【里芋(サトイモ)のまとめ!】栽培方法や下処理のやり方等13個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、里芋(サトイモ)についてまとめていきたいと思います。

 

里芋(さといも)は、古くから縁起物として親しまれており、ねっとりした食感が特徴の野菜です。

サトイモ科サトイモ属の多年草で、学名は「Colocasia esculenta」です。

 

今回は、里芋(サトイモ)についてのポイント、

①里芋(サトイモ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②里芋(サトイモ)の画像(写真)!葉っぱの特徴は?カロリーや栄養は豊富なの?
③里芋(サトイモ)の旬の時期や収穫時期(掘る時期)はいつ頃なの?原産地や名産地はどこ?
④里芋(サトイモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤里芋(サトイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?
⑥里芋(サトイモ)のプランターや水耕栽培で育てる際のポイントは?
⑦里芋(サトイモ)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
⑧里芋(サトイモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?ヨウトムシや汚斑病に効く農薬はなに?
⑨里芋(サトイモ)の葉が枯れる原因と対策方法は?
⑩里芋(サトイモ)の下処理のやり方(下ごしらえ)や茹で時間(アク抜き)はどれくらいなの?皮むきの簡単なやり方は?
⑪里芋(サトイモ)の美味しい食べ方!煮物やホイル焼きやサラダ等のレシピも!
⑫里芋(サトイモ)の保存方法は?日持ちするの?冷凍保存にしても大丈夫なの?
⑬里芋(サトイモ)の種類や品種は何があるの?

 

以上13個の点についてお伝えします。

まずは里芋(サトイモ)の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

里芋(サトイモ)の育て方(栽培方法)は?大きく育てる方法は?

 

里芋(さといも)は、栽培時期が長めですが、比較的育てやすい植物です。

大きく育てるには、土寄せをしっかりすることと、夏の乾燥に注意することです。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、里芋(サトイモ)が好む環境についてお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の育て方!環境はどうする?

 

里芋(さといも)は、日当たりがよく、風通しのよい場所で育てます。

 

次は、里芋(サトイモ)に適した用土についてお伝えします!

 

里芋(サトイモ)を育てる際の適した用土は何?

 

里芋(さといも)は、水もちがいい土を好みます。

 

植え付けの2週間前までに、堆肥と苦土石灰を入れてよく耕します。

また、1週間前には肥料を入れ、畝を立てておきます。

 

次は、里芋(サトイモ)に必要な肥料についてお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の育て方!肥料はどうする?追肥は8月に化成肥料を与えればいいの?

 

里芋(さといも)は、6月頃に1回目の追肥と土寄せをします。

 

肥料をばらまき、クワで土に混ぜるようにしてから、株もとに土寄せをします。

2回目は7月頃に、そのあとも1ヶ月に1回ほどのペースで、追肥と土寄せを繰り返していきます。

 

土寄せが不足すると、小さい子イモが多くなったり、変形することもあるので、しっかり行います。

 

では次は、里芋(サトイモ)の水やりポイントについてお伝えします!

 

里芋(サトイモ)を育てる際の水の量はどうする?

 

里芋(さといも)は、根付いた後の普段の水やりはほとんどいりません。

ただし、夏の乾燥の時期は、水を切らさず、たっぷり水やりします。

 

以上で基本的な里芋(サトイモ)の育て方については終わりです。

次は里芋(サトイモ)の写真をお見せします!

 

里芋(サトイモ)の画像(写真)!葉っぱの特徴は?カロリーや栄養は豊富なの?

 

 

里芋(さといも)の葉っぱは、盾状で30~50cmと大きく、水をはじくのが特徴です。

 

カロリーは、普通サイズ1つで23kcal、栄養は食物繊維の他に、カリウムが多く含まれています。

むくみや高血圧予防の効果が期待できます。

 

次に、里芋(サトイモ)の旬の時期や収穫時期(掘る時期)をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の旬の時期や収穫時期(掘る時期)はいつ頃なの?原産地や名産地はどこ?

 

里芋(さといも)の旬は、種類によって違いがありますが秋から冬にかけてです。

 

里芋(さといも)の収穫時期は9月~11月で、収穫の目安は葉が黄色くなり少し垂れ下ってきたころです。

原産地は、インド東部からインドシナ半島などです。

 

次は、里芋(サトイモ)の値段や販売価格をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

里芋(さといも)の種イモは、種類によって1kgあたり2250円~3350円くらいで販売されています。

 

それでは次に、里芋(サトイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントをお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?

 

里芋(さといも)は、種イモから栽培します。

 

植え付けの前に、催芽(芽出し)しておくと育てやすくなります。

催芽(芽出し)のやり方は、プランターやポットに種イモを仮植えし、暖かい場所で育てます。

 

畑への植え付けは、4月~5月に行います。

 

次は、里芋(サトイモ)のプランターや水耕栽培で育てる際のポイントをお伝えします!

 

里芋(サトイモ)のプランターや水耕栽培で育てる際のポイントは?

 

里芋(さといも)をプランターで育てるのは、少し難易度が高めです。

深めのプランターを使い、水を切らさないことと、追肥の時に土寄せを忘れないように育てましょう。

 

里芋(さといも)の水栽培をする場合は、里芋を容器に入れて半分ほど水につかるようにします。

 

次第に根や芽が伸びて、観葉植物のように葉を楽しむことができます。

大きく育ったら、土に植え替えて育て収穫することもできます。

 

次に、里芋(サトイモ)の増やし方をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?

 

一度里芋(さといも)の種イモを買えば、収穫した里芋を貯蔵しながら、毎年栽培していけます。

 

収穫した里芋の貯蔵方法は、まず、畑に穴を掘ってもみ殻を入れます。

もみ殻の中に子イモを埋め、光が入らないように穴の上にシートなどをかぶせておけば、翌年の植え付け時まで保存できます。

 

次は、里芋(サトイモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?ヨウトムシや汚斑病に効く農薬はなに?

 

里芋(さといも)は、病気の心配はほとんどありませんが、モザイク病にかかる場合があります。

 

モザイク病に効く薬剤はありません。

モザイク病を運んでくるアブラムシがつかないように、十分注意します。

 

害虫にも強い里芋(さといも)ですが、アブラムシやヨトウムシに注意します。

特にアブラムシは、モザイク病などのウイルスを媒介することもあります。

 

株もとに敷きわらやマルチシートを張って予防しましょう。

見つけ次第、粘着テープで駆除したり、ひどい場合は殺虫剤で駆除することもできます。

 

それでは次に、里芋(サトイモ)の葉が枯れる原因と対策方法をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の葉が枯れる原因と対策方法は?

 

里芋(さといも)は、乾燥にとても弱い植物です。

 

夏の時期などに水不足が原因で葉が枯れることがあります。

一度葉がしおれると水をあげても戻らず、イモの生育が悪くなります。

 

土を乾燥させないように十分注意して下さい。

 

次は、里芋(サトイモ)の下処理のやり方(下ごしらえ)や茹で時間(アク抜き)をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の下処理のやり方(下ごしらえ)や茹で時間(アク抜き)はどれくらいなの?皮むきの簡単なやり方は?

 

里芋(さといも)の下処理は、洗う前に皮をむきます

 

洗ってから皮をむくと、手がかゆくなることがあるので注意します。

アク抜きをする場合は、皮をむいてから塩でもんで水洗いし、5~6分茹でてざるにあげます。

 

簡単に皮をむく方法をご紹介します。

<皮むきの簡単なやり方>

1. 土を水で洗い流してから、皮にぐるりと一周切れ込みを入れます。

2. 耐熱皿に入れて水をひと回しかけ、ラップをふんわりかけます。

3. 600Wの電子レンジで4~5分加熱し、上下を返して再び600Wで4~5分加熱します。

4. 温かいうちに皮をむきます。

 

冷めるとむきにくくなるので、やけどしないようにふきんでくるんでむくといいでしょう。

 

次に、里芋(サトイモ)の美味しい食べ方をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の美味しい食べ方!煮物やホイル焼きやサラダ等のレシピも!

 

里芋(さといも)の美味しい食べ方は、煮っころがし、シチュー、けんちん汁、ホイル焼きなど、いろいろあります。

今日は、里芋ポテトサラダのレシピをご紹介します。

 

里芋(さといも)ポテトサラダ

<材料>

里芋(さといも) 4ケ

ハム 2枚

マヨネーズ 大さじ2

塩コショウ 適量

 

<作り方>

1. 里芋(さといも)を皮付きのまま、10分茹でます。

2. ざるにあげて水にさらし、皮を手でひねるようにしてむいていきます。

3. 里芋(さといも)がまだ硬いようなら、柔らかくなるまで電子レンジで加熱します。

4. ボウルに入れて、フォークでざっくりつぶします。

5. 小さめに切ったハムとマヨネーズを入れ、塩コショウで味を調えます。

 

次は、里芋(サトイモ)の保存方法をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の保存方法は?日持ちするの?冷凍保存にしても大丈夫なの?

 

収穫した里芋(さといも)は、土をつけたまま新聞紙やキッチンペーパーで包んで、涼しい場所で保存します。

涼しい場所がない場合は冷蔵庫で保存し、2週間以内に使い切ります。

 

また、皮つきのまま丸ごと冷凍することもできます。

この場合は1ヶ月以内に使い切ります。

 

それでは最後に、里芋(サトイモ)の種類や品種をお伝えします!

 

里芋(サトイモ)の種類や品種は何があるの?

 

里芋(さといも)は、食べる部分の違いによって、小芋専用種、親芋専用種、親小芋専用種に分かれます。

代表的な品種では、小芋専用種の土垂(どたれ)石川早生、親芋専用種のタケノコ芋(京芋)、親子芋専用種のえび芋(唐芋)セレベス(赤目芋)などがあります。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

里芋(サトイモ)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①里芋(サトイモ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

里芋(さといも)は、日当たりがよく、風通しのよい場所で育てます。

植え付けの2週間前までに、堆肥と苦土石灰を入れてよく耕し、1週間前には肥料を入れ畝を立てておきます。

里芋(さといも)は、6月頃に1回目の追肥と土寄せをし、2回目は7月頃に、そのあとも1ヶ月に1回ほどのペースで、追肥と土寄せを繰り返していきます。

根付いた後の普段の水やりはほとんどいりませんが、夏の乾燥の時期は、水を切らさず、たっぷり水やりします。

 

②里芋(サトイモ)の画像(写真)!葉っぱの特徴は?カロリーや栄養は豊富なの?

里芋(さといも)の葉っぱは、盾状で30~50cmと大きく、水をはじくのが特徴です。

カロリーは、普通サイズ1つで23kcal、栄養は食物繊維の他に、カリウムが多く含まれています。

 

③里芋(サトイモ)の旬の時期や収穫時期(掘る時期)はいつ頃なの?原産地や名産地はどこ?

里芋(さといも)の旬は秋から冬にかけてで、収穫時期は9月~11月です。

原産地は、インド東部からインドシナ半島などです。

 

④里芋(サトイモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

里芋(さといも)の種イモは、種類によって1kgあたり2250円~3350円くらいで販売されています。

 

⑤里芋(サトイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期やポイントは?

植え付けの前に、種イモの催芽(芽出し)しておくと育てやすくなります。

催芽(芽出し)のやり方は、プランターやポットに種イモを仮植えし、暖かい場所で育てます。

畑への植え付けは、4月~5月に行います。

 

⑥里芋(サトイモ)のプランターや水耕栽培で育てる際のポイントは?

里芋(さといも)をプランターで育てる場合は、深めのプランターを使います。

水を切らさないことと、追肥の時に土寄せを忘れないように育てましょう。

 

里芋(さといも)の水栽培をする場合は、里芋を容器に入れて半分ほど水につかるようにします。

大きく育ったら、土に植え替えて育て収穫することもできます。

 

⑦里芋(サトイモ)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?

一度里芋(さといも)は、収穫した里芋を貯蔵しながら、毎年栽培していけます。

収穫した里芋の貯蔵方法は、まず、畑に穴を掘ってもみ殻を入れます。

もみ殻の中に子イモを埋め、光が入らないように穴の上にシートなどをかぶせておけば、翌年の植え付け時まで保存できます。

 

⑧里芋(サトイモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?ヨウトムシや汚斑病に効く農薬はなに?

里芋(さといも)は、病気の心配はほとんどありませんが、モザイク病にかかる場合があります。

モザイク病に効く薬剤はありません。

モザイク病を運んでくるアブラムシがつかないように、十分注意します。

 

害虫にも強い里芋(さといも)ですが、アブラムシやヨトウムシに注意します。

特にアブラムシは、モザイク病などのウイルスを媒介することもあります。

株もとに敷きわらやマルチシートを張って予防しましょう。

見つけ次第、粘着テープで駆除したり、ひどい場合は殺虫剤で駆除することもできます。

 

⑨里芋(サトイモ)の葉が枯れる原因と対策方法は?

里芋(さといも)は、乾燥にとても弱い植物です。

夏の時期などに水不足が原因で葉が枯れることがあります。

一度葉がしおれると水をあげても戻らず、イモの生育が悪くなります。

土を乾燥させないように十分注意して下さい。

 

⑩里芋(サトイモ)の下処理のやり方(下ごしらえ)や茹で時間(アク抜き)はどれくらいなの?皮むきの簡単なやり方は?

里芋(さといも)の下処理は、洗う前に皮をむきます。

洗ってから皮をむくと、手がかゆくなることがあるので注意します。

アク抜きをする場合は、皮をむいてから塩でもんで水洗いし、5~6分茹でてざるにあげます。

簡単に皮をむく方法をご紹介します。

<皮むきの簡単なやり方>

1. 土を水で洗い流してから、皮にぐるりと一周切れ込みを入れます。

2. 耐熱皿に入れて水をひと回しかけ、ラップをふんわりかけます。

3. 600Wの電子レンジで4~5分加熱し、上下を返して再び600Wで4~5分加熱します。

4. 温かいうちに皮をむきます。

冷めるとむきにくくなるので、やけどしないようにふきんでくるんでむくといいでしょう。

 

⑪里芋(サトイモ)の美味しい食べ方!煮物やホイル焼きやサラダ等のレシピも!

芋(さといも)の美味しい食べ方は、煮っころがし、シチュー、けんちん汁、ホイル焼きなど、いろいろあります。

今日は、里芋ポテトサラダのレシピをご紹介します。

 

里芋(さといも)ポテトサラダ

<材料>

里芋(さといも) 4ケ

ハム 2枚

マヨネーズ 大さじ2

塩コショウ 適量

 

<作り方>

1. 里芋(さといも)を皮付きのまま、10分茹でます。

2. ざるにあげて水にさらし、皮を手でひねるようにしてむいていきます。

3. 里芋(さといも)がまだ硬いようなら、柔らかくなるまで電子レンジで加熱します。

4. ボウルに入れて、フォークでざっくりつぶします。

5. 小さめに切ったハムとマヨネーズを入れ、塩コショウで味を調えます。

 

⑫里芋(サトイモ)の保存方法は?日持ちするの?冷凍保存にしても大丈夫なの?

収穫した里芋(さといも)は、土をつけたまま新聞紙やキッチンペーパーで包んで、涼しい場所で保存します。

涼しい場所がない場合は冷蔵庫で保存し、2週間以内に使い切ります。

 

また、皮つきのまま丸ごと冷凍することもできます。

この場合は1ヶ月以内に使い切ります。

 

⑬里芋(サトイモ)の種類や品種は何があるの?

里芋(さといも)は、食べる部分の違いによって、小芋専用種、親芋専用種、親小芋専用種に分かれます。

代表的な品種では、小芋専用種の土垂(どたれ)、石川早生、親芋専用種のタケノコ芋(京芋)、親子芋専用種のえび芋(唐芋)、セレベス(赤目芋)などがあります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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