みなさんこんにちは。
今回は、タツナミソウについてまとめていきたいと思います。
タツナミソウは、「シソ科」「タツナミソウ属」の原産国がアジア(日本・朝鮮半島・中国など)で、草丈が5cm~40cmになる常緑性多年草です。
学名は「Scutellaria indica」。
和名は「立浪草(タツナミソウ)」・「小葉の立浪(コバノタツナミ)」です。
花色は白・紫・ピンクなどがあります。
タツナミソウ属の植物は世界中に約200種が分布していて、元々タツナミソウは、山野草で16種も自生しています。
今回は、タツナミソウについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずはタツナミソウの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
タツナミソウの育て方は?
タツナミソウは耐寒性・耐暑性のどちらもあり、さらに丈夫で繫殖力があるので育てやすい植物です。
病気や害虫もほとんどないので、放置したままでも勝手に増えていきます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、タツナミソウが好む環境についてお伝えします!
タツナミソウの育て方!環境はどうする?
タツナミソウは、日なた~明るい日陰まで色々な環境で栽培でき、乾燥しやすい場所でも生育します。
春の時期に日なたに当ててあげると花が美しく元気に育ちます。
タツナミソウは風通しが良く、開けた場所で育ててあげましょう。
次は、タツナミソウに適した用土についてお伝えします!
タツナミソウを育てる際の適した用土は何?
タツナミソウは、用土の質を選ばなくても育てられますが、水はけの良い土が良いです。
市販の草花用培養土に赤玉土(小粒)を4割ぐらい混ぜた土に植え付けてあげましょう。
盆栽などで植える場合は、「山砂」主体・「赤玉土」主体の用土を使用しましょう。
次は、タツナミソウに必要な肥料についてお伝えします!
タツナミソウの育て方!肥料はどうする?
タツナミソウは、緩効性の化成肥料の「カリウム」・「チッ素」・「リン酸」を等量に配合したものを春の時期の芽出し以降に一度、夏になる前に一度のそれぞれ1回~2回、少量だけ施しましょう。
タツナミソウは肥料が多過ぎると姿が乱れてしまうので、量には注意が必要です。
タツナミソウを地植えで育てる場合と盆栽は、肥料は特に必要ありません。
では次は、タツナミソウの水やりポイントについてお伝えします!
タツナミソウを育てる際の水の量はどうする?
タツナミソウは、表土が乾いたら水をたっぷり与えましょう。
地植えの場合は降雨のみで大丈夫です。
以上で基本的なタツナミソウの育て方については終わりです。
次はタツナミソウの写真をお見せします!
タツナミソウの画像(写真)!葉や花の特徴は?
タツナミソウは花が咲く時期になると、真っ直ぐに伸びた茎の上に長さ2cm~3cmぐらいの小さな花を咲かせます。
タツナミソウは茎の表面から直角に毛が生えており、花弁の内側に繊細な模様が入っていて、
見た目がまるで泡立って押し寄せてくる波の様に見えることから「立浪草(タツナミソウ)」と名付けられました。
次に、タツナミソウの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
タツナミソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
タツナミソウの開花時期は4月~5月です。
タツナミソウは地下茎やこぼれ種で増え、繫殖力が高いので、グランドカバーとしても育てられるようです。
次は、タツナミソウの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします。
タツナミソウの種まき時期と種まきのポイントは?
タツナミソウの採取した種を植え付ける場合は、6月~9月に種をとったら、冷蔵庫に保管しておいてください。
翌年の2月~3月上旬に蒔いてください。
タツナミソウは発芽率があまり高くないので約2年後に開花するでしょう。
タツナミソウの種は採取してすぐに植えても構いません。
種の植え方は、ポットに蒔いたら、発芽するまでは乾かさないように管理して、発芽したら間引きをします。
根が回ったのを確認できたら定植してあげて下さい。
次に、タツナミソウの冬越しのポイントをお伝えします。
タツナミソウの冬越しのポイントは?
タツナミソウは冬の時期は休眠します。
耐寒性がありますが北海道以外なら冬越しができます。
コバノタツナミなら関東南部での冬越しができるので栽培する地域によっては鉢植えで育てましょう。
それでは次に、タツナミソウに似た花は何があるのかをお伝えします。
タツナミソウに似た花は何がある?
タツナミソウに似た花に「オカタツナミソウ」があります。
「オカタツナミソウ」は、「シソ科」「タツナミソウ属」の多年草です。
オカタツナミソウの葉は卵形で先端が少し尖っています。
花は花穂が短く、先端部だけ赤紫色で他は白色で、茎の先端に花がまとまったように付きます。
またオカタツナミソウの茎は下向きの毛があるのも特徴です。
次に、タツナミソウとコバノタツナミやラショウモンカズラの違いは何かをお伝えします。
タツナミソウとコバノタツナミやラショウモンカズラの違いは何?
「コバノタツナミ」は、タツナミソウの変種で最もよく栽培されています。
日当たりのよく乾燥する場所に生育し、草丈は5cm~15cmで全体的に小さいです。
学名「Scutellaria indica var. parvifolia」。
全体的に柔らかい毛が密生していてので「ビロードタツナミ」とも呼ばれているようです。
コバノタツナミの花色は紫が一番多く出回っていますが、他にも白・藤色・赤紫・ピンク色などがあります。
コバノタツナミは広卵形の葉で、タツナミソウに比べて鋸歯の数が少ないです。
「ラショウモンカズラ」は
「シソ科」「ラショウモンカズラ属」の草丈は20cm~40cmの多年草です。
学名は「Meehania urticifolia」で、和名は「ラショウモンカズラ(羅生門葛)」といいます。
ラショウモンカズラの開花時期は4月~5月で、青紫色の花とハート形の葉が特徴です。
それでは次は、タツナミソウの販売場所をお伝えします。
通販で買えるのでしょうか。
タツナミソウの販売場所は?通販で買える?
タツナミソウの苗は通販や園芸店で購入できます。
通販のポット苗で400円~500円が相場のようです。
次に、タツナミソウの花言葉はなにかをお伝えします。
また、タツナミソウは英語でなんというのでしょうか。
タツナミソウの花言葉はなに?英語で何というの?
タツナミソウの花言葉は「私の命を捧げます」の1種類のみです。
漢方薬として全草を煎じられることで、重みが感じられるこの言葉になったようです。
タツナミソウを英語で「Japanese skullcap」といいます。
タツナミソウ属のことをskullcapと言い、また花姿が、スカルキャップと呼ばれている帽子に似ていることが由来のようです。
それでは最後に、タツナミソウの種類や品種は何があるのかをお伝えします。
タツナミソウの種類や品種は何があるの?
タツナミソウの仲間には多くの種があり、分類が難しいようです。
学者によって見解が異なるので学名なども図鑑によって違うことがあります。
「アカボシタツナミソウ」は
「シソ科」「タツナミソウ」で沖縄から屋久島にの山野にのみ生える多年草です。
アカボシタツナミソウは葉の裏に赤褐色の腺点があり、花色は淡紫です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
タツナミソウのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①タツナミソウの育て方(環境、土、肥料、水やり)
春の時期は特に日なたに当ててあげ、風通しが良い場所で
市販の草花用培養土に、赤玉土(小粒)を4割ぐらい混ぜた土に植え付け、表土が乾いたら水をたっぷり与えます。
緩効性の化成肥料の「カリウム」・「チッ素」・「リン酸」を等量に配合したものを春の時期の芽出し以降に一度、夏になる前に一度のそれぞれ1回~2回、少量だけあげます。
②タツナミソウの画像(写真)!葉や花の特徴は?
真っ直ぐに伸びた茎の上に長さ2cm~3cmぐらいの花弁の内側に繊細な模様が入っている小さな花で、
タツナミソウは茎の表面から直角に毛が生えている。
③タツナミソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
タツナミソウの開花時期は4月~5月。
④タツナミソウの種まき時期と種まきのポイントは?
種まきの適期は2月~3月上旬です。種は採取してすぐに植えても構いません。
種の植え方は、ポットに蒔いたら、発芽するまでは乾かさないように管理して、発芽したら間引きをします。
根が回ったのを確認できたら定植してあげて下さい。
⑤タツナミソウの冬越しのポイントは?
寒性がありますが北海道以外なら冬越しができます。
コバノタツナミなら関東南部での冬越しができるので栽培する地域によっては鉢植えで育てましょう。
⑥タツナミソウに似た花は何がある?
「オカタツナミソウ」の葉は卵形で先端が少し尖っています。
花は花穂が短く、先端部だけ赤紫色で他は白色で、茎の先端に花がまとまったように付きます。
またオカタツナミソウの茎は下向きの毛があるのも特徴です。
⑦タツナミソウとコバノタツナミやラショウモンカズラの違いは何?
「コバノタツナミ」は全体的に柔らかい毛が密生していて広卵形の葉で、タツナミソウに比べて鋸歯の数が少ない。
「ラショウモンカズラ」の開花時期は4月~5月で、青紫色の花とハート形の葉が特徴。
⑧タツナミソウの販売場所は?通販で買える?
通販のポット苗で400円~500円が相場。
⑨タツナミソウの花言葉はなに?英語で何というの?
タツナミソウの花言葉は「私の命を捧げます」の1種類のみ。
英語で「Japanese skullcap」といいます。
⑩タツナミソウの種類や品種は何があるの?
タツナミソウの仲間には多くの種があり、分類が難しい。
学者によって見解が異なるので学名なども図鑑によって違うことがある。
「アカボシタツナミソウ」は沖縄から屋久島にの山野にのみ生える多年草で
葉の裏に赤褐色の腺点があり、花色は淡紫です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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