みなさんこんにちは。
今回は、十月桜(ジュウガツザクラ)についてまとめていきたいと思います。
十月桜は「バラ科」「サクラ属」の植物で、10月〜11月頃、そして春頃に開花する品種です。
開花時期が年に2回あり、同じ時期に咲く他の桜と合わせて「冬桜」と呼ばれています。
学名は「Prunus × subhirtella Autumnalis」と言います。
小葉桜(コバザクラ)とも呼ばれ江戸時代から栽培されており、エドヒガンとマメザクラの交配種であるコヒガンザクラを基にした園芸品種です。
そのため、自然に自生する事はありません。
今回は、十月桜(ジュウガツザクラ)についてのポイント、
以上8つの点についてお伝えします。
まずはジュウガツザクラの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
十月桜(ジュウガツザクラ)の育て方は?
ジュウガツザクラは春と秋の二度桜を楽しむことが出来る品種です。
この桜は、他の桜の様に短い期間に咲いて散る桜とは違って、次から次へとつぼみが開くので、10月頃~翌年2月頃まで咲き続けます。
春は、全体のつぼみの3分の2、秋は残りの3分の1の花が咲きます。
ジュウガツザクラは、決して派手ではありませんが、可憐な花を咲かせる愛らしい品種です。
寒さに強い特徴があるので、寒い土地での栽培にも向いています。
また、桜のまとめの記事もあります。
有名な桜の一覧をまとめていますので、こちらの記事もぜひご覧になってください!
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ジュウガツザクラが好む環境についてお伝えします!
十月桜(ジュウガツザクラ)の育て方!環境はどうする?
ジュウガツザクラは暑さ寒さに強く、東北地方の南側であれば屋外に植栽できます。
日当たりと水はけの良い場所を好むので、条件の良い場所で育ててあげると元気に育つでしょう。
次は、ジュウガツザクラに適した用土についてお伝えします!
十月桜(ジュウガツザクラ)を育てる際の適した用土は何?
腐葉土などの有機物をよく混ぜた肥料を入れてから植えつけましょう。
鉢植えで十月桜を育てる場合は、赤玉土(小粒)4~5:腐葉土2~3:川砂3~4に配合した土などがおすすめです。
次は、ジュウガツザクラに必要な肥料についてお伝えします!
十月桜(ジュウガツザクラ)の育て方!肥料はどうする?
冬に与える肥料と、花が咲いた後に与える肥料の2回が基本です。
与える量は、木の大きさ、肥料の種類などによって適量を与えてください。
では次は、ジュウガツザクラの水やりポイントについてお伝えします!
十月桜(ジュウガツザクラ)を育てる際の水の量はどうする?
水やりは基本、よほど雨が降らない時以外は雨水だけで十分です。
ただし、5~7月は水切れしやすいので、2週間に1度の水やりを朝の時間帯にしましょう。
以上で基本的な十月桜(ジュウガツザクラ)の育て方については終わりです。
次はジュウガツザクラの写真をお見せします!
十月桜(ジュウガツザクラ)の画像(写真)!
花色は白色や淡いピンク色、濃いピンクのものもあります。
また、蕾はピンク色なので、白花種なのですが、全体的にピンク色に見える事が多いです。
次に、ジュウガツザクラの開花時期や季節はいつ頃かをお伝えします!
十月桜(ジュウガツザクラ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
秋に華やかな花弁が人目を惹くため十月桜(ジュウガツザクラ)と呼ばれるようになりました。
春は、3月下旬~4月。秋は、10月頃~2月頃まで咲きます。
氷点下の気温以外は常に咲き続け、春には最も多くの花を咲かせます。
次に、ジュウガツザクラの苗木の植え付けのポイントをお伝えします。
十月桜(ジュウガツザクラ)の苗木の植え付けのポイントは?
植え替えの時期は、11月頃か3月頃に行ってください。
また、十月桜は植え替えを嫌うので、植え替えをしなくても大丈夫な広い場所に植え付けてあげると良いでしょう。
次に、ジュウガツザクラの剪定のポイントをお伝えします。
十月桜(ジュウガツザクラ)の剪定のポイントは?
ジュウガツザクラも他の桜と同様に剪定には弱い植物ですので、不要な剪定は極力さけてください。
切った枝の切り口をそのままにしていると桜が枯れる原因になるので、病気になった枝や折れた枝、低い所から出た枝、を切りたい場合は、必ず切り口に癒合剤を塗って保護しましょう。
次は、ジュウガツザクラの増やし方!をお伝えします。
十月桜(ジュウガツザクラ)の増やし方!
十月桜は種まきや挿し木、接ぎ木の方法で株を増やすことができます。
種まきは、開花の後に付く実から種を取って行います。
それでは、ジュウガツザクラの挿し木のやり方をお伝えします。
十月桜(ジュウガツザクラ)の挿し木のやり方はどうするの?
桜の挿し木の適月は3月と6月がオススメです。
桜の枝の先から10センチほどの長さの部分を、はさみなどを使って斜めにカットします。
その枝を2時間程度水につけて水揚げしましょう。
そして、枝の切断面やその数センチ上辺りに植物成長促進剤を塗ります。
最後に清潔な鹿沼土に水を十分含ませ、そこへ斜めに桜をさして完成です。
揷し木をする際には乾燥に注意しましょう。
乾燥すると発根率が大幅に下がってしまうので、水は小まめに与えると良いですよ。
そして、発根するまでは直射日光は避けましょう。
朝日をたっぷり浴びせたら、午後には室内に入れるなど西日が当たらないように気をつけましょう。
次に、ジュウガツザクラの花言葉をお伝えします。
十月桜(ジュウガツザクラ)の花言葉はなに?
ジュウガツザクラの花言葉は「神秘的な心」と「寛容」です。
通常の桜よりも花弁が多く、華やかな姿からつけられたようです。
それでは最後に、十月桜(ジュウガツザクラ)と冬桜(フユザクラ)の違いはなにかをお伝えします。
十月桜(ジュウガツザクラ)と冬桜(フユザクラ)の違いはなに?
ジュウガツザクラは冬に咲く桜として「フユザクラ」と呼ばれることも多いです。
しかし、十月桜(ジュウガツザクラ)とは別に「フユザクラ」という別の園芸品種があります。
それは「フユザクラ」は「ヤマザクラ」と「マメザクラ」の雑種であり、花弁の色は白色で、花弁の枚数が5枚で通常の桜より大きいことから見分ける事が可能です。
他にも、「ジュウガツザクラ」「フユザクラ」「シキザクラ」「コフクザクラ」など秋冬に咲く桜をまとめて「フユザクラ」と呼ぶこともあるります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
十月桜(ジュウガツザクラ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①十月桜(ジュウガツザクラ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
ジュウガツザクラは日当たりと水はけの良い場所を好むので、条件の良い場所で育ててあげると元気に育つでしょう。
ジュウガツザクラの用土には、腐葉土などの有機物をよく混ぜた肥料を入れてから植えつけましょう。
ジュウガツザクラの肥料は、冬に与える肥料と花が咲いた後に与える肥料の2回が基本です。
水やりは基本、よほど雨が降らない時以外は雨水だけで十分です。
②十月桜(ジュウガツザクラ)の画像(写真)!
ジュウガツザクラの花弁は楕円形をしています。
蕾がピンク色なので、全体的にピンク色に見える事が多いです。
③十月桜(ジュウガツザクラ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
ジュウガツザクラの開花時期は、春は、3月下旬~4月。秋は、10月頃~2月頃まで咲きます。
④十月桜(ジュウガツザクラ)の苗木の植え方は?
ジュウガツザクラは植え替えを嫌うので、植え替えをしなくても大丈夫な広い場所に植え付けてあげると良いでしょう。
⑤十月桜(ジュウガツザクラ)の剪定(切り戻し)のポイントは?
ジュウガツザクラも他の桜と同様に剪定には弱い植物ですので、不要な剪定は極力さけてください。
⑥十月桜(ジュウガツザクラ)の増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
桜の枝の先から10センチほどの長さの部分を、はさみなどを使って斜めにカットします。
その枝を2時間程度水につけて水揚げしましょう。
そして、枝の切断面やその数センチ上辺りに植物成長促進剤を塗ります。
最後に清潔な鹿沼土に水を十分含ませ、そこへ斜めに桜をさして完成です。
⑦十月桜(ジュウガツザクラ)の花言葉はなに?
ジュウガツザクラの花言葉は「神秘的な心」と「寛容」です。
通常の桜よりも花弁が多く、華やかな姿からつけられたようです。
⑧十月桜(ジュウガツザクラ)と冬桜(フユザクラ)の違いはなに?
冬桜(フユザクラ)は花弁の色は白色で、花弁の枚数が5枚で通常の桜より大きいことから十月桜と見分ける事が可能です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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