【フサモ(水草)のまとめ!】育て方やオオフサモとの違いについて等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、フサモについてまとめていきたいと思います。

 

フサモは北アメリカ大陸全域・イギリス・日本などを始めとするアジア諸国・北アフリカなどに世界中に広く分布する“水草”です。特にアイルランドでは侵略的外来種と認定されるほど繁殖力が旺盛であり、完全に帰化しきっています。

フサモが見られる場所は湖沼やため池、緩やかな水路などに限定され、比較的流れの強い水場は好まない傾向を持つ植物です。

本記事ではこの「水草」こと『フサモ』の栽培方法についてご説明していこうと思います。

 

今回は、フサモについてのポイント、

①フサモの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②フサモの画像(写真)!特徴は?フサモ属の植物は何がある?
③フサモの開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?絶滅危惧種なの?
④フサモの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤フサモの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
⑥フサモの花言葉や学名や英語名はなに?
⑦フサモの種類や品種は何があるの?オオフサモやホザキノフサモやマツモとの違いはなに?見分け方は?

 

以上7個の点についてお伝えします。

まずはフサモの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

フサモの育て方(栽培方法)は?水槽で育てることができるの?

 

フサモ - Wikipedia

画像がフサモとなります。

 

フサモは水草なのでもちろん水槽栽培は可能です。寧ろ水中でないと育成はできないと言っていいでしょう。

 

ただ気をつける点は低温を好むことです。22℃以下の水温が適温なので、いわゆるアクアリウム・熱帯魚などと一緒に成育はできないでしょう。

pHの低い軟水を好み、さほど生育は激しくなく、その育成はやや困難な部類に入ります。

成育を促すため小まめなトリミングは必須となります。

自然下では赤みがかる傾向がありますが、水槽内育成の場合は緑色に偏る傾向があります。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、フサモが好む環境についてお伝えします!

 

フサモの育て方!環境はどうする?

 

フサモは前述の様に育て方・環境にややコツが必要となります。

 

まず完全な水草なので栽培の際は水槽やそれに準じたタライ・発泡スチロール・スイレン鉢などの水容器が必須となります。

そして前述の様に22℃以下の水温を保ち底砂などは大磯砂の粒を基準にし、それ以上大きい粒の砂は避けて下さい。

肝心の日光ですがもちろん太陽光が最も適していますが、完全室内飼育する際にはアクアリウム用の蛍光灯などを用いましょう。

 

フサモは水質には特にこだわりがなく弱アルカリ性から弱酸性で構いませんが、なるべく酸性よりのpHに傾けた方が良い結果が出ます。

 

次は、フサモに適した用土についてお伝えします!

 

フサモを育てる際の適した用土は何?

 

フサモに最も適した用土は水田にある様な「泥」でしょう。

 

ただこの様な泥状の用土は滅多に販売されていないので、代替用として園芸店・アクアリム用品なども十分使用可能です。

非常に茎・葉が柔かい水草なので、滑らかな形状の用土が適しています。

 

次は、フサモに必要な肥料についてお伝えします!

 

フサモの育て方!肥料はどうする?

 

フサモの肥料は「液体肥料」と「根株」付近に施すものが使えます。

 

ただ基本的にフサモは“貧栄養水域”に自生することが多いので、余程弱らない限り肥料を施す必要はありません。

どうしてもという場合にはペットショップ・アクアリム用品コーナー等で販売されている『水草用肥料』を施してください。

 

ただし、基本的に肥料は一切不要な水草と考えて下さい。

 

では次は、フサモの水やりポイントについてお伝えします!

 

フサモを育てる際の水の量はどうする?

 

フサモを栽培する際の水の量は基本的には任意で構いません。

 

野性下ではごく浅い水域に横たわる様に自生する事もあり、そのフサ状の様子から「フサモ」と名付けられた経緯があるほどです。

有茎水草ですが浮草状の形を取る事もあり、時折水上葉を伸ばすこともあるので、ごく浅い水深でも栽培可能です。

ただ観賞目的で育成するのなら、根株を底砂に植え直立した形で育て上げた方がいいでしょう。

 

以上で基本的なフサモの育て方については終わりです。

次はフサモの写真(画像)をお見せします!

 

フサモの画像(写真)!特徴は?フサモ属の植物は何がある?

 

こちらがフサモのクローズアップ画像です。

 

そして野生下のフサモの群生模様がこちらになります。

 

フサモは多年生の沈性植物に分類されます。

 

基本的にはその茎や葉が柔かすぎるので、水槽などで底砂に植えるには初めての方には難しいかも知れません。

そのため、水草等の沈性植物に初めて挑戦される方は「スイレン鉢」や「池」などに浮かせて栽培する方がベターでしょう。

無理に植えようとするとパラパラと葉や茎が散らばりかねません。

 

フサモの葉は非常に細く0.5~2.5cm程度の長さしかなく、羽根状に裂け4~5輪ほどに枝分かれします。

 

水上葉は沈水葉とは全く異なる形状を取ります。この様な形態は『表現型可塑性』と呼ばれます。

雌雄同株で“棍棒状”の殖芽をつけ、無性的に繁殖する形態を取ります。

 

フサモの繁殖力は非常に旺盛で、本来の生息国でない地域でも帰化してしまい、ある意味「厄介者」扱いを受けるケースが多々あります。

 

前述のスコットランドでは“侵略的帰化動物”として認定されているほどです。

国内でも水田内雑草として積極的な駆除が行われている状況です。

 

フサモの分類ですが「ユキノシタ目アリノトウグサ科フサモ属」に帰属します。

 

このフサモ属内には「フサモ(Myriophyllum verticillatum)」「ホザキノフサモ(Myriophyllum spicatum)」「オオフサモ(Myriophyllum aquaticum) 」「ミリオフィラム・マットグロッセンセ(Myriophyllum matogrossense)」の4種の水生植物が分類されます。

この中で国内自生種は「フサモ」「ホザキノフサモ」の2種であり、「オオフサモ」は大正時代に国内に持ち込まれましたが、現在は販売・流通が規制されている“特定外来種”に指定されてしまいました。

「ミリオフィラム・マットグロッセンセ」はブラジルのマットグロッソ州にしか自生しておらず、このグループ内では珍しく希少な種となるのです。

 

次は、フサモの開花時期や季節、原産地や絶滅危惧種なのかについてお伝えします!

 

フサモの開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?絶滅危惧種なの?

 

この小さな白い花がフサモの花となります。

 

フサモは5月から7月にかけての春から夏の季節に開花時期を迎えます,

 

花の特徴としては水面上の葉茎に『花穂』を作り上げ,多数の白い小花を咲かせます。

上部には“雄花”そして下部には“雌花”がつくという一風変わった開花方法を取ります。

 

フサモの原産地は北半球を中心に、世界各国に及びます。

 

日本国内では沖縄を除く北海道から九州に広く自生しています。

海外に目を向けると自生地は、その大半が北半球の温帯域です。

朝鮮半島・中国・台湾・シベリアのユーラシア大陸。そして北米大陸・ヨーロッパ各所に点在しています。

 

またフサモ属には前述のとおり4種類がカテゴライズされますが、フサモ自身はかなり繁殖力が高く絶滅危惧種ではありません。

ただし東京都では既に「絶滅種」そして京都府では「準絶滅危惧種」とされており、国内分布にかなり偏りが見られるのも事実です。

 

それでは次は、フサモの値段や販売価格についてお伝えします!

 

フサモの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

販売されているフサモの写真です。

 

フサモはメダカなどと相性が良く、多くのペットショップ等で販売されています。

 

5~10本ほどでまとめ売りされていることが多く「キンギョモ」という名前で販売されることが多いようです。

値段・販売価格は概ね5本で500~1000円くらいでしょう。

 

次に、フサモの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします!

 

フサモの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

 

画像はフサモの苗となります。

 

フサモの植え付け・植え替え時期ですが、水草なので原則“任意のタイミング”で構いません。

 

水温や必要な日照量の条件が揃えば、陸生植物でいう「剪定」「切り戻し」などの『トリミング』をその成長に応じ行いましょう。

野外育成の場合でも基本的に15℃~22℃の水温帯ならば、その時期を選ぶ必要がありません。

 

フサモの植え付け方法ですが、茎や葉がかなり柔かいので慎重に行いましょう。

 

根株や茎の最下部から少しだけ上部をピンセットでつまみ、底砂に植え付けます。

この際も根株・茎が折れてしまうケースが多いので、底砂に埋め込む際はくれぐれもゆっくりと慎重に行って下さい。

 

フサモの植え替え方法についてですが、十分に根を張った株は無理に植え替える必要はありません。

 

日照量・光量・水温等が適切なら、メキメキと草丈を伸ばしていくので水面にまで達した場合は適宜カット・トリミングを行います。

非常に脆弱な水草ですので十分根を張り、成長している様ならば無理な植え替えは不要です。

 

次は、フサモの花言葉や学名や英語名についてお伝えします!

 

フサモの花言葉や学名や英語名はなに?

 

これがフサモの花序となります。

 

フサモは比較的目立ちにくいこじんまりとした小さな花を咲かせます。

視認しにくく滅多に確認できる事もできないので、花言葉は存在しないようです。

 

フサモの学名は「Myriophyllum verticillatum」といい、英語名では「Whorled water milfoil」と呼ばれています。

 

最後に、フサモの種類や品種、オオフサモやホザキノフサモやマツモとの違いや見分け方についてお伝えします!

 

フサモの種類や品種は何があるの?オオフサモやホザキノフサモやマツモとの違いはなに?見分け方は?

 

こちらがフサモの全体像となります。

 

フサモは「ユキノシタ目アリノトウグサ科フサモ属」に分類されます。

 

品種改良はその繁殖形態から困難を極めるので、一切行われていません。

ただ、このフサモ属にはフサモ以外にも代表的な3種類が含まれるので、順番にご紹介していきます。

 

● ホザキノフサモ

ホザキノフサモの画像です。

 

日本在来種でもある本種は、流通名『キンギョモ』として幅広く販売されています。

注意すべきはドクダミなどの植物の様に強い“アレロパシー”を持ち、周囲の他植物の成長を阻害してしまう性質を持ちます。

フサモと非常によく似ていますが、開花時期の花の形で判別を行います。

 

● オオフサモ

花をつけたオオフサモとなります。

 

南米大陸に広く分布し「パロットフェザー」の名でアクアリストには広く知られています。

大正時代に日本に持ち込まれ大量に帰化し、現在は「特定外来生物」に指定されてしまいました。

そのため現在は“栽培・流通・所持”が完全に規制されてしまい、個人栽培は非常に厳しい状況です。

 

● ミリオフィラム・マットグロッセンセ

こちらがミリオフィラム・マットグロッセンセの写真です。

 

ミリオフィラム・マットグロッセンセは南米大陸…特にブラジルマットグロッソ州原産のフサモ属の植物です。

南米原産種で水草水槽レイアウトに多用されますが、高温に非常に弱く27℃以上が続くようだと溶けるように枯れ落ちてしまいます。

20~26℃が適正な育成水温になる水草です。

 

ホザキノフサモ・オオフサモとフサモの違いですが、基本的にこの3種類は同属同科の水草なので、かなり酷似しています。

 

オオフサモとフサモの違いはその生息地です。

日本在来種であるフサモに対し、オオフサモは南米に限定され国内では『特定外来生物』に指定されています。

 

写真がホザキノフサモの花序となります。

 

ホザキノフサモとフサモはどちらも国内種なのですが、見分け方は開花期の茎・花の色で判別します。

 

フサモの花序列は全体的に白色がかります。

ホザキノフサモは開花時期になると茎まで赤く染まり、その花も赤・白・ピンクの混合色を取るのです。

 

マツモとフサモとの違いですが、基本的にはそもそもの植物学上の分類が異なるのです。

 

マツモは“マツモ科マツモ属”に分類され、そもそも全く異なる成育・発達形態を取ります。

実はこの水草は根を一切生やすことがない浮遊性の水草です。

反対にフサモは約3~4mmの根茎を底砂内に横ばいに伸ばして育ちます。

そのため「根株の有無」で容易に判別可能です。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

フサモのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①フサモの育て方(環境、土、肥料、水やり)

フサモは水草なので栽培の際は水槽・タライ・スイレン鉢等の水容器が必須です。

15~22℃以下の水温を保ち、植え付ける底砂は大磯砂以下の粒を基準にして下さい。

日光は太陽光が最適ですが、完全室内飼育する際にはアクアリウム用の蛍光灯などを用いて下さい。

フサモは水質にこだわりがないと一般的に言われていますが、可能な限り酸性よりのpHに傾けた方がベストです。

本来「水田内雑草」とされる事もあるので、最適な用土は水田状の「泥」となります。

ただ泥状用土はほぼ売られていないので、代替用品として粒の細い園芸店・アクアリム用品を使用して下さい。

肥料は「液体肥料」と「根株」付近に施しましょう。

ただ基本的に“貧栄養水域”に自生するので、余程弱らない限り特別肥料を施す必要はありません。

基本的に肥料は一切不要です。

フサモ栽培の水量は基本的に任意で構いません。

ごく浅い水域に横たわり自生する事もあり、そのフサ状の様相から「フサモ」と名付けられた経緯があるほどです。

有茎水草ですが浮草状の形を取る事もあり、時折水上葉を伸ばすこともあるので、ごく浅い水深でも栽培可能です。

観賞目的で育成する場合、水量を目いっぱいに増やし直立させ手も良いでしょう

 

②フサモの画像(写真)!特徴は?フサモ属の植物は何がある?

フサモは多年生の沈性植物です。

茎や葉が柔らかすぎるので、水槽内に植える際はかなり慎重に行って下さい。

水草等の沈性植物に初めて挑戦される方は「スイレン鉢」や「池」などに浮かせて栽培する方がベターでしょう。

無理に植えようとすると葉や茎が崩れてしまいます。

その葉はかなり細く0.5~2.5cm程度の長さを持ち、更に細かく4~5輪ほどに枝分かれします。

水上葉は沈水葉とは全く異なる形状を取ります。この様な形態は『表現型可塑性』と呼ばれます。

雌雄同株で“棍棒状”の殖芽をつけ、無性繁殖を行うので慣れれば殖やすことも視野に入れても良いでしょう。

分類上は「ユキノシタ目アリノトウグサ科フサモ属」に帰属します。

フサモ属内の他種は「ホザキノフサモ(Myriophyllum spicatum)」「オオフサモ(Myriophyllum aquaticum) 」「ミリオフィラム・マットグロッセンセ(Myriophyllum matogrossense)」の3種が分類されます。

国内自生種は「フサモ」「ホザキノフサモ」の2種であり、「オオフサモ」は大正時代に国内に持ち込まれましたが、現在は販売・流通が規制されている“特定外来種”に指定されています。

「ミリオフィラム・マットグロッセンセ」はブラジルのマットグロッソ州にしか自生しておらず、このグループ内では珍しく希少種です。

 

③フサモの開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?絶滅危惧種なの?

5月から7月にかけての春期・夏期が開花時期です。

水面上の葉茎に『花穂』を作り上げ,多数の白い小花を咲かせます。

上部には“雄花”そして下部には“雌花”がつくという一風変わった開花方法を取ります。

原産地は北半球を中心に、世界各国に及びます。

国内では沖縄を除く北海道から九州に幅広く自生しています。

朝鮮半島・中国・台湾・シベリアのユーラシア大陸。そして北米大陸・ヨーロッパ各所に分布地は点在しています。

フサモ属には4種類が含まれ、フサモはかなり繁殖力が高く絶滅危惧種ではありません。

ただし東京都では既に「絶滅種」そして京都府では「準絶滅危惧種」に指定され、かなりの偏りが見られます。

 

④フサモの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

流行の改良メダカと相性が良いので、ペットショップで頻繁に見つけられます。

ほぼ複数本ででまとめ売りされており、場所により「キンギョモ」という名前で販売されることが多いようです。

値段・販売価格は概ね5本で500~1000円が相場となります。

 

⑤フサモの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

植え付け・植え替え時期は水草なので原則“任意のタイミング”で行います。

「剪定」「切り戻し」などの『トリミング』をその成長に応じ行って下さい。

野外栽培の際も15℃~22℃の水温なら、時期を選ぶ必要もないでしょう。

茎や葉がかなり柔かいので植え付けはかなり慎重に行います。

根株や茎最下部から少し上部をピンセットでつまみ、底砂に植え付けましょう。

植え替え方法ですが、根を張った株は無理に植え替えしなくても構いません。

栽培環境が適切なら急速に成長するので、頻繁なカット・トリミングを行って下さい。

 

⑥フサモの花言葉や学名や英語名はなに?

目立ちにくく非常に小さな花を咲かせます。

滅多に確認できないので、どうやら花言葉は存在しないようです。

学名は「Myriophyllum verticillatum」英語名は「Whorled water milfoil」と呼ばれています。

 

⑦フサモの種類や品種は何があるの?オオフサモやホザキノフサモやマツモとの違いはなに?見分け方は?

フサモは「ユキノシタ目アリノトウグサ科フサモ属」に分類されますが、その繁殖形態から品種改良は一切行われていません。

このフサモ属にはフサモ以外に代表的な3種『ホザキノフサモ』『オオフサモ』『ミリオフィラム・マットグロッセンセ』が含まれます。

「ホザキノフサモ」は南米大陸広域に自生し、アクアリウムでは「パロットフェザー」のインボイスネームを持ちます。

「オオフサモ」は大正時代に国内に帰化し、現在は「特定外来生物」に指定されているほどです。

現在はその“栽培・流通・所持”が完全に規制されてします。

「ミリオフィラム・マットグロッセンセ」は南米大陸のブラジル・マットグロッソ州原産の水草です。

南米原産種で水草水槽レイアウトに多用されますが、その割に高水温に弱く27℃以上が続くと溶け落ちてしまいます。

20~26℃が適正な育成水温にです。

ホザキノフサモ・オオフサモとフサモの違いですが、基本的にこの3種類は同属同科の水草なので、かなり酷似しています。

オオフサモとフサモの違いはその生息地です。

日本在来種であるフサモに対し、オオフサモは南米に限定され国内では『特定外来生物』に指定されています。

ホザキノフサモとフサモはどちらも国内種なのですが、見分け方は開花期の茎・花の色で判別します。

フサモの花序列は全体的に白色がかります。

ホザキノフサモは開花時期になると茎まで赤く染まり、その花も赤・白・ピンクの混合色を取るのです。

マツモとフサモとの違いですが、基本的にはそもそもの植物学上の分類が異なります。

マツモは“マツモ科マツモ属”に分類され、根を一切生やすことがない浮遊性の水草です。

反対にフサモは約3~4mmの根茎を底砂内に横ばいに伸ばし育ちます。

そのため「根株の有無」で容易に判別可能です。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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