みなさんこんにちは。
今回は、ムクゲ(木槿)についてまとめていきたいと思います。
ムクゲはアオイ科の植物で、原産地は中国になります。
またムクゲは韓国の国花になります。
朝鮮半島では「槿域(きんいき:槿はムクゲの意味で『ムクゲが咲く所』という意味)」と呼ばれており、ムクゲの国を意味する「槿花郷」と呼ばれています。
学名は「Hibiscus syriacus」です。
今回は、ムクゲ(木槿)についてのポイント、
以上15個の点についてお伝えします。
まずはムクゲ(木槿)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ムクゲ(木槿)の育て方(栽培方法)は?小さく育てる方法はあるの?
ムクゲは生長が旺盛なので鉢植えにはあまり向かず、庭植えがオススメです。
ムクゲは成長が早いため、剪定しないと幹が太くなります。
小さく育てたい場合は、小まめに幹の剪定をして小さい状態にて管理していく必要があります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ムクゲ(木槿)が好む環境についてお伝えします!
ムクゲ(木槿)の育て方!環境はどうする?日陰でも育つの?
ムクゲを育てる環境としては、日当たりの良い場所で管理します。
また、ムクゲは強健な植物であるため、細かな環境選びで必要ありません。
日陰で育てることも可能ですが、花の付きが悪くなります。
次は、ムクゲ(木槿)に適した用土についてお伝えします!
ムクゲ(木槿)を育てる際の適した用土は何?
ムクゲを育てる場合は、土質は選びませんが極端な感想を嫌うため、水持ちの良い用土を使用します。
使用する用土としては、市販の花木用培養土を使用します。
次は、ムクゲ(木槿)に必要な肥料についてお伝えします!
ムクゲ(木槿)の育て方!肥料はどうする?
ムクゲを育てる際は、開花前(7~9月)に追肥として緩効性の肥料を少量与えると花つきが良くなります。
また、冬場に寒肥として固形の油かすなどの有機質肥料を与えましょう。
では次は、ムクゲ(木槿)の水やりポイントについてお伝えします!
ムクゲ(木槿)を育てる際の水の量はどうする?
ムクゲを育てる際の水やりは、特に必要ありません。
ただし、夏場の極端な乾燥を嫌うため、水枯れを起こさないように用土が乾燥していたら与えます。
以上で基本的なムクゲ(木槿)の育て方については終わりです。
次はムクゲ(木槿)の写真をお見せします!
ムクゲ(木槿)の画像(写真)!樹形や樹高の特徴は?耐寒性はあるの?
ムクゲは高さ1~2m程度と大きく、直径5~10cm程の大きな花を咲かせます。
ムクゲの花色は紫色や赤色や白色など様々で、咲き方も八重咲きや一重咲きなどがあります。
またムクゲの花は朝に花を開き、夜にはしぼんで閉じるというサイクルを繰り返します。
耐寒性や耐暑性どちらにもムクゲですが、日本では夏や秋の植物として知られています。
次に、ムクゲ(木槿)の開花時期をお伝えします!
ムクゲ(木槿)の開花時期や紅葉の季節はいつ頃なの?
ムクゲの開花時期は夏期(7~9月)になります。
ムクゲは一日花であるため、午前中から午後の早めの時間のうちに鑑賞しましょう。
ムクゲの葉はモミジと同様に10~11月頃に紅葉期を迎えます。
葉色は赤色まではいきませんが、黄色に変色します。
次は、ムクゲ(木槿)の値段や販売価格をお伝えします!
ムクゲ(木槿)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ムクゲの販売価格は、3000円~4000円と他の植物と比べると値段は高めになります。
ムクゲは大きく成長する植物ですので、見ごたえも良く鑑賞にはオススメの植物ですので、是非購入して育てはいかがでしょうか。
それでは次に、ムクゲ(木槿)の苗の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期やポイントをお伝えします!
ムクゲ(木槿)の苗の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期やポイントは?
ムクゲの植え付けの時期は、12~3月です。
植え込む際は、根鉢より一回り大きな穴を掘り腐葉土や完熟堆肥などを混ぜ込みます。
葉が4~5枚ほど展開してきたら、間引きを行い良い苗のみ育てていきます。
丈が20cm程度になったら定植し育てていきます。
次は、ムクゲ(木槿)の鉢植えや地植え(庭植え)で育てる際のポイントをお伝えします!
ムクゲ(木槿)の鉢植えや地植え(庭植え)で育てる際のポイントは?
ムクゲは成長が早く、根をぐんぐんと伸ばすため、広い環境下で育てられる庭植えがオススメです。
庭植えの場合は、鉢より一回り大きな穴に元肥と合わせて植えこみます。
植え付け後は用土が乾き始めてから水を与える程度で大丈夫です。
鉢植えの場合は、根鉢よりも大きな鉢に植えつけ、たっぷりと水を与えます。
次に、ムクゲ(木槿)の手入れをお伝えします!
ムクゲ(木槿)の手入れ!剪定(切り戻し)の時期や方法は?
ムクゲは伸びた枝に花芽を作るため、剪定をする際は花芽を切り落とさないように注意が必要です。
剪定の時期としては落葉期である11~3月に行います。
ムクゲは剪定に強いため、短く刈り込んでもすぐに芽吹きますが、ひこばえが出やすく放っておくとガタガタに乱れる原因となるので好みに樹形に応じて適宜地際から選定してあげます。
次は、ムクゲ(木槿)の増やし方をお伝えします!
ムクゲ(木槿)の増やし方!挿し木の時期や方法は?
ムクゲは挿し木で増やすことができます。
挿し木の時期としては、葉が出る前の3~4月が適しています。
挿し木のやり方としては、市販の挿し木用の用土に葉が触れる程度の間隔で挿し込みます。
それでは次に、ムクゲ(木槿)の種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
ムクゲ(木槿)の種まき時期と種まきのポイントは?
ムクゲの種まき時期としては4月になります。
種を播く際は種同士が重ならないように播き、軽く覆土します。
栽培中は水枯れを起こさないように注意が必要です。
次は、ムクゲ(木槿)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
ムクゲ(木槿)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?アブラムシ駆除のやり方は?
ムクゲで発生しやすい害虫としては、アブラムシハダニやハマキムシです。
どの害虫も枯らすことはありませんが、樹勢を弱まらせて花数を減らす原因となるので、見つけ次第薬剤散布して駆除します。
アブラムシの駆除方法としては殺虫が最も一般的です。
種まきの時期や苗の植え付け時に粒剤を使用すると効果的です。
次に、ムクゲ(木槿)の花が咲かない原因や蕾が落ちる原因をお伝えします!
ムクゲ(木槿)の花が咲かない原因や蕾が落ちる原因は?
ムクゲの花が咲かない原因としては花芽を切ってしまう事や当たりの悪さによる影響が考えられます。
ムクゲは伸ばした枝に花芽を付けるため、剪定をした際に誤って切ってしまうことがあるので注意が必要です。
ムクゲの蕾が落ちてしまう原因としては、急激な環境の変化が考えられます。
耐寒性や耐暑性には強い植物ですが、急激な温度変化などがあると対応するために蕾を落とすことがあります。
次は、ムクゲ(木槿)が枯れる(枯れた)原因と対策方法をお伝えします!
ムクゲ(木槿)が枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
ムクゲが枯れる原因としては、根詰まりが大きな原因として考えられます。
ムクゲは成長早く根をどんどん伸ばすため、鉢などで育てるとすぐに根が詰まってしまいます。
対処法としては、大きな鉢へと移し替えてあげること又は広い場所に植え替えてあげることです。
それでは次に、ムクゲ(木槿)に似た花をお伝えします!
ムクゲ(木槿)に似た花は何がある?ハイビスカスやフヨウやアオイとの違いは?
ムクゲに似た花として、「ハイビスカス」や「フヨウ」、「アオイ」などがあります。
これらの花の見分け方として、葉の違いを捉えることです。
ムクゲの葉は花より小さく、掌を広げたような形をしています。
ハイビスカスの葉は、葉にツヤがあり切れ込みが浅いのが特徴です。
フヨウの葉は、花と同じくらいの大きさで、濃い緑色をしているのが特徴です。
アオイの葉は、5~7裂し鋸歯をがあるのが特徴です。
次は、ムクゲ(木槿)の花言葉をお伝えします!
ムクゲ(木槿)の花言葉はなに?漢字や英語でどう書くの?
ムクゲの花言葉は、「新しい美」「信念」です。
「新しい美」は、新たな花が次々と咲き続ける様子が由来となっているようです。
「信念」は、過去に十字軍によってシリアより運ばれてきたことが由来となっているようです。
ムクゲは漢字では「木槿」、英語では「 Hibiscus syriacus」です。
名前の由来は、音読みの「もくきん」が転訛したものになります。
それでは最後に、ムクゲ(木槿)の種類や品種をお伝えします!
ムクゲ(木槿)の種類や品種は何があるの?
ムクゲの種類としては「大徳寺白」「日の丸」「鳥取花笠」などがあります。
「大徳寺白」は、一重の白い花を咲かせるのが特徴です。
「火の丸」は、中心が赤色で一重の花を咲かせるのが特徴です。
「鳥取花笠」は赤紫色の花を咲かせるのが特徴です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ムクゲ(木槿)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは15個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ムクゲ(木槿)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
ムクゲを育てる環境としては、日当たりの良い場所で管理します。
ムクゲを育てる際の用土は、水持ちの良い用土を使用します。
使用する用土としては、市販の花木用培養土を使用します。
ムクゲを育てる際はの肥料は、開花前に追肥として緩効性の肥料を少量与えます。
ムクゲを育てる際の水やりは、特に必要ありません。
ただし、夏場の極端な乾燥を嫌うため、水枯れを起こさないように用土が乾燥していたら与えます。
②ムクゲ(木槿)の画像(写真)!樹形や樹高の特徴は?耐寒性はあるの?
ムクゲは高さ1~2m程度と大きく、直径5~10cm程の大きな花を咲かせます。
ムクゲの花色は紫色や赤色や白色など様々で、咲き方も八重咲きや一重咲きなどがあります。
耐寒性や耐暑性どちらにもムクゲですが、日本では夏や秋の植物として知られています。
③ムクゲ(木槿)の開花時期や紅葉の季節はいつ頃なの?
ムクゲの開花時期は夏期(7~9月)になります。
ムクゲは一日花であるため、午前中から午後の早めの時間のうちに鑑賞しましょう。
ムクゲの葉はモミジと同様に10~11月頃に紅葉期を迎えます。
④ムクゲ(木槿)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ムクゲの販売価格は、3000円~4000円と他の植物と比べると値段は高めになります。
⑤ムクゲ(木槿)の苗の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期やポイントは?
ムクゲの植え付けの時期は、12~3月です。
植え込む際は、根鉢より一回り大きな穴を掘り腐葉土や完熟堆肥などを混ぜ込みます。
葉が4~5枚ほど展開してきたら、間引きを行い良い苗のみ育てていきます。
⑥ムクゲ(木槿)の鉢植えや地植え(庭植え)で育てる際のポイントは?
ムクゲは成長が早く、根をぐんぐんと伸ばすため、広い環境下で育てられる庭植えがオススメです。
庭植えの場合は、鉢より一回り大きな穴に元肥と合わせて植えこみます。
植え付け後は用土が乾き始めてから水を与える程度で大丈夫です。
鉢植えの場合は、根鉢よりも大きな鉢に植えつけ、たっぷりと水を与えます。
⑦ムクゲ(木槿)の手入れ!剪定(切り戻し)の時期や方法は?
ムクゲは伸びた枝に花芽を作るため、剪定をする際は花芽を切り落とさないように注意が必要です。
剪定の時期としては落葉期である11~3月に行います。
ムクゲは剪定に強いですが、ひこばえが出やすく放っておくとガタガタに乱れる原因となるので好みに樹形に応じて適宜地際から選定してあげます。
⑧ムクゲ(木槿)の増やし方!挿し木の時期や方法は?
ムクゲは挿し木で増やすことができます。
挿し木の時期としては、葉が出る前の3~4月が適しています。
挿し木のやり方としては、市販の挿し木用の用土に葉が触れる程度の間隔で挿し込みます。
⑨ムクゲ(木槿)の種まき時期と種まきのポイントは?
ムクゲの種まき時期としては4月になります。
種を播く際は種同士が重ならないように播き、軽く覆土します。
栽培中は水枯れを起こさないように注意が必要です。
⑩ムクゲ(木槿)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?アブラムシ駆除のやり方は?
ムクゲで発生しやすい害虫としては、アブラムシハダニやハマキムシです。
どの害虫も枯らすことはありませんが、樹勢を弱まらせて花数を減らす原因となるので、見つけ次第薬剤散布して駆除します。
アブラムシの駆除方法としては殺虫が最も一般的です。
種まきの時期や苗の植え付け時に粒剤を使用すると効果的です。
⑪ムクゲ(木槿)の花が咲かない原因や蕾が落ちる原因は?
ムクゲの花が咲かない原因としては花芽を切ってしまう事や当たりの悪さによる影響が考えられます。
ムクゲは伸ばした枝に花芽を付けるため、剪定をした際に誤って切ってしまうことがあるので注意が必要です。
ムクゲの蕾が落ちてしまう原因としては、急激な環境の変化が考えられます。
⑫ムクゲ(木槿)が枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
ムクゲが枯れる原因としては、根詰まりが大きな原因として考えられます。
ムクゲは成長早く根をどんどん伸ばすため、鉢などで育てるとすぐに根が詰まってしまいます。
対処法としては、大きな鉢へと移し替えてあげること又は広い場所に植え替えてあげることです。
⑬ムクゲ(木槿)に似た花は何がある?ハイビスカスやフヨウやアオイとの違いは?
ムクゲに似た花として、「ハイビスカス」や「フヨウ」、「アオイ」などがあります。
これらの花の見分け方として、葉の違いを捉えることです。
ムクゲの葉は花より小さく、掌を広げたような形をしています。
ハイビスカスの葉は、葉にツヤがあり切れ込みが浅いのが特徴です。
フヨウの葉は、花と同じくらいの大きさで、濃い緑色をしているのが特徴です。
アオイの葉は、5~7裂し鋸歯をがあるのが特徴です。
⑭ムクゲ(木槿)の花言葉はなに?漢字や英語でどう書くの?
ムクゲの花言葉は、「新しい美」「信念」です。
「新しい美」は、新たな花が次々と咲き続ける様子が由来となっているようです。
「信念」は、過去に十字軍によってシリアより運ばれてきたことが由来となっているようです。
ムクゲは漢字では「木槿」、英語では「 Hibiscus syriacus」です。
名前の由来は、音読みの「もくきん」が転訛したものになります。
⑮ムクゲ(木槿)の種類や品種は何があるの?
ムクゲの種類としては「大徳寺白」「火の丸」「鳥取花笠」などがあります。
「大徳寺白」は、一重の白い花を咲かせるのが特徴です。
「火の丸」は、中心が赤色で一重の花を咲かせるのが特徴です。
「鳥取花笠」は赤紫色の花を咲かせるのが特徴です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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