みなさんこんにちは。
今回は、プレクトランサスについてまとめていきたいと思います。
プレクトランサスは、南アフリカ原産の植物で、たくさんの種類があります。
自生種は200種類にのぼります。
プレクトランサスは、シソ科のケサヤバナ属(あるいはプレクトランサス属)に分類されます。
学名は、「Plectranthus」です。
本来は多年草ですが、南国原産の植物のため、日本では一年草として扱われることが多いです。
しかし、上手に冬越しさせることで、長く楽しむこともできますので、しっかりポイントを押さえていきましょう。
今回は、プレクトランサスについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
まずはプレクトランサスの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
プレクトランサスの育て方は?
プレクトランサスは、観葉植物として扱われる種類が多いですが、中には筒状の小さな花をつけ観賞用として楽しむ園芸種もあります。
「花もの」と呼ばれている花を咲かせるプレクトランサスは、紫や白、オレンジ、ピンクなどの花色があり鉢植えや寄せ植えで楽しむことができます。
プレクトランサスは、どの品種も基本的に乾燥に強く育てやすい植物です。
寒さに弱いため、冬は屋内に移動させて越冬させます。そのため、移動可能な鉢植えがおすすめです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、プレクトランサスが好む環境についてお伝えします!
プレクトランサスの育て方!環境はどうする?
プレクトランサスは、日中の強い日差しが当たらない明るい日陰で管理すると元気に育ちます。
日陰でも育ちますが、葉色や花付きが悪くなります。
また強い日差しに当てると葉っぱが焼けてしまうので注意しましょう。
プレクトランサスは、南国原産のため寒さにあまり強くありません。5℃以上の気温を保つようにします。
次は、プレクトランサスに適した用土についてお伝えします!
プレクトランサスを育てる際の適した用土は何?
プレクトランサスは、水はけの良い土を好みます。
園芸店やホームセンターで購入できる鉢花用の培養土を使用するのが手軽でよいでしょう。
または、赤玉土(小粒)を7:腐葉土3で混ぜた用土が適しています。
地植えの場合は、植え付け時に植え穴に腐葉土を2,3割混ぜましょう。
次は、プレクトランサスに必要な肥料についてお伝えします!
プレクトランサスの育て方!肥料はどうする?
プレクトランサスの肥料は、植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を混ぜて植えます。
春から秋の生育期(5月~9月)にゆっくり効く緩効性化成肥料を置き肥するか、半月に1回液肥を与えます。
では次は、プレクトランサスの水やりポイントについてお伝えします!
プレクトランサスを育てる際の水の量はどうする?
プレクトランサスは、葉が分厚いものが多く、乾燥に強い性質があります。
水をやり過ぎると、根腐れを起こすので注意しましょう。
鉢植えは土が乾いたらたっぷり水を与え、地植えの場合はほとんど水やりは不要です。
以上で基本的なプレクトランサスの育て方については終わりです。
次はプレクトランサスの写真をお見せします!
プレクトランサスの花の画像(写真)!特徴は?
プレクトランサスの花は筒状で花先が少し開いた形をしており、サルビアの花に似た形をしています。
草丈は30~80㎝と幅広く、茎が上に伸びる「立ち性」と、這うように横にのびる「ほふく性」の2つのタイプがあります。
右の写真は、葉を観賞する種類のプレクトランサスです。肉厚の葉が特徴的です。
次に、プレクトランサスの開花時期をお伝えします!
プレクトランサスの開花時期や季節はいつ頃なの?
プレクトランサスの開花時期は5月~11月と長いの特徴です。
特に10~11月の秋に次々と花を咲かせます。
これは短日植物の性質で、日が短くなると開花が増えます。
プレクトランサスは、カーテン越しの柔らかい日差しを好みますが、短日植物は蛍光灯の光でも昼間と感知するので、春から秋は戸外で管理することをおすすめします。
次は、プレクトランサスの寄せ植えの仕方をお伝えします!
プレクトランサスの寄せ植えの仕方!
プレクトランサスは、葉を観賞するタイプと花を観賞するタイプとがあります。
花を咲かせない種類は、葉に美しい模様があったり、個性的な姿のものが多く、寄せ植えの葉物として他の花を引き立てたり、全体のアクセントになります。
花を咲かせるタイプは、単独で鉢植えにしても華やかです。
寄せ植えをする場合、上に伸びる立ち性タイプは、中心や後方に配置すると見栄えがよく華やかになります。
それでは次に、プレクトランサスの葉が落ちる原因をお伝えします!
プレクトランサスの葉が落ちる原因と対策方法は?
プレクトランサスの葉が落ちる原因は、いくつかあげられます。
まず、日照不足です。プレクトランサスは元々、強い日差しを嫌い柔らかい日差しを好みますが、暗い日陰では徒長したり葉が落ちたりして、生長不良になります。
その場合は戸外の明るい日陰に置きましょう。
また、気温が5℃以下になると株が弱り葉が落ちることがあります。
その場合は屋内の明るい窓辺に置き、水は控えめにします。
次は、プレクトランサスの冬越しのやり方をお伝えします!
ブレクトランサスの冬越しのやり方は?
プレクトランサスは、寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまいます。
冬でも5℃以上の気温が必要なため、室内で管理します。
地植えの場合は、四国より南の温暖な地域以外では、秋になったら鉢に植え替え室内に取り込むと安心です。
冬は休眠期になるので、ほとんど水やりは必要ありませんが、土が完全に乾いていたら水やりをしましょう。
次に、プレクトランサスとアロマティカスの違いをお伝えします!
プレクトランサスとアロマティカスの違いはなに?
アロマティカスは、プレクトランサスと同じくシソ科のプレクトランサス属の植物です。
アロマティカスの葉は丸くて厚みがあり、葉の表面にはうぶ毛が生えているのが特徴です。
花もののプレクトランサスとは見た目が大きく違います。
またアロマティカスは、名前にアロマと付くように触るととても良い香りがします。
別名「キューバオレガノ」とよばれています。
アロマティカスは、ハーブでもあり多肉植物でもあります。
そしてミントのような爽やかな味わいがすることから人気の品種です。
それでは次に、プレクトランサスの花言葉をお伝えします!
プレクトランサスの花言葉はなに?
プレクトランサスの花言葉は、「許し合う恋」・「沈静」・「広がる希望」です。
「許し合う恋」は、花茎と花茎の間に筒状の小さな花がぎっしりと譲り合うように咲く様子からきているようです。
「沈静」は、プレクトランサスの花に多く見られるラベンダー色の花色が、心を静かに落ち着かせる優しい花色であることに由来するようです。
最後に、プレクトランサスの種類をお伝えします!
プレクトランサスの種類や品種は何があるの?
プレクトランサスはとても種類が多く、200種以上の自生種があります。
また園芸品種も多く流通しています。代表的な種類をご紹介します。
◆小さなピンク色の花を咲かせる「ピンクリッカー」は寄せ植えにも人気です。ピンクリッカーは小型の立ち性品種で草丈は20~30㎝になります。
◆花言葉の「沈静」の由来にもなったラベンダー色の花が咲く「モナ・ラベンダー」は花を観賞する品種として人気です。
◆葉を観賞する品種としては、「ミントリーフ」があげられます。ミントリーフはほふく性の品種で、葉っぱを触るとミントのような香りがするのが特徴です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
プレクトランサスのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①プレクトランサスの育て方(環境、土、肥料、水やり)
プレクトランサスは、日中の強い日差しが当たらない明るい日陰で管理すると元気に育ちます。
プレクトランサスは、水はけの良い土を好みます。
鉢花用の培養土を使用するか、赤玉土(小粒)を7:腐葉土3で混ぜた用土がおすすめです。
プレクトランサスの肥料は、植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を混ぜて植えます。
その後春から秋の生育期(5月~9月)にゆっくり効く緩効性化成肥料を置き肥するか、半月に1回液肥を与えます。
プレクトランサスは、乾燥に強い性質があります。
鉢植えは土が乾いたらたっぷり水を与え、地植えの場合はほとんど水やりは不要です。
②プレクトランサスの花の画像(写真)!特徴は?
プレクトランサスの花は筒状で花先が少し開いた形をしています。サルビアの花に似た形をしています。
草丈は30~80㎝と幅広く、茎が上に伸びる「立ち性」と、這うように横にのびる「ほふく性」の2つのタイプがあります。
③プレクトランサスの開花時期や季節はいつ頃なの?
プレクトランサスの開花時期は5月~11月と長いの特徴です。
特に10~11月の秋に次々と花を咲かせます。これは短日植物の性質で、日が短くなると開花が増えます。
④プレクトランサスの寄せ植えの仕方!
花を咲かせない種類は、葉に美しい模様があったり、個性的な姿のものが多く、寄せ植えの葉物として他の花を引き立てたり、全体のアクセントになります。
花を咲かせる種類で上に伸びる立ち性タイプは、寄せ植えの中心や後方に配置すると見栄えがよく華やかになります。
⑤プレクトランサスの葉が落ちる原因と対策方法は?
プレクトランサスは元々、強い日差しを嫌い柔らかい日差しを好みますが、暗い日陰では徒長したり葉が落ちたりして、生長不良になります。
その場合は戸外の明るい日陰に置きましょう。
また、気温が5℃以下になると株が弱り葉が落ちることがあります。
その場合は屋内の明るい窓辺に置き、水は控えめにします。
⑥ブレクトランサスの冬越しのやり方は?
冬でも5℃以上の気温が必要なため、室内で管理します。
地植えの場合は、四国より南の温暖な地域以外では、秋になったら鉢に植え替え室内に取り込むと安心です。
冬は休眠期になるので、ほとんど水やりは必要ありませんが、土が完全に乾いていたら水やりをしましょう。
⑦プレクトランサスとアロマティカスの違いはなに?
アロマティカスの葉は丸くて厚みがあり、葉の表面にはうぶ毛が生えているのが特徴です。花もののプレクトランサスとは見た目が大きく違います。
またアロマティカスは、名前にアロマと付くように触るととても良い香りがします。
⑧プレクトランサスの花言葉はなに?
プレクトランサスの花言葉は、「許し合う恋」・「沈静」・「広がる希望」です。
⑨プレクトランサスの種類や品種は何があるの?
小さなピンク色の花を咲かせる「ピンクリッカー」は寄せ植えに人気です。
ラベンダー色の花が咲く「モナ・ラベンダー」は花を観賞する品種として人気です。
葉を観賞する品種としては、「ミントリーフ」があげられます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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