みなさんこんにちは。
今回は、ヒルガオについてまとめていきたいと思います。
ヒルガオは、名前の通り、花は午前中に開き夕方には閉じる、昼間に花を咲かせる植物です。
学名は、Calystegia pubescensで、日本の在来種です。
ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年生の植物で、アサガオと似た花を咲かせます。
ヒルガオは、漢字で書くと「昼顔」で、古くから自生しています。
万葉集にも登場し、美しいという意味を表す「容」の語を用い、容花(かおばな)と明記されています。
今回は、ヒルガオについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
まずはヒルガオの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヒルガオの育て方(栽培方法)は?
ヒルガオを育てるなら、まずは支柱やネットを用意してあげましょう。
ツル性の植物なので、ツルが絡みつく場所があれば、どんどん伸びてくれますよ。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヒルガオが好む環境についてお伝えします!
ヒルガオの育て方!環境はどうする?
ヒルガオは、日当たりの良い場所で育ててあげましょう。
丈夫な植物なので半日陰でも育ちますが、花付きが悪くなったり、害虫が付きやすくなったりします。
付きやすい害虫は、アブラムシとアカダニです。
繁殖力も強いので、他の植物への影響も考え、鉢植えにして育てるのも良いでしょう。
次は、ヒルガオに適した用土についてお伝えします!
ヒルガオを育てる際の適した用土は何?
ヒルガオは、水はけが良い土で育ててあげましょう。
ヒルガオは、日当たりのよい道端や野原、空き地などに普通に生息する丈夫な植物です。
そのため、市販の草花用培養土を利用して育てても十分に育ちます。
土を混ぜて本格的に育てたい場合は、赤玉土5:腐葉土が4:川砂1の割合で土を混ぜると良いそうです。
次は、ヒルガオに必要な肥料についてお伝えします!
ヒルガオの育て方!肥料はどうする?
ヒルガオは、培養土を使用すれば、しばらく肥料をまかなくても大丈夫です。
土を混ぜて植える場合や、庭の土で育てる場合は、緩効性肥料を植え付けの時に混ぜてあげてください。
また、ヒルガオはたくさん花が咲きますので、花の時期には必ず追肥をしましょう。
追肥は、1カ月に1回緩効性肥料を蒔くか、液肥を1週間に1回くらいあげてください。
では次は、ヒルガオの水やりポイントについてお伝えします!
ヒルガオを育てる際の水の量はどうする?
ヒルガオの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
春や秋は1日に1回程度、夏場や花の時期には、朝夕2回たっぷり与えてください。
以上で基本的なヒルガオの育て方については終わりです。
次はヒルガオの写真をお見せします!
ヒルガオの画像(写真)!
淡いピンク色がかわいいですね!
アサガオはいろんな色がありますが、日本の在来種のヒルガオはこの一色のみです。
外来種のセイヨウヒルガオとは違い、花の形は漏斗形で、苞葉が萼を包み込むのが特徴です。
次は、ヒルガオの開花時期をお伝えします!
ヒルガオの開花時期や季節はいつ頃なの?
ヒルガオの開花時期は6〜8月です。
春からツルが伸び始め、夏にかけて成長します。
花は日中開き、夕方には萎みますが、多くの花をつけるのもその魅力の1つです。
次に、ヒルガオの苗の植え付けのポイントをお伝えします!
ヒルガオの苗の植え付けのポイントは?
ヒルガオの苗の植え付けは、4~5月に行いましょう。
植え付けは、植えたいところへ穴をあけ苗を埋めます。
植え付けのポイントは、植える時に根を傷つけないようにすることです。
ヒルガオは、植えると地下茎を伸ばし、どんどん増えていくのが特徴なので、根は丁寧に扱ってあげましょう。
また、根付くまでしっかりと水やりをしてくださいね!
それから、ヒルガオを庭で育てる際のポイントをお伝えします!
ヒルガオを庭で育てる際のポイントは?
ヒルガオは、将来、駆除したいと思っても難しい植物です。
地下茎がどんどん伸びて増殖し、茎は長く伸びて他の物に左巻きに巻きつく性質があります。
切れた地下茎からも芽を出し、個体を増やすので、鑑賞用のアサガオと違い厄介な植物でもあります。
ヒルガオを庭に植える際は、他の植物に影響を与えないような場所で育てましょう。
続いて、ヒルガオの種まき時期についてお伝えします!
ヒルガオの種まき時期と種まきのポイントは?
ヒルガオは、地下茎で増えるので、ほとんど種を付けない植物です。
そのため、種はほぼ出回ることがないので、種が欲しい場合は苗から育てて自分で種を採取しましょう。
ヒルガオが発芽する温度は20度以上なので、4~5月に種をまくのが良いでしょう。
また、ヒルガオの種は非常に硬いので、はじめに傷をつけておくと発芽しやすくなります。
そこからさらに数時間水に漬けておくと、より発芽率は高くなります。
ヒルガオの種まきは、2㎝くらいの深さに種をまき、水は毎日与えましょう。
次に、ヒルガオは駆除の対象なのかについてお伝えします!
ヒルガオは駆除の対象なの?
ヒルガオは、その繁殖力から農産物への被害も懸念されている植物です。
ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属のセイヨウヒルガオは、要注意外来生物に指定されています。
セイヨウヒルガオは、ヨーロッパから観賞用として日本に定着しました。
セイヨウヒルガオは、ヒルガオを小さくしたコヒルガオに似て、ヒルガオより小さな花を咲かせます。
しかし、成長が早く農産物に被害を及ぼし、雑草として迷惑がられ、要注意外来生物に指定されました。
日本の在来種であるヒルガオも、繁殖力が強いので除草剤でも駆除しきれないほどの植物です。
植え付ける際には場所を選んだり、他の植物への影響も考えて植え付けてくださいね。
それから次に、ヒルガオの花言葉をお伝えします!
ヒルガオの花言葉はなに?
ヒルガオの花言葉は、「絆」・「情事」・「友達のよしみ」です。
この花言葉は、ツルがしっかりと絡みつき、生長する様子から、近くて密接な状態や関係を意味しているのでしょう。
最後に、ヒルガオの種類や品種をお伝えします!
ヒルガオの種類や品種は何があるの?
ヒルガオは、ヒルガオ科ヒルガオ属の植物です。
ヒルガオ科は、ヒルガオの他にもサツマイモやアサガオが属しており、全部で約50属1200種にも上ります。
サツマイモやアサガオは、ヒルガオ科サツマイモ属の植物です。
サツマイモの花やアサガオの花も、ヒルガオの花によく似ています。
ヒルガオ科、ヒルガオ属の品種には、コヒルガオ、ヒロハヒルガオ、ハマヒルガオといった種類があります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ヒルガオのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヒルガオの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヒルガオは、日当たりの良い場所で育てましょう。
土は、市販の草花用培養土で十分ですが、花の時期には追肥をし、毎日水やりをしましょう。
②ヒルガオの画像(写真)!
日本の在来種のヒルガオは、淡いピンク色の花です。
外来種のセイヨウヒルガオとは違い、花の形は漏斗形で、苞葉が萼を包み込むのが特徴です。
③ヒルガオの開花時期や季節はいつ頃なの?
ヒルガオの開花時期は5〜8月です。
④ヒルガオの苗の植え付けのポイントは?
ヒルガオは、4~5月に植え付け、根を傷つけないように植えるのがポイントです。
⑤ヒルガオを庭で育てる際のポイントは?
ヒルガオは、繁殖力が強く、ツル性の植物なので、他の植物に影響のない場所に植えましょう。
⑥ヒルガオの種まき時期と種まきのポイントは?
ヒルガオは、4~5月に種をまくのが良いでしょう。
⑦ヒルガオは駆除の対象なの?
ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属のセイヨウヒルガオは、要注意外来生物に指定されていて、駆除の対象です。
⑧ヒルガオの花言葉はなに?
ヒルガオの花言葉は、「絆」・「情事」・「友達のよしみ」です。
⑨ヒルガオの種類や品種は何があるの?
ヒルガオ科は、全部で約50属1200種にも上ります。
ヒルガオ科、ヒルガオ属の品種には、コヒルガオ、ヒロハヒルガオ、ハマヒルガオといった種類があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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