【クラッスラ・クーペリー(多肉植物)のまとめ!】育て方や花言葉等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、クラッスラ・クーペリーについてまとめていきたいと思います。

 

クラッスラ・クーペリーは表題通り多肉植物の仲間であり、ベンケイソウ科クラッスラ属に属します。

数ある多肉植物の中でもクラッスラ属は育成難易度が低い種類が多く、クラッスラ・クーペリーもその例に漏れません。

 

今回は、クラッスラ・クーペリーについてのポイント、

①クラッスラ・クーペリーの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②クラッスラ・クーペリーの画像(写真)!特徴は?原産地はどこ?
③クラッスラ・クーペリーの開花時期や季節はいつ頃なの?
④クラッスラ・クーペリーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤クラッスラ・クーペリーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
⑥クラッスラ・クーペリーの花言葉や英語名はなに?
⑦クラッスラ・クーペリーの種類や品種は何があるの?

 

以上7個の点についてお伝えします。

まずはクラッスラ・クーペリーの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

クラッスラ・クーペリーの育て方は?

 

クラッスラ・クーペリーは多肉植物としては、かなり育てやすい部類に入ります。

 

ある程度の耐寒性、そして強い耐暑性を持ち合わせるので、原則として冬場を除いた各シーズンごとの屋外育成が可能です。

乾燥地域に自生する種類なので頻繁な水やりも必要なく、寧ろ水分を与え過ぎると弱ってしまうほどです。

葉に水分を多く含む多肉植物の特性上、葉水は一切必要としません。

 

その反面、クラッスラ・クーペリーは亜熱帯・熱帯地方が原産地なので、高い気温と継続する日の光が必要となります。

 

この際も過剰な日光に当てたり、高すぎる温度下では弱ってしまうので気をつけてください。

特に水分過多と高温が重なった「高温多湿」を最も苦手とし、その様な環境では長期育成することは不可能です。

 

気をつけるべき点が多く見えますが、ベストな環境を整えればほぼ手間いらずの多肉植物となります。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、クラッスラ・クーペリーが好む環境についてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーの育て方!環境はどうする?

 

クラッスラ・クーペリーを育てる際の一番のポイントは充分な日の光です。

 

多肉植物の中でも群を抜き日照量を必要とし、日の光が不足すると茎や葉が痩せ細り、最終的には茎が折れ始めてしまいます。

夏場などの極端な直射日光までは不必要なので、一日を通して日が当たり続けるような日向、もしくは半木陰等で育ててあげましょう。

 

耐暑性はもちろん、耐寒性(外気温5℃まで)もある程度持ち合わせる頑健な植物です。

 

更にクラッスラ・クーペリーは非常に乾燥も好み、多湿を嫌います。

高温多湿状態を最も苦手とするので、この様な環境に長時間晒すのもNGです。

 

この2点さえ気をつければ、他にはほぼ弱点はありません。

順調に育てればマット状に横ばいに茎葉を伸ばし、群生する無数の綺麗な花を咲かせてくれますよ。

 

次は、クラッスラ・クーペリーに適した用土についてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーを育てる際の適した用土は何?

 

クラッスラ・クーペリーを育てる際は、水捌けの良い用土が絶対条件となります。

鉢植え・庭植え共に可能ですが、冬場が苦手な多肉植物なので基本的には移動可能な鉢植え育成が適します。

 

どうしても庭植えをしたい場合は、そのまま庭土に植え付けてしまうと水捌けの悪さですぐに弱り、枯れ落ちてしまうでしょう。

そのため植え付け場所周辺の土壌を掘り起こし「多肉植物用培養土」「サボテン用培養土」にそっくり入れ替える必要があります。

 

スタンダードな鉢植え育成の場合は、上記2点の培養土の他に、自作の混合用土も有効です。

混合用土は「赤玉土(小〜中粒)」「鹿沼土(小〜中粒)」「ピートモス」「川砂もしくは砂利」をそれぞれ等分に混ぜ合わせてください。

 

次は、クラッスラ・クーペリーに必要な肥料についてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーの育て方!肥料はどうする?

 

クラッスラ・クーペリーは多肉の葉に栄養分を予め蓄えているので、新たな肥料を欲しません。

肥料が全くなくても、十分に成長してくれます。

 

あまりに元気がない時や、春と秋の生育期には、液体肥料を1000倍程度に薄めたものを2週間に一度程度を目安に施してみてください。

過剰な肥料が逆効果となり枯れることさえあるので、クラッスラ・クーペリーの様子を見ながら、液体肥料の濃度を徐々に濃くするのがコツです。

 

では次は、クラッスラ・クーペリーの水やりポイントについてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーを育てる際の水の量はどうする?

 

クラッスラ・クーペリーには春と秋の生育期にはたっぷりの水やりを行います。

 

目安としては表土が乾き切ったタイミングに水やりを行いましょう。

完全に乾燥していないと根腐れを起こすので、注意してください。

 

夏場はクラッスラ・クーペリーにとって休眠期に当たるので、初夏の時点から水やりの頻度を抑えておきます。

水やりのスパンは半月に一度程度で全く問題ありません。

 

更に真夏に入ったら、できるだけ乾かして育てることの方が重要となります。

 

この時期は葉が萎れたり枯れさえしなければ、水やりの必要性すらありません。

同じ休眠期に当たる冬場もこれに倣ってください。

 

クラッスラ・クーペリーは多肉植物の特性上、葉水は一切必要としないので、葉には水がかからないように注意しましょう。

 

以上で基本的なクラッスラ・クーペリーの育て方については終わりです。

次はクラッスラ・クーペリーの写真(画像)をお見せします!

 

クラッスラ・クーペリーの画像(写真)!特徴は?原産地はどこ?

 

写真がクラッスラ・クーペリーです。

 

クラッスラ・クーペリーはワンシーズンを跨ぎ、成長期・休眠期を繰り返すという変わった特徴があります。

 

春から秋にかけての3期に渡り成長期を迎える改良品種も存在しますが、クラッスラ・クーペリーはそれらの種と比較すると、かなり小柄になるのが特徴です。

 

クラッスラ・クーペリーの茎は垂直方向ではなく横ばいに伸長し、グランドカバー系植物のように表土を覆う形で成長していきます。

各茎に無数の花をつける開花方法を取り、その様子はかなり見応えがあるものとなります。

 

またクラッスラ「クーペリー」という名は他属の草花にも多く見られることから、『クラッスラ・乙姫』『クラッスラ・あかり』という流通名で販売されることも多いようです。

この3通りの名前は全て同一種、つまり当記事のクラックス・クーペリーを指すので、購入する際は間違えのないよう気をつけてください。

 

クラッスラ・クーペリーの原産地・原産国は、マダガスカル・アフリカ大陸南部・東部となります。

 

次に、クラッスラ・クーペリーの開花時期や季節についてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

クラッスラ・クーペリーの開花時の写真となります。

 

クラッスラ・クーペリーの開花時期は春と秋の2シーズンに分かれます。

その蕾ごとにまとまって開花するのではなく、不揃いな開花を見せるので、なかなか明確な月日は明示しづらくなります。

 

真横に十分伸びた各茎にそれぞれピンク色の小粒の花を無数に咲かせ、開花のタイミングが重なり群生する様相は、多肉植物の中でも人気種たる由縁でしょう。

 

それでは次に、クラッスラ・クーペリーの値段や販売価格についてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

上記画像はクラッスラ・黄金花月という品種です。

 

クラッスラ・クーペリーが属するクラッスラ属の多肉植物は特に人気が高く、本種以外にも同属の種類が多数流通しています。

 

実際に店頭などで見てみると「クラッスラ」の名前を持つ多肉植物が多く取り扱われており、同じ名称でも異なる多肉植物が販売されていることさえありました…

そのため確実に「クラッスラ・クーペリー」を手に入れたい方は、大規模園芸店やECサイト経由で種の同定を行った方が良いでしょう。

 

クラッスラ・クーペリーは数あるクラッスラ系の多肉植物の中でも、1・2を争うほど安価です。

苗の状態が基本的な販売形態となり、その価格は200〜600円ほどとなります。

もちろん苗の大きさや育苗状況により価格は変動します。

 

次は、クラッスラ・クーペリーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

 

上記画像はクラッスラ・ルドリップという品種です。

 

クラッスラ・クーペリーの苗は初夏にかけて市場に出回り始めます。

 

植え付けの時期は休眠期に当たる「夏と秋」が最も適していますが、流通状況を考えるとほとんどが夏場に限定されることでしょう。

植え付け方法は特別難しい点はありません。

 

柔らかく黒い苗ポットの状態で販売されていることがほとんどなので、苗を取り出してから根の古土を軽く振り払います。

その後はやや広めの鉢やプランターに用意した用土を充填させ、根が隠れる様に覆土をし軽く水やりをするだけです。

 

あまり適してはいませんが、庭植えの際も大きめの穴を掘って庭土を取り除き、その穴に各種培養土・自作の混合用土を入れて植え付けるのみです。

直射日光や頻繁に雨ざらしになる場所を避けるようにしてください。

 

クラッスラ・クーペリーの植え替え適期は、成長期・開花時期直前の3〜4月ごろです。

植え替えの目安は鉢の大きさに依存しますが、概ね2年に1度ほどのペースで構いません。

この他、クラッスラ・クーペリーが成長し窮屈になったり、根詰まりが見られたら随時大きめの鉢に植え替えてください。

 

庭植えの際はクラッスラ・クーペリーの成育過程をよく観察し、萎れたり枯れ始めたら即座に鉢植えに移行します。

外気温にも注意し、5℃を下回る前の秋頃には鉢に必ず植え替えるようにしましょう。

 

次に、クラッスラ・クーペリーの花言葉や英語名についてお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーの花言葉や英語名はなに?

 

クラッスラ・クーペリーの花言葉は『温厚』です。

不揃いながらも慎ましく、小さな花を懸命に咲かせる様子から名づけられたとされています。

 

そしてクラッスラ・クーペリーの英語名ですが、海外の文献を読むにあたり、頻繁に「Crassula cooperi」という記述が見られます。

日本国内でも学名そのままの「クラッスラ・クーペリー」であることから、英語圏でも「Crassula cooperi」と呼ばれているようです。

 

最後に、クラッスラ・クーペリーの種類や品種をお伝えします!

 

クラッスラ・クーペリーの種類や品種は何があるの?

 

クラッスラ・クーペリーが分類づけられた“クラッスラ属”には、非常に多種多様な種類が含まれます。

少し無頓着な店舗では単に「クラッスラ」と銘打って売りに出されるほどです。

非常に似通った特徴を持つ全くの多種をクラッスラと呼ぶことも多いのですが、本項ではクラッスラ属の多肉植物に限定しご説明していきます。

 

クラッスラ属を基準とした種類・品種の代表的なものが『クラッスラ・茜の塔』です。

 

このクラッスラは“塔”と名がつくように、幾重にも連続して重なる形の、茜色の葉を持ちます。

仄かな微香性も持ち、その育成もクラッスラ・クーペリーと変わらないことから、ステップアップ種として最適です。

 

色が最も鮮やかな種類の代表格が『クラッスラ・赤鬼城』です。

 

春夏と2期に渡り開花するクラッスラの仲間で、その葉は真紅色一色となります。

小ぶりの白い花をつけ、栽培難易度も多種と同等なことから、この種も一際目を惹くクラッスラです。

 

耐寒性に着目するならば『クラッスラ・黄金花月』という種類が挙げられます。

 

このクラッスラはリンゴ色の偏平系の葉も好まれる理由ですが、何と言っても氷点下1〜2℃まで耐える耐寒性が人気の秘訣です。

徐々に紅葉するという特徴も併せ持ちます。

 

いかにも多肉植物らしい特徴を顕著に持つのが『クラッスラ・ルドリップ』です。

 

この種の葉は平面というより寧ろ、立体的でラグビーボールに近い形をしており、葉の色変わりだけで観葉植物として成立するほどです。

多少栽培難易度が高いのが難点ですが、一段階上の難関種の栽培に手を出したい方に取り、最適な種類となるでしょう。

 

クラッスラ・クーペリーを含むベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物の種類は驚くほど豊富であり、全てを説明するとそれだけで1記事が成立してしまいます。

もし興味を持たれた方は、ぜひお近くの園芸店などに足を運び、実際にご覧になってみてください。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

クラッスラ・クーペリーのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①クラッスラ・クーペリーの育て方(環境、土、肥料、水やり)

耐寒・耐暑性の両方を持ち、極端な乾燥状態にも耐えることが可能です。

ただ真冬の降雪や霜、真夏の直射日光はさすがに耐え切れないので、半木陰や軒下に置くか室内に取り込んでしまいましょう。

多湿…とくに“高温多湿”を極端に苦手としているので、この時期も大人しく室内育成に切り替えるのがベストです。

基本的には移動できない庭植えには適していませんが、どうしても行いたい場合は庭土では育成不可なので「多肉植物用培養土」「サボテン用培養土」などを用いた広範囲の土壌改良が必要です。

自作の混合用土として、赤玉土(小〜中粒)・鹿沼土(小〜中粒)・ピートモス・川砂もしくは砂利を等分にしたものを使用してください。

用土はとにかく水捌け重視です。

肥料を施す必要はなく、上記の環境をキッチリと守れば問題なく育ちます。

葉や茎が萎れたり、春・秋の成長期に1000倍程度に薄めた液体肥料を2週間に一度を目安に施してもいいでしょう。

ただ肥料が逆効果になり枯れるケースが目立つので、濃度は徐々に濃くしていくのが大原則です。

水やりは春と秋の生育期には表面の土が乾き切ったら、たっぷり与えるようにします。

逆に夏と冬は乾燥気味に育てるのがポイントとなり、半月に一度程度のペースで全く構いません。

 

②クラッスラ・クーペリーの画像(写真)!特徴は?原産地はどこ?

グランドカバー種のように地表を覆うように茎・葉を伸ばす成長方法を取ります。

またワンシーズンごとに成長期・休眠期を繰り返すという変わった特性も持ち合わせています。

クラックス・クーペリーは他属の植物と「クーペリー」の部分が重複することが多く、流通名として『クラックス・乙姫』『クラックス・あかり』として販売されるケースがあります。

クラックス・クーペリーの原産地・国はマダガスカル・アフリカ大陸南部・東部です。

 

③クラッスラ・クーペリーの開花時期や季節はいつ頃なの?

クラックス・クーペリーはワンシーズンを跨ぎ、春・秋にその開花時期を迎えます。

一斉開花ではなく不揃いに開花するので、明確な月日はなかなか明示しづらいのが現状です。

 

④クラッスラ・クーペリーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

クラッスラ属の多肉植物は人気が高く取扱種も多いので、大規模園芸店やECサイト経由での購入をお勧めします。

苗での販売が基本で、その大きさに比例し概ね200〜600円ほどの値段で販売されています。

 

⑤クラッスラ・クーペリーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

植え付けは苗が初夏ごろに出回るので、必然的に夏が植え付け適期となります。

その他の季節に入手した場合、同じく休眠期に当たる秋頃に行いましょう。

鉢植えの際は特別な方法は不要で、鉢やプランターに用土を充填し、古土をざっくりふるい落とした後に根株を十分に覆い隠すだけです。

その後は軽く水やりを行ってください。

庭植えの際は広めの穴を掘り下げ、多量の用土を投入し水捌けの良い土壌を作り上げます。

その後は鉢植えと同様の植え付けになりますが、直射日光や雨が当たらない軒先などを植え付け場所に選びましょう。

植え替え時期は成長期・開花期直前の3〜4月ごろで、間隔は2年に一度が一応の目安です。

鉢やプランターで窮屈そうにしていたり、根詰まりを起こしていたのなら随時行ってください。

植え替えの際は既存の鉢より大きなものを選ぶのはセオリー通りです。

庭植えですが、こちらは5℃を下回る前に必ず鉢植えに移行する必要があります。

また本来あまり庭植えには適していない多肉植物なので、生育の不良や萎れが見られたら即座に鉢に植え替えてあげましょう。

 

⑥クラッスラ・クーペリーの花言葉や英語名はなに?

クラッスラ・クーペリーの花言葉は『温厚』です。

慎ましい小花を咲かせる様子から名づけられたとされています。

英語名は学名の「Crassula cooperi」そのままの「Crassula cooperi」と呼ばれることが多いようです。

 

⑦クラッスラ・クーペリーの種類や品種は何があるの?

クラッスラ属の代表種として『茜の塔』『赤鬼城』『黄金花月』『クラッスラ・ルドリップ』等が挙がります。

多種多様な特徴・形質を持ち、非常に豊富な数多くの種類をクラッスラ属は内包します。

クラッスラ・クーペリーの仲間はその種類・品種をコレクションする方法で楽しむこともできるのです。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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