涼しげな風になびく光沢のある黄緑色の葉は、南国の雰囲気が印象的な観葉植物のアレカヤシ。
熱帯地域に自生しており、しなやかに伸びた樹形は10m程の大きな樹木に生長します。
ヤシ科クリサリドカルプス属の植物であるアレカヤシは、黒い斑点が茎にあることが特徴となります。
今回はアレカヤシについてのポイント、
以上15個の点についてお伝えします。
まずはアレカヤシの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
アレカヤシの育て方は?
アレカヤシは熱帯地方に分布している植物です。
自然のものはとても早く成長が速いですが、寒さにはとても弱い植物なので、冬越しできずに枯れてしまうこともありますので、寒い地域で外で育成するのは難しいです。
ですので、冬越しをさせる場合には必ず暖房をつけて寒くない室内で育ててあげましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、アレカヤシが好む環境についてお伝えします!
アレカヤシの育て方!環境はどうする?
原産は熱帯地域であるアレカヤシは、暖かい環境での育成を行ってください。
しかし直射日光には弱い植物で、枯れてしまうこともありますので、明るい日陰の場所を選択して育成してあげましょう。
冬時期の寒さにも弱く、外で育成をしていると霜に当たって枯れてしまいますので必ず室内に移動してください。
次は、アレカヤシに適した用土についてお伝えします!
アレカヤシを育てる際の適した用土は何?
アレカヤシの用土は水ハケの悪い用土を使用すると根腐れを起こす恐れがありますので、水ハケが良いものを選んでください。
自身で用土を作成する場合は、赤玉土7割に腐葉土3割を混ぜ合わせた土を使用しましょう。
用土は軽いものを使用したい場合は1割程度パーライトを混ぜ込んでください。
次は、アレカヤシに必要な肥料についてお伝えします!
アレカヤシの育て方!肥料はどうする?
アレカヤシの肥料は生長期の5月~9月頃に2ヶ月に1回のペースで与えると元気に育成することができます。
肥料はゆっくり長く効果がある緩効性肥料を置き肥としてください。
液体肥料も即効性があり使用はできますが、効き目が無くなるのも早いので、2週間に1回与えてあげましょう。
では次は、アレカヤシの水やりポイントについてお伝えします!
アレカヤシを育てる際の水の量はどうする?
気温の高い成長時期はぐんぐん成長いたしますので、水の吸収力も上がります。
土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えてあげましょう。
冬時期になるとアレカヤシは成長が穏やかになりますので、水やりは土の表面が乾いてから3日程度間隔を置いてから行ってください。
以上で基本的なアレカヤシの育て方については終わりです。
次はアレカヤシの写真をお見せします!
アレカヤシの画像(写真)!
マダガスカルが原産のアレカヤシは葉は波状に広がる葉が特徴的で約10mを超える樹木となります。
アレカヤシはリゾート感のある細くて長い葉の曲線がとても優美な観葉植物で、
温度が高ければとても大きく育ちますので、それなりのスペースを確保して育成してあげましょう。
アレカヤシの写真はこちらになります。
次に、アレカヤシの開花時期をお伝えします!
アレカヤシの開花時期や季節はいつ頃なの?
幹の部分には黒点があるのが特徴的なアレカヤシは、別名コガネタケヤシ(黄金竹椰子)と呼ばれています。
最もヤシ属の植物で最も日本で流通しているヤシの品種となっています。
順調に育成して元気の良い株になると、上手くいけば春先の3~5月頃に小さくて可愛らしい花を開花させることがあります。
アレカヤシの花は、黄色い蝶と呼ばれており、丸くて小さな黄色い花を細い茎にたくさん咲かせます。
次は、アレカヤシの苗の植え付けのポイントをお伝えします。
アレカヤシの苗の植え付けのポイントは?
アレカヤシの植え付けを行う時は、水ハケと水持ちのどちらも良い用土の、プランター用培養土等をご使用ください。
根の成長が活発なので少し大きめの鉢に鉢底石と用土を敷き植え付けを行って水をたっぷり与えましょう。
植え付け後は強い風が当たると、着根せずに倒れてしまうので、強風を避けた直射日光の当たらない場所に移動してあげましょう。
鉢底から根が出てきた場合には、根詰まりをしていますので少し大きな鉢に植え替えてあげましょう。
次は、アレカヤシの地植えで育てる際のポイントをお伝えします。
アレカヤシの地植え(花壇)のポイントは?
葉が噴水のように大きく伸びている姿がとても特徴的な観葉植物のアレカヤシは、鉢植えの場合、鉢底から根が出てきてしまいます。
なので、根詰まりを起こしやすくなるので、2年に1度の間隔で植え替えが必要になります。
ですので、育成は植え替えをしなくても良い地植えで行うことをオススメいたします。
幼木の苗を、地植えで育成すると成木になると幹は竹のようにグングン成長し、約10m程の高さまで伸びます。
次は、アレカヤシの植え替えのポイントをお伝えします。
アレカヤシの植え替えのポイントは?
大きく育つアレカヤシは植え替えが必要な植物となります。
植え替えの適時期は成長期である5月〜7月頃となっており、2年に1度は植え替えてあげましょう。
用土は観葉植物用のものを使用して、その時はひと回り大きな鉢へ植え替えを行ってください。
植え替えを行うときは、根を傷つけないように注意して古い土を落としてください。
次は、アレカヤシの剪定のポイントをお伝えします。
アレカヤシの剪定(切り戻し)のポイントは?
葉が大きくて多いアレカヤシは、ボリュームが出てきて株が込み合ってしまうと、風通しが悪くなってしまい、育成環境も悪化してしまいます。
定期的に間引きを行うことで、元気の良いアレカヤシを長く育成することできますので、剪定をしてあげましょう。
葉焼けなどで茶色くなって枯れている葉はまめに取り除くことで、元気な葉に栄養や風を送ることができます。
次に、アレカヤシの増やし方をお伝えします。
アレカヤシの増やし方!
とても大きく育つアレカヤシは、挿し木で増やすことはできませんが、株分けによって増やすことが可能となります。
株分けの時期は生長期である5月から7月頃に行うとより成功いたします。
株分けを行う時は根を傷つけないように注意しながら根についた土を軽く振り落としてください。
まずは、アレカヤシの挿し木のやり方をお伝えします。
アレカヤシの挿し木のやり方はどうするの?
大きく成長していくアレカヤシの切り取った株を挿し木や水挿しでの育成を行うことはできません。
挿し木では増やすことができないアレカヤシですが、株分けで増やすことは可能となっております。
株分けは夏時期の5月~6月頃に行いますので、株を取り出してから土を軽く落とした後、ハサミで株を切り分けて増やしてください。
次は、アレカヤシの株分けのやり方をお伝えします。
アレカヤシの株分けのやり方は?
大きく成長するアレカヤシは株分けで増やすことが可能で、大きい鉢に植え替えをすることができない場合には、株分けをしてあげましょう。
株分けの適時期は、夏時期の5~9月頃となっておりますので、その時期に行ってください。
まず、アレカヤシを鉢から出して根についた土を軽く落としてあげましょう。
ハサミやナイフ等で株元から下へできるだけ傷つけないように切って、痛んだ根は取り除いてあげましょう。
次に、アレカヤシを育てる際に注意する病気や害虫の対策方法をお伝えします。
アレカヤシのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
病気にはなりにくい植物ですが、水を好むアレカヤシは、水切れを起こしてしまうと茶色く葉がなってしまうことがあります。
また、鉢に根が生えてきて根詰まりを起こしてしまった場合は、水やりをした時全体に水が行き届かずストレスで葉が茶色くなってしまいます。
根詰まりを起こさないように少し大きめな鉢に植え替えを行いましょう。
葉先が茶色くなっているところは、傷んでいる箇所のみをカットしてください。
次は、アレカヤシの根腐れの原因と対策方法をお伝えします。
アレカヤシの根腐れの原因と対策方法は?
アレカヤシの育成を行う時に、土の表面が湿っていれば水を与える必要ありません。
土の乾燥は時期によって異なりますので日数で水やりをすると、水を与え過ぎてしまうと根腐れをしてしまうことがあります。
根腐れを起こすと、根から栄養を上手く取り込むことができませんので、そのことが原因となって最悪枯れてしまうことがあります。
水やりを行う時は土の表面が乾いているか確認してから水を与えましょう。
次に、アレカヤシの枯れる原因と対策方法をお伝えします。
カレカヤシの枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
アレカヤシはたくさん水が必要な植物ですので、水が切れてしまうと葉の元気がなくなってしまって枯れてしまうことがあります。
特に成長期でもある真夏の5~9月頃は、乾燥させないように注意してこまめに水やりを行ってください。
また、夏の強い直射日光で葉焼けを起こしてしまい、葉が枯れてしまいますので、日当たりを考えて置き場所を選んであげましょう。
冬の寒さにも弱く室外で育成をしていて霜にあたってしまうと枯れてしまいますので、必ず温かい室内に移動してください。
次は、アレカヤシの花言葉をお伝えします。
アレカヤシの花言葉はなに?
基本的には花が咲かないアレカヤシですが、非常に珍しいですが上手く育てると可愛らしいクリーム色の小さい花が咲くこともあります。
ダイナミックで大きく育つアレカヤシは、開店や新築お祝い等の贈り物としても人気の高い植物ですので、明るいイメージもあります。
風水的にも良い運気を送り込む植物でもあるアレカヤシは、特に南東の方角に置くと仕事や勉学のやる気をもたらします。
アレカヤシの花言葉は、原産である南国をイメージした「元気」や、前向きで明るい出来事をイメージした「勝利」となります。
最後に、アレカヤシの種類や品種をお伝えします。
アレカヤシの種類や品種は何があるの?
大きくダイナミックな葉が特徴的なアレカヤシの品種は様々です。
リアル・アレカヤシ
リアル・アレカヤシは一般的なアレカヤシよりは葉のボリュームが少なめな植物です。
幹が上がった先の上部で葉が展開しますので、ヤシのような雰囲気があります。
幹が太くなっていて、竹とよく似た節があるのが特徴となります。
ラタニア・イエロー
葉柄や葉脈が黄色に染まることが特徴のラタニア・イエローは、黄ベニオウギヤシ等とも呼ばれている植物です。
ラタニア・イエローはモーリシャス原産のヤシと非常に珍しく希少な観葉植物となります。
他の品種と比べて強いヤシなので育成にオススメな植物となり、幼木から掌状葉が生えてきます。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
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アレカヤシのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは15つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アレカヤシの育て方(環境、土、肥料、水やり)
アレカヤシは熱帯地方に分布している植物です。
自然のものはとても早く成長が速いですが、寒さにはとても弱い植物なので、
冬越しできずに枯れてしまうこともありますので、寒い地域で外で育成するのは難しいです。
ですので、冬越しをさせる場合には必ず暖房をつけて寒くない室内で育ててあげましょう。
②アレカヤシの画像(写真)!
マダガスカルが原産のアレカヤシは葉は波状に広がる葉が特徴的で約10mを超える樹木となります。
アレカヤシはリゾート感のある細くて長い葉の曲線がとても優美な観葉植物で、
温度が高ければとても大きく育ちますので、それなりのスペースを確保して育成してあげましょう。
③アレカヤシの開花時期や季節はいつ頃なの?
幹の部分には黒点があるのが特徴的なアレカヤシは、別名コガネタケヤシ(黄金竹椰子)と呼ばれています。
最もヤシ属の植物で最も日本で流通しているヤシの品種となっています。
順調に育成して元気の良い株になると、上手くいけば春先の3~5月頃に小さくて可愛らしい花を開花させることがあります。
アレカヤシの花は、黄色い蝶と呼ばれており、丸くて小さな黄色い花を細い茎にたくさん咲かせます。
④アレカヤシの苗の植え付けのポイントは?
アレカヤシの植え付けを行う時は、水ハケと水持ちのどちらも良い用土の、プランター用培養土等をご使用ください。
根の成長が活発なので少し大きめの鉢に鉢底石と用土を敷き植え付けを行って水をたっぷり与えましょう。
植え付け後は強い風が当たると、着根せずに倒れてしまうので、強風を避けた直射日光の当たらない場所に移動してあげましょう。
鉢底から根が出てきた場合には、根詰まりをしていますので少し大きな鉢に植え替えてあげましょう。
⑤アレカヤシの地植え(花壇)のポイントは?
葉が噴水のように大きく伸びている姿がとても特徴的な観葉植物のアレカヤシは、
鉢植えの場合、鉢底から根が出てきてしまい根詰まりを起こしやすくなりますので、2年に1度の間隔で植え替えが必要になります。
ですので、育成は植え替えをしなくても良い地植えで行うことをオススメいたします。
幼木の苗を、地植えで育成すると成木になると幹は竹のようにグングン成長し、約10m程の高さまで伸びます。
⑥アレカヤシの植え替えのポイントは?
大きく育つアレカヤシは植え替えが必要な植物となります。
植え替えの適時期は成長期である5月〜7月頃となっており、2年に1度は植え替えてあげましょう。
用土は観葉植物用のものを使用して、その時はひと回り大きな鉢へ植え替えを行ってください。
植え替えを行うときは、根を傷つけないように注意して古い土を落としてください。
⑦アレカヤシの剪定(切り戻し)のポイントは?
葉が大きくて多いアレカヤシは、ボリュームが出てきて株が込み合ってしまうと、風通しが悪くなってしまい、育成環境も悪化してしまいます。
定期的に間引きを行うことで、元気の良いアレカヤシを長く育成することできますので、剪定をしてあげましょう。
葉焼けなどで茶色くなって枯れている葉はまめに取り除くことで、元気な葉に栄養や風を送ることができます。
⑧アレカヤシの増やし方!
とても大きく育つアレカヤシは、挿し木で増やすことはできませんが、株分けによって増やすことが可能となります。
株分けの時期は生長期である5月から7月頃に行うとより成功いたします。
株分けを行う時は根を傷つけないように注意しながら根についた土を軽く振り落としてください。
⑨アレカヤシの挿し木のやり方はどうするの?
大きく成長していくアレカヤシの切り取った株を挿し木や水挿しでの育成を行うことはできません。
挿し木では増やすことができないアレカヤシですが、株分けで増やすことは可能となっております。
株分けは夏時期の5月~6月頃に行いますので、株を取り出してから土を軽く落とした後、ハサミで株を切り分けて増やしてください。
⑩アレカヤシの株分けのやり方は?
大きく成長するアレカヤシは株分けで増やすことが可能で、大きい鉢に植え替えをすることができない場合には、株分けをしてあげましょう。
株分けの適時期は、夏時期の5~9月頃となっておりますので、その時期に行ってください。
まず、アレカヤシを鉢から出して根についた土を軽く落としてあげましょう。
ハサミやナイフ等で株元から下へできるだけ傷つけないように切って、痛んだ根は取り除いてあげましょう。
⑪アレカヤシのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
病気にはなりにくい植物ですが、水を好むアレカヤシは、水切れを起こしてしまうと茶色く葉がなってしまうことがあります。
また、鉢に根が生えてきて根詰まりを起こしてしまった場合は、水やりをした時全体に水が行き届かずストレスで葉が茶色くなってしまいます。
根詰まりを起こさないように少し大きめな鉢に植え替えを行いましょう。
葉先が茶色くなっているところは、傷んでいる箇所のみをカットしてください。
⑫アレカヤシの根腐れの原因と対策方法は?
アレカヤシの育成を行う時に、土の表面が湿っていれば水を与える必要ありません。
土の乾燥は時期によって異なりますので日数で水やりをすると、水を与え過ぎてしまうと根腐れをしてしまうことがあります。
根腐れを起こすと、根から栄養を上手く取り込むことができませんので、そのことが原因となって最悪枯れてしまうことがあります。
水やりを行う時は土の表面が乾いているか確認してから水を与えましょう。
⑬カレカヤシの枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
アレカヤシはたくさん水が必要な植物ですので、水が切れてしまうと葉の元気がなくなってしまって枯れてしまうことがあります。
特に成長期でもある真夏の5~9月頃は、乾燥させないように注意してこまめに水やりを行ってください。
また、夏の強い直射日光で葉焼けを起こしてしまい、葉が枯れてしまいますので、日当たりを考えて置き場所を選んであげましょう。
冬の寒さにも弱く室外で育成をしていて霜にあたってしまうと枯れてしまいますので、必ず温かい室内に移動してください。
⑭アレカヤシの花言葉はなに?
基本的には花が咲かないアレカヤシですが、非常に珍しいですが上手く育てると可愛らしいクリーム色の小さい花が咲くこともございます。
ダイナミックで大きく育つアレカヤシは、開店や新築お祝い等の贈り物としても人気の高い植物ですので、明るいイメージもあります。
風水的にも良い運気を送り込む植物でもあるアレカヤシは、特に南東の方角に置くと仕事や勉学のやる気をもたらします。
アレカヤシの花言葉は、原産である南国をイメージした「元気」や、前向きで明るい出来事をイメージした「勝利」となります。
⑮アレカヤシの種類や品種は何があるの?
大きくダイナミックな葉が特徴的なアレカヤシの品種は様々です。
リアル・アレカヤシ
リアル・アレカヤシは一般的なアレカヤシよりは葉のボリュームが少なめな植物です。
幹が上がった先の上部で葉が展開しますので、ヤシのような雰囲気があります。
幹が太くなっていて、竹とよく似た節があるのが特徴となります。
ラタニア・イエロー
葉柄や葉脈が黄色に染まることが特徴のラタニア・イエローは、黄ベニオウギヤシ等とも呼ばれている植物です。
ラタニア・イエローはモーリシャス原産のヤシと非常に珍しく希少な観葉植物となります。
他の品種と比べて強いヤシなので育成にオススメな植物となり、幼木から掌状葉が生えてきます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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