みなさんこんにちは。
今回は、すもも(スモモ)についてまとめていきたいと思います。
すもも(スモモ)はバラ科スモモ属に属する落葉小高木です。
アジアやヨーロッパ、北アメリカに分布しており、日本では北海道から九州まで多くの地域で栽培されています。
学名は、「Prunus salicina」です。
今回は、すもも(スモモ)についてのポイント、
以上13個の点についてお伝えします。
まずはすもも(スモモ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
すもも(スモモ)の育て方(栽培方法)は?消毒の時期はいつ?
すもも(スモモ)は、木が大きく育つので広い場所を要しますが、果樹の中でも比較的簡単に栽培できる植物です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、すもも(スモモ)が好む環境についてお伝えします!
すもも(スモモ)の育て方!環境はどうする?
すもも(スモモ)は日当たりがよい場所で育てるようにするのが良いでしょう。
次は、すもも(スモモ)に適した用土についてお伝えします!
すもも(スモモ)を育てる際の適した用土は何?
すもも(スモモ)は水はけが良く肥沃な用土を好みます。堆肥や腐葉土、赤玉土、有機肥料を混ぜた用土で栽培するようにします。
次は、すもも(スモモ)に必要な肥料についてお伝えします!
すもも(スモモ)の育て方!肥料はどうする?
すもも(スモモ)の肥料は、果樹用の肥料を収穫後の8月頃と、落葉後の11月~12月頃に与えるのが良いでしょう。
では次は、すもも(スモモ)の水やりポイントについてお伝えします!
すもも(スモモ)を育てる際の水の量はどうする?
すもも(スモモ)の水やりは、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり与えるのが良いでしょう。
地植えの場合は、降雨程度で十分ですが、日照りが続くようであればたっぷり与えるようにしましょう。
以上で基本的なすもも(スモモ)の育て方については終わりです。
次はすもも(スモモ)の写真(画像)をお見せします!
すもも(スモモ)の画像(写真)!木や花や葉っぱの特徴は?毒性はあるの?
すもも(スモモ)は、木の高さは9~12m程、葉は長さ6~8㎝、幅3~5㎝の長楕円形で縁はギザギザしています。
花は1~3㎝の大きさで5弁、色は白や薄いピンクです。
果実は大きさ3~5㎝で、色は黄色や赤、赤紫色に熟し、中の果肉も同じ色をしています。
すもも(スモモ)には毒性があります。
種にアミグダリンという物質が含まれており、人間の体内でシアン化合物という毒素が発生します。
種の摂取には気を付けるようにしましょう。
次に、すもも(スモモ)の旬の時期や収穫時期をお伝えします!
すもも(スモモ)の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?生産量はどれくらいなの?
すもも(スモモ)の収穫時期は、6月~8月頃です。
すもも(スモモ)の生産は国内の多くの場所で行われていますが、2020年時点では山梨県、長野県、山形県が生産量でトップ3となっています。
日本国内の年間生産量は全国で16,500t程度です。
すもも(スモモ)の原産国は中国です。
次は、すもも(スモモ)の値段や販売価格をお伝えします!
すもも(スモモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこに売ってるの?
すもも(スモモ)の果実の値段は、品種にもよりますが1㎏あたり¥1,000~です。
スーパーや果物店でも購入できますが、ネットでも販売されています。
すもも(スモモ)の苗木の値段は、こちらも品種によりますが¥1,800~¥5,000程度です。
ネットで販売されています。
それでは次に、すもも(スモモ)の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
すもも(スモモ)の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
すもも(スモモ)の苗木の植え付けは、11月~12月頃が良いでしょう。
深さ50㎝程度の穴に、用土と一緒に植え付け、苗の高さを50㎝程度に剪定し添え木をします。
植え付け後は水をたっぷり与えましょう。
すもも(スモモ)を鉢植えする場合は、定期的に植え替えが必要です。
時期は11月~1月頃、苗木の大きさに合わせて鉢増しをして、用土の入れ替えをおこないます。
すもも(スモモ)は1本では実が成りにくいため、2本以上植えるのが良いでしょう。
次は、すもも(スモモ)の鉢植え(盆栽)や庭植えで庭木として育てる際のポイントをお伝えします!
すもも(スモモ)の鉢植え(盆栽)や庭植えで庭木として育てる際のポイントは?
すもも(スモモ)を鉢植えする場合は、10号程度の鉢で育て、根詰まりしないように2~3年に一度は植え替えを行うようにするのが良いでしょう。
すもも(スモモ)を庭木として育てる場合、1本でも結実しやすい品種「ビューティー」や「メスレー」を選ぶと、広い場所がなくても育てることができます。
又、大木にならないように、夏の剪定は欠かさず行い、冬の剪定も深めに行うのが良いでしょう。
次に、すもも(スモモ)の強剪定(切り戻し)の時期とやり方をお伝えします!
すもも(スモモ)の強剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
すもも(スモモ)の剪定は、休眠期の11月~1月頃と、日当たり確保のため6月~7月に行います。
剪定方法は、真上に徒長した枝の切り落としと、新芽を出すための切り戻しを行います。
夏は徒長枝の切り落としを行い、下の枝への日当たりの確保を行います。
冬の切り戻しの剪定は、枝の向きと芽の向きを見て、内側ではなく外側の芽の上で切り戻しましょう。
次は、すもも(スモモ)の増やし方をお伝えします!
すもも(スモモ)の増やし方!挿し木(挿し芽)や接ぎ木時期とやり方はどうするの?
すもも(スモモ)の増やし方は、挿し木が一般的です。
挿し木の時期は、剪定の季節が良いでしょう。
剪定した枝を斜めにカットして、一晩水に漬け、発根剤を付けて鹿沼土や赤玉土に挿し根が付くのを待ちます。
すもも(スモモ)を接ぎ木する場合は、3月~4月頃に行います。
台木となる木の表皮を削いで、カットした穂木をテープで巻きつけます。
穂木は乾かないように管理するようにしましょう。
それでは次に、すもも(スモモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
すもも(スモモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?灰星病対策に利用する農薬はなに?
すもも(スモモ)のかかりうる病気や害虫は、病気はうどんこ病や黒星病、害虫はアブラムシやハダニが考えられます。
対策方法としては、果実の栽培に使用できる殺虫殺菌剤が効果的です。
すもも(スモモ)がかかる灰星病とは、灰褐色の塊が花や実、葉に付く菌による伝染病です。
効果的な農薬は、バイコラール水和剤、ベンレート水和剤などが効果的でしょう。
次は、すもも(スモモ)の花がならない原因や実がならない原因と対策方法をお伝えします!
すもも(スモモ)の花がならない原因や実がならない原因と対策方法は?
すもも(スモモ)の花が咲かない原因は、剪定方法にあります。
すもも(スモモ)は新しく伸びた枝に花芽をつけますので、冬の剪定の際に良い新芽の上で剪定するようにしましょう。
深めに剪定し、良い新芽が成長すれば、栄養が新しい枝に行くようになり花も付きやすくなります。
すもも(スモモ)の実が成らないのは、受粉不足と日照不足が考えられます。
開花の時期に人工授粉を行うようにすることと、夏の剪定を行い実が成っている枝に日があたるようにするのが良いでしょう。
次に、すもも(スモモ)の美味しい食べ方をお伝えします!
すもも(スモモ)の美味しい食べ方!剥き方は?すもも漬けの作り方はどうするの?効果(効能)や栄養は豊富?
すもも(スモモ)の美味しい食べ方は、収穫してすぐは硬く酸味が強いので3日~7日常温で完熟させてから食べると良いでしょう。
すもも(スモモ)は皮が薄いので剥きづらいですが、皮も食べられますので剥かずに食べても良いでしょう。
皮を剥きたい時は、カットしてから手で剥くのが良いでしょう。
きれいに皮を剥きたい場合は、熱湯に20秒入れ、1分間冷水に浸すときれいに剥くことができます。
すもも漬けは駄菓子にもなっていた懐かしい味です。
すもも漬けのレシピを紹介します。
≪材料≫
すもも 1㎏
酢 1000㏄
氷砂糖 1㎏
≪作り方≫
①漬け瓶はきれいに消毒しておきます。
②すももは洗って水気を取り、ヘタを竹串で除きます。
③漬け瓶に、すももと氷砂糖を層になるように交互に入れ、酢を入れます。
④冷暗所に保管、途中均等に漬かるように瓶を回して均します。
⑤2~3週間で完成です。
すもも(スモモ)の効能や栄養は非常に豊富です。
疲労回復効果があるクエン酸、便秘改善の食物繊維、高血圧対策のためのカリウム、骨を丈夫にするカルシウム、妊娠中に摂取すると良いと言われている葉酸などがあります。
次は、すもも(スモモ)の花言葉をお伝えします!
すもも(スモモ)の花言葉はなに?漢字や英語でなんていうの?
すもも(スモモ)の花言葉は、「忠実」「貞節」「独立」「疑惑」「甘い生活」「誤解」「困難」です。
すもも(スモモ)は漢字では「李」、英語では「Plum」です。
それでは最後に、すもも(スモモ)の種類や品種をお伝えします!
すもも(スモモ)の種類や品種は何があるの?似た果物はなにがあるの?梅やプラムやプルーンとの違いはなに?
すもも(スモモ)の品種は、柔らかくジューシーで酸味と甘みのバランスがいい「大石早生」、香りが良く甘く熟す「サンタローザ」、果肉の色が真っ赤な「ソルダム」などがあります。
すもも(スモモ)に似た果実は、梅、プラム、プルーンなどがあります。
すもも(スモモ)と梅の違いは、すもも(スモモ)は生で食することができますが、梅は生では食べられない果実です。
プラムは、「日本すもも」の別名で、すもも(スモモ)と同じ果物とされています。
プルーンは「西洋すもも」のことで、すもも(スモモ)の一種とされています。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
すもも(スモモ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①すもも(スモモ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
すもも(スモモ)は日当たりがよい環境を好みます。
用土は、堆肥や腐葉土、赤玉土、有機肥料を混ぜるのが良いでしょう。
肥料は、果樹用の肥料を収穫後の8月頃と、落葉後の11月~12月頃に与えるのが良いでしょう。
水やりは、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり与えるのが良いでしょう。
地植えの場合は、降雨程度で十分です。
②すもも(スモモ)の画像(写真)!木や花や葉っぱの特徴は?毒性はあるの?
すもも(スモモ)は、木の高さは9~12m程、葉は長さ6~8㎝、幅3~5㎝の長楕円形です。
花は1~3㎝の大きさで5弁、色は白や薄いピンクです。
果実は大きさ3~5㎝で、色は黄色や赤、赤紫色です。
すもも(スモモ)には種の部分に毒性があります。
③すもも(スモモ)の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?生産量はどれくらいなの?
すもも(スモモ)の収穫時期は、6月~8月頃です。
生産地は、2020年時点では山梨県、長野県、山形県が生産量でトップ3となっており、日本国内の年間生産量は全国で16,500t程です。
すもも(スモモ)の原産国は中国です。
④すもも(スモモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこに売ってるの?
すもも(スモモ)の果実の値段は、1㎏あたり¥1,000~程度です。
スーパーや果物店で購入できます。
すもも(スモモ)の苗木の値段は、¥1,800~¥5,000程度です。
ネットで販売されています。
⑤すもも(スモモ)の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
すもも(スモモ)の苗木の植え付けは、11月~12月頃、深さ50㎝程度の穴に用土と一緒に植え付けます。
苗の高さを50㎝程度に剪定し添え木をし、植え付け後は水をたっぷり与えましょう。
すもも(スモモ)を鉢植えする場合は、定期的に植え替えが必要です。
時期は11月~1月頃、苗木の大きさに合わせて鉢増しをして、用土の入れ替えをおこないます。
すもも(スモモ)は1本では実が成りにくいため、2本以上植えるのが良いでしょう。
⑥すもも(スモモ)の鉢植え(盆栽)や庭植えで庭木として育てる際のポイントは?
すもも(スモモ)を鉢植えする場合は、2~3年に一度は植え替えを行うようにするのが良いでしょう。
すもも(スモモ)を庭木として育てる場合、1本でも結実しやすい品種を選んだり、剪定を深めに行うのが良いでしょう。
⑦すもも(スモモ)の強剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
すもも(スモモ)の剪定は、休眠期の11月~1月頃と、日当たり確保のため6月~7月に行います。
剪定方法は、真上に徒長した枝の切り落としと、新芽を伸ばすための切り戻しを行います。
⑧すもも(スモモ)の増やし方!挿し木(挿し芽)や接ぎ木時期とやり方はどうするの?
すもも(スモモ)の挿し木の時期は、剪定の季節が良いでしょう。
剪定した枝を斜めにカットして、一晩水に漬け、発根剤を付けて鹿沼土や赤玉土に挿し根が付くのを待ちます。
すもも(スモモ)を接ぎ木する時期は、3月~4月頃に行います。
台木となる木の表皮を削いで、カットした穂木をテープで巻きつけます。
⑨すもも(スモモ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?灰星病対策に利用する農薬はなに?
すもも(スモモ)のかかりうる病気や害虫は、うどんこ病、黒星病、アブラムシ、ハダニなどがあります。
対策方法としては、果樹の栽培に使用できる殺虫殺菌剤が効果的です。
すもも(スモモ)がかかる灰星病とは、灰褐色の塊が花や実、葉に付く菌による伝染病です。
効果的な農薬は、バイコラール水和剤、ベンレート水和剤などが効果的でしょう。
⑩すもも(スモモ)の花がならない原因や実がならない原因と対策方法は?
すもも(スモモ)の花が咲かない原因は、剪定方法にあります。
冬の剪定の際に良い新芽の上で深めに剪定するようにしましょう。
すもも(スモモ)の実が成らないのは、受粉不足と日照不足が考えられます。
開花の時期に人工授粉を行い、夏の剪定で日当たりを確保するようにしましょう。
⑪すもも(スモモ)の美味しい食べ方!剥き方は?すもも漬けの作り方はどうするの?効果(効能)や栄養は豊富?
すもも(スモモ)の美味しい食べ方は、3日~7日常温で完熟させてから食べると良いでしょう。
皮を剥く際は、カットしてから手で剥くのが良いでしょう。
きれいに皮を剥きたい場合は、熱湯に20秒入れ、1分間冷水に浸すときれいに剥くことができます。
すもも漬けは駄菓子にもなっていた懐かしい味、自宅でも簡単に作れるレシピを紹介します。
すもも(スモモ)の効能や栄養は、疲労回復効果があるクエン酸、便秘改善の食物繊維、高血圧対策のためのカリウム、骨を丈夫にするカルシウム、妊娠中に摂取すると良いと言われている葉酸など豊富にあります。
⑫すもも(スモモ)の花言葉はなに?漢字や英語でなんていうの?
すもも(スモモ)の花言葉は、「忠実」「貞節」「独立」「疑惑」「甘い生活」「誤解」「困難」です。
すもも(スモモ)は漢字では「李」、英語では「Plum」です。
⑬すもも(スモモ)の種類や品種は何があるの?似た果物はなにがあるの?梅やプラムやプルーンとの違いはなに?
すもも(スモモ)の品種は、「大石早生」、「サンタローザ」、「ソルダム」などがあります。
すもも(スモモ)に似た果実は、梅、プラム、プルーンなどがあります。
すもも(スモモ)と梅の違いは、すもも(スモモ)は生で食することができますが、梅は生では食べられない果実です。
プラムは、「日本すもも」の別名で、すもも(スモモ)と同じ果物とされています。
プルーンは「西洋すもも」のことで、すもも(スモモ)の一種とされています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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