みなさんこんにちは。
今回は、ヤシャゼンマイについてまとめていきたいと思います。
ヤシャゼンマイは、北海道南部から九州まで生育するシダ類ゼンマイ科ゼンマイ属の日本固有の多年草です。
大雨が降って増水した時には、水に浸かってしまうような渓流の岩場に生えています。
また観賞用としても栽培されています。
今回は、ヤシャゼンマイについてのポイント、
以上3個の点についてお伝えします。
まずはヤシャゼンマイの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヤシャゼンマイの育て方は?
ヤシャゼンマイは、涼し気な佇まいが好まれ、草もの盆栽として育てられています。
成長して株が増えていき、根も張ると、趣のある風情をもたらしてくれます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヤシャゼンマイが好む環境についてお伝えします!
ヤシャゼンマイの育て方!環境はどうする?
ヤシャゼンマイは、春は日が当たる場所でもいいですが、夏には、葉焼けしないように半日蔭に移動してあげましょう。
次は、ヤシャゼンマイに適した用土についてお伝えします!
ヤシャゼンマイを育てる際の適した用土は何?
ヤシャゼンマイの用土は、ケト土や、鹿沼土が適しています。それに赤玉土を混ぜて作ります。
ケト土を中央に盛り上げるようにすると見栄えも良くなります。
市販の山野草用の土や観葉植物用の土を使用しても構いません。
次は、ヤシャゼンマイに必要な肥料についてお伝えします!
ヤシャゼンマイの育て方!肥料はどうする?
肥料は与え過ぎに注意して、春と秋に液体肥料を2~3回与えます。
では次は、ヤシャゼンマイの水やりポイントについてお伝えします!
ヤシャゼンマイを育てる際の水の量はどうする?
土が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
水切れには注意しますが、水やりが多すぎると根腐れをしてしまいます。
室内が乾燥している時には、霧吹きで水を吹きかけてあげましょう。
以上で基本的なヤシャゼンマイの育て方については終わりです。
次はヤシャゼンマイの写真をお見せします!
ヤシャゼンマイの画像(写真)!特徴や分布は?レッドデータに載っているの?
ヤシャゼンマイの葉は根元から生い茂ります。そして2種類の葉があります。
一つは、胞子のうが付いていない栄養葉です。
栄養葉は、長さ20~45cm、幅15~30cmです。
葉の小羽片は、渓流の流れにも耐えられるように、抵抗を受けにくい細い楕円形となっています。
もう一つは胞子のうが付いている胞子葉です。
羽片が幅2~4mmと狭いです。
胞子のうをたくさんつけて、胞子を飛ばすと、枯れてしまいます。
ヤシャゼンマイは多くの自治体で準絶滅危惧種として、レッドリストに載っています。
ヤシャゼンマイは北海道南部から九州まで分布し、栽培もできる植物ですが、自然の中では渓流がある場所と限られています。
河川の氾濫が起きたりすると、環境も変わってしまい、生育できない場所となることもあります。
また園芸用として多く採集され、数も少なくなってきています。
よって準絶滅危惧種となり、見守る必要がある植物です。
それでは最後に、ヤシャゼンマイの開花時期をお伝えします!
ヤシャゼンマイの胞子を飛ばす季節はいつ頃なの?
ヤシャゼンマイの胞子葉は、4月~5月に出てきます。
直立して栄養葉よりも伸びていきます。
葉の裏側には胞子のうが付き、やがて熟してはじけ、胞子が周辺に飛びます。
胞子を飛ばしてしまうと、胞子葉は枯れます。
また、他のゼンマイの種類では、レガリスゼンマイもありますよ。
レガリスゼンマイは食べることもできますよ。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ヤシャゼンマイのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは3個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヤシャゼンマイの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヤシャゼンマイは、夏は直射日光が当たらない半日蔭に移動します。
用土は、ケト土や鹿沼土に、赤玉土を混ぜて作ります。
市販の山野草用の土、観葉植物用の土でも構いません。
水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えます。
水切れにならないように注意します。
②ヤシャゼンマイの画像(写真)!特徴や分布は?レッドデータに載っているの?
栄養葉と胞子葉と、2種類の葉があります。
栄養葉の小羽片は、渓流の水の流れに耐えられるように、抵抗の少ない細い楕円形になっています。
胞子葉には胞子のうが付き、胞子が飛んだあとは枯れます。
ヤシャゼンマイは、渓流がある場所で生育するので、生育場所が限られています。
また園芸用として採集されたりして、少なくなってきています。
そこで多くの自治体では、準絶滅危惧種として、レッドリストに載せています。
③ヤシャゼンマイの胞子を飛ばす季節はいつ頃なの?
ヤシャゼンマイの胞子葉は、4月~5月に伸びてきます。
葉の裏に胞子のうが付き、熟すとはじけて胞子が飛びます。飛んだあと胞子葉は、枯れます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、sega7様より、本文画像は、庭男様より)
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