みなさんこんにちは。
今回は、オモダカについてまとめていきたいと思います。
オモダカは、オモダカ科オモダカ属に属する多年草の水性植物です。
原産地はアジアや東ヨーロッパで、日本では、北海道〜沖縄の湖沼やため池、水路、水田などに自生しています。
学名は、「Sagittaria trifolia」です。
今回は、オモダカについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずはオモダカの育て方からお伝えします！
目次(クリックで飛べます)
オモダカの育て方(栽培方法)は？メダカを育てる際に使えるの？
オモダカは、初心者の方でも育てやすい水性植物です。
もちろん、メダカを育てる際にも使うことができます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、オモダカが好む環境についてお伝えします！
オモダカの育て方！環境はどうする？
オモダカは、日当たりの良い場所で育てましょう。
日陰では育たないので注意しましょう。
また、池で育てることができますが、水深を深くしないように水深10cmまでの環境で育てましょう。
次は、オモダカに適した用土についてお伝えします！
オモダカを育てる際の適した用土は何？
オモダカは、除草剤などが使われていない田んぼの土で育てるのが最適です。
手に入らない場合は、荒木田土、または水性植物用の培養土などの重くて泥質の土を使用しましょう。
次は、オモダカに必要な肥料についてお伝えします！
オモダカの育て方！肥料はどうする？
オモダカは、肥沃な土壌を好みます。
5月～10月の間、油かすと骨粉の等量配合の親指大のものを、月に1回、5号鉢で4～5個施しましょう。
その際、用土に埋め込んで浮かないようにしてください。
では次は、オモダカの水やりポイントについてお伝えします！
オモダカを育てる際の水の量はどうする？
オモダカは、池や容器に鉢ごと沈め、常に水に根を浸しておくようにしましょう。
水深は表土の上、1cm～5cmほどあれば十分です。
以上で基本的なオモダカの育て方については終わりです。
次はオモダカの写真をお見せします！
オモダカの画像(写真)！花や葉の特徴は？田んぼで見ることができるの？
オモダカは、花期になると白くて花径2cmほどの小さな花を咲かせます。
花弁は3枚で、黄色い雄しべと雌しべが特徴的で、花弁の白と中心の黄色のコントラストが美しいです。
葉は根元にまとまって付くのが特徴的で、長い葉柄がある独特の矢じり形をしています。
葉柄は、長さ15cm〜60cmほどで、葉が人面のように見えるところから面高（オモダカ）という名前が付けられたそうです。
次に、オモダカの開花時期をお伝えします！
オモダカの開花時期や季節はいつ頃なの？
オモダカの開花時期は、7月～10月です。
また、多年草なので環境さえ合えば毎年花がみられます。
次は、オモダカの値段や販売価格をお伝えします！
オモダカの値段や販売価格はいくらぐらいなの？
オモダカは、1株600円～900円ほどで販売されています。
3株ほどで販売されているものもありますので、お好きなものを選んでみてください。
それでは次に、オモダカの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします！
オモダカの種まき時期と種まきのポイントは？
オモダカは、こぼれ種でも増える水性植物です。
そのため、花期の後に種を採取したらそのまま水中に撒いておけば発芽するでしょう。
しかし、種から増やすよりも分球して増やした方が早く、簡単に増やすことができます。
次は、オモダカにおすすめの駆除方法(除草方法)や除草剤をお伝えします！
オモダカを球根から駆除したい！おすすめの駆除方法(除草方法)や除草剤は？
オモダカを球根から駆除するには、「レブラス」という除草剤がおすすめです。
アルテアという成分を配合しているので、多年生雑草に強く、地上部だけでなく塊茎も減らすことができる水稲用中後期除草剤です。
レブラスは、1㎏粒剤に加えてジャンボ剤もラインナップしていて、ジャンボ剤はパックを畦畔から投げ込むだけで、水田に入る必要もなく、楽に除草することができます。
次に、オモダカは食べることができるのかをお伝えします！
オモダカは食べることができるの？
オモダカは、地下茎の先端に塊茎（カイケイ）を作り、繁殖する性質があります。
この塊茎は、お正月のおせち料理に用いられるクワイのことを指します。
クワイは、オモダカの栽培変種で、中国で作られた食用のオモダカです。
次は、オモダカとウリカワやヘラオモダカとの違いをお伝えします！
オモダカとウリカワやヘラオモダカとの違いはなに？
（ウリカワ）
ウリカワも、オモダカと同じく、オモダカ科オモダカ属の水生植物です。
オモダカと違い、花の見た目は似ていますが花径は1.5cm～2cmほどと小さく、また、葉の形が全く違い、ロゼットから葉柄のない15cmほどの葉を伸ばすのが特徴です。
（ヘラオモダカ）
また、ヘラオモダカは、オモダカ科サジオモダカ属に抽水〜湿性植物です。
花茎を伸ばすと1mを超える大形の株まであり、直立する葉より長い花茎を持ち、葉はヘラ状で花はまばらに付き、オモダカと違い両性花です。
次に、オモダカの花言葉をお伝えします！
オモダカの花言葉はなに？漢字でどう書くの？
オモダカの花言葉は、「信頼」・「高潔」です。
「高潔」という花言葉は、オモダカが育つ場所に由来しているそうです。
植物は湿った場所を嫌うものが多いですが、植物が育ちにくい湿った場所で花を咲かすオモダカの様子が「高潔」に見えたことから、花言葉がつけられたそうです。
また、漢字で書くと「沢瀉」・「澤瀉」・「面高」です。
それでは最後に、オモダカの種類や品種をお伝えします！
オモダカの種類や品種は何があるの？
オモダカが属するオモダカ属の植物は、世界中に約20種が分布しています。
その中でも以下のものをご紹介します。
①八重オモダカ
オモダカの八重咲きの園芸品種で、性質は普通のオモダカとあまり変わりません。
②ナガバオモダカ
「めだかが喜ぶ水草」とも呼ばれていて、水草として人気がありますが、要注意外来生物の指定を受けているので増えすぎても野外の川や池に投げ捨てたり、植え付けるのはやめましょう。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
オモダカのまとめ！
いかがでしたでしょうか？今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか？1個ずつ振り返っていきましょう！
①オモダカの育て方(環境、土、肥料、水やり)
オモダカは、日当たりの良い場所で育てましょう。
除草剤などが使われていない田んぼの土で育てるのが最適で、肥沃な土壌を好みます。
また、オモダカは、池や容器に鉢ごと沈め、常に水に根を浸しておくようにしましょう。
水深は表土の上、1cm～5cmほどあれば十分です。
②オモダカの画像(写真)！花や葉の特徴は？田んぼで見ることができるの？
オモダカは、花期になると白くて花径2cmほどの小さな花を咲かせます。
花弁は3枚で、黄色い雄しべと雌しべが特徴的で、花弁の白と中心の黄色のコントラストが美しいです。
葉は根元にまとまって付くのが特徴的で、長い葉柄がある独特の矢じり形をしています。
葉柄は、長さ15cm〜60cmほどで、葉が人面のように見えるところから面高（オモダカ）という名前が付けられたそうです。
③オモダカの開花時期や季節はいつ頃なの？
オモダカの開花時期は、7月～10月です。
④オモダカの値段や販売価格はいくらぐらいなの？
オモダカは、1株600円～900円ほどで販売されています。
⑤オモダカの種まき時期と種まきのポイントは？
オモダカは、こぼれ種でも増える水性植物です。
そのため、花期の後に種を採取したらそのまま水中に撒いておけば発芽するでしょう。
⑥オモダカを球根から駆除したい！おすすめの駆除方法(除草方法)や除草剤は？
オモダカを球根から駆除するには、「レブラス」という除草剤がおすすめです。
アルテアという成分を配合しているので、多年生雑草に強く、地上部だけでなく塊茎も減らすことができる水稲用中後期除草剤です。
レブラスは、1㎏粒剤に加えてジャンボ剤もラインナップしていて、ジャンボ剤はパックを畦畔から投げ込むだけで、水田に入る必要もなく、楽に除草することができます。
⑦オモダカは食べることができるの？
オモダカは、地下茎の先端に塊茎（カイケイ）を作り、繁殖する性質があります。
この塊茎は、お正月のおせち料理に用いられるクワイのことを指します。
クワイは、オモダカの栽培変種で、中国で作られた食用のオモダカです。
⑧オモダカとウリカワやヘラオモダカとの違いはなに？
ウリカワも、オモダカと同じく、オモダカ科オモダカ属の水生植物です。
オモダカと違い、花の見た目は似ていますが花径は1.5cm～2cmほどと小さく、また、葉の形が全く違い、ロゼットから葉柄のない15cmほどの葉を伸ばすのが特徴です。
また、ヘラオモダカは、オモダカ科サジオモダカ属に抽水〜湿性植物です。
花茎を伸ばすと1mを超える大形の株まであり、直立する葉より長い花茎を持ち、葉はヘラ状で花はまばらに付き、オモダカと違い両性花です。
⑨オモダカの花言葉はなに？漢字でどう書くの？
オモダカの花言葉は、「信頼」・「高潔」です。
また、漢字で書くと「沢瀉」・「澤瀉」・「面高」です。
⑩オモダカの種類や品種は何があるの？
オモダカが属するオモダカ属の植物は、世界中に約20種が分布しています。
その中には、「八重オモダカ」や「ナガバオモダカ」などがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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