みなさんこんにちは。
今回は、ミズキについてまとめていきたいと思います。
日本では一般的に、公園樹や街路樹などとして知られるミズキ。
「ミズキについてもっと知りたい!」「ミズキを育ててみたい!」
そんな思いを持つ方々のために、ここではミズキについての様々な事柄をご紹介していきます!
今回は、ミズキについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはミズキの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ミズキの育て方は?
まず前提として、ミズキは本来公園樹などに利用される高木です。
平均樹高は10〜15mほどにもなるため、基本的に家庭で栽培するのに向いた種ではありません。
生育を抑え小さく収めるためにはかなり苦労しますし、自然な生育を妨げることは植物にとって望ましくないことです。
栽培を決断する前に、十分な栽培場所が取れているかはしっかり確認してください。
それでは、栽培のためにはどんなことを参考にすればよいのか、ご一緒に確認していきましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ミズキが好む環境についてお伝えします!
ミズキの育て方!環境はどうする?
ミズキは日当たりがよく、水はけのよい場所を好みます。
極度の乾燥には弱いため、直射日光は避けるようにしましょう。
理想的なのは、午前中は日が当たり、かつ西日から遮られている場所です。
半日陰では生育不良を引き起こす恐れがあるため、できるだけ別の場所が望ましいですね。
風通しがよいという条件も忘れずに!
次は、ミズキに適した用土についてお伝えします!
ミズキを育てる際の適した用土は何?
ミズキは、肥沃な土を好む傾向はあるものの、基本的には土質を選びません。
しかし極端に水はけの悪い土などはもちろん生育上よくありませんので、もみ殻くん炭、または牛糞・豚糞堆肥などを混ぜ込むなどの工夫を行いましょう。
特に問題はないけれど一応土づくりをしておきたい場合は、市販の園芸用土などで十分賄えますよ。
次は、ミズキに必要な肥料についてお伝えします!
ミズキの育て方!肥料はどうする?
12月~2月頃にかけて、粒状堆肥、または油かすと骨粉を等量混ぜたものなどを与えてあげるとよいでしょう。
肥料不足は花付きの悪さや紅葉の色付きの悪さなど、生育不良の原因ともなりますので気をつけてくださいね。
では次は、ミズキの水やりポイントについてお伝えします!
ミズキを育てる際の水の量はどうする?
植え付け直後にたっぷり水を与えたら、その後は雨に任せましょう。
人の手による水やりは、真夏など乾燥する時期に様子を見て、必要そうだったら与える程度で大丈夫ですよ。
以上で基本的なミズキの育て方については終わりです。
次はミズキの写真をお見せします!
ミズキの画像(写真)!花や果実や葉の特徴は?紅葉するの?
ミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木です。
公園樹、または細工物や下駄などに加工して利用されます。
花弁が4枚ついた白い花を集団状に咲かせ、艶やかな質感で美しい葉脈の葉を持つことが特徴です。
実は球形で、黒紫のどちらかといえば燻んだ色をしています。ちなみに紅葉もしますよ。
ミズキと聞けば、「ハナミズキ」の方を連想する方が多いのではないでしょうか。
その名の通りハナミズキもまたミズキの仲間ですが、あちらはより花が目立つために「ハナ」ミズキと名付けられているんですね。
ただミズキも目立たないというわけではなく、花期には遠目から見ても木全体が白っぽく見えるほど花が咲き誇るんですよ!
是非ミズキならではの魅力を観察してみてください。
次に、ミズキの剪定のポイントをお伝えします!
ミズキの剪定のポイントは?
ミズキは比較的丈夫な植物ですので、ある程度強い剪定にも耐えることができます。
しかし、強剪定は往々にして樹形を崩してしまう危険を孕んでいます。
ですので、無理に刈り込むようなことはせず、あくまで枝を間引く程度に留めましょう。
そうすることで、綺麗な樹形を自然に保つことができますよ。
次は、ミズキの増やし方をお伝えします!
ミズキの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
ミズキは挿し木で増やすことができます。
まず、6月ごろに比較的若い枝を10〜15cmほどの長さで、切り口を斜めにして切り落とします。
このとき、切り口に発根剤を塗ってあげると根付く確率が高くなります。
その後、腐葉土や鹿沼土など水はけのよい土に挿し、乾燥させないよう注意しつつ半日陰で管理します。
2〜3ヶ月後に根付いたことを確認したら、そのまま育てて翌年に植え替えましょう。
次に、ミズキとハナミズキの違いをお伝えします!
ミズキとハナミズキの違いはなに?
ミズキとハナミズキはどちらも同じ科・属ではありますが、酷似した種というわけではありません。
1番の相違点は、先ほどもお伝えした通り花です。
ハナミズキはより花が大振りで、さらに花色も白以外に薄ピンクなどがあります。
そのため、よく観察すれば簡単に見分けられるんです。
公園などに訪れた際には見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
次は、ミズキは木材として利用できるかをお伝えします!
ミズキは木材として利用できる?
ミズキは景観を整える公園樹などとしての役割だけでなく、木材としても利用されます。
色白で軟らかく緻密という特性があるため、小さな細工物や下駄といった日用品、一部の器具などに加工されることが多いです。
反対に、木造建築などより強度が必要とされる方面には利用されにくいようです。
次に、ミズキの樹皮はなぜ赤いかをお伝えします!
ミズキの樹皮から赤い樹液が!なぜ赤いの?
時折、ミズキから分泌される樹液が赤くなることがあります。
これは、5月ごろになって気温が上がってくると、酵母菌が発生するために起きる現象です。
初見ではかなりインパクトのある光景ですが、きちんとした理由があるんですね。
次は、ミズキの花言葉をお伝えします!
ミズキの花言葉はなに?
ミズキの花言葉は「成熟した精神」「忍耐力」です。
ゆったりとした包容力を感じさせるミズキにぴったりの花言葉ですね!
それでは最後に、ミズキの種類や品種をお伝えします!
ミズキの種類や品種は何があるの?
ミズキには他にどんな仲間がいるのでしょうか?
ここではミズキ科の植物をいくつかご紹介します!
◯ハナミズキ……ミズキよりも花が大振り。庭木、街路樹として人気。
◯ヤマボウシ……果実は食用としても利用される。果実酒への加工も可。
◯ゴゼンタチバナ……いくつかの県でレッドリスト指定を受けている。
◯サンシュユ……グミに似た実を付けるため、ヤマグミとも呼ばれる。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ミズキのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ミズキの育て方(環境、土、肥料、水やり)
理想的なのは、午前中は日が当たり、かつ西日から遮られている場所です。
風通しがよいという条件も忘れずに!
ミズキは肥沃な土を好む傾向はあるものの、基本的には土質を選びません。
しかし極端に水はけの悪い土などはもちろん生育上よくありませんので、もみ殻くん炭、または牛糞・豚糞堆肥などを混ぜ込むなどの工夫を行いましょう。
12月~2月頃にかけて、粒状堆肥、または油かすと骨粉を等量混ぜたものなどを与えてあげるとよいでしょう。
植え付け直後にたっぷり水を与えたら、その後は雨に任せましょう。
人の手による水やりは、真夏など乾燥する時期に様子を見て、必要そうだったら与える程度で大丈夫ですよ。
②ミズキの画像(写真)!花や果実や葉の特徴は?紅葉するの?
ミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木です。
花弁が4枚ついた白い花を集団状に咲かせ、艶やかな質感で美しい葉脈の葉を持つことが特徴です。
ミズキも目立たないというわけではなく、花期には遠目から見ても木全体が白っぽく見えるほど花が咲き誇るんですよ!
是非ミズキならではの魅力を観察してみてください。
③ミズキの剪定のポイントは?
ミズキは無理に刈り込むようなことはせず、あくまで枝を間引く程度に留めましょう。
そうすることで、綺麗な樹形を自然に保つことができますよ。
④ミズキの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
まず、6月ごろに比較的若い枝を10〜15cmほどの長さで、切り口を斜めにして切り落とします。
このとき、切り口に発根剤を塗ってあげると根付く確率が高くなります。
その後、腐葉土や鹿沼土など水はけのよい土に挿し、乾燥させないよう注意しつつ半日陰で管理します。
2〜3ヶ月後に根付いたことを確認したら、そのまま育てて翌年に植え替えましょう。
⑤ミズキとハナミズキの違いはなに?
ミズキとハナミズキの違いの1番の相違点は、花です。
ハナミズキはより花が大振りで、さらに花色も白以外に薄ピンクなどがあります。
⑥ミズキは木材として利用できる?
色白で軟らかく緻密という特性があるため、小さな細工物や下駄といった日用品、一部の器具などに加工されることが多いです。
⑦ミズキの樹皮から赤い樹液が!なぜ赤いの?
これは、5月ごろになって気温が上がってくると、酵母菌が発生するために起きる現象です。
⑧ミズキの花言葉はなに?
ミズキの花言葉は「成熟した精神」「忍耐力」です。
⑨ミズキの種類や品種は何があるの?
ここではミズキ科の植物をいくつかご紹介します!
◯ハナミズキ……ミズキよりも花が大振り。庭木、街路樹として人気。
◯ヤマボウシ……果実は食用としても利用される。果実酒への加工も可。
◯ゴゼンタチバナ……いくつかの県でレッドリスト指定を受けている。
◯サンシュユ……グミに似た実を付けるため、ヤマグミとも呼ばれる。
家庭で栽培するにはなかなか難易度が高いミズキですが、その分育てることができたときの喜びはひとしおです。
この記事を参考にして、ぜひお手元で愛でてみてはいかがでしょうか?
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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