【スノーインサマーのまとめ!】育て方(剪定や鉢植え)と花言葉等11個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、スノーインサマーについてまとめていきたいと思います。

 

スノーインサマーはフトモモ科メラレウカ(コバノブラシノキ)属に分類される“常緑低木樹”です。

 

有名なユーカリの木と近縁関係にあり、その独特の花の形状・特徴から、開花時期のスノーインサマーは一風変わった表情を見せてくれます。

更に開花期の羽毛の様な白い花は甘い香りを辺り一面に漂わせ、ある種のリラックス効果も期待できる優れものです。

鉢植えにとどまらず、コツさえ掴めばあらゆる場所に植えつけることも可能な樹木なんです。

 

今回は、スノーインサマーについてのポイント、

①スノーインサマーの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②スノーインサマーの画像(写真)!花や香りの特徴は?
③スノーインサマーの開花時期や季節はいつ頃なの?
④スノーインサマーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤スノーインサマーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
⑥スノーインサマーの鉢植えで育てる際のポイントは?
⑦スノーインサマーの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
⑧スノーインサマーの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
⑨スノーインサマーが枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
⑩スノーインサマーの花言葉はなに?
⑪スノーインサマーの種類や品種は何があるの?メディカルツリーとの違いはなに?

 

以上11個の点についてお伝えします。

まずはスノーインサマーの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

スノーインサマーの育て方は?成長速度は早いの?どれくらいの高さになるの?

 

スノーインサマーは庭植え・鉢植えなど植え付け場所を選びません。

 

樹高は地植え時で0.6〜10m、鉢植えで0.6〜2mと数字だけ見ると巨大化する印象を受けますが、平均値は1〜3mの間に留まります。

10mにまで達するのは原産国オーストラリアの自生原種のみでしょう。

 

スノーインサマーの成長速度は一般的に早いとされがちです。

ただ鉢植え時には小型化し、地植えの際もマメな剪定・切り戻しを怠らなければ、そこまで巨大化する事はないでしょう。

 

スノーインサマーはかなり汎用性の高い樹木となり、外気温や適切な水分量を厳守すれば、その育て方は難しいものではありません。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、スノーインサマーが好む環境についてお伝えします!

 

スノーインサマーの育て方!環境はどうする?日陰でも育つの?

 

スノーインサマーは弱めの耐陰性を持ち、半木陰でも十分育てられます。

ただ本来はふんだんな太陽の光の元で育つので、可能な限り日の光に当ててあげましょう。

 

逆にスノーインサマーは“乾燥”に弱い面があります。

 

そのため、ある程度の保湿性のある土地や用土が必要となります。

余りにも強い直射日光は土壌を乾燥させるので、特に夏場はゴザやスダレで強い日差しから保護してあげましょう。

 

多湿環境を好むスノーインサマーはそこまで風通しの良さは求めません。

 

ただ耐寒性が-5℃までなので、関東以北での地植え・庭植えには若干ですが心許ない点があります。

しかし元々は原種『メラレウカ』から改良した品種なので、意外な寒さにも耐えられます……ですが枯らしてしまっては元も子もありません。

国内北部の厳冬期は素直に鉢植えに移行し室内に取り込むか、保温シートなどを使った徹底的な防寒対策が必要不可欠となります。

 

次は、スノーインサマーに適した用土についてお伝えします!

 

スノーインサマーを育てる際の適した用土は何?

 

スノーインサマーを庭植えする際は土壌改良が必要となります。

 

水やりをしなくてもある程度水分を保湿している土地が好ましいので、腐葉土・パーク堆肥を庭土に充分に鋤き込みましょう。

スノーインサマーの鉢植え時の用土は「赤玉土・腐葉土(パーク堆肥)・パーライト」を6:3:1で混ぜ合わせた混合用土を用いて下さい。

 

次は、スノーインサマーに必要な肥料についてお伝えします!

 

スノーインサマーの育て方!肥料はどうする?

 

スノーインサマーの庭植え時の肥料は初期のパーク堆肥で充分です。

鉢植えの際は春と秋に緩効性化成肥料を、その生育状況を見ながら施します。

 

では次は、スノーインサマーの水やりポイントについてお伝えします!

 

スノーインサマーを育てる際の水の量はどうする?

 

スノーインサマーは非常に多くの水分を求める植物です。

 

オーストラリア原産の花木によく見られる特徴であり、改良品種であるスノーインサマーも例外ではありません。

 

水切れで枯れてしまうことが多いので、常に水を絶やさないことが大原則です。

特に鉢植えの場合、水切れが頻繁に起こるので注意しましょう。

夏期の水切れが最大の鬼門となるので、この時期は他の季節よりたっぷりと水やりを行って下さい。

 

以上で基本的スノーインサマーなの育て方については終わりです。

次はスノーインサマーの写真(画像)をお見せします!

 

スノーインサマーの画像(写真)!花や香りの特徴は?

 

写真はスノーインサマーの花の拡大画像です。

 

スノーインサマーの花はかなり独特の形をしています。

 

その名の通り雪が覆い被さった様に見える“ブラシ状”の花を一面に開花させ、これが「スノーインサマー」の名前の由来となります。

その花は甘い芳香を辺り一面に漂わせます。

花の色は基本が白色・クリーム色となり、その香りも相まって開花期に最も人気が高くなる樹木です。

 

次は、スノーインサマーの開花時期や季節についてお伝えします。

 

スノーインサマーの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

写真の様に開花時期はまるで雪が降り積もったように見えます。

 

スノーインサマーの開花時期は6〜7月ごろです。

ちょうど梅雨の時期から初夏にかけてが開花の最盛期となります。

 

次に、スノーインサマーの値段や販売価格についてお伝えします。

 

スノーインサマーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

若木状態で販売されているスノーインサマーです。

 

スノーインサマーも例に漏れず樹高や大きさに、その値段が比例します。

元々「樹木」英語圏では「ツリー」として販売されているので、苗状態でも若干ですが高価な部類です。

 

スノーインサマーは園芸店やホームセンターであまり見かける事はありません。

少し前は種苗会社から直接購入する手段しかありませんでしたが、現在は様々なネットショップ・ECサイトでも容易に見かけることができます。

 

価格ですが5号ポット苗が最安値で1000〜2000円の間で購入可能です。

成長するにつれ価格も上がり6号ポットでは2000〜3000円と1000円ほど上乗せされます。

最も高額になるのが樹高1m弱の地植え可能な若木であり、概ね7000〜10000円弱となります。

 

それでは次に、スノーインサマーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。

 

スノーインサマーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

 

スノーインサマーは肥沃な土壌・日当たりの良い場所を好みます。

植え付けの際…特に地植え、庭植え時にはこの様な土地を選びつけてあげましょう。

 

スノーインサマーの植え付けは春頃の温暖な季節が最も適しています。

 

庭植えをする際は「根鉢」(※根株ではなく苗の鉢の大きさです)の2〜4倍ほどの大きな穴を掘り植え付けて下さい。

用土はすでに説明に上がった通り、庭土・腐葉土・パーク堆肥のブレンドです。

予め用意しておく方が無難ですね。

 

鉢植えの際は特別難しい手段はいりません。

古土をある程度取り除き用意した用土に植え付ける作業のみです。

 

次にスノーインサマーの植え替えについてです。

 

庭植えの場合は基本的に植え替えは一切必要ありません。

しっかりと根付かせることを優先しましょう。

 

鉢植えの植え替えは開花期・成長期前の4〜5月に済ませてしまいます。

この際伸び過ぎた根や、極端に徒長した根は慎重にカットし根株を整えておきましょう。

1〜2回りほど大きな鉢を用意していた方が後々困りません。

 

次は、スノーインサマーの鉢植えで育てる際のポイントについてお伝えします。

 

スノーインサマーの鉢植えで育てる際のポイントは?

 

スノーインサマーの鉢植え画像になります。

 

スノーインサマーを鉢植えで育てる際のポイントです。

 

まず、庭植えに比べ用土が極端に少ないので、鉢植えの方が最大の弱点である水切れを起こしやすくなります。

そのため頻繁な水やりはもちろんのこと、株全体のチェックも欠かさないようにして下さい。

水切れは葉の萎れや生育不良に顕著に表れるからです。

 

第二のポイントはスノーインサマーの鉢を常に日当たりの良い場所に置くことです。

 

ふんだんな光と水やりはスノーインサマーには欠かせません。

光量不足だとすぐに何かしらのサインを出してくれるので(葉の萎れや枯れなど)この点をよく観察しましょう。

じっくり観察すると病気や害虫の早期発見にも繋がるので、一石二鳥なんです。

 

次に、スノーインサマーの剪定(切り戻し)の時期とやり方についてお伝えします。

 

スノーインサマーの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

 

スノーインサマーの剪定(切り戻し)は5〜6月ごろに行いましょう。

6〜7月にかけてが開花時期なので、その前に手際良く終わらせておくのがベストです。

 

スノーインサマーの剪定方法は枝径1〜2cm程度の細い枝から始めて下さい。

 

太く軸となる枝を残すのがコツです。

剪定は根元からバッサリと強剪定して構いません。

強剪定した後からは細かい脇芽が多数伸びてくるので、ちょうど成長期にいい塩梅に育ちます。

この時期に強剪定を行っても、1ヶ月経てばかなり強めの枝が生い茂り、見事な開花を見せてくれるのです。

 

次は、スノーインサマーの挿し木(挿し芽)のやり方についてお伝えします。

 

スノーインサマーの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?

 

挿し木したスノーインサマーを鉢上げした状態です

 

スノーインサマーの挿し木には強剪定した枝を用います。

園芸用のオアシスを培地にする方法もありますが、やや玄人志向なので、通常は市販の「挿し木用培養土」を使う様にして下さい。

 

スノーインサマーの挿し木のやり方は至って単純です。

 

まず強剪定した枝を30分ほど水につけ、水揚げしたら切り口付近を1/5ほど培養土に差し込むだけです。

この際切り口に「発根促進剤」を塗りつけると、成功率がかなり増します。

その後は水切れしないように気をつけ、冬ごろまで清潔を保ち育て上げます(6〜7月の成長期に間に合わせる様に狙いをつけましょう)。

 

充分な発根が見られたら、培養土を無理に取り除いて折角の根を傷つけない様に、用土ごと苗ポットに移して栽培し根がしっかりと伸長するまで丁寧に育て上げましょう。

 

その後スノーインサマーの苗が順調に育ったら鉢植えに移行して下さい。

これで取り敢えずは挿し木での増やし方は成功となります。

 

次に、スノーインサマーが枯れる(枯れた)原因と対策方法についてお伝えします。

 

スノーインサマーが枯れる(枯れた)原因と対策方法は?

 

スノーインサマーが枯れる原因として、極端な日照量不足と水切れが考えられます。

 

庭植えしある程度育った若木・成木は頑丈ですが、こと苗状態だと呆気なく枯れ落ちてしまいます。

鉢植えで育てる場合は成長度合いに関係なく、この2点に気を配りましょう。

 

一般にスノーインサマーを始めとする「オーストラリア草木」と呼ばれる園芸種は水切れに極めて弱く、乾燥状態に長期間さらすのはもっての他です。

 

また確かに耐陰性は持ちますが、これは一時的なものと捉えて下さい。

オーストラリアの大地を思い浮かべれば、その成長には「太陽光」がなければいけないと連想できるでしょう。

 

スノーインサマーが枯れない様にするには、常に水を切らさず、直射日光を避けた日の光に晒すことが重要です。

 

またスノーインサマーは-5℃の耐寒性を持つと言われていますが、これは最低ラインと捉えて下さい。

 

-5℃まで耐えれ-6℃になると途端にダメになる…というわけではありません。

低い温度になるにつれ徐々に弱っていくので、苗はもちろんですが若木でも冬場は屋内で栽培するのが最も安全です。

 

それでは次は、スノーインサマーの花言葉についてお伝えします。

 

スノーインサマーの花言葉はなに?

 

スノーインサマーの花言葉は「力強い味方」です。

 

小さな緑の葉が風に揺れる様・春には雪の様な白い綿毛状の花を一面に咲かせてくれる…

そしてその花は甘い芳香で気分を落ち着かせてくれる。

季節を通し見守り続けてくれる様な「力強い味方」という意味で名付けられたとされています。

 

最後に、スノーインサマーの種類や品種やメディカルツリーとの違いをお伝えします!

 

スノーインサマーの種類や品種は何があるの?メディカルツリーとの違いはなに?

 

スノーインサマー・メディカルツリー共にオーストラリア原産の原種『メラレウカ』の改良品種です。

 

この2品種の違いはまず、その栽培難易度です。

 

メディカルツリーは耐寒性・耐暑性に優れており、年間を通しかなり育てやすい入門種です。

スノーインサマーはやや難易度が上がり、耐寒性も乏しくなるという相違点が生じます。

 

またスノーインサマーはメディカルツリーと異なり「精油」などは一切取れない観葉植物であり、その点でも「メディカル」の名を冠するメディカルツリーとは一線を画します。

 

この精油は消毒や皮膚疾患に用いられ、化粧品などのスキンケアにも流用されます。

ただパッと見ると形態上はほとんど見分けがつかず、判別はかなり難関な部類でしょう。

 

スノーインサマーには上記のメディカルツリーを始め、原種メラレウカから数多くの改良品種が作出されています。

代表的な近縁種を順に見ていきましょう。

 

◎ レボリューションゴールド

 

黄金色の花が非常に美しい品種です。

花が咲くことは余りなく、専らその葉色を楽しむための品種と言えるでしょう。

屋外で巨大化させられる様な温暖地域なら、見事な巨木に育ちます。

 

◎ レッドジェム

 

新芽が真っ赤に染まる品種となります。

冬季には赤みを増しますが、残念ながら耐寒性に乏しく、寒さに晒され続けると枯死してしまいます。

なかなか国内での屋外育成は難しく、鉢植えで栽培されるケースが多くなります。

 

◎ アルテルニフォリア(メディカルツリー)

 

緑色の細長い葉が特徴的です。

やや耐寒性が強く、暖かい地域では庭植えも可能となります。

前述の通り精油はもちろん、ハーブやエッセンシャルオイルとして用いられることも多く、その香りが改良品種の中でも際立ちます。

 

◎ メラレウカ

オーストラリア原産であり、これら全ての品種の原種となります。

世話も難しくないため、庭木としての人気もかなりの高さです。

別名ティーツリーとも呼ばれ、花色は白・ピンク・紫とかなりバラエティーに富みます。

精油はアロマテラピーに用いられることが多く、リラクゼーション効果が高いとされています。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

スノーインサマーのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①スノーインサマーの育て方(環境、土、肥料、水やり)

弱めの耐陰性を持ち半木陰でも十分育てられますが可能な限り日の光に当ててあげましょう。

かなり乾燥に弱い面があり保湿性のある土地や用土が必要となります。

直射日光は土壌を乾燥させるので、強い日差しから保護してあげましょう。

多湿環境を好むので極端な風通しの良さは求めません。

ただ耐寒性が-5℃までなので関東以北の地植え・庭植えは要注意です。

庭植え時は腐葉土・パーク堆肥を庭土に充分に鋤き込みます。

鉢植え時の用土は「赤玉土・腐葉土(パーク堆肥)・パーライト」を6:3:1で混ぜ合わせた混合用土を用いて下さい。

庭植えの際の肥料は初期の土づくりの時のパーク堆肥で充分です。

鉢植えの場合は春と秋に緩効性化成肥料を施して下さい。

多くの水分を求めるので、頻繁な水やりは欠かせません。

特に鉢植えの場合、水切れが頻繁に起こるので注意しましょう。

夏期は他の季節よりたっぷりと水やりを行って下さい。

 

②スノーインサマーの画像(写真)!花や香りの特徴は?

名前の様に降雪の様なブラシ状の花を一面に開花させます。

その花は甘い芳香を持ち、辺り一面に漂わせます。

花の色は基本が白色・クリーム色です。

 

③スノーインサマーの開花時期や季節はいつ頃なの?

スノーインサマーの開花時期は6〜7月ごろです。

梅雨の時期から初夏にかけてとなります。

 

④スノーインサマーの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

5号ポット苗で1000〜2000円、成長するにつれ価格も上がり6号ポットでは2000〜3000円にアップします。

樹高1m弱の若木で約7000〜10000円弱のお値段です。

 

⑤スノーインサマーの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

肥沃な土壌・日当たりの良い場所を好むので、植え付けはこの様な土地を選びます。

植え付け適期は春頃の温暖な季節です。

庭植えをする際は根鉢の2〜4倍ほどの大きな穴を掘り植え付けましょう。

鉢植えの際は古土をある程度取り除き、用意した用土に植え付けるのみです。

庭植えしたスノーインサマーの植え替えは一切必要ありません。

鉢植えの植え替えは開花期・成長期前の4〜5月に済ませます。

伸長した根・枯れた根をカットし根株を整えておきましょう。

1〜2回りほど大きな鉢を用意していた方が後々役立ちます。

 

⑥スノーインサマーの鉢植えで育てる際のポイントは?

用土が少ない鉢植えは弱点である水切れを起こしやすくなります。

頻繁な水やりはもちろんのこと、株全体のチェックも欠かさないようにして下さい。

また鉢自体は常に日当たりの良い窓辺等に置きましょう。

ふんだんな光と水やりは鉢植え時のポイントとなります。

 

⑦スノーインサマーの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

剪定(切り戻し)は5〜6月に行います。

6〜7月が開花時期なので、それ以前に手際良く終わらせましょう。

剪定は枝径1〜2cm程度の細い枝から始めて下さい。

太く軸となる枝は残すようにします。

バッサリと強剪定し、細かい脇芽の徒長を誘導しましょう。

 

⑧スノーインサマーの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?

挿し木(挿し芽)には強剪定した枝を用います。

通常は市販の「挿し木用培養土」を使う様にして下さい。

強剪定した枝を30分ほど水につけ、水揚げしたら1/5ほどを培養土に差し込むだけです。

切り口に「発根促進剤」を塗りつけると成功率が増します。

その後は水切れのないよう気をつけて、冬ごろまで清潔さを維持し育て上げて下さい。

発根が見られたら培養土を無理に取り除かずに、用土ごと苗ポットに移植します。

苗が順調に育ったら鉢植えに移行しましょう。

 

⑨スノーインサマーが枯れる(枯れた)原因と対策方法は?

スノーインサマーが枯れる要因は極端な日照量不足と水切れが考えられます。

ある程度成長した若木・成木は頑健ですが、苗状態は注意が必要です。

鉢植えの場合は成育状況に関係なく、この2点に配慮しましょう。

また耐陰性を持ちますが、これは一時的なものと捉えて下さい。

枯れない様にするには直射日光を避けた日の光に晒すことが重要となります。

更に-5℃の耐寒性を持つと言われていますが、これはあくまで最低ラインに過ぎません。

気温の低下に比例し弱るので、冬場は屋内で栽培するのが最も安全です。

 

⑩スノーインサマーの花言葉はなに?

スノーインサマーの花言葉は「力強い味方」です。

 

⑪スノーインサマーの種類や品種は何があるの?メディカルツリーとの違いはなに?

スノーインサマー・メディカルツリー共にオーストラリア原産の原種『メラレウカ』の改良品種です。

栽培難易度にかなりの差があり、メディカルツリーは耐寒性・耐暑性に優れ、年間を通し容易に栽培できる入門種です。

反対にスノーインサマーは難易度が上がり、耐寒性も乏しくなるという差があります。

またスノーインサマーはメディカルツリーと異なり「精油」などは一切取れない観葉植物です。

一見では形態上の差がほとんどなく、かなり判別困難となります。

スノーインサマーには上記のメディカルツリーを始め、原種メラレウカから数多くの改良品種が作出されています。

代表的な改良品種として『レボリューションゴールド』『レッドジェム』『アルテルニフォリア(メディカルツリー)』『メラレウカ』などが挙げられます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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