みなさんこんにちは。
今回は、夏みかん(ナツミカン)についてまとめていきたいと思います。
夏みかんは、ミカン科ミカン属に属する常緑低木で柑橘類の一種です。
原産地は和歌山県です。
別名は「ナツダイダイ」で、和名は「ナツミカン」、学名は「Citrus natsudaidai」です。
今回は、夏みかん(ナツミカン)についてのポイント、
以上15個の点についてお伝えします。
まずは夏みかん(ナツミカン)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
夏みかん(ナツミカン)の育て方(栽培方法)は?寿命はどれくらいなの?小さくする方法は?
夏みかんは日当たりが良く強い風が当たらない場所育てます。
栽培寿命は約50年で、大きくなり過ぎた時は剪定を行い木を縮める方向に形を整えます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、夏みかん(ナツミカン)が好む環境についてお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の育て方!環境はどうする?
夏みかんは日当たりの良い場所を好みますが、西日や強い風が当たると葉から水分が蒸発し枯れてしまう場合があるので注意しなければいけません。
次は、夏みかん(ナツミカン)に適した用土についてお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)を育てる際の適した用土は何?
夏みかんは水はけと保水性のある土を好むので、赤玉土小粒と腐葉土、川砂利を6:3:1の割合で混ぜ合わせた用土を使用します。
また、果実用の培養土を使用しても良いでしょう。
次は、夏みかん(ナツミカン)に必要な肥料についてお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の育て方!肥料はどうする?
夏みかんは、寒肥として2月に油かすなどの有機質肥料と6月と10月に即効性化成肥料を与えます。
肥料が多すぎると花が付かなくなることもあるので、年に3回程度に留めて置きましょう。
では次は、夏みかん(ナツミカン)の水やりポイントについてお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)を育てる際の水の量はどうする?
夏みかんを鉢植えで育てる場合は表面の土が乾いたら水をたっぷりと与え、地植えで育てる場合は基本的に降水のみで大丈夫です。
以上で基本的な夏みかん(ナツミカン)の育て方については終わりです。
次は夏みかん(ナツミカン)の写真(画像)をお見せします!
夏みかん(ナツミカン)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?どんな味なの?カロリーや栄養成分は?日持ちする?英語でなんていう?
(インスタグラム kiara.jenna 様より引用)
夏みかんは5月頃に葉腋から良い香りのする5弁の白い花を咲かせ、葉の形は楕円形で先端は丸く、葉は全体的に厚みがあります。
葉脈は隆起して目立ち、葉の縁には細かい鋸歯があり葉柄には幅の狭い翼が付いています。
味は一般的なみかんより酸味が強く、完熟したものを除きゼリーやお菓子の材料に使われることがあります。
夏みかん100gのカロリーは64キロカロリーで、ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンE・パントテン酸・葉酸・ナイアシン・カリウム・マグネシウム・銅など栄養が豊富に含まれています。
常温保存でも日持ちし、冷蔵保存で3~4週間程です。
夏みかんは英語で「Natsudaidai orange」や「Japanese summer orange」です。
次に、夏みかん(ナツミカン)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節はいつ頃なの?名産地はどこ?生産量はどれくらいなの?
夏みかんの収穫時期は4月中旬~6月頃で、旬の時期は4月下旬~5月下旬です。
名産地は鹿児島県で、全国の33.8%の生産量を誇っています。
次は、夏みかん(ナツミカン)の値段や販売価格をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
夏みかんの販売価格は、インターネット通信販売で1,000円程度から販売されています。
それでは次に、夏みかん(ナツミカン)の苗木の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の苗木の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方は?
夏みかんの植え付けの時期は3月下旬~4月上旬です。
鉢植えで育てる場合は鉢の底に鉢底ネットを入れ鉢底石を敷き土を1/3入れ、苗木を入れたら土を被せます。
地表から25cmになるよう調整したら水をたっぷりと与えましょう。
地植えで育てる場合は深さと幅をともに50cmになるよう穴を掘り、腐葉土を混ぜた土を半分入れたら苗木を置きしっかりと土を入れていきます。
植え付け後は地表から50cmになるよう調整し支柱で固定したら水をたっぷりと与えます。
次は、夏みかん(ナツミカン)の鉢植えや庭植えで庭木として育てる際のポイントをお伝えしまにす!
夏みかん(ナツミカン)の鉢植えや庭植えで庭木として育てる際のポイントは?
夏みかんは実を豊富に付けますが、実が全部付いた状態だと木に負担がかかり翌年にはあまり実を付けなくなる場合があります。
7月~8月頃に摘果することで実が大きく成長するので、50枚の葉に対し1果の割合で間引きを行うことがポイントとなります。
次に、夏みかん(ナツミカン)の手入れをお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の手入れ!木の剪定の時期とやり方(仕方)は?夏(6月)に剪定するの?
夏みかんの剪定の時期は、枝が増え始める2月~3月頃です。
幼木を剪定する場合は主幹を50cmくらいの長さに切り揃え間引きを行います。
成木を剪定する場合は実が良くならない年に夏枝と秋枝を切り、切った後は癒合剤で切り口を保護してあげましょう。
これ以外にもここまめな剪定を行うことで枝が伸び過ぎるのを防いでくれます。
次は、夏みかん(ナツミカン)の増やし方をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の増やし方!挿し木や種まき時期と種まきのポイントは?種から育てるのはおすすめ?
夏みかんは挿し木は難しく接ぎ木で増やすのが一般的です。
接ぎ木で増やす場合は4月~6月または、9月~10月に行いますが春に行った方が活着率が高まるのでおすすめです。
台木となる太い幹にナイフで3cm程切込みを入れ、穂木となる枝を切り揃えたら先端を3箇所程削り楔形にします。
台木の切り込みに穂木の先端を差込んだら台木と穂木の形成層を合わせ、乾燥しないように接ぎ木テープで覆い固定します。
夏みかんの種まきは、4月~5月、10月が適期です。
また種から育てる場合10年以上かかり元々のものと同じ味にはならないので、果実を期待するのであればおすすめはしません。
それでは次に、夏みかん(ナツミカン)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?すす病に注意?
夏みかんはそうか病・黒点病・カイヨウ病などの病気にかかりやすく、アゲハチョウの幼虫から食害されやすいです。
感染した部分を取り除いたら薬剤を散布したり、アゲハチョウの幼虫を見つけたらすぐに捕獲します。
また雨風に当たると病気が発生しやすくなるので、雨風が当たらない場所で管理することが重要となります。
夏みかんなどの柑橘類はすす病にもかかりやすいので注意しなければいけません。
次は、夏みかん(ナツミカン)の花が咲かない原因や実がならない原因と対策方法をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の花が咲かない原因や実がならない原因と対策方法は?
夏みかんの花芽は枝の先に付くため枝を短くし過ぎると花が咲きません。
花が咲かなければ実が付くことはないので、剪定をする時は短くし過ぎないように注意しましょう。
次に、夏みかん(ナツミカン)の皮の剥き方をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の皮の剥き方は?甘くする方法や苦味を除去する方法はあるの?
夏みかんの皮を剥く時は上下を5mm程度切り落とし、側面に4箇所切れ目を入れ皮を剥きます。
みかんを一房取り薄皮の上部を包丁で切り、薄皮を手で剥いたら種を取り除きます。
夏みかんを甘くする方法は温める・保存方法の工夫などがあります。
また夏みかんの苦味は、外側の黄色い部分に含まれるリモネンと内側の白い部分に含まれるナリンギンが原因です。
夏みかんを薄切りにしアルコールに漬けることでリモネンが溶け、水洗いすることでナリンギンも同時に溶けるので苦味がなくなります。
次は、夏みかん(ナツミカン)の食べ方をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の食べ方!マーマレードやジャムの作り方は?
夏みかんは、マーマレードジャムなどにして美味しく食べることが出来ます。
夏みかんを丸ごと使った美味しいマーマレードジャムのレシピをご紹介します。
・夏みかんのマーマレードジャム
材料(300g)
- 夏みかん:1個
- 水(茹で用):適量
- 冷水(さらす用):適量
- 水(浸す用):適量
- 水:100ml
- グラニュー糖:240g
作り方
- 夏みかんの皮に切り込みを入れ皮を剥ぎ、白い薄皮を包丁で取りうす切りにします。
- 鍋に水と1を入れ中火で1分程茹で沸騰したら冷水に取るという作業を3回行い、水に浸しラップをして冷蔵庫で半日寝かせます。
- 1の実を小分けにしたら包丁で細かく刻み、種はお茶パックに入れて置きます。
- 鍋に3と水気を切った2を入れ、水を入れて中火にかけアクを取りながら10分間煮ます。
- グラニュー糖1/3を加え木ベラで混ぜさらに20分程煮詰めます。
- 残りのグラニュー糖の1/2を入れながら10分程煮詰め、残りのグラニュー糖を入れて艶ととろみが出るまでさらに10分程煮詰めたら容器に入れて完成です。
それでは次に、夏みかん(ナツミカン)に似た果物をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)に似た果物はなにがある?みかんや甘夏や八朔や日向夏との違いや見分け方はなに?
夏みかんに似た果物には、みかん・甘夏・八朔・日向夏などがあります。
見分け方の違いは、見た目の違い・果肉の違い・収穫と旬の時期の違いなどがあります。
夏みかんの見た目は皮の表面がでこぼこしており艶もなく、薄皮も剥かないと食べられません。
また夏みかんの収穫時期は4月中旬~6月頃までで、4月下旬~5月下旬までが旬の時期です。
次は、夏みかん(ナツミカン)の花言葉をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の花言葉はなに?名前の由来はなに?
夏みかんの花言葉は親愛で、初夏の時期に食べられるみかんなので夏みかんという名前が付きました。
それでは最後に、夏みかん(ナツミカン)の種類や品種をお伝えします!
夏みかん(ナツミカン)の種類や品種は何があるの?
夏みかんの種類には、甘夏・新甘夏・ベニアマナツなどがあります。
- 甘夏:夏みかんより少し小さく艶があり甘みが強いです。
- 新甘夏:皮が滑らかで甘みが強いです。
- ベニアマナツ:薄く紅色がかった色で若干甘みが強いです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
夏みかん(ナツミカン)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは15個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①夏みかん(ナツミカン)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
夏みかんは日当たりの良い場所を好みますが、西日や強い風が当たると葉から水分が蒸発し枯れてしまう場合があるので注意しなければいけません。
夏みかんは水はけと保水性のある土を好むので、赤玉土小粒と腐葉土、川砂利を6:3:1の割合で混ぜ合わせた用土を使用します。
夏みかんは、寒肥として2月に油かすなどの有機質肥料と6月と10月に即効性化成肥料を与えます。
夏みかんを鉢植えで育てる場合は表面の土が乾いたら水をたっぷりと与え、地植えで育てる場合は基本的に降水のみで大丈夫です。
②夏みかん(ナツミカン)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?どんな味なの?カロリーや栄養成分は?日持ちする?英語でなんていう?
夏みかんは5月頃に葉腋から良い香りのする5弁の白い花を咲かせ、葉の形は楕円形で先端は丸く、葉は全体的に厚みがあります。
葉脈は隆起して目立ち、葉の縁には細かい鋸歯があり葉柄には幅の狭い翼が付いています。
味は一般的なみかんより酸味が強く、完熟したものを除きゼリーやお菓子の材料に使われることがあります。
夏みかん100gのカロリーは64キロカロリーで、ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンE・パントテン酸・葉酸・ナイアシン・カリウム・マグネシウム・銅など栄養が豊富に含まれています。
常温保存でも日持ちし、冷蔵保存で3~4週間程です。
夏みかんは英語で「Natsudaidai orange」や「Japanese summer orange」です。
③夏みかん(ナツミカン)の収穫時期や食べ頃(旬)の季節はいつ頃なの?名産地はどこ?生産量はどれくらいなの?
夏みかんの収穫時期は4月中旬~6月頃で、旬の時期は4月下旬~5月下旬です。
名産地は鹿児島県で、全国の33.8%の生産量を誇っています。
④夏みかん(ナツミカン)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
夏みかんの販売価格は、インターネット通信販売で1,000円程度から販売されています。
⑤夏みかん(ナツミカン)の苗木の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方は?
夏みかんの植え付けの時期は3月下旬~4月上旬です。
鉢植えで育てる場合は鉢の底に鉢底ネットを入れ鉢底石を敷き土を1/3入れ、苗木を入れたら土を被せます。
地植えで育てる場合は深さと幅をともに50cmになるよう穴を掘り、腐葉土を混ぜた土を半分入れたら苗木を置きしっかりと土を入れていきます。
⑥夏みかん(ナツミカン)の鉢植えや庭植えで庭木として育てる際のポイントは?
7月~8月頃に摘果することで実が大きく成長するので、50枚の葉に対し1果の割合で間引きを行うことがポイントとなります。
⑦夏みかん(ナツミカン)の手入れ!木の剪定の時期とやり方(仕方)は?夏(6月)に剪定するの?
夏みかんの剪定の時期は、枝が増え始める2月~3月頃です。
幼木を剪定する場合は主幹を50cmくらいの長さに切り揃え間引きを行います。
成木を剪定する場合は実が良くならない年に夏枝と秋枝を切り、切った後は癒合剤で切り口を保護してあげましょう。
⑧夏みかん(ナツミカン)の増やし方!挿し木や種まき時期と種まきのポイントは?種から育てるのはおすすめ?
夏みかんは挿し木は難しく接ぎ木で増やすのが一般的です。
接ぎ木で増やす場合は4月~6月または、9月~10月に行いますが春に行った方が活着率が高まるのでおすすめです。
夏みかんの種まきは、4月~5月、10月が適期です。
また種から育てる場合10年以上かかり元々のものと同じ味にはならないので、果実期待するのであればおすすめはしません。
⑨夏みかん(ナツミカン)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?すす病に注意?
夏みかんはそうか病・黒点病・カイヨウ病などの病気にかかりやすく、アゲハチョウの幼虫から食害されやすいです。
感染した部分を取り除いたら薬剤を散布したり、アゲハチョウの幼虫を見つけたらすぐに捕獲します。
また雨風に当たると病気が発生しやすくなるので、雨風が当たらない場所で管理することが重要となります。
夏みかんなどの柑橘類はすす病にもかかりやすいので注意しなければいけません。
⑩夏みかん(ナツミカン)の花が咲かない原因や実がならない原因と対策方法は?
夏みかんの花芽は枝の先に付くため枝を短くし過ぎると花が咲きません。
⑪夏みかん(ナツミカン)の皮の剥き方は?甘くする方法や苦味を除去する方法はあるの?
夏みかんの皮を剥く時は上下を5mm程度切り落とし、側面に4箇所切れ目を入れ皮を剥きます。
夏みかんを甘くする方法は温める・保存方法の工夫などがあります。
夏みかんを薄切りにしアルコールに漬けることでリモネンが溶け、水洗いすることでナリンギンも同時に溶けるので苦味がなくなります。
⑫夏みかん(ナツミカン)の食べ方!マーマレードやジャムの作り方は?
夏みかんを丸ごと使った美味しいマーマレードジャムのレシピをご紹介します。
・夏みかんのマーマレードジャム
材料(300g)
- 夏みかん:1個
- 水(茹で用):適量
- 冷水(さらす用):適量
- 水(浸す用):適量
- 水:100ml
- グラニュー糖:240g
作り方
- 夏みかんの皮に切り込みを入れ皮を剥ぎ、白い薄皮を包丁で取りうす切りにします。
- 鍋に水と1を入れ中火で1分程茹で沸騰したら冷水に取るという作業を3回行い、水に浸しラップをして冷蔵庫で半日寝かせます。
- 1の実を小分けにしたら包丁で細かく刻み、種はお茶パックに入れて置きます。
- 鍋に3と水気を切った2を入れ、水を入れて中火にかけアクを取りながら10分間煮ます。
- グラニュー糖1/3を加え木ベラで混ぜさらに20分程煮詰めます。
- 残りのグラニュー糖の1/2を入れながら10分程煮詰め、残りのグラニュー糖を入れて艶ととろみが出るまでさらに10分程煮詰めたら容器に入れて完成です。
⑬夏みかん(ナツミカン)に似た果物はなにがある?みかんや甘夏や八朔や日向夏との違いや見分け方はなに?
夏みかんに似た果物には、みかん・甘夏・八朔・日向夏などがあります。
見分け方の違いは、見た目の違い・果肉の違い・収穫と旬の時期の違いなどがあります。
⑭夏みかん(ナツミカン)の花言葉はなに?名前の由来はなに?
夏みかんの花言葉は親愛で、初夏の時期に食べられるみかんなので夏みかんという名前が付きました。
⑮夏みかん(ナツミカン)の種類や品種は何があるの?
夏みかんの種類には、甘夏・新甘夏・ベニアマナツなどがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラム pikake0828_0328 様より引用):
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