【ルバーブのまとめ!】育て方(植え替えや増やし方)と花言葉等15個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ルバーブについてまとめていきたいと思います。

 

ルバーブは、タデ科ダイオウ属に属する食用とされている多年草の栽培品種です。

ルバーブはシベリア原産で、学名は統一されていませんが、「Rheum rhabarbarum 」などが用いられています。

 

今回は、ルバーブについてのポイント、

①ルバーブの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②ルバーブの画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?毒性はあるの?癌予防になるの?
③ルバーブの旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?生産地はどこ?
④ルバーブの値段や販売価格はいくらぐらいなの?通販で安く買える場所は?
⑤ルバーブの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とポイントは?
⑥ルバーブの鉢植え(プランター)や水耕栽培で育てる際のポイントは?
⑦ルバーブの増やし方!挿し木や株分けや種まきの時期や方法は?
⑧ルバーブのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
⑨ルバーブが枯れる(枯れた)原因や赤くならない原因と対策方法は?
⑩ルバーブの冬越しのやり方は?
⑪ルバーブのあく抜き(下処理)や下ごしらえのやり方は?日持ちするの?
⑫ルバーブはジャムに使われるの?ジャム以外の食べ方は?栄養価は高い?効果や効能は?
⑬ルバーブに似てる植物はなに?ビーツやセロリやイタドリとの違いはなに?
⑭ルバーブの花言葉はなに?和名や英語でなんていうの?
⑮ルバーブの種類や品種は何があるの?

 

以上15個の点についてお伝えします。

まずはルバーブの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

ルバーブの育て方は?

 

ルバーブは、シベリア原産のため、寒さには強いですが耐暑性はないため、熱帯地域での栽培は高冷地に限られます。

 

家庭で育てる場合はプランターで育て、冬場は外で日光を浴びさせ、夏場は涼しい場所に移動させて育てる必要があります。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、ルバーブが好む環境についてお伝えします!

 

ルバーブの育て方!環境はどうする?

 

ルバーブは、適度な日当たりと、風通しの良い場所で育てましょう。

栽培適温は10℃〜18℃で、高温多湿を嫌うので、直射日光や西日を避けた涼しい場所が適しています。

 

次は、ルバーブに適した用土についてお伝えします!

 

ルバーブを育てる際の適した用土は何?

 

ルバーブは、水はけの良い弱アルカリ性の土壌で育てましょう。

プランターで育てる場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合に、堆肥など元肥を混ぜたものか、市販の野菜培養土を使用してください。

 

次は、ルバーブに必要な肥料についてお伝えします!

 

ルバーブの育て方!肥料はどうする?

 

ルバーブには、1年に2回追肥を行いましょう。

 

1回目の追肥は、植え付けから3週間後の7月中旬〜8月中旬に、2回目の追肥はさらにその1ヶ月後の8月中旬〜9月中旬に行います。

1株につき20gほどの化成肥料を、葉の広がりの下に施しましょう。

 

では次は、ルバーブの水やりポイントについてお伝えします!

 

ルバーブを育てる際の水の量はどうする?

 

ルバーブは、多湿を嫌います。

そのため、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。

 

夏の水やりは朝8時までなど、涼しい時間帯に行うと良いでしょう。

 

以上で基本的なルバーブの育て方については終わりです。

次はルバーブの写真をお見せします!

 

ルバーブの画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?毒性はあるの?癌予防になるの?

 

 

ルバーブは、多数の巨大な葉が付くのが一番の特徴です。

葉は平滑で心臓形又は幅広の卵形、長さ、幅ともに50cmほどになります。

 

葉先は丸く鈍形で、縁辺は波状かややちぢれていて縁には毛が生えています。

 

花期になると、1m~2mほどになる高くて太い花茎を出し、頂端に白から緑の小花が250個~500個ほど集まって15cm~40cmほどの円錐花序を作ります。

 

食用にするのは、30cm~40cmほどの葉柄(軸)の部分のみで、ルバーブの葉には毒性があるため食べられません。

葉は、高濃度のシュウ酸やシュウ酸塩、アントラキノンなどの有毒成分を含んでいます。

 

生で摂取すると中毒症状が出て、胃痛や下痢、吐き気、嘔吐などの症状が現れ、欧米では子供が死亡した例も報告されているそうです。

 

そのため、食品安全委員会からは注意勧告が出されているので、誤って口に入れないように気を付けましょう。

 

また、ルバーブの赤い色素はアントシアニンという成分で、アントシアニンには活性酸素を減らす抗酸化作用があり、細胞の老化予防、がん化の抑制などの効果があると言われています。

 

次に、ルバーブの旬の季節や収穫時期をお伝えします!

 

ルバーブの旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?生産地はどこ?

 

ルバーブは植え付け後、2年目から収穫します。

5月~6月頃に葉柄が30cmほどの長さになったら、収穫時期ですが、中間地と暖地では7月以降の収穫を控え、翌年の収穫まで株を休ませることが大切です。

 

また、日本では北海道や長野県が生産地です。

 

次は、ルバーブの値段や販売価格をお伝えします!

 

ルバーブの値段や販売価格はいくらぐらいなの?通販で安く買える場所は?

 

ルバーブの苗を安く買える通販サイトは、楽天市場などです。

1苗330円~430円ほどで販売されています。

 

ルバーブの種は、ヤフーショッピングやメルカリなどで300円ほどで販売されています。

苗の数や大きさによっても値段が変わりますので、お好きなものを選んでみてください。

 

それでは次に、ルバーブの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とポイントをお伝えします!

 

ルバーブの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とポイントは?

 

ルバーブの植え付けは、3月~6月頃に行いましょう。

地植えする場合は、日当たりと水はけのよい場所に植え付けることがポイントです。

 

水はけの悪い場所だと枯れることもありますので、その場合は高畝にします。

また、ルバーブは大株に育つため、株同士の間隔を0.5m~1mほど空けて植え付けることも大切です。

 

ルバーブはとても大きな葉を持つため、雨で葉に泥が跳ねると病害虫の原因となることがあるので、敷きわらなどのマルチングで対策をしておくと良いでしょう。

 

ルバーブの植え替えは、株分けの時に行うと良いでしょう。

 

次は、ルバーブの鉢植え(プランター)や水耕栽培で育てる際のポイントをお伝えします!

 

ルバーブの鉢植え(プランター)や水耕栽培で育てる際のポイントは?

 

ルバーブを鉢植えで育てる場合は、8号以上の深型の鉢を選ぶようにしましょう。

根を良く張るため、8号以上の鉢に1株を植え付けましょう。

 

また、加湿に弱いので水はけの良い培養土を選ぶのもポイントです。

ルバーブを水耕栽培する場合は、水耕栽培用のプランターにロックウールキューブを入れて水で湿らせたらルバーブの種を蒔きます。

 

種まきは、種が湿るような位置まで押し込みましょう。

そして、水ではなく培養液で育て、日光が良く当たる場所で育てることがポイントです。

 

しかし、ルバーブはかなり大きく育つので、自宅で水耕栽培するのはかなり難しいと言えるでしょう。

 

次に、ルバーブの増やし方をお伝えします!

 

ルバーブの増やし方!挿し木や株分けや種まきの時期や方法は?

 

 

ルバーブの増やし方は、株分けと種まきです。

定植後数年すると、芽が密集して葉柄が細くなるため、必然的に株分けが必要になります。

 

株分けは、3月〜5月に4年以上育てた株に対して行います。

まずは株を掘り上げて、根元の芽がそれぞれにつくようにナイフなどで切り分けて株分けをしましょう。

 

種まきは、夏頃に花芽の先についた果実から種を採取します。

種まき時期は、4月〜5月で発芽適温は20℃〜22℃です。

 

最初は種まきポットで育て、本葉が3枚〜4枚ほどになったらプランターに移しましょう。

しかし、種まきからでは成長が遅く、個体差が生じやすいため確実に増やしたい場合は株分けをしましょう。

 

次は、ルバーブのかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!

 

ルバーブのかかりうる病気や害虫の対策方法は?

 

ルバーブは、うどんこ病、アブラムシやコガネムシの被害に合うことがあります。

日頃から株の風通しをよくして予防したり、病気や害虫を見つけたら薬剤散布か手で駆除するなど対策をしてください。

 

それでは次に、ルバーブが枯れる(枯れた)原因や赤くならない原因と対策方法をお伝えします!

 

ルバーブが枯れる(枯れた)原因や赤くならない原因と対策方法は?

 

ルバーブは、暑さや蒸れ、病気や害虫によって枯れることがあります。

植え付ける環境を良く守り、水のやりすぎには注意しましょう。

 

また、冬場は地上部は枯れますが、春になると芽吹きますので枯れたと思って諦めないでくださいね。

 

そして、ルバーブには茎が緑色のものと、赤色のものがあります。

そのため、緑色のルバーブを育てていても赤くなることはありません。

 

種から発芽して育つものは緑色の品種が多く、また、同じ株でも日照が強く気温が高いと緑色、日照が弱く気温が低い秋には赤色が強く出たりもするそうです。

 

ルバーブの栽培が盛んなヨーロッパや北米では、晩秋から冬にかけて、軟化栽培という暗室栽培法により鮮紅色で軟質の高級ルバーブが栽培されているそうです。

 

軟化栽培では緑色のルバーブも、鮮やかな赤色となるそうです。

 

次は、ルバーブの冬越しのやり方をお伝えします!

 

ルバーブの冬越しのやり方は?

 

ルバーブは耐寒性があるため、特別な冬越しの必要はありません。

冬場は地上部は枯れますが、春になると芽が出てきます。

 

次に、ルバーブのあく抜き(下処理)や下ごしらえのやり方をお伝えします!

 

ルバーブのあく抜き(下処理)や下ごしらえのやり方は?日持ちするの?

 

 

ルバーブは、良く洗って水にさらしておくだけであく抜きができるそうです。

10分~30分ほど水にさらしておけば良いそうですが、気になる方は1時間程度さらしておけば安心です。

 

あく抜きをすると皮が柔らかくなるそうなので、栄養豊富な皮ごといただくと良いでしょう。

また、ルバーブは常温での保存には向いていないので、冷蔵か冷凍をして保存しましょう。

 

冷蔵では1週間ほど、冷凍では1年ほど日持ちするそうです。

 

次は、ルバーブはジャムに使われるのかをお伝えします!

 

ルバーブはジャムに使われるの?ジャム以外の食べ方は?栄養価は高い?効果や効能は?

 

ルバーブを使った料理で一番人気なのが、ジャムです。

砂糖を加えて煮詰めるだけでできるので、ルバーブジャムは簡単に作ることができます。

 

ジャム以外では、ルバーブのコンポートがおすすめです。

 

砂糖や白ワインでルバーブを煮詰めて作るのがコンポートですが、その際にルバーブの形がはっきりと残るように作るようにしましょう。

 

コンポートは、そのまま食べても良いですが、ケーキやパイの具材にするのもおすすめです。

また、ルバーブはとても栄養価が高い食べ物です。

 

ビタミンCをはじめビタミン群が豊富なほか、カリウム、葉酸、食物繊維などをたっぷりと含んでいます。

特に、100g当たりのカリウムの含有量がキュウリやナスの2倍とかなり多いことが特徴です。

 

カリウムには余分な塩分を体外へ排出する働きがあり、高血圧や動脈硬化、むくみの改善・予防に効果的だと言われています。

 

それでは次に、ルバーブに似てる植物をお伝えします!

 

ルバーブに似てる植物はなに?ビーツやセロリやイタドリとの違いはなに?

 

(ビーツ)

 

ビーツは、ヒユ科フダンソウ属の根菜で、タデ科ダイオウ属に属するルバーブとは全く違う植物です。

ビーツは根から葉まで丸ごと食べられるスーパーフードで、「食べる輸血」とも呼ばれています。

 

ルバーブの根は、木質の地下茎と多肉質の根で形成されていますが、ビーツの根は株のように丸い形をしているのも違いの1つです。

 

また、セロリはセリ科に属する一年草なので、こちらもルバーブとは全く違う植物です。

 

ルバーブは葉は食べられず、茎を生で食べることはできませんが、セロリは葉も食べられ、生で食べられるのが違いの1つです。

 

イタドリは、タデ科イタドリ属に属する多年生草本なので、ルバーブとは科が同じです。

イタドリにも赤い茎と緑の茎がありますが、両方とも食用可能で、柔らかい葉も食用可能です。

 

イタドリは、東アジアが原産ですがヨーロッパやアメリカでも本種が帰化していて、成長が早く、群生するため、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されています。

 

日当たりの良い道ばた、土手、山野、荒れ地など様々な場所で群生し、いたるところで見られるイタドリですが、やや湿ったところを好むのもルバーブとの違いの1つと言えるでしょう。

 

次は、ルバーブの花言葉をお伝えします!

 

ルバーブの花言葉はなに?和名や英語でなんていうの?

 

ルバーブの花言葉は、「忠告」・「快速」・「迅速」です。

「忠告」の由来は、茎は食べられるのに対し、葉が有毒であることから付けられたそうです。

 

和名はいくつかあるようですが、「ショクヨウダイオウ(食用大黄)」などと言われていて、英語では「Rhubarb」です。

 

それでは最後に、ルバーブの種類や品種をお伝えします!

 

ルバーブの種類や品種は何があるの?

 

 

ルバーブは、シベリアが原産ですが、ヨーロッパ各地に伝来し、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、オーストラリア、アメリカ、カナダなど各地で独自に品種改良が進められています。

 

恐らく100種くらいにはなっていると言われていますが、日本では、ルバーブが伝来してから歴史が長くないので、ルバーブの品種の概念があまりなく、「緑色のルバーブと赤いルバーブがある」という概念のみです。

 

また、赤い品種を作っている農家さんもおりますが、主に緑色の品種が多く栽培されているそうです。

そのため、ジャムを作る過程で煮込んでも赤くならないこともあります。

 

しかし、海外では、ジャム向き、タルト向き、ジュース向きなど様々な品種が作られています。

 

以下に海外で「品種」とされているものをご紹介します。

 

①カナダ・レッド

カナダで品種改良された人気のある品種で、全体に赤いか部分的に赤く、葉柄の茎元が長く、太いのが特徴です。

 

②グランスキン・パーペチュアル

明るい赤いで、種をまいてから1年で収穫できる品種です。

 

③リバーサイド・ジャイアント

葉は緑色で大きく、長い葉柄を持ち、よく茂る品種です。

 

④サンライズ

ピンク色の品種で、質が良く促成栽培に向いている品種です。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

ルバーブのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは15個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ルバーブの育て方(環境、土、肥料、水やり)

ルバーブは、適度な日当たりと、風通しの良い場所で育てましょう。

水はけの良い弱アルカリ性の土壌で育て、追肥は年に2回行いましょう。

また、多湿を嫌うため、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。

 

②ルバーブの画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?毒性はあるの?癌予防になるの?

ルバーブは、多数の巨大な葉が付くのが一番の特徴です。

葉は平滑で心臓形又は幅広の卵形、長さ、幅ともに50cmほどになります。

葉先は丸く鈍形で、縁辺は波状かややちぢれていて縁には毛が生えています。

花期になると、1m~2mほどになる高くて太い花茎を出し、頂端に白から緑の小花が250個~500個ほど集まって15cm~40cmほどの円錐花序を作ります。

食用にするのは、30cm~40cmほどの葉柄(軸)の部分のみで、ルバーブの葉には毒性があるため食べられません。

葉は、高濃度のシュウ酸やシュウ酸塩、アントラキノンなどの有毒成分を含んでいます。

そのため、食品安全委員会からは注意勧告が出されているので、誤って口に入れないように気を付けましょう。

また、ルバーブの赤い色素はアントシアニンという成分で、アントシアニンには活性酸素を減らす抗酸化作用があり、細胞の老化予防、がん化の抑制などの効果があると言われています。

 

③ルバーブの旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?生産地はどこ?

ルバーブは植え付け後、2年目から収穫します。

5月~6月頃に葉柄が30cmほどの長さになったら、収穫時期ですが、中間地と暖地では7月以降の収穫を控え、翌年の収穫まで株を休ませることが大切です。

また、日本では北海道や長野県が生産地です。

 

④ルバーブの値段や販売価格はいくらぐらいなの?通販で安く買える場所は?

ルバーブの苗を安く買える通販サイトは、楽天市場などです。

1苗330円~430円ほどで販売されています。

ルバーブの種は、ヤフーショッピングやメルカリなどで300円ほどで販売されています。

 

⑤ルバーブの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とポイントは?

ルバーブの植え付けは、3月~6月頃に行いましょう。

地植えする場合は、日当たりと水はけのよい場所に植え付けることがポイントです。

また、ルバーブは大株に育つため、株同士の間隔を0.5m~1mほど空けて植え付けることも大切です。

ルバーブの植え替えは、株分けの時に行うと良いでしょう。

 

⑥ルバーブの鉢植え(プランター)や水耕栽培で育てる際のポイントは?

ルバーブを鉢植えで育てる場合は、8号以上の深型の鉢を選ぶようにしましょう。

根を良く張るため、8号以上の鉢に1株を植え付けましょう。

また、加湿に弱いので水はけの良い培養土を選ぶのもポイントです。

ルバーブを水耕栽培する場合は、水耕栽培用のプランターにロックウールキューブを入れて水で湿らせたらルバーブの種を蒔きます。

種まきは、種が湿るような位置まで押し込みましょう。

そして、水ではなく培養液で育て、日光が良く当たる場所で育てることがポイントです。

 

⑦ルバーブの増やし方!挿し木や株分けや種まきの時期や方法は?

ルバーブの増やし方は、株分けと種まきです。

定植後数年すると、芽が密集して葉柄が細くなるため、必然的に株分けが必要になります。

株分けは、3月〜5月に4年以上育てた株に対して行います。

まずは株を掘り上げて、根元の芽がそれぞれにつくようにナイフなどで切り分けて株分けをしましょう。

種まきは、夏頃に花芽の先についた果実から種を採取します。

種まき時期は、4月〜5月で発芽適温は20℃〜22℃です。

最初は種まきポットで育て、本葉が3枚〜4枚ほどになったらプランターに移しましょう。

 

⑧ルバーブのかかりうる病気や害虫の対策方法は?

ルバーブは、うどんこ病、アブラムシやコガネムシの被害に合うことがあります。

日頃から株の風通しをよくして予防したり、病気や害虫を見つけたら薬剤散布か手で駆除するなど対策をしてください。

 

⑨ルバーブが枯れる(枯れた)原因や赤くならない原因と対策方法は?

ルバーブは、暑さや蒸れ、病気や害虫によって枯れることがあります。

植え付ける環境を良く守り、水のやりすぎには注意しましょう。

また、冬場は地上部は枯れますが、春になると芽吹きますので枯れたと思って諦めないでくださいね。

そして、ルバーブには茎が緑色のものと、赤色のものがあります。

そのため、緑色のルバーブを育てていても赤くなることはありません。

種から発芽して育つものは緑色の品種が多く、また、同じ株でも日照が強く気温が高いと緑色、日照が弱く気温が低い秋には赤色が強く出たりもするそうです。

 

⑩ルバーブの冬越しのやり方は?

ルバーブは耐寒性があるため、特別な冬越しの必要はありません。

 

⑪ルバーブのあく抜き(下処理)や下ごしらえのやり方は?日持ちするの?

ルバーブは、良く洗って水にさらしておくだけであく抜きができるそうです。

10分~30分ほど水にさらしておけば良いそうですが、気になる方は1時間程度さらしておけば安心です。

あく抜きをすると皮が柔らかくなるそうなので、栄養豊富な皮ごといただくと良いでしょう。

また、ルバーブは常温での保存には向いていないので、冷蔵か冷凍をして保存しましょう。

冷蔵では1週間ほど、冷凍では1年ほど日持ちするそうです。

 

⑫ルバーブはジャムに使われるの?ジャム以外の食べ方は?栄養価は高い?効果や効能は?

ルバーブを使った料理で一番人気なのが、ジャムです。

砂糖を加えて煮詰めるだけでできるので、ルバーブジャムは簡単に作ることができます。

ジャム以外では、ルバーブのコンポートがおすすめです。

コンポートは、そのまま食べても良いですが、ケーキやパイの具材にするのもおすすめです。

また、ルバーブはとても栄養価が高い食べ物です。

ビタミンCをはじめビタミン群が豊富なほか、カリウム、葉酸、食物繊維などをたっぷりと含んでいます。

カリウムには余分な塩分を体外へ排出する働きがあり、高血圧や動脈硬化、むくみの改善・予防に効果的だと言われています。

 

⑬ルバーブに似てる植物はなに?ビーツやセロリやイタドリとの違いはなに?

ビーツは、ヒユ科フダンソウ属の根菜で、タデ科ダイオウ属に属するルバーブとは全く違う植物です。

ビーツは根から葉まで丸ごと食べられるスーパーフードで、「食べる輸血」とも呼ばれています。

ルバーブの根は、木質の地下茎と多肉質の根で形成されていますが、ビーツの根は株のように丸い形をしているのも違いの1つです。

また、セロリはセリ科に属する一年草なので、こちらもルバーブとは全く違う植物です。

ルバーブは葉は食べられず、茎を生で食べることはできませんが、セロリは葉も食べられ、生で食べられるのが違いの1つです。

イタドリは、タデ科イタドリ属に属する多年生草本なので、ルバーブとは科が同じです。

イタドリにも赤い茎と緑の茎がありますが、両方とも食用可能で、柔らかい葉も食用可能です。

イタドリは、東アジアが原産ですがヨーロッパやアメリカでも本種が帰化していて、成長が早く、群生するため、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されています。

日当たりの良い道ばた、土手、山野、荒れ地など様々な場所で群生し、いたるところで見られるイタドリですが、やや湿ったところを好むのもルバーブとの違いの1つと言えるでしょう。

 

⑭ルバーブの花言葉はなに?和名や英語でなんていうの?

ルバーブの花言葉は、「忠告」・「快速」・「迅速」です。

和名はいくつかあるようですが、「ショクヨウダイオウ(食用大黄)」などと言われていて、英語では「Rhubarb」です。

 

⑮ルバーブの種類や品種は何があるの?

海外で「品種」とされているものは、「カナダ・レッド」、「グランスキン・パーペチュアル」、「リバーサイド・ジャイアント」などがあります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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