みなさんこんにちは。
今回は、ハルニレについてまとめていきたいと思います。
ハルニレは、ニレ科ニレ属に属している、広葉樹です。
日本では、一般的にハルニレの事をニレと呼んでいます。
国内では、北日本などの冷涼な地域にに多く分布しています。
特にハルニレの生育に適した環境である北海道には、多くのハルニレの大木が自生しています。
日本以外では、アジア東北部や朝鮮半島にも自生しています。
今回は、ハルニレについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはハルニレの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ハルニレの育て方は?
ハルニレは、空気汚染などにも強い頑健な樹木なので、街路樹として植えられていることも多い木です。
北海道では公園樹木の定番となっています。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ハルニレが好む環境についてお伝えします!
ハルニレの育て方!環境はどうする?
ハルニレは日陰でも日向でも育ちますが、沢沿いなどの湿った場所によく自生します。
大きく育つため、広いスペースが必要です。
一般家庭の庭木としては、あまり適していないでしょう。
寒さには強いですが、小鉢等や盆栽で育てている場合には、冬にはムロ入れする方が良いでしょう。
次は、ハルニレに適した用土についてお伝えします!
ハルニレを育てる際の適した用土は何?
ハルニレは、湿気と栄養分のある土地を好みます。
ポットやプランターで育てる場合には、底に 2cm 程度深さまで礫を敷き園芸用培養土を用いましょう。
次は、ハルニレに必要な肥料についてお伝えします!
ハルニレの育て方!肥料はどうする?
プランターや盆栽で育てる場合には、元肥は不要ですが、春と秋に玉肥を施しましょう。
では次は、ハルニレの水やりポイントについてお伝えします!
ハルニレを育てる際の水の量はどうする?
ハルニレは、表土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
根が水を沢山吸収するので、夏場は水が切れないように注意します。
根腐れを起こしてしまうので、水のあげすぎには注意しましょう。
以上で基本的なハルニレの育て方については終わりです。
次はハルニレの写真をお見せします!
ハルニレの画像(写真)!特徴は?
落葉広葉樹であるハルニレは、樹高30メートル、幹の直径は1メートルにも育ちます。
樹形は下枝が少なく、太い位置から幹を分岐させます。
枝分かれは良く、左右にジグザグと伸びていき、繊維を縄にするほどしなやかです。
花は黄緑色で、実には翼があります。
葉は表面に産毛が生えザラザラしています。
葉の縁はギザギザしていて、葉脈は1本のくっきりした主脈から側脈が左右に分岐します。
次に、ハルニレの開花時期をお伝えします!
ハルニレの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハルニレの開花時期は、3~5月(春)です。
ハルニレは、雄しべと雌しべを併せ持つ両性花で、10個くらいの小さい花が束になって咲きます。
花の後には果実が沢山なり、5~6月頃に熟します。
果実の大きさは1.5cmの扁平した団扇形で、種子は小さくその周りに翼をもっています。
次は、ハルニレの苗の植え付けのポイントをお伝えします!
ハルニレの苗の植え付けのポイントは?
ハルニレをプランター等に植え付ける際は、最初は小さなプランターから、順次一回り大きなプランターへ移植していくようにしましょう。
それでは次に、ハルニレの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
ハルニレの種まき時期と種まきのポイントは?
ハルニレを種まきする際は、園芸用種子の発芽キットを使用し、ピートモスなどによる保水板などに種をまくと発芽しやすいです。
次は、ハルニレにつく害虫の対策方法をお伝えします!
ハルニレにつく害虫の対策方法は?
ハルニレの葉を食べる害虫として、ニレチュウレンジ、アブラムシがいます。
このほかにも、ハルニレの葉に赤いコブを作るオカボノクロアブラムシ、実を食べてしまうオオモンキリガ等がいます。
いずれの害虫も春~初夏に出てきます。
次に、ハルニレでカブトムシやクワガタが採れるのかをお伝えします!
ハルニレでカブトムシやクワガタが採れるの?
ハルニレの出す樹液に多くのカブトムシ、クワガタなどの昆虫が寄ってきます。
昆虫収集家の間では、ハルニレは、クヌギなどに並び、カブトムシやクワガタがとれる木として有名です。
次は、ハルニレとアキニレの違いをお伝えします!
ハルニレとアキニレの違いはなに?
アキニレは、ハルニレと同じ、ニレ科ニレ属の樹木です。
よく似たハルニレとアキニレですが、その違いとして開花時期があります。
ハルニレが春に開花するのに対し、アキニレは秋に開花します。
また、分布地域にも違いがあります。
ハルニレは北日本に分布し、アキニレは西日本に分布します。
その他、樹皮の形状が縦に裂けるハルニレに対し、アキニレはうろこ状といった違いもあります。
それでは最後に、ハルニレの花言葉をお伝えします!
ハルニレの花言葉はなに?
ハルニレの花言葉は、威厳、尊厳、信頼です。
空高く、枝や葉をいっぱいに広げて大きく育つハルニレの姿にぴったりの花言葉ですね。
また、アイヌ民族にとってハルニレは神にまつわる木なので、そんなことも反映した花言葉なのかもしれませんね。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ハルニレのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ハルニレの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ハルニレは日陰でも日向でも育ちますが、沢沿いなどの湿った場所によく自生します。
大きく育つため、広いスペースが必要です。
寒さには強いですが、小鉢等や盆栽で育てている場合には、冬にはムロ入れする方が良いでしょう。
ハルニレは、湿気と栄養分のある土地を好みます。
ポットやプランターで育てる場合には、底に 2cm 程度深さまで礫を敷き園芸用培養土を用いましょう。
プランターや盆栽で育てる場合には、元肥は不要ですが、春と秋に玉肥を施しましょう。
ハルニレは、表土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
根が水を沢山吸収するので、夏場は水が切れないように注意します。
根腐れを起こしてしまうので、水のあげすぎには注意しましょう。
②ハルニレの画像(写真)!特徴は?
落葉広葉樹であるハルニレは、樹高30メートル、幹の直径は1メートルにも育ちます。
樹形は下枝が少なく、太い位置から幹を分岐させます。
枝分かれは良く、左右にジグザグと伸びていき、繊維を縄にするほどしなやかです。
花は黄緑色で、実には翼があります。
葉は表面に産毛が生えザラザラしています。
葉の縁はギザギザしていて、葉脈は1本のくっきりした主脈から側脈が左右に分岐します。
③ハルニレの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハルニレの開花時期は、3~5月(春)です。
ハルニレは、雄しべと雌しべを併せ持つ両性花で、10個くらいの小さい花が束になって咲きます。
花の後には果実が沢山なり、5~6月頃に熟します。
果実の大きさは1.5cmの扁平した団扇形で、種子は小さくその周りに翼をもっています。
④ハルニレの苗の植え付けのポイントは?
ハルニレをプランター等に植え付ける際は、最初は小さなプランターから、順次一回り大きなプランターへ移植していくようにしましょう。
⑤ハルニレの種まき時期と種まきのポイントは?
ハルニレを種まきする際は、園芸用種子の発芽キットを使用し、ピートモスなどによる保水板などに種をまくと発芽しやすいです。
⑥ハルニレにつく害虫の対策方法は?
ハルニレの葉を食べる害虫として、ニレチュウレンジ、アブラムシがいます。
このほかにも、ハルニレの葉に赤いコブを作るオカボノクロアブラムシ、実を食べてしまうオオモンキリガ等がいます。
いずれの害虫も春~初夏に出てきます。
⑦ハルニレでカブトムシやクワガタが採れるの?
ハルニレの出す樹液に多くのカブトムシ、クワガタなどの昆虫が寄ってきます。
昆虫収集家の間では、ハルニレは、クヌギなどに並び、カブトムシやクワガタがとれる木として有名です。
⑧ハルニレとアキニレの違いはなに?
アキニレは、ハルニレと同じ、ニレ科ニレ属の樹木です。
ハルニレが春に開花するのに対し、アキニレは秋に開花します。
ハルニレは北日本に分布し、アキニレは西日本に分布します。
樹皮の形状が縦に裂けるハルニレに対し、アキニレはうろこ状といった違いもあります。
⑨ハルニレの花言葉はなに?
ハルニレの花言葉は、威厳、尊厳、信頼です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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