みなさんこんにちは。
今回は、里芋(サトイモ)についてまとめていきたいと思います。
里芋(さといも)は、古くから縁起物として親しまれており、ねっとりした食感が特徴の野菜です。
サトイモ科サトイモ属の多年草で、学名は「Colocasia esculenta」です。
今回は、里芋(サトイモ)についてのポイント、
以上13個の点についてお伝えします。
まずは里芋(サトイモ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
里芋(サトイモ)の育て方(栽培方法)は?大きく育てる方法は?
里芋(さといも)は、栽培時期が長めですが、比較的育てやすい植物です。
大きく育てるには、土寄せをしっかりすることと、夏の乾燥に注意することです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、里芋(サトイモ)が好む環境についてお伝えします!
里芋(サトイモ)の育て方!環境はどうする?
里芋(さといも)は、日当たりがよく、風通しのよい場所で育てます。
次は、里芋(サトイモ)に適した用土についてお伝えします!
里芋(サトイモ)を育てる際の適した用土は何?
里芋(さといも)は、水もちがいい土を好みます。
植え付けの2週間前までに、堆肥と苦土石灰を入れてよく耕します。
また、1週間前には肥料を入れ、畝を立てておきます。
次は、里芋(サトイモ)に必要な肥料についてお伝えします!
里芋(サトイモ)の育て方!肥料はどうする?追肥は8月に化成肥料を与えればいいの?
里芋(さといも)は、6月頃に1回目の追肥と土寄せをします。
肥料をばらまき、クワで土に混ぜるようにしてから、株もとに土寄せをします。
2回目は7月頃に、そのあとも1ヶ月に1回ほどのペースで、追肥と土寄せを繰り返していきます。
土寄せが不足すると、小さい子イモが多くなったり、変形することもあるので、しっかり行います。
では次は、里芋(サトイモ)の水やりポイントについてお伝えします!
里芋(サトイモ)を育てる際の水の量はどうする?
里芋(さといも)は、根付いた後の普段の水やりはほとんどいりません。
ただし、夏の乾燥の時期は、水を切らさず、たっぷり水やりします。
以上で基本的な里芋(サトイモ)の育て方については終わりです。
次は里芋(サトイモ)の写真をお見せします!
里芋(サトイモ)の画像(写真)!葉っぱの特徴は?カロリーや栄養は豊富なの?
里芋(さといも)の葉っぱは、盾状で30~50cmと大きく、水をはじくのが特徴です。
カロリーは、普通サイズ1つで23kcal、栄養は食物繊維の他に、カリウムが多く含まれています。
むくみや高血圧予防の効果が期待できます。
次に、里芋(サトイモ)の旬の時期や収穫時期(掘る時期)をお伝えします!
里芋(サトイモ)の旬の時期や収穫時期(掘る時期)はいつ頃なの?原産地や名産地はどこ?
里芋(さといも)の旬は、種類によって違いがありますが秋から冬にかけてです。
里芋(さといも)の収穫時期は9月~11月で、収穫の目安は葉が黄色くなり少し垂れ下ってきたころです。
原産地は、インド東部からインドシナ半島などです。
次は、里芋(サトイモ)の値段や販売価格をお伝えします!
里芋(サトイモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
里芋(さといも)の種イモは、種類によって1kgあたり2250円~3350円くらいで販売されています。
それでは次に、里芋(サトイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントをお伝えします!
里芋(サトイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?
里芋(さといも)は、種イモから栽培します。
植え付けの前に、催芽(芽出し)しておくと育てやすくなります。
催芽(芽出し)のやり方は、プランターやポットに種イモを仮植えし、暖かい場所で育てます。
畑への植え付けは、4月~5月に行います。
次は、里芋(サトイモ)のプランターや水耕栽培で育てる際のポイントをお伝えします!
里芋(サトイモ)のプランターや水耕栽培で育てる際のポイントは?
里芋(さといも)をプランターで育てるのは、少し難易度が高めです。
深めのプランターを使い、水を切らさないことと、追肥の時に土寄せを忘れないように育てましょう。
里芋(さといも)の水栽培をする場合は、里芋を容器に入れて半分ほど水につかるようにします。
次第に根や芽が伸びて、観葉植物のように葉を楽しむことができます。
大きく育ったら、土に植え替えて育て収穫することもできます。
次に、里芋(サトイモ)の増やし方をお伝えします!
里芋(サトイモ)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
一度里芋(さといも)の種イモを買えば、収穫した里芋を貯蔵しながら、毎年栽培していけます。
収穫した里芋の貯蔵方法は、まず、畑に穴を掘ってもみ殻を入れます。
もみ殻の中に子イモを埋め、光が入らないように穴の上にシートなどをかぶせておけば、翌年の植え付け時まで保存できます。
次は、里芋(サトイモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
里芋(サトイモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?ヨウトムシや汚斑病に効く農薬はなに?
里芋(さといも)は、病気の心配はほとんどありませんが、モザイク病にかかる場合があります。
モザイク病に効く薬剤はありません。
モザイク病を運んでくるアブラムシがつかないように、十分注意します。
害虫にも強い里芋(さといも)ですが、アブラムシやヨトウムシに注意します。
特にアブラムシは、モザイク病などのウイルスを媒介することもあります。
株もとに敷きわらやマルチシートを張って予防しましょう。
見つけ次第、粘着テープで駆除したり、ひどい場合は殺虫剤で駆除することもできます。
それでは次に、里芋(サトイモ)の葉が枯れる原因と対策方法をお伝えします!
里芋(サトイモ)の葉が枯れる原因と対策方法は?
里芋(さといも)は、乾燥にとても弱い植物です。
夏の時期などに水不足が原因で葉が枯れることがあります。
一度葉がしおれると水をあげても戻らず、イモの生育が悪くなります。
土を乾燥させないように十分注意して下さい。
次は、里芋(サトイモ)の下処理のやり方(下ごしらえ)や茹で時間(アク抜き)をお伝えします!
里芋(サトイモ)の下処理のやり方(下ごしらえ)や茹で時間(アク抜き)はどれくらいなの?皮むきの簡単なやり方は?
里芋(さといも)の下処理は、洗う前に皮をむきます。
洗ってから皮をむくと、手がかゆくなることがあるので注意します。
アク抜きをする場合は、皮をむいてから塩でもんで水洗いし、5~6分茹でてざるにあげます。
簡単に皮をむく方法をご紹介します。
<皮むきの簡単なやり方>
1. 土を水で洗い流してから、皮にぐるりと一周切れ込みを入れます。
2. 耐熱皿に入れて水をひと回しかけ、ラップをふんわりかけます。
3. 600Wの電子レンジで4~5分加熱し、上下を返して再び600Wで4~5分加熱します。
4. 温かいうちに皮をむきます。
冷めるとむきにくくなるので、やけどしないようにふきんでくるんでむくといいでしょう。
次に、里芋(サトイモ)の美味しい食べ方をお伝えします!
里芋(サトイモ)の美味しい食べ方!煮物やホイル焼きやサラダ等のレシピも!
里芋(さといも)の美味しい食べ方は、煮っころがし、シチュー、けんちん汁、ホイル焼きなど、いろいろあります。
今日は、里芋ポテトサラダのレシピをご紹介します。
里芋(さといも)ポテトサラダ
<材料>
里芋(さといも) 4ケ
ハム 2枚
マヨネーズ 大さじ2
塩コショウ 適量
<作り方>
1. 里芋(さといも)を皮付きのまま、10分茹でます。
2. ざるにあげて水にさらし、皮を手でひねるようにしてむいていきます。
3. 里芋(さといも)がまだ硬いようなら、柔らかくなるまで電子レンジで加熱します。
4. ボウルに入れて、フォークでざっくりつぶします。
5. 小さめに切ったハムとマヨネーズを入れ、塩コショウで味を調えます。
次は、里芋(サトイモ)の保存方法をお伝えします!
里芋(サトイモ)の保存方法は?日持ちするの?冷凍保存にしても大丈夫なの?
収穫した里芋(さといも)は、土をつけたまま新聞紙やキッチンペーパーで包んで、涼しい場所で保存します。
涼しい場所がない場合は冷蔵庫で保存し、2週間以内に使い切ります。
また、皮つきのまま丸ごと冷凍することもできます。
この場合は1ヶ月以内に使い切ります。
それでは最後に、里芋(サトイモ)の種類や品種をお伝えします!
里芋(サトイモ)の種類や品種は何があるの?
里芋(さといも)は、食べる部分の違いによって、小芋専用種、親芋専用種、親小芋専用種に分かれます。
代表的な品種では、小芋専用種の土垂(どたれ)、石川早生、親芋専用種のタケノコ芋(京芋)、親子芋専用種のえび芋(唐芋)、セレベス(赤目芋)などがあります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
里芋(サトイモ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①里芋(サトイモ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
里芋(さといも)は、日当たりがよく、風通しのよい場所で育てます。
植え付けの2週間前までに、堆肥と苦土石灰を入れてよく耕し、1週間前には肥料を入れ畝を立てておきます。
里芋(さといも)は、6月頃に1回目の追肥と土寄せをし、2回目は7月頃に、そのあとも1ヶ月に1回ほどのペースで、追肥と土寄せを繰り返していきます。
根付いた後の普段の水やりはほとんどいりませんが、夏の乾燥の時期は、水を切らさず、たっぷり水やりします。
②里芋(サトイモ)の画像(写真)!葉っぱの特徴は?カロリーや栄養は豊富なの?
里芋(さといも)の葉っぱは、盾状で30~50cmと大きく、水をはじくのが特徴です。
カロリーは、普通サイズ1つで23kcal、栄養は食物繊維の他に、カリウムが多く含まれています。
③里芋(サトイモ)の旬の時期や収穫時期(掘る時期)はいつ頃なの?原産地や名産地はどこ?
里芋(さといも)の旬は秋から冬にかけてで、収穫時期は9月~11月です。
原産地は、インド東部からインドシナ半島などです。
④里芋(サトイモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
里芋(さといも)の種イモは、種類によって1kgあたり2250円~3350円くらいで販売されています。
⑤里芋(サトイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?
植え付けの前に、種イモの催芽(芽出し)しておくと育てやすくなります。
催芽(芽出し)のやり方は、プランターやポットに種イモを仮植えし、暖かい場所で育てます。
畑への植え付けは、4月~5月に行います。
⑥里芋(サトイモ)のプランターや水耕栽培で育てる際のポイントは?
里芋(さといも)をプランターで育てる場合は、深めのプランターを使います。
水を切らさないことと、追肥の時に土寄せを忘れないように育てましょう。
里芋(さといも)の水栽培をする場合は、里芋を容器に入れて半分ほど水につかるようにします。
大きく育ったら、土に植え替えて育て収穫することもできます。
⑦里芋(サトイモ)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
一度里芋(さといも)は、収穫した里芋を貯蔵しながら、毎年栽培していけます。
収穫した里芋の貯蔵方法は、まず、畑に穴を掘ってもみ殻を入れます。
もみ殻の中に子イモを埋め、光が入らないように穴の上にシートなどをかぶせておけば、翌年の植え付け時まで保存できます。
⑧里芋(サトイモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?ヨウトムシや汚斑病に効く農薬はなに?
里芋(さといも)は、病気の心配はほとんどありませんが、モザイク病にかかる場合があります。
モザイク病に効く薬剤はありません。
モザイク病を運んでくるアブラムシがつかないように、十分注意します。
害虫にも強い里芋(さといも)ですが、アブラムシやヨトウムシに注意します。
特にアブラムシは、モザイク病などのウイルスを媒介することもあります。
株もとに敷きわらやマルチシートを張って予防しましょう。
見つけ次第、粘着テープで駆除したり、ひどい場合は殺虫剤で駆除することもできます。
⑨里芋(サトイモ)の葉が枯れる原因と対策方法は?
里芋(さといも)は、乾燥にとても弱い植物です。
夏の時期などに水不足が原因で葉が枯れることがあります。
一度葉がしおれると水をあげても戻らず、イモの生育が悪くなります。
土を乾燥させないように十分注意して下さい。
⑩里芋(サトイモ)の下処理のやり方(下ごしらえ)や茹で時間(アク抜き)はどれくらいなの?皮むきの簡単なやり方は?
里芋(さといも)の下処理は、洗う前に皮をむきます。
洗ってから皮をむくと、手がかゆくなることがあるので注意します。
アク抜きをする場合は、皮をむいてから塩でもんで水洗いし、5~6分茹でてざるにあげます。
簡単に皮をむく方法をご紹介します。
<皮むきの簡単なやり方>
1. 土を水で洗い流してから、皮にぐるりと一周切れ込みを入れます。
2. 耐熱皿に入れて水をひと回しかけ、ラップをふんわりかけます。
3. 600Wの電子レンジで4~5分加熱し、上下を返して再び600Wで4~5分加熱します。
4. 温かいうちに皮をむきます。
冷めるとむきにくくなるので、やけどしないようにふきんでくるんでむくといいでしょう。
⑪里芋(サトイモ)の美味しい食べ方!煮物やホイル焼きやサラダ等のレシピも!
里芋(さといも)の美味しい食べ方は、煮っころがし、シチュー、けんちん汁、ホイル焼きなど、いろいろあります。
今日は、里芋ポテトサラダのレシピをご紹介します。
里芋(さといも)ポテトサラダ
<材料>
里芋(さといも) 4ケ
ハム 2枚
マヨネーズ 大さじ2
塩コショウ 適量
<作り方>
1. 里芋(さといも)を皮付きのまま、10分茹でます。
2. ざるにあげて水にさらし、皮を手でひねるようにしてむいていきます。
3. 里芋(さといも)がまだ硬いようなら、柔らかくなるまで電子レンジで加熱します。
4. ボウルに入れて、フォークでざっくりつぶします。
5. 小さめに切ったハムとマヨネーズを入れ、塩コショウで味を調えます。
⑫里芋(サトイモ)の保存方法は?日持ちするの?冷凍保存にしても大丈夫なの?
収穫した里芋(さといも)は、土をつけたまま新聞紙やキッチンペーパーで包んで、涼しい場所で保存します。
涼しい場所がない場合は冷蔵庫で保存し、2週間以内に使い切ります。
また、皮つきのまま丸ごと冷凍することもできます。
この場合は1ヶ月以内に使い切ります。
⑬里芋(サトイモ)の種類や品種は何があるの?
里芋(さといも)は、食べる部分の違いによって、小芋専用種、親芋専用種、親小芋専用種に分かれます。
代表的な品種では、小芋専用種の土垂(どたれ)、石川早生、親芋専用種のタケノコ芋(京芋)、親子芋専用種のえび芋(唐芋)、セレベス(赤目芋)などがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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