカフェインですが、摂取し続けた羊が不妊化するという報告が上がっているので妊娠中や授乳中の方は摂取を控えてください。
アカツメクサのハーブとして代表的な効果は、抗菌・エストロゲン・抗酸化、去痰・消炎・鎮痙・抗炎症・鎮静・利尿の作用など様々あります。
次は、アカツメクサ(アカツメグサ)の花言葉をお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)の花言葉はなに?英語でなんていうの?
アカツメクサの花言葉は、「豊かな愛」「勤勉」「実直」で、特に花の色の赤みが濃いアカツメクサの花言葉は「上品」です。
クローバー全てに共通する花言葉は、「私を想って」「幸運」「約束」があります。
アカツメクサを英語で「Red Clover(レッドクローバー)」といいます。
最後に、アカツメクサ(アカツメグサ)の種類をお伝えします!
アカツメクサ(アカツメグサ)の種類や品種は何があるの?
アカツメクサは、雑草として扱われることが普通なので、園芸店では苗を見かけることがありません。
しかし「クリムゾンクローバー」というものもあり、クリムゾン=赤という意味なので「赤クローバー」と間違えやすいのですが、こちらは近縁種で「ベニバナツメクサ」というものです。
アカツメクサは、枯れない品種も多いので寒冷地での栽培にもおすすめです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
アカツメクサ(アカツメグサ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アカツメクサ(アカツメグサ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
簡単に育てやすい植物で、日の当たる水はけの良い土(腐葉土など)で育てましょう。
肥料は基本的に必要ありません。
地植えの場合は降雨のみで育ちます。
②アカツメクサ(アカツメグサ)の画像(写真)!種の特徴は?
30~70個位のピンクの小さな花が1つになっているのが特徴です。
葉の中に三日月型の白い模様が入っています。
③アカツメクサ(アカツメグサ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
アカツメクサの開花時期は、4月〜8月の春から秋にかけて咲きます。
④アカツメクサ(アカツメグサ)の苗の植え付けのポイントは?
個人宅で育てる場合、種を購入するのがいいでしょう。
⑤アカツメクサ(アカツメグサ)に似た花は何がある?
「シロツメクサ」「レンゲソウ」。
「ムラサキツメクサ」は別名。
⑥アカツメクサ(アカツメグサ)とクローバー(四つ葉)のちがいはなに?
英語圏ではアカツメクサも「クローバー」と呼ばれている。
⑦アカツメクサ(アカツメグサ)とシロツメクサのちがいはなに?
「シロツメクサ」は、花が白色で、花の下に長い茎があって地面の近くにやや丸みのある葉があります。
花が小さい方がシロツメクサで、花から長い茎が伸びていて、地面に葉が茂ります。
⑧アカツメクサ(アカツメグサ)はお茶にして飲まれるの?効能は?
ハーブティーとして飲用でき、抗菌・エストロゲン・抗酸化、去痰・消炎・鎮痙・抗炎症・鎮静・利尿などの効能がありますが、妊娠中や授乳中の方は摂取を控えましょう。
⑨アカツメクサ(アカツメグサ)の花言葉はなに?英語でなんていうの?
アカツメクサの花言葉は「豊かな愛」「勤勉」「実直」。
英名は「Trifolium pretense(牧場に生える三つ葉 の意味)」。
⑩アカツメクサ(アカツメグサ)の種類や品種は何があるの?
「シロツメクサ(白詰め草)」「クリムゾンクローバー=ベニバナツメクサ)」などがある。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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