みなさんこんにちは。
今回は、キウイフルーツについてまとめていきたいと思います。
キウイフルーツは、マタタビ科マルーツタタビ属の雌雄異株の落葉性のつる性植物の果実で、雄株雌株がないと実をつけません。
キウイフルーツが植え付けてから3〜4年は結実させずに、ツルをしっかり生長させるのが果実を多く実らせるポイントです。
今回は、キウイフルーツについてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
まずはキウイフルーツの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
キウイフルーツの育て方(栽培方法)は?家庭菜園に向いているの?
キウイフルーツは病害虫に強く、樹勢が旺盛でたくさんの実をつけ、栽培の手間もかからない家庭菜園向きの果樹です。
キウイフルーツは雌雄異株のため、果実をつけるために半径10m以内の距離に雄株・雌株の栽培が必要です。
自然受粉でも問題はありませんが、雄花を直接雌花につけて受粉させる人工受粉を行ったほうが品質はよくなります。
キウイフルーツの雌花が受粉できるのは花がお椀のような形をしている3日程度で、完全に花が開いてしまうと全く受精しません。
ツルが伸びるので、棚や支柱などでの誘引が必要です。
キウイフルーツは受粉後の果実の落下が少ないことから、小さな果実ばかりになってしまうので、摘蕾・摘果が重要になります。
6月下旬頃から、受粉のうまくいっていない奇形果や小さな実を徐々に取り除き、最終的には葉4~5枚に1果程度に間引きます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、キウイフルーツが好む環境についてお伝えします!
キウイフルーツの育て方!環境はどうする?
キウイフルーツは日光を好む性質があるので、日当たりのよい場所で育てます。
風が強く吹きつける場所は避け、風通しがよい場所で管理します。
次は、キウイフルーツに適した用土についてお伝えします!
キウイフルーツを育てる際の適した用土は何?
キウイフルーツは水はけ・水もちのよい土壌を好み、土質は選びませんが、土壌酸度は微酸性から中性付近がよいでしょう。
庭土に1㎡あたりコップ1杯分の苦土石灰・腐葉土と堆肥をよく混ぜ込んで2週間ほど寝かせます。
鉢植えの場合は赤玉土小粒7:腐葉土3の配合土か市販の園芸用培養土を使用して植え付けます。
次は、キウイフルーツに必要な肥料についてお伝えします!
キウイフルーツの育て方!肥料はどうする?元肥は必要なの?
キウイフルーツは元肥が必要で、植え付け時、庭植えは11月・鉢植えは2月与えます。
追肥を庭植えは7月と9月に、鉢植えは6月と9月に与えます。
庭植えの場合は、元肥、追肥とも化成肥料(チッ素N‐リン酸P‐カリK=8‐8‐8など)や堆肥など有機肥料を与えます。
鉢植えの場合は、元肥には有機固形肥料を、追肥には緩効性化成肥料を与えましょう。
では次は、キウイフルーツの水やりポイントについてお伝えします!
キウイフルーツを育てる際の水の量はどうする?
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出だすくらいたっぷり水やりします。
庭植えの場合は降雨に任せますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
以上で基本的なキウイフルーツの育て方については終わりです。
次はキウイフルーツの写真(画像)をお見せします!
キウイフルーツの画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?栄養は豊富なの?効果や効能は?
(画像は インスタグラム gelpolymer 様から引用)
キウイフルーツは前年の夏に伸びた枝(1年枝)のわき芽の下から4~5節に花芽がつき、それぞれの節に3つほどの花がつきます。
キウイフルーツの花期は5~6月で、良い香りをさせ、4~8cm程度の白い6枚の花びらの花を下向きに咲かせます。
キウイフルーツの果実は楕円形をしていて、茶色い皮で表面には短い毛(繊維)が生えています。
葉は分厚くごわごわした触感で、表面は毛がなく暗緑色で裏面は灰白緑色で剛毛があります。
葉は互生し、縁にはトゲ状のギザギザがあり、根元部分が心臓形で、円形または広卵形の葉です。
キウイフルーツはビタミンがとても豊富で、ビタミンは免疫力アップや、美肌効果・疲労軽減にも効果があります。
食物繊維も豊富でお通じの改善、カリウムを含んでいてるので、体内の余分な水分が排出され、むくみ予防効果が期待できます。
次は、キウイフルーツの美味しい食べ方、追熟させる方法や期間はどれくらいか、食べ頃の見分け方、皮ごと食べれるのか、保存の仕方についてお伝えします。
キウイフルーツの美味しい食べ方は?追熟させる方法や期間はどれくらい?食べ頃の見分け方は?皮ごと食べれるの?保存の仕方は?
キウイフルーツのおすすめの食べ方は、キウイフルーツを冷蔵庫で冷やし、半分に切ってそのままスプーンですくって食べる方法です。
キウイフルーツの皮にも栄養があり、食べられ、皮の毛が気になる場合は表面を水で濡らしてからアルミホイルでこすって落とすとよいでしょう。
キウイフルーツを手で優しく包み込むように持って、弾力を感じるくらいが食べごろです。
追熟温度15~20℃なので、冷蔵庫に保管するより、室温で追熟させます。
早く追熟させたい場合は、収穫から10日から2週間ほどりんごやバナナなどフルーツと一緒にビニール袋に入れて、常温冷暗所に保管します。
毎日硬さをチェックして食べごろになったら、他のフルーツを取り出し、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管してください。
次に、キウイフルーツの旬の時期や収穫時期はいつ頃なのか、生産地や原産地はどこかについてお伝えします。
キウイフルーツの旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?
キウイフルーツの収穫時期は10月下旬~11月中旬の秋頃で、キウイフルーツの果皮の地色が茶色になったら収穫のサインです。
キウイフルーツは収穫後の追熟処理で糖度を増し、木の上で熟れるまで待っているとしおれてしまいます。
茎のところから衛生的なハサミで切り取って収穫します。
キウイフルーツは中国原産のオニマタタビをニュージーランドで品種改良した品種で、イタリア・中国・ニュージーランドが主な生産地となっています。
それでは、キウイフルーツの値段や販売価格はいくらぐらいなのか、美味しいものの見分け方についてお伝えします。
キウイフルーツの値段や販売価格はいくらぐらいなの?美味しいものの見分け方は?
キウイフルーツは1個100円程度から販売されていて、苗木は2,000円程度から販売されています。
美味しいキウイフルーツの見分け方は、ふっくらとした楕円形で重量感があるものを選びましょう。
グリーン種は全体にうぶ毛が密生しているもの、イエロー種は果皮がなめらかなものが良いです。
次に、キウイフルーツの鉢植えで育てる際の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。
キウイフルーツの鉢植えで育てる際の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
キウイフルーツの植え付け・植え替え適期は11月上旬頃で、関東地方以北の寒冷地域では翌春の3月がおすすめです。
果実をつけるためには、1本の木で実を付けられる品種以外は、花の時期が合っている雄株と雌株を用意します。
雄株が1本あれば、雌株6本くらいを授粉させることができます。
庭植えの場合は3m以上の間隔をとり、深植えせず根をできるだけ四方に伸ばして植え付け、水をしっかり与えます。
鉢植えの場合は8号以上の鉢を用意し、鉢底ネットを敷き軽石を入れてから用土に苗を植え、十分に水を与えましょう。
キウイフルーツを植え付けたら2mほどの支柱を立てて、苗木のツルを誘引しましょう。
次は、キウイフルーツの手入れ、剪定(切り戻し)の時期とやり方についてお伝えします。
キウイフルーツの手入れ!剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
キウイフルーツの剪定適期は1~2月で、樹形を整え、枝の先端を切り戻す剪定を中心に行います。
光量や風通しを保つために、込み合っている枝や主幹の上側から伸びた枝や徒長枝を剪定します。
葉数が確保できたら、込すぎないように茎や枝の最先端の芽を摘み(摘心)、二度伸びたら伸びないうちにわき芽を摘み取ります(芽かき)。
6月下旬から7月上旬にたくさん実がつきすぎているようなら、ほかよりも小さい実や形が悪い実を選んで葉4〜5枚につき1個の実まで間引きます。
次に、キウイフルーツの増やし方、挿し木や接木の方法や種まき時期と種まきのポイント、発芽するまでの日数についてお伝えします。
キウイフルーツの増やし方!挿し木や接木の方法や種まき時期と種まきのポイントは?発芽するまでの日数は?
キウイフルーツの増やし方には、「挿し木」と「接木」「種まき」といった方法があり、発根温度は20℃以上となっています。
キウイフルーツを挿し木する場合は、「休眠挿し」「縁枝挿し」の2つの方法があります。
休眠挿しは1~2月に芽の膨らんだ剪定した2~3芽の枝を乾燥しないように、ポリ袋やおがくずの中に入れて、冷暗所で保存します。
3月下旬~4月上旬に鹿沼土などに挿し、明るい日陰でビニール袋で鉢全体を覆って水切れしないよう管理します。
縁枝挿しは6月下旬~7月上旬に行い、その年のすでに堅くなっている新梢を3節くらいで切り、頂芽に1葉だけ残して用土に挿します。
直射日光を避け、用土が乾かないよう管理し、成長したら定植させます。
接木の適期は1月で、接ぐ枝を1~2芽切り口を斜めに調整し、台木に切れ込みを入れます。
台木・接ぐ枝の形成層(淡い緑色の部分)が重なり合うように位置を調整し、枝同士をテープで固定します。
種まきの方法は、キウイフルーツを切ってスプーンで種をかき出し、果肉をできる限り洗い流したものを湿った用土に種をまきます。
明るい日陰で土が乾かないように管理すると、1カ月程度で発芽し、本葉が4~5枚出たら定植させます。
それでは次に、キウイフルーツのかかりうる病気や害虫の対策方法、枯れる(枯れた)原因や花が咲かない原因の対策方法についてお伝えします。
キウイフルーツのかかりうる病気や害虫の対策方法は?枯れる(枯れた)原因や花が咲かない原因の対策方法は?
キウイフルーツは病害虫に強いですが、花腐細菌病・かいよう病・果実軟腐病などの病気には注意が必要です。
花腐細菌病・かいよう病は細菌が原因で、植物の傷口から侵入して伝染するので、風対策を怠らず剪定を行う場合は傷口に適切な処理をします。
感染した場合は治療する薬剤はありませんので、発病したら速やかに感染部位を切断してください。
むやみに枝を傷つけず、剪定ばさみは殺菌したものを使い、切り口には癒合剤を塗布した方がよいでしょう。
キウイフルーツが枯れる場合は、水切れや根腐れが原因が考えられ、水切れの場合は適切に水を与えましょう。
葉が変色している、土の水はけが悪い場合は根腐れを起こしている可能性がありますので、腐った根をカットし新しい用土に植え替えを行います。
害虫により枯れる場合があり、日ごろからキウイフルーツの風通しをよくして観察し、早期に害虫を発見し駆除しましょう。
キウイフルーツの花が付かないのは、肥料や水分の不足・剪定しすぎ・窒素肥料が多い・前年度実をつけすぎたことが原因です。
強剪定で枝を短く切り詰めすぎや窒素肥料が多すぎると、枝葉の伸びに養分を取られ、花芽がつかない場合があります。
前年に実の付き過ぎの場合は、次の年が全体に実が小さくなり、隔年結果につながります。
適切に剪定や摘果、水や肥料を与えましょう。
次は、キウイフルーツの花言葉や漢字や学名や英語名はなにか、名前の由来はなにかについてお伝えします。
キウイフルーツの花言葉や漢字や学名や英語名はなに?名前の由来は?
キウイフルーツの花言葉は、「豊富」「生命力」です。
キウイフルーツの漢字は「彌猴桃」「鬼木天蓼」「支那猿梨」、学名は「Actinidia deliciosa」、英語は「kiwifruit」です。
名前の由来は、茶色の毛で覆われた果実がニュージランドの鳥であるキウイバードに似ているからという説と、ニュージーランド人を指す「キウイ」から来たとする説があります。
最後に、キウイフルーツの種類や品種は何があるのか、新品種はどれか、オスメス(雄雌)の見分け方、グリーンとゴールドの違いについてお伝えします。
キウイフルーツの種類や品種は何があるの?新品種はどれ?オスメス(雄雌)の見分け方は?グリーンとゴールドの違いは?
キウイフルーツはもともとは「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれており、世界で最も多く栽培されているのはヘイワード種です。
さまざま栽培品種があり、「スーパーエメラルド」など自家受粉生のあるタイプのものや、中央が赤い「紅妃(こうひ)」もあります。
キウイフルーツを植えるには開花時期に合った品種を選ぶ必要があり、雌木にセンセーションアップル、雄木にジャンボイエロー孫悟空の組み合わせをおすすめします。
グリーンキウイは一般的なキウイフルーツで、中身が緑色をしていて、中心には黒ゴマのような種子があります。
ゴールデンキウイは黄色い果肉をしていて、グリーンキウイよりも酸味が抑えられていて、甘く食べやすい品種です。
新品種の「レッドキウイ」は果肉が赤い品種で、小ぶりでベリーのような上品な甘さを持っています。
雌株・雄株は木の姿形や外見は全く同じですが、花の形で見分けます。
雌株の花は、中心に噴水のような白い雌しべがあり、雄株の花は黄色い花粉がついた多数の雄しべがあります。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
キウイフルーツのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①キウイフルーツの育て方(環境、土、肥料、水やり)
キウイフルーツは病害虫に強く、樹勢が旺盛でたくさんの実をつけ、栽培の手間もかからない家庭菜園向きの果樹です。
キウイフルーツは、風通しと日当たり良好な場所で育てます。
水はけ・水もちのよい土壌を好むので、庭土に腐葉土などを混ぜ込み、鉢植えの場合は市販の園芸用培養土を使用して植え付けます。
キウイフルーツは元肥が必要で、植え付け時・庭植えは11月・鉢植えは2月与え、追肥を庭植えは7月と9月、鉢植えは6月と9月に与えます。
化成肥料(チッ素N‐リン酸P‐カリK=8‐8‐8など)や堆肥など有機肥料を与えます。
庭植えの場合は降雨に任せ、乾燥している場合や鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出だすくらいたっぷり水やりします。
②キウイフルーツの画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?栄養は豊富なの?効果や効能は?
キウイフルーツは、良い香りの白い6枚の花びらの花を下向きに咲かせます。
葉は分厚くごわごわした触感で、縁にはトゲ状のギザギザがあり、円形または広卵形です。
キウイフルーツはビタミン・食物繊維・カリウムが豊富で、免疫力アップや、美肌効果・疲労軽減・便秘改善・むくみ予防に効果があります。
③キウイフルーツの美味しい食べ方は?追熟させる方法や期間はどれくらい?食べ頃の見分け方は?皮ごと食べれるの?保存の仕方は?
キウイフルーツのおすすめの食べ方は、キウイフルーツを冷蔵庫で冷やし、半分に切ってそのままスプーンですくって食べる方法です。
キウイフルーツの皮は食べられ、キウイフルーツに弾力を感じるくらいが食べごろです。
早く追熟させたい場合は2週間程度フルーツと一緒にビニール袋に入れて常温で、食べごろになったら冷蔵庫に保管します。
④キウイフルーツの旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?
キウイフルーツの収穫時期は10月下旬~11月中旬の秋頃で、キウイフルーツの果皮の地色が茶色になったら収穫のサインです。
キウイフルーツは中国原産のオニマタタビをニュージーランドで品種改良した品種で イタリア・中国・ニュージーランドが主な生産地となっています。
⑤キウイフルーツの値段や販売価格はいくらぐらいなの?美味しいものの見分け方は?
キウイフルーツは1個100円点程度から販売されていて、苗木は2,000円程度から販売されています。
美味しいキウイフルーツの見分け方は、ふっくらとした楕円形で重量感があるものを選びましょう。
グリーン種は全体にうぶ毛が密生しているもの、イエロー種は果皮がなめらかなものが良いです。
⑥キウイフルーツの鉢植えで育てる際の苗木の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
キウイフルーツの植え付け・植え替え適期は11月上旬頃で、関東地方以北の寒冷地域では翌春の3月がおすすめです。
果実をつけるためには、1本のメスの木にオス木を接いである苗以外は、花の時期が合っている雄株と雌株を用意します。
庭植えの場合は3m以上の間隔をとり深植えにならないよう植え付け、水をしっかり与え、支柱を立て誘引します。
鉢植えの場合は8号以上の鉢を用意し、植えつけ十分に水を与えたら、支柱を立て誘引します。
⑦キウイフルーツの手入れ!剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
キウイフルーツの剪定適期は1~2月で、樹形を整え枝の先端を切り戻したり、徒長枝や込み合った枝などを剪定したりします。
葉数が確保できたら、込みすぎないように茎や枝の最先端の芽を摘み(摘心)、二度伸びたら伸びないうちにわき芽を摘み取ります(芽かき)。
6月下旬から7月上旬にたくさん実がつきすぎているようなら、ほかよりも小さい実や形が悪い実を選んで葉4〜5枚につき1個の実まで間引きます。
⑧キウイフルーツの増やし方!挿し木や接木の方法や種まき時期と種まきのポイントは?発芽するまでの日数は?
休眠挿しは1~2月に芽の膨らんだ剪定した2~3芽の枝を保存し、3月下旬~4月上旬に鹿沼土などに挿します。
縁枝挿しは6月下旬~7月上旬に行い、その年のすでに堅くなっている新梢を3節くらいで切り、頂芽に1葉だけ残して用土に挿します。
接木の適期は1月で、接ぐ枝を1~2芽切り口を斜めに調整し、台木に切れ込みを入れ、台木・穂木で重なり合うように枝同士をテープで固定します。
種を用土にまき、明るい日陰で土が乾かないように管理すると、1カ月程度で発芽します。
⑨キウイフルーツのかかりうる病気や害虫の対策方法は?枯れる(枯れた)原因や花が咲かない原因の対策方法は?
花腐細菌病・かいよう病は細菌が原因で、植物の傷口から侵入して伝染しするので、風対策を怠らず剪定を行う場合は傷口に適切な処理をします。
感染した場合は治療する薬剤はありませんので、発病したら速やかに感染部位を切断してください。
むやみに枝を傷つけず、剪定ばさみは殺菌したものを使い、切り口には癒合剤を塗布した方がよいでしょう。
キウイフルーツが枯れる場合は、水切れや根腐れが原因が考えられ、水切れの場合は適切に水を与えましょう。
葉が変色している、土の水はけが悪い場合は根腐れを起こしている可能性がありますので、腐った根をカットし新しい用土に植え替えを行います。
キウイフルーツの花が付かないのは、肥料や水分の不足・剪定しすぎ・窒素肥料が多い・前年度実をつけすぎたことが原因です。
⑩キウイフルーツの花言葉や漢字や学名や英語名はなに?名前の由来は?
キウイフルーツの花言葉は「豊富」「生命力」、漢字は「彌猴桃」「鬼木天蓼」「支那猿梨」、学名は「Actinidia deliciosa」、英語は「kiwifruit」です。
名前の由来は、茶色の毛で覆われた果実がニュージランドの鳥であるキウイバードに似ているからという説と、ニュージーランド人を指す「キウイ」から来たとする説があります。
⑪キウイフルーツの種類や品種は何があるの?新品種はどれ?オスメス(雄雌)の見分け方は?グリーンとゴールドの違いは?
キウイフルーツはもともとは「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれており、世界で最も多く栽培されているのはヘイワード種です。
グリーンキウイは一般的なキウイフルーツで、中身が緑色をしていて、中心には黒ゴマのような種子があります。
ゴールデンキウイは黄色い果肉をしていて、グリーンキウイよりも酸味が抑えられていて、甘く食べやすい品種です。
新品種の「レッドキウイ」は果肉が赤い品種で、小ぶりでベリーのような上品な甘さを持っています。
雌株の花は、中心に噴水のような白い雌しべがあり、雄株の花は黄色い花粉がついた多数の雄しべがあるので見分けられます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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