みなさんこんにちは。
今回は、キャベツの育て方についてまとめていきたいと思います。
ちなみにキャベツの学名はBrassica oleracea var. capitataです。
白菜、コマツナ、カリフラワーなどと同じアブラナ科アブラナ属の野菜になります。
みなさんご存知のとおり、キャベツは食物繊維やビタミンA、B1、C、K、カルシウムなどのミネラルを含む栄養価に優れた野菜ですね。
今回はキャベツについてのポイント、
以上13点についてお伝えします。
まずはキャベツの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
キャベツの育て方は?
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キャベツには色々な種類があり、季節に合わせて栽培されています。
春に種を播いて、秋に収穫する夏秋キャベツ(別名:高原キャベツ)
夏に種を播いて秋から冬にかけて収穫する冬キャベツ
秋に播いて、春に収穫する春キャベツに分けられます。
そのため、栽培する環境にあった品種を選ぶことが大切です。
また、アオムシやヨトウムシといった害虫のつきやすい野菜です。
しかし、キャベツは、寒冷紗や防虫ネットを用いて育てると上手に育てられます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、キャベツが好む環境についてお伝えします!
キャベツの育て方!環境はどうする?
キャベツは15~20℃の涼しい気温を好みます。
また、発芽の適温は20~25℃です。
結球(葉が重なり合って球状になる)は13℃~20℃になってからです。
そのため、気温が低くすぎても、高すぎても成長しません。
暑くなると、病害虫の発生も多くなります。、
栽培する時期に合わせた品種を選ぶようにしましょう。
例えば、夏秋キャベツは3~4月に種をまき、5月に苗を植え、7~9月に収穫
冬キャベツは7~8月に種をまき、9月に苗を植え、10~2月に収穫
春キャベツは9~10月に種をまき、11月に苗を植え、3~5月に収穫
というように、品種によって栽培する時期が異なります。
栽培する環境に適した品種を選びましょう。
また、キャベツは、日当たりの良い場所を好みます。
しかし、少々日当たりが悪くても栽培することがでるので、そこまで神経質になる必要はありません。
次は、キャベツに適した用土についてお伝えします!
キャベツを育てる際の適した用土は何?
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キャベツは水はけのよい土が適しています。
そのため、赤玉土に腐葉土を混ぜ、水はけをよくすることが土作りのポイントです。
用土は、赤玉土が7、腐葉土が2、バーミュキュライトが1の割合です。
また、この比率で用土を作るのがめんどくさい!問い方は、市販の野菜用の腐葉土を使用しても大丈夫ですよ。
次は、キャベツに必要な肥料についてお伝えします!
キャベツの育て方!肥料はどうする?
キャベツを育てる際には、肥料は、年2回与えるようにしましょう。
その2回の時期ですが、
1回目は植え付けてから3週間くらいの本葉が10枚頃になったときです。
2回目は植えつけてから6週間くらいの結球が始まる頃です。
では次は、キャベツの水やりポイントについてお伝えします!
キャベツを育てる際の水の量はどうする?
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キャベツは、沢山水をやりすぎると根腐れを起こしやすいです。
そのため、土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをしましょう。
以上でキャベツの基本的な育て方については終わりです。
次はキャベツの写真をお見せします!
キャベツの画像(写真)!
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こちらがキャベツの写真です。
皆さんがご存じのとおりですね。
みなさん、キャベツに花が咲くことをご存知ですか?
それでは次に、キャベツの花について見ていきましょう。
キャベツの開花時期や季節はいつ頃なの?
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キャベツを育てて、放置しておくと、玉が割れはじめます。
その後、菜の花のように小さく黄色い花が咲きます。
さらに、花が咲き終わると鞘がついて、種が膨らみます。
枯れるまで置いておくと種をとることができますよ。
次に、キャベツの苗の植え付けについて、見ていきましょう。
キャベツの苗の植え付けのポイントは?
キャベツの苗を植えつける際の注意点ですが、植えた苗がしおれてしまわないように注意しましょう。
また、炎天下の日中に植え付けることは避けましょう。
そのため、日差しが和らぐ夕方に苗を植えつけましょうね。
では、次にキャベツのプランター栽培について、お伝えします。
キャベツのプランターや鉢植えでの栽培のポイントは?
キャベツをプランターで栽培するときは、60cm以上の大きなプランターを使いましょう。
または、底が深い大鉢タイプで育てることをおすすめします。
キャベツは株と株の間が最低でも30cmは必要となります。
小型プランターで育てるときは、プランターに1株で育てるのが限界です。
次に、キャベツの植え替えについてお伝えします。
キャベツの植え替えのやり方は?
キャベツの本葉が4~5枚になったら、植え替えの時期です。
植え替え前にポットごと水につけてしっかり吸水させておきます。
または、定植後たっぷりと水をやります。
みなさん、キャベツは挿し木が出来ることをご存知ですか?
では、次にキャベツの挿し木について、見ていきましょう。
キャベツの挿し木のやり方はどうするの?
まずは、キャベツの挿し木の準備ですが、キャベツを収穫した後の株をそのままにしておきます。
そうすると、新たな脇芽がたくさん出てきます。
脇芽は最終的に1本にしなければなりません。
そのため、残す芽以外は取り除きます。
このとき、取り除いた芽を捨てずに挿し芽すると、新たにキャベツが収穫できます。
それでは、キャベツの挿し木の方法について詳しくお伝えします。
まず、切り取った芽をビニール袋にいれます。
そして、そこに水を入れ、一晩置きます。
次に、ココピートとパーライトを半分の割合で入れた用土を準備します。
最後に、脇芽を育苗ポットに挿し芽します。
その後は、温かいところにおいて発根を待ちましょう。
発包スチロールなどに入れて育てるとより温かくなります。
それでは、次にキャベツの種まきについて見ていきましょう。
キャベツの種まき時期と種まきのポイントは?
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キャベツの種まきの時期は、
7月にまく夏まき、
10月にまく秋まき、
2月にまく冬まきの3つにわかれます。
キャベツの種まきを行う際には、
連結ポットやセルトレイに3~5粒ほど種をまきます。
土は種が隠れる程度に薄くまくのがポイントです。
本葉が2~3枚になったら1本に間引きを行いましょう。
ポットやセルトレイでの育苗は、土が乾燥しやすいです。
土が、乾燥しないように水やりをしっかり行います。
次に、キャベツのかかりうる病気や害虫についてお伝えします。
キャベツのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
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キャベツには、アオムシ、コナガ、ヨトウムシなどがつきやすいです。
これらの虫は、葉っぱを食べてしまいます。
虫が、卵を産み付けないように、見つけたらすぐに虫や卵を殺すようにしましょう。
虫の被害を防ぐには、防虫ネットをトンネル状にかけて育てることです。
害虫の侵入を防ぐことができるので、被害を抑えることができます。
また、キャベツは、軟腐病、黒腐病、べと病などの病気が発生します。
キャベツの病気を防ぐには、同じアブラナ科を連続して育てないことが大切です。
そして、堆肥をたくさん与え、水はけのよい土作りをすることです。
つまり、土をしっかり耕すということですね。
水はけが悪いと、軟腐病などを起こしてしまうので注意しましょう。
キャベツを育てるときは、植える時期に合わせた品種を選ぶことも病気を防ぐ上で大切です。
では、次に、キャベツの根腐れについて見ていきましょう。
キャベツが根腐れしてしまうのはなぜ?
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キャベツが根腐れするときには、根の先端部から腐っていきます。
これを、放置すると株全体が枯れてしまうので、注意しましょう。
このキャベツの根腐れの原因は、土の中の酸素不足です。
酸素が不足すると、酸素が少ない環境を好み、根腐れを促進させる菌が増えます。
この酸素不足には、いくつか要因があります。
まずは、水やりの回数が多く、土の水はけが悪くなっているためです。
土が常に湿っていると、根が呼吸できずに窒息してしまいます。
そのために、水やりは、土の表面が乾燥したときに行います。
つまり、空気の隙間を作ってあげることが大切ということですね。
次に考えられる根腐れの要因は、肥料焼けです。
肥料をたくさん与えると、土の中の肥料を薄めようとする浸透圧の関係が働きます。
そして、根中の水分が土に流れてしまい、根が傷んでしまいます。
次に、キャベツの冬越しについてお伝えします。
キャベツの冬越しはどのようにするの?
冬を越えて育てるキャベツは、寒さに凍えて枯れてしまわないように注意します。
薄い白い布でできた不織布カバーをかけて育てることで防寒対策をします。
このとき、不織布をかけたままにすると、雑草がたくさん生えてしまいます。
こまめにキャベツのチェックを行いましましょう。
また、冬の時期は風が強いので、不織布が飛ばされないようしてください。
では、次に、キャベツの花言葉について、見ていきましょう。
キャベツの花言葉はなに?英語でなんていうの?
キャベツの花言葉は、「利益」です。
この花言葉ですが、一説は中国の歴史上の人物が関係していると言われています。
それは、中国三国時代の政治家、軍人であった諸葛孔明です。
彼が戦地で兵隊の食料確保のためにキャベツを栽培していたという故事にちなみ、利益という花言葉が付いたと言われています。
他の説では、何枚も葉を重ね合い育つキャベツの姿から由来がきています。
この姿が、富の象徴のように見えるため、利益という花言葉がついたとも言われています。
また、キャベツは英語で、「cabbage」といいます。
次に、キャベツの種類について、お伝えします。
キャベツの種類や品種は何があるの?
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前にも説明したとおり、キャベツには色んな種類があります。
そのため、季節にあった種類を選んで育てましょう。
冬に収穫する冬キャベツ
春に収穫する春キャベツ
秋に収穫する高原キャベツのほかにも、
葉が紫色をしたレッドキャベツ
ボールのように丸いグリーンボール
小さいキャベツがたくさんついた、芽キャベツ
とんがった形をしたとんがりキャベツ
などたくさんの種類があります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
キャベツ栽培のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①キャベツの育て方(環境、土、肥料、水やり)
キャベツは15〜20℃が育てるのに適しています。
土は、赤玉土に腐葉土を混ぜ、水はけをよくすることがポイントです。
肥料は栽培期間に2回与えるようにします。
土の表面が乾いてから、たっぷり水やりをします。
②キャベツの画像(写真)!
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③キャベツの開花時期や季節はいつ頃なの?
キャベツを育てて、放置しておくと、菜の花のような小さな花が咲きます。
④キャベツの苗の植え付けのポイントは?
キャベツの苗は、日差しのやわらぐ夕方すぎに植え付けます。
⑤キャベツのプランターや鉢植えでの栽培のポイントは?
キャベツは60cm以上の大きめのプランターで育てることが良いでしょう。
⑥キャベツの植え替えのやり方は?
キャベツの葉が4〜5枚になってから植え替えます。
このときたっぷり水を与えましょう。
⑦キャベツの挿し木のやり方はどうするの?
キャベツ脇芽をとり、育苗ポットにいれて、育てると新たに根が生えてきます。
⑧キャベツの種まき時期と種まきのポイントは?
種まきの時期は、7月、10月、2月の3回に分かれます。
種をまいた後は、乾燥しないようにしっかり水を与えましょう。
⑨キャベツのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
育てるときは、防虫ネットでキャベツを覆います。
キャベツは、排水性のよい土壌で育てます。
⑩キャベツが根腐れしてしまうのはなぜ?
土の中の酸素不足で根腐れを起こします。
⑪キャベツの冬越しはどのようにするの?
不織布カバーをかけて防寒対策をします。
⑫キャベツの花言葉はなに?英語でなんていうの?
キャベツの花言葉は利益です。
英語で言うとBenefitですね。
⑬キャベツの種類や品種は何があるの?
キャベツは春キャベツ、冬キャベツ、高原キャベツ、レッドキャベツ、芽キャベツなどの種類があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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