猫のしっぽのような形をしているネコヤナギ。
あの、ふわふわの部分が「花」なのです。
ネコヤナギは全国の川辺に生息していて、とても丈夫でたくましい樹木です。
性質も強く育てやすいので、「ガーデニングを始めたばかりだけど、樹木を育ててみたい」という方におすすめです。
今回はネコヤナギについてのポイント、
以上7つの点についてお伝えします。
まずはネコヤナギの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ネコヤナギの育て方は?
ネコヤナギは全国の川辺に自生するヤナギの1種です。
鉢植えや、盆栽に植えて育てることができます。
最初は、ネコヤナギが好む環境についてお伝えします!
ネコヤナギの育て方!環境はどうする?
川辺に生息するネコヤナギは日当たりが良く、湿り気のある場所を好みます。
水があればとても元気に育ちます。
乾燥には弱いので夏場などは注意が必要です。
まずは育てるための土を用意しましょう。
次は、ネコヤナギに適した用土についてお伝えします!
ネコヤナギを育てる際の適した用土は何?
さらさらの土よりも、粘土質の土が適しています。
配合する場合は「赤玉6:腐葉土3:ピートモス1」がおすすめの配合です。
次は、ネコヤナギに必要な肥料についてお伝えします!
肥料を与える際のポイントもあります!
ネコヤナギの育て方!肥料はどうする?
2月頃、株元に「緩効性化成肥料」を施しましょう。
肥料をあげ過ぎると、枝が伸び過ぎて樹形が乱れてしまうので、過肥には注意しましょう。
肥料をあげることで、ぐんぐん伸びるネコヤナギですが、生育に最も重要なのは「水」です。
では次は、ネコヤナギの水やりポイントについてお伝えします!
ネコヤナギを育てる際の水の量はどうする?
水が大好きで、あげ過ぎの心配はいらないくらい、水をあげて大丈夫です。
土の表面が乾く前に水をあげましょう。
特に夏は乾燥しやすいので、水不足にならないように注意しましょう。
乾燥対策として株もとに、バークチップや藁を敷いてあげる方法もあります。
以上で基本的なネコヤナギの育て方については終わりです。
次はネコヤナギの剪定時期についてお伝えします!
ネコヤナギの剪定時期とポイントは?
花が咲き終わった、4月下旬~5月下旬頃に行うのが最適です。
乱れた枝を整えてあげます。
枝が絡み合っている所などを、古い枝から切っていきましょう。
剪定は常には行わず、3~5年に1回ぐらいでいいので手がかかりません。
肥料の影響で伸びすぎてしまった場合は、形を整えるため剪定してあげてください。
苗を買ってきてほとんどの場合は、鉢植えで育てます。
理由は、夏場など日陰に移してあげるためです。
では次は、鉢植えで育てるポイントをお伝えします!
ネコヤナギを鉢植えで育てるポイントは?
苗植えの最適な時期は、葉が落ちる11~3月です。
苗よりも1周り大きな鉢を用意しましょう。
たくさんの水で根がどんどん伸びます。
年に1回は大きな鉢に植え替えをしましょう。
植え替えるときは、古い土を落として傷んだ根は切ってから、新しい土で植え替えします。
真夏以外は、日光の良く当たる風通しの良い屋外に置きましょう。
苗以外にも、盆栽の形で販売されているものも、とても人気です。
次は盆栽で育てるポイントをお伝えします!
ネコヤナギを盆栽で育てるポイントは?
盆栽も鉢植えと同様に、主に屋外での管理になります。
鑑賞で2~3日くらいは室内でも良いですが、鑑賞が済んだら外に出してあげましょう。
鑑賞で室内に置く場合は、エアコンの風と、真夏は西日が当たらない場所に置きます。
盆栽の水やりは土の状態をよく観察して、水切れを起こさないように注意します。
目安として、春と秋は1日1回、夏は1日2回、冬は2~3日に1回水を与えます。
夏場で元気がないときは、夕方に霧吹きで葉に水をかけてあげると元気になります。
普段は葉にはかけず、根元にあげましょう。
室内に置いていたら鼻がムズムズ・・・これってアレルギー!?
次は、ネコヤナギのアレルギーについてお伝えします!
ネコヤナギを育てる際はアレルギーに注意!?
ふわふわの毛が可愛らしいネコヤナギですが、じつは花粉の量がすごいんです!
ふわふわの所がまっ黄色になります。
春の花粉症の対象になっているので花粉症を持っている人は、室内に置かない方がいいでしょう。
花粉症はひどくてもやっぱり見た目が可愛いネコヤナギ。
花言葉は、やはり猫に関係するものなのでしょうか?
次は、ネコヤナギの花言葉についてお伝えします!
ネコヤナギの花言葉はなに?
花言葉は「自由」「開放感」「率直」「気まま」「親切」「努力が報われる」「思いのまま」です。
「気まま」「思いのまま」なんかは、まさに猫ですね。
ネコヤナギにはいくつか種類があります。
次は、ネコヤナギの種類についてお伝えします!
ネコヤナギの種類はなにがあるの?
ネコヤナギには次のような種類があります。
「ピンクネコヤナギ」
花穂がピンク色をしていてとても可愛い、人気の種類です。
「クロネコヤナギ」
黒い花穂がつくのが特徴です。
「ネコシダレ」
枝が垂れるタイプの希少な品種です。
「フリソデヤナギ」
ネコヤナギとバッコヤナギの雑種です。
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ネコヤナギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7つありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①ネコヤナギの育て方(環境、土、肥料、水やり)
日当たりが良く、湿り気のある場所を好みます。
水があればとても元気に育ちます。
乾燥には弱いので夏場などは注意が必要です。
②ネコヤナギの剪定時期とポイントは?
花が咲き終わった4月下旬~5月下旬頃に行うのが最適です。
乱れた枝を整えてあげます。
頻度は3~5年に1回程度で大丈夫です。
③ネコヤナギを鉢植えで育てるポイントは?
苗よりも1周り大きな鉢を用意しましょう。
たくさんの水で根がどんどん伸びます。
年に1回は大きな鉢に植え替えをしましょう。
真夏以外は、日光の良く当たる風通しの良い屋外に置きましょう。
④ネコヤナギを盆栽で育てるポイントは?
盆栽も鉢植えと同様に主に屋外での管理になります。
鑑賞で室内に置く場合は、エアコンの風と真夏は西日が当たらない場所に置いてあげましょう。
⑤ネコヤナギを育てる際はアレルギーに注意!?
春の花粉症の対象になっているので花粉症を持っている人は室内に置かない方がいいでしょう。
⑥ネコヤナギの花言葉はなに?
花言葉は「自由」「開放感」「率直」「気まま」「親切」「努力が報われる」「思いのまま」です。
⑦ネコヤナギの種類はなにがあるの?
「ピンクネコヤナギ」「クロネコヤナギ」「ネコシダレ」「フリソデヤナギ」などの種類があります。
育てる際の難易度は中級者向けですが、ネコヤナギはとても丈夫で、ポイントをおさえれば扱いやすい品種なのでぜひ育ててみてください!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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