みなさんこんにちは。
今回は、オニドコロについてまとめていきたいと思います。
オニドコロは、ヤマノイモ科のヤマノイモ属に属するつる性の多年草です。
北海道から九州の山や野原で自生していて、散策しているとよく見ることができます。
漢字では、「鬼野老」と書きます。
根茎のひげ根が多いところから、老人に似ていると、長寿を願う正月の飾りとする風習もあります。
今回は、オニドコロについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずはオニドコロの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
オニドコロの育て方は?
オニドコロは、自然薯と同じヤマノイモ属なので、自然薯と同じように栽培します。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、オニドコロが好む環境についてお伝えします!
オニドコロの育て方!環境はどうする?
オニドコロは、日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。
次は、オニドコロに適した用土についてお伝えします!
オニドコロを育てる際の適した用土は何?
オニドコロを植え付ける時に、畑に1㎡あたり一握りの苦土石灰を蒔き、混ぜておきます。
次は、オニドコロに必要な肥料についてお伝えします!
オニドコロの育て方!肥料はどうする?
肥料は特に必要としませんが、もし与えるなら、毎月化成肥料を少量与えます。
では次は、オニドコロの水やりポイントについてお伝えします!
オニドコロを育てる際の水の量はどうする?
オニドコロの水やりは、基本的には雨水で足りますが、しばらく雨が降らず土が乾燥していたら、水やりをします。
以上で基本的なオニドコロの育て方については終わりです。
次はオニドコロの写真をお見せします!
オニドコロの画像(写真)!特徴は?
オニドコロの葉は互生していて、大きさは5~12cmです。
葉の形は円心形から三角状心形であり、先は長くとがっています。
葉柄は3~7cmです。
花は、雌花と雄花とがあります。
雌花の花序は下に垂れ、雄花の花序は直立します。
どちらとも花の大きさは直径約5㎜で、花びらは6枚あり、平たく咲きます。
雄花には子房があり、柱頭は3つに裂けます。
次に、オニドコロの開花時期をお伝えします!
オニドコロの開花時期や季節はいつ頃なの?
オニドコロの開花時期は、7月~8月です。
真夏に薄緑色の小さい花を咲かせます。
次は、オニドコロの値段や販売価格をお伝えします!
オニドコロの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
オニドコロは、流通されることはあまりありません。
自然薯の種イモは、種イモの植え付けが行われる3月~4月の時期に販売されます。
自然薯の種イモの販売価格は、品種にもよりますが、1㎏あたりで2000円前後です。
次に、オニドコロの根や葉は食べる事ができるのかをお伝えします!
オニドコロの根や葉は食べる事ができるの?
オニドコロの根茎は自然薯のように年々肥大していきます。
しかし有毒であるため、そのまま食べると危険です。
灰汁で煮て毒を抜き食用とすることもできますが、とても苦いです。
オニドコロは、漢方では「萆薢(ヒカイ)」と呼ばれています。
根茎を干して乾燥させ、漢方薬として膝や腰の痛みなどに用いられています。
オニドコロの葉は食べることはありません。
それでは最後に、オニドコロとヤマノイモや自然薯やムカゴの違いをお伝えします!
オニドコロとヤマノイモや自然薯やムカゴの違いはなに?
オニドコロはヤマノイモ属に属しているので、ヤマノイモの仲間となり、同じくヤマノイモ属の自然薯にもよく似ています。
自然薯は食用として一般的となり、ヤマノイモと言えば自然薯のことを指すようになってきています。
オニドコロと自然薯の違いは3つあります。
まず葉に違いがあります。
オニドコロの葉は、茎に互い違いで生える互生です。
また葉の形は、丸みを帯びたハート形です。
自然薯の葉は、茎に向かい合って生える対生です。
また葉の形は、細長いハート形です。
次に根茎の伸び方に違いがあります。
オニドコロの根茎は、枝分かれが多く、横に伸びていきます。
自然薯の根茎は、枝分かれせず、下に伸びていきます。
そしてムカゴの有無があります。
オニドコロには、ムカゴは付きません。
自然薯には、9月~11月頃、葉の根元にムカゴが付きます。
ムカゴは、数珠玉大ぐらいの大きさで、小さなジャガイモのような感じです。
塩ゆでなどして食べることもできます。
オニドコロと自然薯は似ていますが、オニドコロは有毒なので、間違えて食べると危険です。
自生している自然薯を掘り出す時は、注意が必要です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
オニドコロのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オニドコロの育て方(環境、土、肥料、水やり)
オニドコロは、日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。
オニドコロの種イモを植え付ける時、畑に苦土石灰を混ぜます。
肥料は、化成肥料を毎月与えます。
水やりは、土が乾燥してきたら水やりをします。
②オニドコロの画像(写真)!特徴は?
オニドコロの葉は互生して生え、円心形から三角状心形で先は尖っています。
雌花と雄花があり、雌花の花序は下に垂れ、雄花は直立しています。
③オニドコロの開花時期や季節はいつ頃なの?
オニドコロの開花時期は7月~8月で、薄緑色の小さい花を咲かせます。
④オニドコロの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
オニドコロは、流通されることはあまりありません。
自然薯の販売価格は、品種にもよりますが、1㎏あたりで2000円前後です。
⑤オニドコロの根や葉は食べる事ができるの?
オニドコロは、有毒であり、味も苦く、食用としては向いていませんが、漢方としては使用されています。
葉を食べることはありません。
⑥オニドコロとヤマノイモや自然薯やムカゴの違いはなに?
オニドコロは、葉が互生し、大きなハート形していて、根茎は横に伸び、ムカゴは付きません。
自然薯は、葉が対生し、細長いハート形をしていて、根茎は下に伸び、ムカゴが付きます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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