みなさんこんにちは。
今回は、オニグルミ(鬼胡桃)についてまとめていきたいと思います。
オニグルミは、クルミ科クルミ属の落葉高木です。
国内では、北海道から九州までの広範囲に分布しています。
日本の他には、樺太でも見ることが出来ます。
オニグルミの実の栄養価は高く、リスやツキノワグマなどの動物の他、人間も古くは縄文時代から食用としてきました。
今回は、オニグルミ(鬼胡桃)についてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはオニグルミ(鬼胡桃)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
オニグルミ(鬼胡桃)の育て方(栽培)は?
オニグルミの栄養価は高く、オメガ3脂肪酸など豊富な栄養素が含まれています。
オニグルミは、実は食用として、幹や枝は木材として、ずっと私たちの身近にあったなじみのある木です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、オニグルミ(鬼胡桃)が好む環境についてお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の育て方(栽培)!環境はどうする?
オニグルミは、山間部の川沿いや窪地など、湿気の多いところを好みます。
生育が良く大きく育つので、地植えの場合は陽当たりのよい広い場所を選びましょう。
鉢植えで育てる場合には、雨が当たらない、陽当たりが良い場所を選んで置くようにしましょう。
夏は害虫の被害に気を付け、風通しの良い日陰に場所に移すとよいでしょう。
オニグルミは、耐寒性が高く、休眠期では-15℃くらいまで耐えることが可能です。
芽は霜に弱いので気を付けましょう。
次は、オニグルミ(鬼胡桃)に適した用土についてお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)を育てる際の適した用土は何?
オニグルミを鉢植えのする場合には、赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合で配合してつくった土を使用しましょう。
水持ちがよく、かつ水はけがよい土を使用するようにしましょう。
次は、オニグルミ(鬼胡桃)に必要な肥料についてお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の育て方(栽培)!肥料はどうする?
オニグルミを育てる際には、肥料はほとんど必要ありません。
心配な場合には、2月と10月に、有機質の肥料か速効性化成肥料を与えましょう。
鉢植えの場合には、2月・7月・10月に有機質の肥料か速効性化成肥料を与えましょう。
では次は、オニグルミ(鬼胡桃)の水やりポイントについてお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)を育てる際の水の量はどうする?
オニグルミを育てる際の水やりは、夏は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。
地植えの場合には雨のみで問題ありませんが、乾燥が続く場合には適宜水やりをするようにしましょう。
冬はクルミの休眠期なので、根腐れを防ぐために、水のやり過ぎには注意しましょう。
以上で基本的なオニグルミ(鬼胡桃)の育て方については終わりです。
次はオニグルミ(鬼胡桃)の写真をお見せします!
オニグルミ(鬼胡桃)の画像(写真)!特徴は?花や実はどんな感じ?
オニグルミは、高さ7~10mほどに育ちます。
互生する葉は長さ8~18cm・幅3~8cmの楕円形で、縁はギザギザしています。
枝葉に細かい毛が多く映えるのも特徴です。
葉軸の毛はベタベタしています。
丸い幹は太く、樹皮は暗灰色で、縦に大きく割れ目が入ります。
オニグルミは雌雄同株で、雄花と雌花があります。
雌花は、頂芽から穂状の花序を立て、苞の中から赤い花柱を出します。
雄花序は、前年の葉腋から藤の花の様に垂れ下がり、その長さは10cm~30cm程になります。
実は黄緑色で3cmほどの卵型で、一枝に8個くらいなります。
また、オニグルミの冬芽はそのユニークな形から人気があります。
円錐型のオニグルミの冬芽は短い毛におおわれています。
葉の柄が枝から剥がれ落ちた痕と冬芽の部分が、羊やピエロのようにも見え、コレクターもいるようですよ。
次に、オニグルミ(鬼胡桃)の開花時期をお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の開花時期や収穫時期、季節はいつ頃なの?
オニグルミの開花時期は、5~6月です。
葉の開出とほぼ同時に開花します。
雌雄同株で、雄花と雌花があります。
果実は直径3cmほどの球形で、9~10月頃が収穫時期です。
次は、オニグルミ(鬼胡桃)の苗の植え付けのポイントをお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の苗の植え付けのポイントは?
オニグルミの苗は12月~2月に植え付けましょう。
苗木の太い根や折れてしまった根は取り除きます。
根を広げて土に植え、高さは70~80cm程度になる様に整え、支柱を立てます。
その後5年は、メインとなる枝を半分位まで切り詰め、更に根元から不要な枝は剪定します。
それでは次に、オニグルミ(鬼胡桃)の種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の種まき時期と種まきのポイントは?
オニグルミを種まきから育てることは一般的ではありません。
次は、オニグルミ(鬼胡桃)の割り方とおすすめの食べ方をお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の割り方とおすすめの食べ方は?どんな味なの?
オニグルミの殻は、硬いばかりではなく、二片がぴったりしっかりと合わさっています。
実と硬い殻は同じ茶色なので、間違えずに実だけを取り出すことも大切です。
一筋縄ではいかないオニグルミですが、「和ぐるみ割り器」を使うと綺麗に割ることができます。
「和ぐるみ割り器」は、2,000円くらいで販売されています。
道具を使わずに、水に一晩漬けて柔らかくしたり、加熱する方法もありますが、風味や栄養に影響がありそうです。
クルミを使った料理には、菓子や豆腐、和え物などがあります。
独特の風味がアクセントとして好まれています。
現在はシナノグルミやテウチグルミなど、それほど硬くない品種が食べられています。
次に、オニグルミ(鬼胡桃)の販売場所をお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の販売場所は?通販で買えるの?
オニグルミは、通販サイトで1年目の苗木が1ポット2,000円程度で購入できます。
その他、樹木販売をしている実店舗でも購入が可能かもしれません。
次は、オニグルミ(鬼胡桃)の花言葉をお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)の花言葉はなに?
オニグルミの花言葉は、あなたに夢中、至福のときです。
栄養価が高く、炒ると香ばしいオニグルミを食べることは、至福の喜びだったのかもしれませんね。
それでは最後に、オニグルミ(鬼胡桃)とクルミ(胡桃)やサワグルミ、ヒメグルミとの違いをお伝えします!
オニグルミ(鬼胡桃)とクルミ(胡桃)やサワグルミ、ヒメグルミとの違いは何?
サワグルミは、クルミ科サワグルミ属の樹木です。
オニグルミとサワグルミは見分けが難しいとされていますが、いくつか違いがあります。
樹木の高さは、オニグルミが7~10mなのに対し、サワグルミは20mほどまで育ちます。
それに反して葉の大きさは、オニグルミが60cm、サワグルミが20~30cmと逆転します。
葉の質感もオニグルミがベタベタとした感触があるのに対し、サワグルミにはベタベタ感はありません。
そして、一番の違いに、食用が可能なオニグルミに対して、サワグルミは食べることが出来ないことが挙げられます。
ヒメグルミは、オニグルミの変種で、家庭用に普及しました。
強固でなかなか割ることが出来ないオニグルミとは逆に、ヒメグルミは割りやすい品種です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
オニグルミ(鬼胡桃)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オニグルミ(鬼胡桃)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
オニグルミは、山間部の川沿いや窪地など、湿気の多いところを好みます。
生育が良く大きく育つので、地植えの場合は陽当たりのよい広い場所を選びましょう。
鉢植えで育てる場合には、雨が当たらない、陽当たりが良い場所を選んで置くようにしましょう。
夏は害虫の被害に気を付け、風通しの良い日陰に場所に移すとよいでしょう。
オニグルミは、耐寒性が高く、休眠期では-15℃くらいまで耐えることが可能です。
芽は霜に弱いので気を付けましょう。
オニグルミを鉢植えのする場合には、赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合で配合してつくった土を使用しましょう。
オニグルミを育てる際には、肥料はほとんど必要ありません。
心配な場合には、2月と10月に、有機質の肥料か速効性化成肥料を与えましょう。
鉢植えの場合には、2月・7月・10月に有機質の肥料か速効性化成肥料を与えましょう。
オニグルミを育てる際の水やりは、夏は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。
地植えの場合には雨のみで問題ありませんが、乾燥が続く場合には適宜水やりをするようにしましょう。
冬はクルミの休眠期なので、根腐れを防ぐために、水のやり過ぎには注意しましょう。
②オニグルミ(鬼胡桃)の画像(写真)!特徴は?花や実はどんな感じ?
オニグルミは、高さ7~10mほどに育ちます。
互生する葉は長さ8~18cm・幅3~8cmの楕円形で、縁はギザギザしています。
枝葉に細かい毛が多く映えるのも特徴です。
葉軸の毛はベタベタしています。
丸い幹は太く、樹皮は暗灰色で、縦に大きく割れ目が入ります。
オニグルミは雌雄同株で、雄花と雌花があります。
雌花は、頂芽から穂状の花序を立て、苞の中から赤い花柱を出します。
雄花序は、前年の葉腋から藤の花の様に垂れ下がり、その長さは10cm~30cm程になります。
実は黄緑色で3cmほどの卵型で、一枝に8個くらいなります。
③オニグルミ(鬼胡桃)の開花時期や収穫時期、季節はいつ頃なの?
オニグルミの開花時期は、5~6月です。
葉の開出とほぼ同時に開花します。
果実は直径3cmほどの球形で、9~10月頃が収穫時期です。
④オニグルミ(鬼胡桃)の苗の植え付けのポイントは?
オニグルミの苗は12月~2月に植え付けましょう。
苗木の太い根や折れてしまった根は取り除きます。
根を広げて土に植え、高さは70~80cm程度になる様に整え、支柱を立てます。
⑤オニグルミ(鬼胡桃)の種まき時期と種まきのポイントは?
オニグルミを種まきから育てることは一般的ではありません。
⑥オニグルミ(鬼胡桃)の割り方とおすすめの食べ方は?どんな味なの?
オニグルミは「和ぐるみ割り器」を使うと綺麗に割ることができます。
クルミを使った料理には、菓子や豆腐、和え物などがあります。
⑦オニグルミ(鬼胡桃)の販売場所は?通販で買えるの?
オニグルミは、通販サイトで1年目の苗木が1ポット2,000円程度で購入できます。
⑧オニグルミ(鬼胡桃)の花言葉はなに?
オニグルミの花言葉は、あなたに夢中、至福のときです。
⑨オニグルミ(鬼胡桃)とクルミ(胡桃)やサワグルミ、ヒメグルミとの違いは何?
サワグルミは、クルミ科サワグルミ属の樹木です。
樹木の高さは、オニグルミが7~10mなのに対し、サワグルミは20mほどまで育ちます。
それに反して葉の大きさは、オニグルミが60cm、サワグルミが20~30cmと逆転します。
葉の質感もオニグルミがベタベタとした感触があるのに対し、サワグルミにはベタベタ感はありません。
そして、一番の違いに、食用が可能なオニグルミに対して、サワグルミは食べることが出来ないことが挙げられます。
ヒメグルミは、オニグルミの変種で、家庭用に普及しました。
強固でなかなか割ることが出来ないオニグルミとは逆に、ヒメグルミは割りやすい品種です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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