【寒蘭(カンラン)のまとめ!】育て方(植え替えや冬越し)と花言葉等9個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

 

今回は、寒蘭(カンラン)についてまとめていきたいと思います。

寒蘭(カンラン)とは、東洋蘭の一名称です。

 

単子葉植物ラン科シュンラン属の植物です。

 

東洋蘭として、多くの地域で栽培されています。

 

本州南の森林に自生していると言われていますが、野生で見られることはほとんどないです。

一般的に見られる寒蘭(カンラン)は、地域ごとの蘭愛好会で育てられているものです。

 

今回は、寒蘭(カンラン)についてのポイント、

①寒蘭(カンラン)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②寒蘭(カンラン)の画像(写真)!花の特徴は?花芽(新芽)はいつ出るの?
③寒蘭(カンラン)の開花時期や季節はいつ頃なの?自生地はどこ?
④寒蘭(カンラン)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤寒蘭(カンラン)の苗の植木鉢への植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?消毒は必要なの?
⑥寒蘭(カンラン)の冬越しのやり方は?
⑦寒蘭(カンラン)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?花が咲かないのはなぜ?
⑧寒蘭(カンラン)と春蘭(シュンラン)の見分け方は?
⑨寒蘭(カンラン)の種類や品種は何があるの?

 

以上9個の点についてお伝えします。

まずは寒蘭(カンラン)の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

寒蘭(カンラン)の育て方(栽培方法)は?

 

寒蘭(カンラン)は直射日光を避けられる、明るく風通しの良い場所が適しています。

特に夏場は遮光ネットなどを利用すると良いでしょう。

 

できたら、東洋蘭専用の温室などが用意できると管理が楽になります。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、寒蘭(カンラン)が好む環境についてお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)の育て方!環境はどうする?

 

寒蘭(カンラン)は、冬の間は風に当たらないように保護します。

 

の暖かくなってきたころ、少しずつ風通しの良い場所で管理するようにします。

遮光シートなどを使用して、直射日光と気温の上昇を防ぐようにします。

 

の開花時期は、花芽に日光が当たるようにします。

 

湿気の少ない風通しの良い場所におきましょう。

寒蘭(カンラン)は、鉢植えで管理します。

 

次は、寒蘭(カンラン)に適した用土についてお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)を育てる際の適した用土の配合はどうする?どの培養土を使えばいいの?

 

寒蘭(カンラン)は、鉢底に軽石などの鉢底石をしいて水はけよくします。

 

植え込む用土は、水はけがよく適度に湿度を保てる土を使用します。

東洋蘭専用の培養土を使用すると手間なく植え込みできて便利です。

 

次は、寒蘭(カンラン)に必要な肥料についてお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)の育て方!肥料はどうする?液肥を使うの?

 

寒蘭(カンラン)を植え付け時に元肥を与えます。

 

9~10月の開花前に、極薄めた液体肥料を2週間に一回程度、株の様子を見ながら与えます。

肥料の与えすぎは厳禁ですので、注意しましょう。

 

肥料負けして枯れることがあります。

 

では次は、寒蘭(カンラン)の水やりポイントについてお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)を育てる際の水の量はどうする?

 

寒蘭(カンラン)の水やりは、土の中を確認してたっぷりと与えます。

 

鉢を持ち上げて、軽くなっていると感じたら与えるようにします。

乾燥していることより、加湿になりすぎないように気をつけます。

 

以上で基本的な寒蘭(カンラン)の育て方については終わりです。

次は寒蘭(カンラン)の写真をお見せします!

 

寒蘭(カンラン)の画像(写真)!花の特徴は?花芽(新芽)はいつ出るの?

 

(Instagramより piemarine様)

 

カンラン(寒蘭)の花の花弁は、細長い形状をしていて一文字に広がっています。

その下に下に袋状になった舌のような形状の花弁があります。

 

花弁には縞や更紗などの模様が出る品種もあります。

 

色は、白・黄緑・緑白・緑が主な色です。

他に赤・ピンク色もあります。

 

花芽の伸びる時期は7~9月です。

花芽が痛まないように、この時期に殺菌剤や殺虫剤を使用して保護します。

 

次に、寒蘭(カンラン)の開花時期をお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)の開花時期や季節はいつ頃なの?自生地はどこ?

 

寒蘭(カンラン)の開花時期は、10~12月初めです。

 

本州南の森林に自生していると言われていますが、野生で見られることはほとんどないです。

 

寒蘭(カンラン)の花を見たい場合には、愛好会の展示会などがよいでしょう。

展示会では、東洋蘭や山野草の即売会などが行われていることもありますよ。

 

次は、寒蘭(カンラン)の値段や販売価格をお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

寒蘭(カンラン)の苗の値段は、5000~10万円近くするものもあります。

フリマサイトなどで1000円程度で販売されているものもありますが、ウィルスなどの心配もあるので、信用のおける専門店で購入されることをお勧めします。

 

それでは次に、寒蘭(カンラン)の苗の植木鉢への植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントをお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)の苗の植木鉢への植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?消毒は必要なの?

 

寒蘭(カンラン)の植え付けには、専用の細長い鉢を使用するのがいいでしょう。

 

植え付ける鉢の大きさは、株の大きさにあったものを用意します。

大きすぎると水はけが悪くなり、根腐れを起こす原因にもなります。

 

寒蘭(カンラン)の植え替え適期は3~4月です。

 

寒蘭(カンラン)を植える用土は鉢の深さに応じて大粒・中粒・小粒に分けます。

底の方には大粒、中の部分には中粒、上部には小粒を使用します。

 

寒蘭(カンラン)は、花を楽しむのと同時に葉をつけた株姿も鑑賞します。

そのためウィルス性の病気と害虫から株を守るために、殺菌剤と殺虫剤の使用は欠かせません。

 

次は、寒蘭(カンラン)の冬越しのやり方をお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)の冬越しのやり方は?

 

寒蘭(カンラン)の冬越しは、冷たい風に当てないことが大事になります。

 

専用の温室を持っていない場合には、エアコンなどで加温しない部屋を用意してカーテン越しの明るい窓辺で棚やテーブルなどを利用して鉢を並べて管理するようにします。

水やりは1~2日に一回程度、鉢の中の湿り具合を確認してから行います。

 

次に、寒蘭(カンラン)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?花が咲かないのはなぜ?

 

寒蘭(カンラン)のかかる病気は、「モザイク病」「えそ斑紋病」「軟腐病」「腐敗病」などがあります。

 

また害虫では「アザミウマ」の被害があります。

「モザイク病」と「えそ斑紋病」は葉に斑点上の模様が出ます。

「軟腐病」は新芽、「腐敗病」は株元が腐って溶けたようになっていく病気です。

「アザミウマ」は花の開花時期に、花びらに取り付いて汁を吸います。

 

また、病気の素になるウイルスを媒介します。

病気の主な原因は菌です。

 

殺菌剤を使用して消毒を行います。

ハサミを使用する場合には、都度消毒を心がけてそのまま使いまわさないようにします。

 

「アザミウマ」の発生する時期は4~10月です。

寒蘭(カンラン)の花芽が出たら、赤いネット(0.4~1mm)で花芽部分を覆ってしまう、赤色や黄色の粘着トラップを仕掛けて捕獲するなどします。

 

「アザミウマ」の繁殖力は大変強く、繰り返し使用すると薬に耐性を持ったものが生まれてしまう恐れもあり、薬剤散布には注意が必要です。

寒蘭(カンラン)を設置してある周囲は除草し鉢間を空けるなどし、開花時期にはこまめに花殻を摘むなどして防除に努めるようにします。

 

寒蘭(カンラン)の花の咲かない原因として考えられることは、株よりも大きすぎる鉢を使用していることや、7月の花芽の形成される時期に適切な管理を行わなかったことなどが考えられます。

 

寒蘭(カンラン)は、季節ごとの気候に応じた管理が必要です。

購入した専門店へ問い合わせたり、専門書を読むなどして適切な管理を行うようにしましょう。

 

次は、寒蘭(カンラン)と春蘭(シュンラン)の見分け方をお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)と春蘭(シュンラン)の見分け方は?

 

寒蘭(カンラン)の開花時期は10~12月初頭、春蘭(シュンラン) の開花時期は2~3月です。

ともに同じ単子葉植物ラン科シュンラン属ということもあり、花のない時期に見分けるのは慣れていないと難しいでしょう。

 

それでは最後に、寒蘭(カンラン)の種類や品種をお伝えします!

 

寒蘭(カンラン)の種類や品種は何があるの?

 

寒蘭(カンラン)は、地域ごとの名称がつけられています。

主なものとして、土佐寒蘭・日向寒蘭・紀州寒蘭・薩摩寒蘭などがあります。

 

品種は、愛好会などで品種改良が行われており数多くあります。

品種としては、「豊雪(ほうせつ)」・「白鹿(はくしか)」・「土佐大黒(とさだいこく)」・「極楽鳥(ごくらくちょう)」などがあります。

 

発表当時、100万円したというエピソードが残る品種もあるそうですよ。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

寒蘭(カンラン)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①寒蘭(カンラン)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

寒蘭(カンラン)は直射日光を避けられる、明るく風通しの良い場所でそれぞれの季節に応じた管理を行います。

植え込む用土は、水はけがよく適度に湿度を保てる土を使用します。

東洋蘭専用の培養土を使用するとよいでしょう。

寒蘭(カンラン)を植え付け時に元肥を与えます。

9~10月の開花前に、極薄めた液体肥料を2週間に一回程度、株の様子を見ながら与えます。

寒蘭(カンラン)の水やりは、土の中を確認してたっぷりと与えます。

鉢を持ち上げて、軽くなっていると感じたら与えるようにします。

 

②寒蘭(カンラン)の画像(写真)!花の特徴は?花芽(新芽)はいつ出るの?

カンラン(寒蘭)の花の花弁は細長い形状をしていて一文字に広がっています。

その下に下に袋状になった舌のような形状の花弁があります。

花弁には縞や更紗などの模様が出る品種もあります。

 

③寒蘭(カンラン)の開花時期や季節はいつ頃なの?自生地はどこ?

寒蘭(カンラン)の開花時期は、10~12月初頭です。

 

④寒蘭(カンラン)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

寒蘭(カンラン)の苗の値段は、5000~10万円近くするものもあります。

 

⑤寒蘭(カンラン)の苗の植木鉢への植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?消毒は必要なの?

寒蘭(カンラン)の植え付けには、専用の細長い鉢を使用し、株の大きさにあったものを用意します。

植え替え適期は3~4月です。

寒蘭(カンラン)を植える用土は鉢の深さに応じて大粒・中粒・小粒に分けます。

寒蘭(カンラン)は、花を楽しむのと同時に葉をつけた株姿も鑑賞するため、殺菌剤と殺虫剤の使用は欠かせません。

 

⑥寒蘭(カンラン)の冬越しのやり方は?

寒蘭(カンラン)の冬越しは、冷たい風にあたらない専用の温室もしくは、エアコンなどで加温しない部屋のカーテン越しの明るい窓辺で管理するようにします。

 

⑦寒蘭(カンラン)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?花が咲かないのはなぜ?

寒蘭(カンラン)のかかる病気は、「モザイク病」「えそ斑紋病」「軟腐病」「腐敗病」などがあり、害虫では「アザミウマ」の被害があります。

病気の主な原因は菌なので、殺菌剤を使用して消毒を行います。

またハサミを使用する場合には、そのまま使いまわさないようにします。

「アザミウマ」の発生する時期は4~10月です。

「アザミウマ」の繁殖力は大変強く、繰り返し使用すると薬に耐性を持ったものが生まれてしまう恐れもあります。

トラップを仕掛けたり、除草し鉢間を空けるなどし、開花時期にはこまめに花殻を摘むなどして防除に努めるようにします。

 

⑧寒蘭(カンラン)と春蘭(シュンラン)の見分け方は?

ともに同じ単子葉植物ラン科シュンラン属ということもあり、慣れないと区別は難しく、開花時期で見分ける程度でしょう。

 

⑨寒蘭(カンラン)の種類や品種は何があるの?

寒蘭(カンラン)は、主なものとして、土佐寒蘭・日向寒蘭・紀州寒蘭・薩摩寒蘭などがあります。

品種としては、「豊雪(ほうせつ)」「白鹿(はくしか)」「土佐大黒(とさだいこく)」「極楽鳥(ごくらくちょう)」他多数あります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像はInstagramより kuronishihira様)

 

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