【カリシア・ロザート(多肉植物)のまとめ!】育て方や花言葉等8個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、カリシア・ロザートについてまとめていきたいと思います。

 

ツユクサ科ガリシア属の植物「カリシア・ロザート」は多年生の多肉植物です。

 

多肉植物らしく手軽に栽培できる上に、気温が下がる秋頃にはピンク色の紅葉をするという特徴を持ちます。

徐々に生産者が増えていますが、国内ではなかなかお目にする機会が少ない様ですね。

 

今回は、カリシア・ロザートについてのポイント、

①カリシア・ロザートの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②カリシア・ロザートの画像(写真)!特徴は?
③カリシア・ロザートの開花時期や季節はいつ頃なの?
④カリシア・ロザートの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤カリシア・ロザートの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
⑥カリシア・ロザートの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
⑦カリシア・ロザートの花言葉はなに?
⑧カリシア・ロザートの種類や品種は何があるの?

 

以上8個の点についてお伝えします。

まずはカリシア・ロザートの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

カリシア・ロザートの育て方は?

 

カリシア・ロザートは他の多肉植物同様に「乾燥」「日光」を強く要求します。

寒さ・暑さ共に弱い面があり、基本的には屋内育成の方が適しているでしょう。

 

カリシア・ロザートについて調べると、半耐寒性や耐陰性など様々な情報が飛び込みますが、上記の育成方法が最も無難です。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、カリシア・ロザートが好む環境についてお伝えします!

 

カリシア・ロザートの育て方!環境はどうする?

 

カリシア・ロザートは「半」耐寒性多年生植物・多肉植物・耐陰植物・紅葉植物…と言った数多の肩書を持ちます。

 

特徴過多なので「難関種?」と感じがちですが、ポイントを抑えれば他の多肉植物よりその栽培は容易です。

半耐寒性を持ちますが、そこはやはり多肉植物です。

5℃が下限と言われますが、10℃前後になったら日当たりの良い室内に早急に取り込んで下さい。

 

カリシア・ロザートの成長期は、国内では6〜9月にかけてです。

この点は他の多肉植物と全く変わらず、乾燥気味にし、直射日光を避けた明るい木陰等で育てるのがコツとなります。

 

カリシア・ロザートは確かに耐陰性を持ち、陽の光を積極的に浴びなくても、育つ事には育ちます。

 

ただ本種一番の見どころの『ピンク色の紅葉』が発現しにくくなるので、あくまで知識程度に留めて置いた方が無難です。

極端に徒長する事がありますが、これは日照量不足のサインとなります。

これらの点から、最低1日4〜5時間ほどは日の光に当てた方が良いでしょう。

 

また、カリシア・ロザートは多湿に非常に脆いので、その点も注意が必要です。

 

次は、カリシア・ロザートに適した用土についてお伝えします!

 

カリシア・ロザートを育てる際の適した用土は何?

 

カリシア・ロザートを育てる際は『多肉植物用培養土』が最も手っ取り早いでしょう。

もちろん、ご自身でも作成可能ですが、そちらは少し難易度が高めです。

 

自作用土の際は「土壌pH」「通気性の有無」を考慮し、最低でも3種類以上の用土を用いて下さい。

「赤玉土」「鹿沼土」「バーミキューライト」「ピートモス」「腐葉土」等、乾燥を保ち水捌けの良い元土を選びます。

 

「ボラ土」や「川砂」「くん炭」も使用可能です。

様々な組み合わせがありますが、例として…赤玉土:腐葉土:鹿沼土を当分に配合した混合用土、もしくはピートモスと赤玉土の混合用土を6にして残りの4を他用土でフォローする形になります。

 

次は、カリシア・ロザートに必要な肥料についてお伝えします!

 

カリシア・ロザートの育て方!肥料はどうする?

 

カリシア・ロザートは頻繁に肥料を施す必要はありません。

 

過剰な肥料投与は、葉枯れや根腐れに繋がります。

そのため、植え付け時に“緩効性肥料”を用土に混ぜる程度に留めておきましょう。

 

葉に樹勢が見られない場合は、適宜表土に“緩効性肥料”を少量バラ撒いても構いません。

 

では次は、カリシア・ロザートの水やりポイントについてお伝えします!

 

カリシア・ロザートを育てる際の水の量はどうする?

 

カリシア・ロザートの水やりは季節ごとに目まぐるしく変化します。

 

まずカリシア・ロザートの成長期前の3〜6月と、その後の9〜11月は1週間に一度、鉢底から水が流れる程度を目安に与えます。

次にカリシア・ロザートの成長期ですが「梅雨の季節」は土が乾いたら、月に二度程度で構いません。

 

7〜8月の梅雨上がりの時期は、2週間に一度鉢の1/2を目安に水やりをしましょう。

 

休眠期の12〜翌年2月は殆ど放置状態で良いでしょう。

月に一度、表土を僅かに濡らす程度に留めます。

 

以上で基本的なカリシア・ロザートの育て方については終わりです。

次はカリシア・ロザートの写真(画像)をお見せします!

 

カリシア・ロザートの画像(写真)!特徴は?

 

上記画像がカリシア・ロザート(紅葉時)です。

 

カリシア・ロザートは様々な特徴を持つ多肉植物です。

特筆すべきは開花期(成長期)が終わる秋にかけての『紅葉』でしょう。

 

カリシア・ロザートは普段は緑〜黄緑色の葉を持つありふれた多肉植物です。

ただ,この時期には一面の葉が見事にピンク色に色づく紅葉を見せてくれ、これがカリシア・ロザートの人気が根強さになります。

 

そしてカリシア・ロザートのもう一つの特徴は「耐陰植物」と言う点です。

 

前述の様に、あくまでこの性質を持ち合わせるだけであり、やはり夏場の直射日光以外は積極的に日光に当てて下さい。

カリシア・ロザートの見所の開花や紅葉が全く見られなくなる事もあるそうです。

 

そしてカリシア・ロザートは“暴れ系”と渾名が付くほど、その繁殖力が群を抜きます。

 

茎葉を伸ばすスピードが尋常ではなく、放っておくとグランドカバー種の様に、あっという間に鉢から溢れてしまいます。

頻繁な切り戻しや株分け等は怠らない様にして下さい。

 

カリシア・ロザートは他の多肉植物より若干の耐寒性を持ちますが、0℃になると溶ける様に枯れ落ちてしまいます。

 

下限は5℃ですが、10℃を下回ったら室内育成に切り替え、翌年の育成に備える様にしましょう。

この時期は休眠期に当たりますが、室内でも日当たりの良い場所や暖かい場所に据え置きます。

 

次に、カリシア・ロザートの開花時期や季節についてお伝えします!

 

カリシア・ロザートの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

カリシア・ロザートの開花時期は6〜9月ごろの、梅雨期から夏季にかけてです。

この時期に極小の白い小花を無数に咲かせます。

 

次は、カリシア・ロザートの値段や販売価格についてお伝えします!

 

カリシア・ロザートの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

カリシア・ロザートはカリシア属内でも実店舗等での扱いは少ない様です。

 

単に「カリシア」と言う名で販売されている場合もあるので、確実に入手したい方はネット販売等を利用すると良いでしょう。

ただし、サイト内の価格は実店舗より少しですが高額になる傾向があります。

 

カリシア・ロザートの価格は実店舗で200〜500円ほど、Web通販で700〜1,000円ほどの実勢価格となります。

 

次は、カリシア・ロザートの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします!

 

カリシア・ロザートの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

 

画像はカリシア・ロザートの苗です。

 

カリシア・ロザートの購入直後の植え付けは避けて下さい。

 

基本的に植え付け・植え替え共に数日待ち、水やりを止め用土が乾燥した状態で行います。

 

苗の植え付け(植え方)は、まず乾燥しほぐれやすくなった古土を十分に落として下さい。

根株近くの枯葉・古くてダメになった根などを切り落とし、害虫などがいたら駆除します。

そして根を1/4〜1/3ほどに切り詰め、新しい鉢に敷き詰めた用土に植え付けます。

最初の水やりも数日間経ってから行う様にしましょう。

 

植え替えもこれに倣い同じ様に行います。

 

カリシア・ロザートの植え付け・植え替えは、共に理想的な適期は成長期前の3〜5月頃ですが、9月頃までは融通が効きます。

休眠期に当たる冬季は、失敗に終わる事が多いので避けて下ける様にしましょう。

 

次は、カリシア・ロザートの増やし方で種まき時期と種まきのポイントについてお伝えします!

 

カリシア・ロザートの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?

 

カリシア・ロザートは種まきでは増やす事はできません。

 

元々の原産地が南アメリカ・メキシコ等の中南米なので、気候が異なる日本では種子を採取するのが困難だからです。

 

その代わりカリシア・ロザートは挿し木・株分けで容易に増やせます。

挿し木の方法はかなり簡単で、その成長期に行います。

 

カリシア・ロザートの茎を5cmほどカットし、少し湿らせた「多肉植物用培養土」に任意の深さで突き刺すだけです。

数日〜1週間ほどで発根するので、その後は通常育成に切り替えます。

 

カリシア・ロザートは株元からも新芽を盛んに出すので、土がついたまま切り分けて株分けし、植え付けるだけで問題なく増やすことが可能です。

 

それでは次に、カリシア・ロザートの花言葉についてお伝えします!

 

カリシア・ロザートの花言葉はなに?

 

カリシア・ロザートの花言葉は『感謝』です。

 

紅葉するとピンク色の綺麗な葉を持つ姿から、感謝の意を込められました。

その花言葉から、誕生日や記念日等の贈り物によく多用されるそうですね。

 

最後に、カリシア・ロザートの種類や品種をお伝えします!

 

カリシア・ロザートの種類や品種は何があるの?

 

カリシア・ロザートはツユクサ科カリシア属の植物です。

 

このグループにはカリシア・ロザートを除き、11種類のカリシア属の種が内包されています。

その中でも国内で園芸用に流通している代表種は、他に3種類が挙げられます。

 

それらカリシア属の代表3種の特徴とカリシア・ロザートとの違いを説明していきましょう。

 

カリシア・レペンス

 

カリシア・レペンスの画像です。

 

カリシア属の中では最も目にする機会の多い種類となります。

「桃色カリシア」や「ボリビアン・ジュー」という商品名で販売される事もあり、園芸店やホームセンター等で見かける事が多いでしょう。

カリシア・ロザートと同様に南アメリカ・中央アメリカに分布し、葉の色は基本的に緑色をした“常緑多年草”となります。

改良品種が多い事で有名で、ピンク色や黄色に固定された品種も多く、観葉植物として優れた面を持ちます。

 

カリシア・フラグランス

 

こちらの画像がカリシア・フラグランスです。

 

メキシコを中心とした中央アメリカ諸国に分布する、一風変わったガリシア属です。

丸みのある葉…ではなく、細長く先の尖った形状の葉を互生する様につけ、その葉は緑色で美しい光沢を持ちます。

 

この種もカリシア・レペンスと同じ“常緑多年草”であり、開花時期の4〜6月には香りの強い極小の花をつけるのが大きな特徴です。

他のカリシア属の様にグランドカバー状に増えますが、草丈も自然下では最大30〜45cmとかなり巨大化します。

 

Callisia gentlei

 

上記がCallisia gentleiの画像です。

 

国内流通する原種内で唯一和名がなく、学名で呼ばれており、最もレアなカリシア属と言っても良いでしょう。

ホンジュラス・グアテマラなどの中央アメリカにのみ自生し、その葉には濃い緑色に白色のストライプが無数に入ります。

横方向への成長が顕著ですが、約15cmの自立した茎も伸ばし、互生する様にヤリ状の葉をつけます。

 

この様にカリシア・ロザートの種類や改良品種はまだまだ乏しい面がありますが、かなり容易に増やせる多肉食物なので、今後に期待大ですね。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

カリシア・ロザートのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①カリシア・ロザートの育て方(環境、土、肥料、水やり)

暖かい地域に分布するので、耐寒性は良くて5℃…0℃になると溶ける様に枯れ落ちます。

気温が20℃台で良く日光が当たる場所を選びましょう。

直射日光は苦手であり、ある程度の耐陰性も持つので、半木陰等で間接的に光が当たる環境が適します。

1日最低4〜5時間は充分日光浴をさせてあげましょう。

用土は「多肉植物用培養土」自作の場合は最低3〜4種類の元土を用意します。

鹿沼土・ピートモス・腐葉土・バーミキューライト・赤玉土・川砂等を用意し、水捌けの良い混合用土を作ります。

肥料は用土作成時に緩効性肥料を混ぜ込むか?時折表土に巻きつけるだけで構いません。

水分は成長期前に1〜2週間に一度ほど、梅雨期や成長期真っ只中は月に二度、そして休眠期は月単位で少量の水やりに留めます。

 

②カリシア・ロザートの画像(写真)!特徴は?

「暴れ系」と呼ばれる成長力・成長期が終わるとピンク色に色づく「紅葉」・やや弱めですが「耐陰性」を持つ事が挙げられます。

耐寒性もそこそこありますが、下限は5℃なので10℃程の秋口に室内に取り込みましょう。

 

③カリシア・ロザートの開花時期や季節はいつ頃なの?

6〜9月ごろの梅雨期から夏季にかけて開花時期を迎えます。

 

④カリシア・ロザートの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

実店舗で200〜500円ほど、Web通販で700〜1,000円ほどの実勢価格となります。

 

⑤カリシア・ロザートの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

植え替え・植え付け共に、開花期前の3〜6月頃が適していますが、開花期にも行えます。

購入した苗は数日間用土を乾燥させ、古土を振り払います。

根株近くの枯葉・枯れたり伸長した根を適宜切り落としましょう。

その後は根株の1/4〜1/3を強く刈り込み、ひと回り大きな鉢に植え込みます。

初期の水やりも数日間経過してから、たっぷりと与え、通常栽培に切り替えて下さい。

植え付け・植え替え共にこの方法で行います。

 

⑥カリシア・ロザートの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?

日本の気候ではなかなか種が取りづらく、増やし方は「挿し木」と「株分け」で行う種です。

余剰な茎を5cmほど切り落とし用土に刺すと、数日〜2週間ほどで発根します。

かなり丈夫な植物なので、株分けも任意の大きさで構いません。

この方法で極めて容易に増やす事が可能です。

 

⑦カリシア・ロザートの花言葉はなに?

カリシア・ロザートの花言葉は「感謝」です。

 

⑧カリシア・ロザートの種類や品種は何があるの?

本種を除く原生種約11種類が存在し、その内もっぱら国内流通するのは3種です。

「カリシア・レペンス」「カリシア・フラグランス」「Callisia gentlei」及び派生した改良品種が店頭などで見られます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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