【弟切草(オトギリソウ)のまとめ!】漢方としての効能や花言葉等10個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、オトギリソウについてまとめていきたいと思います。

 

オトギリソウはオトギリソウ科のオトギリソウ属の多年草です。

日本名は「弟切草」と書きます。

 

別名「アオクスリ」「ボンバナ」「タカノキズグスリ」とも呼ばれます。

学名は「Hypericum erectum」です。

 

今回は、オトギリソウについてのポイント、

①オトギリソウの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②オトギリソウの画像(写真)!花や実の特徴は?生息地はどこ?
③オトギリソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
④オトギリソウの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤オトギリソウの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
⑥オトギリソウの使い方は?お茶の作り方は?効能は?
⑦オトギリソウは漢方や薬としても使われるの?効果や効能は?万能薬なの?
⑧オトギリソウに似た花は何がある?ヒペリカムやキンシバイとの違いは?
⑨オトギリソウの花言葉はなに?名前の由来は?何日の誕生花なの?
⑩オトギリソウの種類や品種は何があるの?

 

以上10個の点についてお伝えします。

まずはオトギリソウの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

オトギリソウの育て方(栽培方法)は?

 

オトギリソウの育て方は、日当たりと風通しの良い場所で管理するようにします。

葉焼けを起こしやすいので、夏の強い日差しを避けるようにします。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、オトギリソウが好む環境についてお伝えします!

 

オトギリソウの育て方!環境はどうする?

 

オトギリソウは、日当たりがよく〜明るい風通しの良い場所で管理します。

鉢植えにする場合には、1〜2年毎に植え替えをします。

 

次は、オトギリソウに適した用土についてお伝えします!

 

オトギリソウを育てる際の適した用土は何?

 

オトギリソウの用土には、市販の山野草の土を利用します。

 

または、赤玉土:鹿沼土:日向土をそれぞれ同じ分量で混ぜ合わせて使用します。

オトギリソウを地植えにする場合には、よく耕した庭土に腐葉土を混ぜ込んでおきます。

次は、オトギリソウに必要な肥料についてお伝えします!

 

オトギリソウの育て方!肥料はどうする?

 

鉢植えにしたオトギリソウの肥料は、春から夏にかけて薄めた液体肥料を1〜2週間毎、水やりの代わりに与えます。

地植えのオトギリソウには、肥料は不要です。

では次は、オトギリソウの水やりポイントについてお伝えします!

 

オトギリソウを育てる際の水の量はどうする?

 

オトギリソウは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。

冬場も様子を見て、乾燥している様なら水やりをします。

 

以上で基本的なオトギリソウの育て方については終わりです。

次はオトギリソウの写真をお見せします!

 

オトギリソウの画像(写真)!花や実の特徴は?生息地はどこ?

 

 

オトギリソウの草丈は30〜50㎝程度で、上部を枝分かれさせ、その先端に黄色の可愛らしい花を咲かせます。

 

オトギリソウの花持ちは1日で、1日しか咲かない花のことを「一日花=いちじつか」といいます。

花後、さく果をつけます。(実が熟すと下部が弾けて種が飛び散ります。)

 

オトギリソウは日本全国で見られ、日当たりの良い山地や丘陵地で生育しています。

 

次に、オトギリソウの開花時期をお伝えします!

 

オトギリソウの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

オトギリソウの開花時期は7〜8月の夏です。

 

次は、オトギリソウの値段や販売価格をお伝えします!

 

オトギリソウの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

オトギリソウの苗は750〜1000円程度で販売されています。

オトギリソウの名前で販売されている中には、セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワード)もあるため、購入の際には確認するようにしましょう。

それでは次に、オトギリソウの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!

 

オトギリソウの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?

 

オトギリソウの苗は、寒さが和らぎ芽吹く春先の3〜4月に植え付けや植え替えを行います。

 

オトギリソウは、生育が旺盛なので鉢植えにする場合には1〜2年毎に植え替えをするようにします。

植え付け後、根づくまでは肥料を与えないようにします。

 

次は、オトギリソウの使い方をお伝えします!

 

オトギリソウの使い方は?お茶の作り方は?効能は?

 

オトギリソウは古くから、乾燥した茎葉を煎じて薬草茶にしたり、葉を揉んだ汁を傷や打ち身につけたりしたそうです。

 

オトギリソウのお茶は、乾燥した茎葉5〜15gあたりを水600ccにいれて強火で沸騰させたのちに、中火〜弱火で容量が半分くらいになるまで煎じます。

煎じる鍋やヤカンは鉄や銅で作られた物を避けるようにします。(ホーローや土瓶、ガラス製ならば尚いいですが、それ以外でも大丈夫です)

弟切草」の名前をつけられたゲームや小説もありますが、元々は平安時代の逸話から来た名前です。

鷹狩りで傷ついた鷹をこの薬草で治していた秘密を、弟がうっかり外に洩らしてしまったことを激しく怒った兄が、弟を切ってしまったところからつけられたという話です。

オトギリソウの葉や花には黒い斑点がありますが、それは切られた弟の血が飛び散った跡だとか。

恐ろしい話ではありますが、それだけオトギリソウの効能が素晴らしいものだったということなのかもしれませんね。

 

次に、オトギリソウの効果や効能をお伝えします!

 

オトギリソウは漢方や薬としても使われるの?効果や効能は?万能薬なの?

 

オトギリソウは漢方や薬草として古くから使われてきました。

 

主な使い方としては、外用薬として切り傷・打ち身・腫れ物・たむし・筋骨格系の痛み・しっしん・リウマチ・咽頭カタルなどに効果があるそうです。

服用としては、しゅうれん・止血・うがい薬としても効果があるようです。

 

オトギリソウの花をアルコールチンキやゴマ油に漬けると切り傷・かぶれ・耳の症状に効果があるそうです。

または入浴剤として使えば、リウマチ・通風・神経痛に効果があるようです。

 

万能薬として重宝されてきたのですね。

 

次は、オトギリソウに似た花をお伝えします!

 

オトギリソウに似た花は何がある?ヒペリカムやキンシバイとの違いは?

 

オトギリソウの仲間として流通している花にヒペリカムキンシバイがあります。

✳︎ヒペリカムの育て方等はこちらをご覧ください。

✳︎キンシバイの育て方等はこちらをご覧ください。

 

共に同じオトギリソウ科オトギリソウ属に属しています。

キンシバイは中国を原産とする半落葉低木です。

 

日本では江戸時代中期あたりから栽培がはじまり、庭木や広葉樹として広く利用されています。

 

オトギリソウ属に分類される半落葉低木のことをヒペリカムと総称していることもある様です。

ヒペリカムとはオトギリソウ属のラテン名の事です。

 

ヒペリカムは花後に赤い実をつけますが、この赤い実も観賞価値があるとしてお茶花や生け花に使われたりしますよ。

 

キンシバイ

 

ヒペリカム

 

次に、オトギリソウの花言葉をお伝えします!

 

オトギリソウの花言葉はなに?名前の由来は?何日の誕生花なの?

 

オトギリソウの花言葉は、「恨み」・「迷信」・「秘密」・「盲信」・「敵意」です。

 

なんだか、平安時代の逸話を彷彿とさせるちょっと怖い花言葉ですね。

誕生花としては、6月24日・11月24日です。

 

それでは最後に、オトギリソウの種類や品種をお伝えします!

 

オトギリソウの種類や品種は何があるの?

 

オトギリソウの種類や品種は、コケオトギリサワオトギリがあります。

 

オトギリソウの花の大きさは花径約1.5㎝、コケオトギリソは2.5mm、サワオトギリは4〜6mmです。

花の色は黄色です。

 

コケオトギリソウ

(Instagramより rurihakobe.m様)

 

また、セイヨウオトギリソウとしてセントジョーンズワートがあります。

 

セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)

 

 

 

 

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

オトギリソウのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①オトギリソウの育て方(環境、土、肥料、水やり)

オトギリソウは、日当たりがよく〜明るい風通しの良い場所で管理します。

オトギリソウの用土には、市販の山野草の土を利用または、赤玉土:鹿沼土:日向土をそれぞれ同じ分量で混ぜ合わせて使用します。

地植えにする場合には、よく耕した庭土に腐葉土を混ぜ込んでおきます。

鉢植えにしたオトギリソウの肥料は、春から夏にかけて薄めた液体肥料を1〜2週間毎、水やりの代わりに与えます。

オトギリソウは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。

冬場も様子を見て、乾燥している様なら水やりをします。

 

②オトギリソウの画像(写真)!花や実の特徴は?生息地はどこ?

オトギリソウの草丈は30〜50㎝程度で、上部を枝分かれさせ、その先端に黄色の可愛らしい花を咲かせます。

花持ちは1日、花後、さく果(実が熟すと下部が弾けて種が飛び散る)をつけます。

オトギリソウは日本全国で見られ、日当たりの良い山地や丘陵地で生育しています。

 

③オトギリソウの開花時期や季節はいつ頃なの?

オトギリソウの開花時期は7〜8月の夏です。

 

④オトギリソウの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

オトギリソウの苗は750〜1000円程度で販売されています。

 

⑤オトギリソウの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?

オトギリソウは、寒さが和らぎ芽吹く春先の3〜4月に植え付けや植え替えを行います。

オトギリソウは、生育が旺盛なので鉢植えにする場合には1〜2年毎に植え替えをするようにします。

 

⑥オトギリソウの使い方は?お茶の作り方は?効能は?

オトギリソウは古くから薬草として乾燥した茎葉を煎じて薬草茶にしたり、葉を揉んだ汁を傷や打ち身につけたりしたそうです。

オトギリソウの煎じ方は、乾燥した茎葉5〜15gあたりを水600ccにいれて強火で沸騰させたのちに、中火〜弱火で容量が半分くらいになるまで煎じます。

 

⑦オトギリソウは漢方や薬としても使われるの?効果や効能は?万能薬なの?

オトギリソウは漢方や薬草として古くから使われてきました。

外用薬・服用・チンキ・入浴剤として使われて、様々な効果や効能があり、重用されていました。

 

⑧オトギリソウに似た花は何がある?ヒペリカムやキンシバイとの違いは?

ヒペリカムとキンシバイは、同じオトギリソウ科オトギリソウ属に属しています。

キンシバイは中国を原産とする半落葉低木です。

オトギリソウ属の半落葉低木の事をヒペリカムと総称したりします。

ヒペリカムとはオトギリソウ属のラテン名の事です。

 

⑨オトギリソウの花言葉はなに?名前の由来は?何日の誕生花なの?

オトギリソウの花言葉は、「恨み」・「迷信」・「秘密」・「盲信」・「敵意」、誕生花としては、6月24日・11月24日です。

 

⑩オトギリソウの種類や品種は何があるの?

オトギリソウの種類や品種は、コケオトギリとサワオトギリがあります。

また、セイヨウオトギリソウとしてセントジョーンズワートがあります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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