みなさんこんにちは。
今回は、グミの木についてまとめていきたいと思います。
ぐみの木はグミ科グミ属の中低木で、常緑種と落葉種があります。
学名は「Elaeagnus」ですね。
今回は、グミの木についてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
まずはグミの木の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
グミの木の育て方(栽培方法)は?室内で育てることはできるの?
グミの木は日当たりのよい場所で栽培すると、花が多く咲き実も美味しくなります。
そのため、基本的に室内より屋外で育てたほうがよいですが、耐寒性の関係で種類や土地によっては冬は室内で栽培した方よい場合があります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、グミの木が好む環境についてお伝えします!
グミの木の育て方!環境はどうする?日陰でも育つの?
ぐみの木は日当たりがよく、風通しのよい場所を好みます。
日陰でも育たないことはありませんが、花付きや実のなりかたが日向で育てたものよりも少なくなります。
次は、グミの木に適した用土についてお伝えします!
を育てる際の適した用土は何?
ぐみの木は順応性があるので、特に用土は選びませんが水はけのよいものが適しているでしょう。
市販の果樹用の用土や、自作するのであれば赤玉土7:砂2:鹿沼土1の割合で混ぜるとよいです。
次は、グミの木に必要な肥料についてお伝えします!
グミの木の育て方!肥料はどうする?
ぐみの木はあまり肥料を必要としませんが、与える場合は量の調整をしましょう。
与えすぎると葉ばかりが茂って花が咲かない場合があります。
開花後10月~11月と、2月頃に寒肥として緩効性化成肥料を与えます。
では次は、グミの木の水やりポイントについてお伝えします!
グミの木を育てる際の水の量はどうする?
グミの木を鉢植えや盆栽で育てる場合、水やりは土が乾いたら鉢底から流れでるくらいたっぷり与えます。
地植えの場合は、植え付けの際にたっぷり水やりしたあとは、日照りが続かないかぎりは降雨でしのげます。
以上で基本的なグミの木の育て方については終わりです。
次はグミの木の写真(画像)をお見せします!
グミの木の画像(写真)!花や葉っぱや実や樹形の特徴は?実がなるまでどれくらいかかる?お菓子になって食べられるの?
(画像はインスタグラムshouyouanbekkan様より引用)
ぐみの木の花は白く、花びらがなくガクの先が4つにわかれおり(咢筒)、甘いよい香りがする種類が多いです。
葉にはウロコ状や星型の毛が生えており、種類によって異なります。
ぐみの木の実は、熟すと赤くなり甘酸っぱい味で、種類によっては少々渋みがあるものもあります。
樹形は実を食べるために栽培している場合、実が多くなるように剪定され、生垣に使用する種類の場合は刈り込んであることが多いです。
ぐみの木は植えてから実がなるまで、3年~4年くらいかかるものがあります。
お菓子で売っている「グミ」とは別物ですね。
次に、グミの木の旬の時期や収穫時期、生産地や原産地についてお伝えします。
グミの木の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?
ぐみの木の実の旬は、種類によって春や初夏、秋のものもあります。
ぐみの木の生産地は、アジア~北米、ヨーロッパなどに60種類ほど自生していて、そのうちに日本に自生するのは15種類です。
ぐみの木には落葉する種類と常緑の種類があり、落葉種は北海道~九州まで自生しており、常緑種は関東以西に自生しています。
それでは次に、グミの木の値段や販売価格、どこで販売されているかについてお伝えします。
グミの木の値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこで販売されているの?
ぐみの木は楽天市場やアマゾン、Yahoo!ショッピングやメルカリなどのECサイトや、果樹専門のサイトやお店などで購入できます。
価格はサイトや苗木の大きさによりますが、だいたい2000円~5000円くらいですね。
次は、グミの木の苗木の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方についてお伝えします。
グミの木の苗木の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方は?
ぐみの木の植え付け(植え方)や植え替え(移植)は、10月下旬~11月下旬と2月下旬~3月下旬が適期です。
植え付けは地植えの場合、株の大きさの2倍の深さと大きさの穴をほって植え付け、鉢植えの場合は鉢底ネットの上に底石を入れ、根を広げて株を入れて用土をすきまに入れます。
次に、グミの木の鉢植え(プランター)や盆栽や庭木として育てる際のポイントについてお伝えします。
グミの木の鉢植え(プランター)や盆栽や庭木として育てる際のポイントは?
ぐみの木は乾燥に弱いため、鉢植え(プランター)や盆栽で栽培する場合は上からワラや落ち葉を敷くとよいでしょう。
庭木にする場合は、日当たりがよい場所で品種によって大きく育つこともあるので、場所を考慮しましょう。
ぐみの木には1本でも実がなる種類と、2本以上植えないと実がならない種類があるので、品種によっては場所の確保をしてください。
次に、グミの木の強剪定(切り戻し)の時期とやり方、トゲに刺さると腫れるから注意についてお伝えします。
グミの木の強剪定(切り戻し)の時期とやり方は?トゲに刺さると腫れるから注意?
ぐみの木の強剪定(切り戻し)は落葉種は休眠期の12月~2月に、常緑種は6月~7月にしましょう。
実を食べるための落葉種のぐみの木は3年~4年たたないと実がならないものがほとんどなので、その時期までに幹を太く育て、実のなる細い枝をより多く成長させるとよいでしょう。
1年目は50cm~60cmのところで剪定し、2年目は10cm切り戻しし、3年目は混み過ぎたり、側枝や細い枝、伸びすぎた主幹を剪定しましょう。
常緑種は生垣などに使用される種類が多く、強剪定や刈り込みによく耐えます。
ぐみの木には枝が変化した「茎針」というトゲがあるので、剪定の際は注意が必要です。
無毒ですが、刺してしまったら消毒などきちんと手当をしないと、化膿することがあります。
それでは次は、グミの木の増やし方で挿し木や種まき時期と種まきのポイントについてお伝えします。
グミの木の増やし方!挿し木や種まき時期と種まきのポイントは?
ぐみの木の増やし方は、種まきをして育てる方法もあるようですが、挿し木が時間も短くてすみ簡単です。
適期は6月上旬~7月下旬で、5cm(3節~4節)ほど枝を切り口が斜めになるようにカットし、2枚~4枚葉を残してあとは切り落とします。
葉は半分に切って、1時間ほど水揚げしたあと挿し木用の土や赤玉土に1節以上しっかり挿しましょう。
次に、グミの木のかかりうる病気や害虫の対策方法、枯れる原因や実がならない原因や花が咲かない原因と対策方法やアブラムシや毛虫に注意についてお伝えします。
グミの木のかかりうる病気や害虫の対策方法は?枯れる原因や実がならない原因や花が咲かない原因と対策方法は?アブラムシや毛虫に注意?
ぐみの木は病気の心配はほとんどありません。
新芽の出る時期にアブラムシがついたり、毛虫が発生することがありますので、見つけ次第捕殺するか有効な薬剤を散布しましょう。
実が熟すころになると、鳥が狙っている場合があるため鳥よけネットを張るとよいですね。
剪定をする時期を間違えると、株が弱って枯れる原因になることがあります。
また、剪定するときに花芽を切ってしまうと花が咲かなくなり、実もできません。
次に、グミの木の花言葉や漢字や英語名、名前の由来や風水との関係性についてお伝えします。
グミの木の花言葉や漢字や英語名はなに?名前の由来は?風水との関係性は?
ぐみの木の花言葉は「用心深い」「野生美」「心の純潔」で、漢字は「茱萸」英名は「Silverberry」です。
名前の由来は諸説ありますが、方言で「グイミ」と呼び「グイ」がトゲを「ミ」は実を表す言葉が縮まった、渋みがある種類があるため「エグミ」から由来する、口に含むもの「含む実(くくむみ)」が変化したなどです。
風水では実のなる木を植えるのは良くないといわれることがあるそうですが、おそらく実をねらった虫や鳥を心配するのが理由でしょう。
最後に、グミの木の種類や品種、似てる植物や見分け方についてをお伝えします!
グミの木の種類や品種は何があるの?似てる植物はなに?見分け方は?
日本に自生するぐみの木は15種類ほどあります。
落葉種の「ナツグミ」「ビックリグミ(トウグミの変種)」や、常緑種「ナワシログミ」「ツルグミ」などです。
ぐみの木のように赤い実のなる似ている植物は、「サンシュユ」「クコ」「ユスラウメ」などがあります。
「サンシュユ」は「山茱萸(ヤマグミ)」と書きますが、ミズキ科ミズキ属で花が黄色く、「クコ」はナス科クコ属で花が紫色、「ユスラウメ」はバラ科サクラ属で花が薄紅色で、実が真ん丸なので見分けがつきます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
グミの木のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①グミの木の育て方(環境、土、肥料、水やり)
ぐみの木は日当たりと風通しのよい場所を好みます。
順応性が高いので、用土はあまり選びません。
肥料は与えすぎると葉ばかりが茂ってしまうので、少な目に開花後の10月~11月と、寒肥として2月ごろに緩効性化成肥料を与えます。
ぐみの木を鉢植えで栽培する場合の水やりは、土が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は植え付けの際の水やり以外は降雨でしのげます。
②グミの木の画像(写真)!花や葉っぱや実や樹形の特徴は?実がなるまでどれくらいかかる?お菓子になって食べられるの?
ぐみの木の花は白く、筒状のガクで先が4つにわかれています、
葉には産毛のようなものが生えており、星形とうろこ状のものがあります。
実は長細い楕円で赤く、甘酸っぱく渋みがあるものもあります。
樹形は種類によって生垣として刈り込んだり、実を収穫する種類は多く実をつけるように剪定されています。
ぐみの木は実がなるまでに3年~4年かかります。
お菓子のグミとは別物です。
③グミの木の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?
ぐみの木には落葉種と常緑種があり、旬も種類によって異なります。
落葉種は北海道~九州で自生しており、常緑種は関東以西です。
日本原産のものは15種類ほどで、アジア~ヨーロッパ、北米などに60種類ほど自生しています。
④グミの木の値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこで販売されているの?
ぐみの木の値段は2000円~5000円くらいで、サイトによって異なります。
果樹専門のお店や、楽天市場などのECサイトで購入できます。
⑤グミの木の苗木の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方は?
ぐみの木の植え付けは10月下旬~11下旬、2月下旬~3月下旬に行いましょう。
鉢植えは植木鉢の底に鉢底ネットと底石をいれ、根をひろげて用土を入れます。
地植えの場合は、株の長さ大きさともに2倍ほどの穴を掘り、植え付けましょう。
⑥グミの木の鉢植え(プランター)や盆栽や庭木として育てる際のポイントは?
ぐみの木の鉢植え(プランター)や盆栽での栽培の場合、乾燥に弱いのでワラや落ち葉などで乾燥を防ぎます。
地植えの際は、成長した大きさに考慮して場所を確保しますが、1本では結実しない種類もあるので2本植えることができるスペースが必要な場合もあります。
⑦グミの木の強剪定(切り戻し)の時期とやり方は?トゲに刺さると腫れるから注意?
ぐみの木の剪定は種類によって時期が変わります。
落葉種の場合は12月~2月に、常緑種は6月~7月が適期です。
落葉種は実がなりやすいように、3年ほどかけて主幹を太くそだて実がなりやすい細い枝を多くしておきます。
常緑種は強剪定にも強いため、生垣などを刈り込みます。
ぐみの木は無毒ですが、トゲに刺さった場合は消毒などの手当てをしておきます。
⑧グミの木の増やし方!挿し木や種まき時期と種まきのポイントは?
ぐみの木は種まきで増やすこともあるようですが、挿し木のほうが簡単で早く増やせます。
6月上旬~7月下旬にかけて、元気な枝を5cm(3節~4節)切り口が斜めになるようにカットし1時間ほど水揚げをしておきます。
葉は2枚~4枚残して半分に切り落とし、挿し木用の土に1節以上しっかり植え付けます。
⑨グミの木のかかりうる病気や害虫の対策方法は?枯れる原因や実がならない原因や花が咲かない原因と対策方法は?アブラムシや毛虫に注意?
ぐみの木は病気の心配はほとんどありません。
新芽の時期にアブラムシや毛虫が発生することがありますので、見つけ次第捕殺するか薬剤を散布します。
ぐみの木の実が熟すころに鳥が狙ってくることがあるので、鳥よけネットを張りましょう。
適期以外に強剪定を行ったりすると、株が弱って枯れることがあり、剪定の際に花芽をカットしてしまうと花がさかず、実もならなくなります。
⑩グミの木の花言葉や漢字や英語名はなに?名前の由来は?風水との関係性は?
ぐみの木の花言葉は「用心深い」「野生美」「心の純潔」で漢字は「茱萸」、英名は「silverberry」です。
名前の由来は諸説ありますが、方言の「グイミ」が縮まった、渋み「エグミ」から、実を生食するため、「含む実(くくむみ)」が変化したなどです。
風水的に実のなる木を庭に植えるのは良くないとされる説がありますが、おそらく実を目当てに鳥や虫が寄ってくるのを心配したのでしょう。
⑪グミの木の種類や品種は何があるの?似てる植物はなに?見分け方は?
日本に自生するぐみの木は15種類ほどあり、落葉種のナツグミやビックリグミ(トウグミの変種)常緑種のナワシログミやツルグミなどがあります。
赤い実のなるぐみの木に似た植物は、「サンシュユ」「クコ」「ユスラウメ」などがありますが、サンシュユはミズキ科ミズキ属で花が黄色く、クコはナス科クコ属で花が紫色、ユスラウメはバラ科サクラ属で花が薄紅色で実が真ん丸なので見分けがつきます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラムma.me2969様より引用)
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