みなさんこんにちは。
今回は、姫ヒイラギについてまとめていきたいと思います。
姫ヒイラギはモクセイ科モクセイ属の低木で、新葉が固く尖ったトゲのような縁を持つのが特徴です。
学名は「Osmanthus heterophyllus」です。
アジアを原産とする植物で、同じような尖った葉を持つ西洋ヒイラギ(モチノキ科:クリスマスホーリー)とは別の植物です。
クリスマス時期に赤い実を付けるのは西洋ヒイラギです。
奄美ヒイラギという西洋ヒイラギの仲間も「ヒメヒイラギ」として売られており、間違えやすいので注意しましょう。
今回は、姫ヒイラギについてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
まずは姫ヒイラギの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
姫ヒイラギの育て方は?室内で育てるのはおすすめなの?
姫ヒイラギは半日陰を好む植物で、庭植えでも鉢植えでも育てられます。
水切れに注意することと、刈り込みをしてきれいな葉を維持することに注意すれば、それほど育てるのが難しい植物ではありません。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、姫ヒイラギが好む環境についてお伝えします!
姫ヒイラギの育て方!環境はどうする?
姫ヒイラギは半日陰が適しています。
夏の強い日光と冬場の寒風を避けることが、きれいな葉を保つ秘訣です。
明るい日陰でも育ちますが、あまり暗いと葉が落ちてしまうので注意しましょう。
次は、姫ヒイラギに適した用土についてお伝えします!
姫ヒイラギを育てる際の適した用土は何?
姫ヒイラギは水はけ水持ちの良い用土で育てます。
庭であれば、腐葉土をすき込んでおきます。
鉢植えであれば一般の草花用培養土に赤玉土を混ぜて水はけを少し良くしたものが最適です。
次は、姫ヒイラギに必要な肥料についてお伝えします!
姫ヒイラギの育て方!肥料はどうする?
姫ヒイラギは、庭植えの場合は2月に寒肥を施す程度で十分です。
鉢植えであれば、生育期の春と秋に薄めた液肥を月に1度与えます。
では次は、姫ヒイラギの水やりポイントについてお伝えします!
姫ヒイラギを育てる際の水の量はどうする?
姫ヒイラギは、水やりは控えめにします。
ただし、水切れに弱いので、常に土が程役湿っている状態を維持します。
以上で基本的な姫ヒイラギの育て方については終わりです。
次は姫ヒイラギの写真(画像)をお見せします!
姫ヒイラギの画像(写真)!花の特徴は?大きさはどれくらいなの?
Instagram saga_n_life 様より
姫ヒイラギは、ヒイラギの小型種で、庭植でも1~2m以内に収まる低木です。
葉は通常のヒイラギより小さく1~3cm程です。
葉のふちは尖ってトゲのようになりますが、これは新葉のときだけで、成長した葉は突起がなくなり丸くなります。
姫ヒイラギは雄株と雌株がある雌雄異株です。
実をつけるのは雌株だけですが、苗の購入時には雌雄がわからないので、花を見て押すかメスか判断します。
姫ヒイラギの花は白い小さな花が幹に沿うように房になって咲き、モクセイ科特有の甘い香りが優しく香ります。
次に、姫ヒイラギの開花時期をお伝えします!
姫ヒイラギの開花時期や季節はいつ頃なの?
姫ヒイラギの花期は11月頃で、晩秋から初冬に開花します。
雌株であれば、梅雨の頃から初夏にかけて、黒い実が膨らみます。
次は、姫ヒイラギの値段や販売価格をお伝えします!
姫ヒイラギの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
姫ヒイラギは3号ポット苗が、1,000円前後で売られています。
姫ヒイラギの流通名を持つものは柊の小型種と、奄美ヒイラギの2種類があります。
間違えて購入しないように、ラベルや商品説明をよく確認して購入しましょう。
それでは次に、姫ヒイラギの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!
姫ヒイラギの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
姫ヒイラギを植え付ける際は、根鉢を崩さずに植え付けましょう。
根をいじられるのを極端に嫌うので、植え替えはできません。
次は、姫ヒイラギの地植え(花壇)で育てる際のポイントをお伝えします!
姫ヒイラギの地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
姫ヒイラギは植え替えできないので、植える場所には注意する必要があります。
縁起を気にするのであれば敷地の東北の位置(鬼門)に植えます。
1~2mと大きくなるので定期的に刈り込んで育て、肥料は控えめにしましょう。
夏の乾燥した日が続くときは水やりし、水切れさせないようにしてください。
次に、姫ヒイラギの寄せ植えに合う植物をお伝えします!
姫ヒイラギの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
姫ヒイラギは、お正月用などで和風につくるものと、洋風の寄植えの両方に使われます。
ナンテンは「難を転じる」の語呂合わせで演技が良く使われることが多いです。
センリョウやマンリョウなどの縁起の良いものを合わせると「鬼を払い福を呼び込む」とされます。
クリスマス用の寄植えにするなら、赤のガーデンシクラメンやコニファーと合わせて寄植えにします。
次は、姫ヒイラギの剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします!
姫ヒイラギの剪定(切り戻し)のポイントは?
姫ヒイラギはいつ剪定してもかまいません。
ただし花と実を楽しむのであれば12~2月に剪定をして、他の時期は控えます。
刈り込むことで特徴のあるトゲトゲの葉が維持できます。
剪定をしないと古い葉(トゲのない葉)が多くなり、木も大きくなってしまうので1年に1度は剪定をしましょう。
それでは次に、姫ヒイラギの増やし方をお伝えします!
姫ヒイラギの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
姫ヒイラギの挿し木は、6~7月が適期です。
新枝挿しといって、その年に伸びた新しい枝で行ないます。
次は、姫ヒイラギの葉が枯れる(枯れた)原因や花が咲かない原因と対策方法をお伝えします!
姫ヒイラギの葉が枯れる(枯れた)原因や花が咲かない原因と対策方法は?
姫ヒイラギが枯れる原因は水切れが一番多いです。
また、根をいじったり移植しても枯れるので注意しましょう。
花が咲かないのは、剪定の時期が悪い可能性があります。
花をつけさせる場合は12月~2月の冬季以外の刈り込みは厳禁です。
それでは最後に、姫ヒイラギの花言葉をお伝えします!
姫ヒイラギの花言葉はなに?風水や魔除けとの関係性は?
姫ヒイラギの花言葉は「用心深さ」「剛直」「先見の明」「あなたを守る」「歓迎」です。
日本では平安時代から、節分には「柊鰯」を飾り、鰯の臭いと柊のトゲで鬼を追い払おうとする習慣がありました。
これが中国から入ってきた家相学と混ざって、鬼門にヒイラギを植えて魔除けをする習慣が生まれたのです。
鬼門というのは、風水や家相において不吉とされる方角のことで、主に北東になります。
悪いもの(鬼)が入ってこないように、鬼の嫌がる柊を植える習慣が江戸時代に庶民に広がり、今も続いているのです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
姫ヒイラギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①姫ヒイラギの育て方(環境、土、肥料、水やり)
姫ヒイラギは、半日陰で水はけ水持ちの良い用土で育てます。
肥料と水は控えめにして育て、水切れを起こさないように管理します。
②姫ヒイラギの画像(写真)!花の特徴は?大きさはどれくらいなの?
姫ヒイラギは、ヒイラギの小型種で、庭植でも1~2m以内に収まる低木です。
葉は通常のヒイラギより小さく1~3cm程です。
姫ヒイラギの花は白い小さな花が幹に沿うように房になって咲き、モクセイ科特有の甘い香りが優しく香ります。
③姫ヒイラギの開花時期や季節はいつ頃なの?
姫ヒイラギの花期は11月頃で、晩秋から初冬に開花します。
雌株であれば、梅雨の頃から初夏にかけて、黒い実が膨らみます。
④姫ヒイラギの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
姫ヒイラギは3号ポット苗が、1,000円前後で売られています。
⑤姫ヒイラギの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
姫ヒイラギを植え付ける際は、根鉢を崩さずに植え付けましょう。
根をいじられるのを極端に嫌うので、植え替えはできません。
⑥姫ヒイラギの地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
姫ヒイラギは 縁起を気にするのであれば敷地の東北の位置(鬼門)に植えます。
夏の乾燥した日が続くときは水やりし、水切れさせないようにしてください。
⑦姫ヒイラギの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
姫ヒイラギは、ナンテンやセンリョウやマンリョウなどの縁起の良いものを合わせると「鬼を払い福を呼び込む」とされます。
クリスマス用の寄植えにするなら、赤のガーデンシクラメンやコニファーと合わせて寄植えにします。
⑧姫ヒイラギの剪定(切り戻し)のポイントは?
姫ヒイラギはいつ剪定してもかまいません。
ただし、花と実を楽しむのであれば12~2月に剪定をして、他の時期は控えます。
⑨姫ヒイラギの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
姫ヒイラギの挿し木は、6~7月が適期です。
新枝挿しといって、その年に伸びた新しい枝で行ないます。
⑩姫ヒイラギの葉が枯れる(枯れた)原因や花が咲かない原因と対策方法は?
姫ヒイラギが枯れる原因は水切れが一番多いです。
また、根をいじったり移植しても枯れるので注意しましょう。
花が咲かないのは、剪定の時期が悪いので、冬季以外の剪定を避けます。
⑪姫ヒイラギの花言葉はなに?風水や魔除けとの関係性は?
姫ヒイラギの花言葉は「用心深さ」「剛直」「先見の明」「あなたを守る」「歓迎」です。
日本では平安時代から、節分には「柊鰯」を飾り、鰯の臭いと柊のトゲで鬼を追い払おうとする習慣がありました。
これが中国から入ってきた家相学と混ざって、鬼門にヒイラギを植えて魔除けをする習慣が生まれたのです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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