みなさんこんにちは。
今回は、胡椒の木(コショウノキ)についてまとめていきたいと思います。
胡椒の木(コショウノキ)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属に分類されている常緑小低木の一種です。
果実はコショウように非常に辛いことに由来しています。
本州、四国、九州、屋久島、種子島、トカラ列島、奄美大島、徳之島、沖縄県(伊平屋島、魚釣島)と朝鮮半島南部に分布しています。
和名は『コショウノキ』で、学名は『Daphne kiusiana Miq.』です。
今回は、胡椒の木(コショウノキ)についてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずは胡椒の木(コショウノキ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
胡椒の木(コショウノキ)の育て方(栽培方法)は?
胡椒の木(コショウノキ)は寒冷地の酷い寒さには耐えられないため、寒冷地で育てる場合は鉢植えで育てるのがおすすめです。
植え付けを行う際は水はけの悪い場所を避け、根を丁寧に扱いながら行います。
また花後は直ぐに剪定を行うようにしましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、胡椒の木(コショウノキ)が好む環境についてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)の育て方!環境はどうする?
胡椒の木(コショウノキ)は直接西日が当たる場所には置かないようにします。
それ以外の場所であれば特に置き場所を選ばなくても良く育ちますが、冬の冷たい風や霜に当たると葉が痛んでしまうことがあります。
鉢植えで育てる場合は冷たい風や霜が当たらない場所で、地植えで育てる場合は東北の南部までが北限です。
次は、胡椒の木(コショウノキ)に適した用土についてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)を育てる際の適した用土は何?
胡椒の木(コショウノキ)は、水はけが良ければ特に土壌の質は選びません。
鉢植えで育てる場合は赤玉土小~中粒6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用しましょう。
地植えで育てる場合は植え付けの前に堆肥を混ぜ込んで置き、水はけの悪い場所には植え付けないようにします。
次は、胡椒の木(コショウノキ)に必要な肥料についてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)の育て方!肥料はどうする?
胡椒の木(コショウノキ)は1~2月と9月に肥料を与えます。
油粕と骨粉を同じ量ずつ混ぜ合わせたものを株元に与えます。
また、カビが発生しやすいので株元を掘り土の中に埋め込んであげても良いでしょう。
では次は、胡椒の木(コショウノキ)の水やりポイントについてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)を育てる際の水の量はどうする?
胡椒の木(コショウノキ)は鉢植えで育てる場合土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
特に生育期である春と秋には水切れにならないように注意しましょう。
地植えで育てる場合は根付いた後は特に水やりの必要はなく、基本的には降雨のみで大丈夫です。
ただし真夏のひどく乾燥した時期には時々水を与えてあげるのが良いでしょう。
以上で基本的な胡椒の木(コショウノキ)の育て方については終わりです。
次は胡椒の木(コショウノキ)の写真(画像)をお見せします!
胡椒の木(コショウノキ)の画像(写真)!花や果実の特徴は?どんな香りがするの?雌雄の見分け方は?
(インスタグラム hero_9103 様より引用)
胡椒の木(コショウノキ)は雄雌が異株です。
花弁のなく萼が白色、萼筒は8~10mmの筒状で肉質は厚く有毛です。
花の香はとても良く、先が4裂する花を枝の先に頭状に4~12個、萼片は卵状の三角形で細毛が密生しています。
果実は長さ8~10mmの球形~楕円形の核果で液質、6~7月になると赤く熟し、核は直径が4~5mmの球形で先が尖っています。
次に、胡椒の木(コショウノキ)の開花時期や季節についてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
胡椒の木(コショウノキ)は3~4月の初春~春にかけて開花します。
花の先が4裂のジンチョウゲに似た白い花を枝の先に数個咲かせます。
次は、胡椒の木(コショウノキ)の値段や販売価格についてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
胡椒の木(コショウノキ)の苗は、3号ポットの場合インターネット販売価格で1,430円程で販売されています。
次は、胡椒の木(コショウノキ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
胡椒の木(コショウノキ)は西日が当たらない半日陰~日向で育てます。
鉢植えで育てる場合は根鉢を崩さず、根を傷つけないように注意しながら植え付けましょう。
鉢植えで育てている場合植え替えは必要です。
鉢の中が根でいっぱいになっていると根詰まりを起こしてしまうので、植え替えを行う際は一回り大きい鉢に植え替えると良いでしょう。
植え替えを行う際には根に傷がつかないように注意しながら行いますが、地植えの場合は植え替えの必要はありません。
次に、胡椒の木(コショウノキ)の花言葉や学名、名前の由来についてお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)の花言葉や学名は?名前の由来はなに?
胡椒の木(コショウノキ)の花言葉は『熱中』です。
学名は『Daphne kiusiana Miq.』で、果実がコショウのように非常に辛いことからつけられた名前です。
最後に、胡椒の木(コショウノキ)の種類や品種、沈丁花(ジンチョウゲ)との違いをお伝えします!
胡椒の木(コショウノキ)の種類や品種は何があるの?沈丁花(ジンチョウゲ)との違いはなに?
胡椒の木(コショウノキ)のようなジンチョウゲ属は世界に95種類あります。
胡椒の木(コショウノキ)は朝鮮半島南部の島や日本の温暖帯に分布しているのに対し、沈丁花(ジンチョウゲ)は中国南部が原産国です。
中国から日本に渡来し室町時代には既に栽培されており、クチナシやキンモクセイとともに日本の三大芳香木の一つに数えられています。
胡椒の木(コショウノキ)の学名は『Daphne kiusiana Miq.』に対し、沈丁花(ジンチョウゲ)の学名は『Daphne odora』で月桂樹の葉に良く似ています。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
胡椒の木(コショウノキ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①胡椒の木(コショウノキ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
胡椒の木(コショウノキ)は直接西日が当たる場所には置かないようにします。
胡椒の木(コショウノキ)は、水はけが良ければ特に土壌の質は選びません。
胡椒の木(コショウノキ)は1~2月と9月に肥料を与えます。
胡椒の木(コショウノキ)は鉢植えで育てる場合土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
②胡椒の木(コショウノキ)の画像(写真)!花や果実の特徴は?どんな香りがするの?雌雄の見分け方は?
胡椒の木(コショウノキ)は雄雌が異株です。
果実は長さ8~10mmの球形~楕円形の核果で液質、6~7月になると赤く熟し、核は直径が4~5mmの球形で先が尖っています。
③胡椒の木(コショウノキ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
胡椒の木(コショウノキ)は3~4月の初春~春にかけて開花します。
④胡椒の木(コショウノキ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
胡椒の木(コショウノキ)の苗は、3号ポットの場合インターネット販売価格で1,430円程で販売されています。
⑤胡椒の木(コショウノキ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
胡椒の木(コショウノキ)は西日が当たらない半日陰~日向で育てます。
鉢植えで育てている場合植え替えは必要です。
⑥胡椒の木(コショウノキ)の花言葉や学名は?名前の由来はなに?
胡椒の木(コショウノキ)の花言葉は『熱中』です。
学名は『Daphne kiusiana Miq.』で、果実がコショウのように非常に辛いことからつけられた名前のようです。
⑦胡椒の木(コショウノキ)の種類や品種は何があるの?沈丁花(ジンチョウゲ)との違いはなに?
胡椒の木(コショウノキ)のようなジンチョウゲ属は世界に95種類あります。
胡椒の木(コショウノキ)の学名は『Daphne kiusiana Miq.』に対し、沈丁花(ジンチョウゲ)の学名は『Daphne odora』で月桂樹の葉に良く似ています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラム mihokotsubo 様より引用)
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