【ナガミヒナゲシのまとめ!】育て方や毒性等8個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ナガミヒナゲシについてまとめていきたいと思います。

 

ナガミヒナゲシは「ケシ科」「ケシ属」に分類される「一年草」です。

 

学名は「Papaver dubium」です。

属名の「Papaver」はラテン語の「papa幼児に与える粥)」が由来です。

ケシの乳汁には催眠の効果があるため、粥に混ぜて食べさせ、子どもを寝かせたと言われています。

種小名の「dubium」は「疑わしい」という意味です。

余談ですが、ナガミヒナゲシは漢字で「長実雛芥子」と書きます。

 

道端や荒れ地でも見られるくらい丈夫なので、手間はかかりません。

繁殖力がとても強いので、育てる場合にはむしろ増やしすぎないように注意する必要があります。

 

また、日本では観賞用として育てられる場合はありますが、ナガミヒナゲシの種は園芸用としては販売されていません。

育てる際には以上の点を理解したうえで挑戦してください!

 

今回は、ナガミヒナゲシについてのポイント、

①ナガミヒナゲシの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②ナガミヒナゲシの花の画像(写真)!特徴は?毒性があるってほんと?
③ナガミヒナゲシの開花時期や季節はいつ頃なの?
④ナガミヒナゲシは繁殖力がすごいの?
⑤ナガミヒナゲシは雑草?駆除方法は?除草剤はどれをつかえばいいの?
⑥ナガミヒナゲシとポピーの違いはなに?
⑦ナガミヒナゲシの花言葉はなに?別名はあるの?
⑧ナガミヒナゲシの種類や品種は何があるの?

 

以上8つの点についてお伝えします。

まずはナガミヒナゲシの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

ナガミヒナゲシの育て方(栽培)は?

 

ナガミヒナゲシは日向を好みます。

また、ナガミヒナゲシは丈夫で道端や荒れ地といった厳しい環境でも育ちます。

 

ナガミヒナゲシの種は発芽しやすいので、花壇に直接まいても大丈夫です。

そして、ナガミヒナゲシは水はけのよい土を好みます。

追肥も必要なく、さらに病害虫も比較的発生しにくいので、放任しても十分に育ちます。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、ナガミヒナゲシが好む環境についてお伝えします!

 

ナガミヒナゲシの育て方!環境はどうする?

 

上でも言ったように、ナガミヒナゲシは日当たりがよい場所と、水はけのよい土を好みます。

道端や荒れ地といった厳しい環境でも十分に育つので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

 

次は、ナガミヒナゲシに適した用土についてお伝えします!

 

ナガミヒナゲシを育てる際の適した用土は何?

 

ナガミヒナゲシは水はけのよい土を好みます。

土をよく耕し、「腐葉土」などを混ぜて水はけをよくしておきましょう。

次は、ナガミヒナゲシに必要な肥料についてお伝えします!

 

ナガミヒナゲシの育て方!肥料はどうする?

 

肥料は元肥に「緩効性肥料」を十分に与えましょう。

追肥は特に必要ありません。

では次は、ナガミヒナゲシの水やりポイントについてお伝えします!

 

ナガミヒナゲシを育てる際の水の量はどうする?

 

水は種まきの直後にだけたっぷりと与えましょう。

ナガミヒナゲシは乾燥に強いので、水やりはしなくても大丈夫です。

 

以上で基本的なナガミヒナゲシの育て方については終わりです。

次はナガミヒナゲシの写真をお見せします!

 

ナガミヒナゲシの花の画像(写真)!特徴は?毒性があるってほんと?

 

それでは、今回ご紹介したナガミヒナゲシの画像を見てみましょう!

 

 

淡いオレンジ色はとても風情がありますね!

 

こんなに可愛らしいナガミヒナゲシですが、実は毒性があるので注意しましょう!

ナガミヒナゲシにはアルカロイド性の有毒成分があります。

アルカロイド成分はモルヒネなどの薬品の原材料としても有名です。

古代ギリシャなどでは食用として栽培が行われていましたが、危険性があるので食べないほうがよいでしょう。

 

次に、ナガミヒナゲシの開花時期をお伝えします!

 

ナガミヒナゲシの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

ナガミヒナゲシの開花時期は4~5月で、季節はです。

暖かくなってきたころに見られるのがうれしいですね!

 

次は、ナガミヒナゲシの繁殖力をお伝えします!

 

ナガミヒナゲシは繁殖力がすごいの?

 

ナガミヒナゲシはとても繁殖力が強い植物です。

ナガミヒナゲシの果実には、とても小さな種が一房あたり1000~2000個も入っています。

 

これらの種は風や車のタイヤなどに運ばれ、爆発的に繁殖します。

駆除する際には、花が咲く前に行いましょう!

 

それでは次に、ナガミヒナゲシは雑草なのかをお伝えします!

 

ナガミヒナゲシは雑草?駆除方法は?除草剤はどれをつかえばいいの?

 

ナガミヒナゲシはその強い繁殖力から、雑草としても認識されています。

ナガミヒナゲシを駆除する時期は、まだ花が咲いていない、「ロゼット期」に行うとよいです。

 

また、駆除する際は手で抜いてもよいのですが、大変であれば「除草剤」をまくと確実です。

除草剤は「ラウンドアップ」や「サンフーロン」などは根まで枯らしてくれるのでお勧めです。

次は、ナガミヒナゲシとポピーの違いをお伝えします!

 

ナガミヒナゲシとポピーの違いはなに?

 

ポピーは「ケシ科」の植物すべてを表す呼び名です。

したがって、基本的に違いはありません。

 

しかしながら、主にポピーは酸性土壌を嫌いますが、ナガミヒナゲシは酸性土壌からアルカリ性土壌まで幅広く自生します。

 

次に、ナガミヒナゲシの花言葉をお伝えします!

 

ナガミヒナゲシの花言葉はなに?別名はあるの?

 

ナガミヒナゲシの花言葉は「平静」「慰め」「癒やし」です。

 

ナガミヒナゲシの別名は「ポピー」「コクリコ」「虞美人草」です。

ですが上で言ったように、いずれも「ケシ科」の植物を表すので、完全に同じではありません。

 

最後に、ナガミヒナゲシの種類をお伝えします!

 

ナガミヒナゲシの種類や品種は何があるの?

 

ナガミヒナゲシには2種類の亜種がいます。

 

名前はそれぞれ「subsp. lecoqii」「subsp. dubium」です。

これらは花の外見や開花時期、茎内の乳液の色などが違いますが、日本の図鑑などではどちらも区別せずにナガミヒナゲシと呼んでいます。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

ナガミヒナゲシのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ナガミヒナゲシの育て方(環境、土、肥料、水やり)

ナガミヒナゲシは日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。

土は「腐葉土」などを混ぜて、水はけを良くします。

肥料は元肥に「緩効性肥料」を十分に与えます。

水は種をまいたときにたっぷりとあげれば大丈夫です。

 

②ナガミヒナゲシの花の画像(写真)!特徴は?毒性があるってほんと?

それでは、改めて今回ご紹介したナガミヒナゲシの画像を見てみましょう!

 

 

オレンジ色の花がとても見ごたえがありますね!

しかしながら、ナガミヒナゲシにはアルカロイド性の有毒成分があるので注意しましょう!。

 

③ナガミヒナゲシの開花時期や季節はいつ頃なの?

ナガミヒナゲシの開花時期は4~5月で、季節はです。

 

④ナガミヒナゲシは繁殖力がすごいの?

ナガミヒナゲシの果実には一房あたり1000~2000個ほどのとても小さな種が含まれています。

そのため、風や車のタイヤなどに運ばれることで、爆発的に繁殖します。

 

⑤ナガミヒナゲシは雑草?駆除方法は?除草剤はどれをつかえばいいの?

ナガミヒナゲシはその強い繁殖力から、雑草としても認識されています。

駆除は、花がまだ咲いていないロゼットという状態のうちに行いましょう。

手で抜き取る方法もありますが、「ラウンドアップ」「サンフーロン」といった除草剤を使うと効率的です。

 

⑥ナガミヒナゲシとポピーの違いはなに?

ポピーは「ケシ科」の植物すべてを表す呼び方です。

したがって、基本的に違いはありません。

 

⑦ナガミヒナゲシの花言葉はなに?別名はあるの?

ナガミヒナゲシの花言葉は「平静」「慰め」「癒やし」です。

ナガミヒナゲシの別名には「ポピー」「コクリコ」「虞美人草」などがありますが、完全に同じわけではありません。

 

⑧ナガミヒナゲシの種類や品種は何があるの?

ナガミヒナゲシには2種類の亜種がいます。

名前はそれぞれ「subsp. lecoqii」「subsp. dubium」です。

これらは花の外見や開花時期、茎内の乳液の色などが違いますが、日本の図鑑などではどちらも区別せずにナガミヒナゲシと呼んでいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

4 件のコメント

  • 植物由来のアルカロイドを含む代表的な食品にはコーヒーや紅茶が挙げられます。

    トマト、ナス、ピーマン、ジャガイモなど、一般食卓に並ぶ機会の多い野菜にも含まれ、また家庭菜園などで無農薬有機栽培されたものや、フキノトウなどの野草には、より多くのアルカロイドが含まれます。

    いずれも、多食せず、適切に調理すれば人体にとって概ね無害であり、欧州で食用栽培されていた歴史が示す通り、ナガミヒナゲシも食用になります。危険性は編めて低いものと考えられます。

    補足として、危険外来種という言葉は造語であり、学術用語ではありません。ナガミヒナゲシは環境省による特定外来生物(植物)の指定からも外されています。

  • 初めて戸建に引っ越したところあっという間に庭一面ナガミヒナゲシが繁殖して花が咲いてしまいました。コンロイさんの分かり易いご説明で少し安心致しました。ありがとうございます。
    他の植物に悪影響がある様ですので処理しなければならないとは思うのですが、開花してしまった場合はどの様に処理すればよろしいのでしょうか。
    他の植物もあるし 犬も庭に出るので除草剤は使えないので日毎増えて行くナガミヒナゲシにこまっております。

    • 相澤さん、コメントありがとうございます。

      犬を飼われているとのことで、除草剤が使えないのですね。

      少し手間にはなりますが、手で刈って、燃えるゴミとして出すしかないと思います。

      また、来年以降にナガミヒナゲシに苦労しないように、愛犬を庭で遊ばせないようにして、除草剤を使用して根を根絶させることをオススメします。

  • ブータロウ へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)