みなさんこんにちは。
今回は、レンゲショウマについてまとめていきたいと思います。
レンゲショウマは、おもに本州の太平洋側の落葉広葉樹のある山に自生しており、キンポウゲ科ルイヨウショウマ属の日本原産の多年草です。
レンゲショウマは漢字で「蓮華升麻」と書き、学名は、「Anemonopsis macrophylla」です。
草丈50~90㎝ほどで、花はハスが下を向いたような花姿で、とても上品で可憐です。
今回は、レンゲショウマについてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
まずはレンゲショウマの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
レンゲショウマの育て方は?
レンゲショウマは、深山のやや湿った薄暗い林に群生して花を咲かせています。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、レンゲショウマが好む環境についてお伝えします!
レンゲショウマの育て方!環境はどうする?
レンゲショウマは、一年を通して直射日光を避けた半日陰~日陰で育てます。
レンゲショウマは暑さに弱いため、夏はできるだけ風通しがよく涼しい日陰で管理しましょう。
庭植えの場合は、直射日光のあたらない場所を選びましょう。
レンゲショウマは、寒さには強いので、凍らない程度の場所であれば屋外で冬越しが可能です。
冬は、根の状態で休眠します。
次は、レンゲショウマに適した用土についてお伝えします!
レンゲショウマを育てる際の適した用土は何?
レンゲショウマは、水はけの良い土壌を好みます。
市販の培養土を使用する場合は、山野草用の培養土を用意しましょう。
または、小粒の赤玉土に鹿沼土と軽石を混ぜた用土に植えます。
次は、レンゲショウマに必要な肥料についてお伝えします!
レンゲショウマの育て方!肥料はどうする?
レンゲショウマは肥料を好む植物です。肥料なしでは株が大きく育ちません。
植え付ける際に、緩効性化成肥料を元肥として少量施します。
その後、芽が出る春と、花が終わる初秋ごろに山野草用の固形肥料を置き肥します。
それに加えて、春の4~5月と秋の9~10月に、月2回程度液肥を与えます。
梅雨の時期や真夏、冬の休眠期は肥料は与えません。
では次は、レンゲショウマの水やりポイントについてお伝えします!
レンゲショウマを育てる際の水の量はどうする?
レンゲショウマは、乾燥を嫌います。
鉢植え、庭植えどちらの場合も、土の表面が乾いたらたっぷり水を与え、水切れさせないように注意しましょう。
休眠期の冬の間もしっかり水やりが必要です。
以上で基本的なレンゲショウマの育て方については終わりです。
次はレンゲショウマの写真をお見せします!
レンゲショウマの画像(写真)!特徴は?
レンゲショウマは、花の形が蓮に似ていて、葉っぱがサラシナショウマに似ていることからこの名前が付けられました。
レンゲショウマは、60~80㎝ほどに伸ばした茎の先に、無数の花を下向きに咲かせます。
花色は、ほんのり紫やピンクがかった白色で透明感があり、その花姿はシャンデリアのように美しいものです。
次は、レンゲショウマの開花時期や季節(見頃)はいつ頃なのかをお伝えします。
レンゲショウマの開花時期や季節(見頃)はいつ頃なの?
レンゲショウマの、開花時期は7~8月の夏です。
群生して咲く風景は、夏の風物詩として人気です。
次に、レンゲショウマの群生地や自生地はどこにあるのかをお伝えします!
御岳山のお祭りで見ることができるのでしょうか。
レンゲショウマの群生地や自生地はどこにある?御岳山のお祭りで見ることができるの?
レンゲショウマの群生地は日本各地にあります。
また植物園でも栽培されています。
代表的な群生地の一つが東京都奥多摩にある御岳山です。
御岳山富士峰園地の北斜面には、約5万株のレンゲショウマが群生しています。
御岳山のレンゲショウマの見頃は、8月中旬頃です。
毎年、開花時期に合わせて「御岳山レンゲショウマ祭り」が開催され、日本一のレンゲショウマの群生を見ようと多くの人が訪れています。
次は、レンゲショウマの苗の植え付けのポイントをお伝えします。
レンゲショウマの苗の植え付けのポイントは?
レンゲショウマの植え付けは、4~5月の春が適期です。
レンゲショウマは、根が大きく広がり地上部も大きく生長するので、鉢植えの場合は、深めで大きめのものに植えましょう。
庭植えの場合は、直射日光が当たらない樹木の影などを選ぶと良いでしょう。
次に、レンゲショウマの鉢植えや地植えで育てる際のポイントをお伝えします。
レンゲショウマの鉢植えや地植えで育てる際のポイントは?
レンゲショウマは、直射日光を嫌い、日差しが強いと葉や花芽が傷みます。
そのため鉢植えの場合は、生長に合わせて遮光を行い、日差しの調整が必要です。
鉢植えの場合、芽出しから梅雨頃までは明るい半日陰に置き、梅雨明けから9月末ごろまでは日陰の環境で管理します。
夏場に株が蒸れて傷まないように、通気性も確保しましょう。
秋ごろから休眠期に入るまでは、再び半日陰の場所で管理します。
庭植えの場合は、鉢植えより大きく育つため広いスペースが必要です。
大きな木の陰や、塀の陰など直射日光の当たらない場所に植えましょう。
次は、レンゲショウマの植え替えのポイントをお伝えします。
レンゲショウマの植え替えのポイントは?
レンゲショウマは、根の成長が早く根詰まりのしやすい植物です。
鉢植えの場合は、毎年もしくは2年に1回植え替えを行いましょう。
植え替えの適期は、4~5月です、一回り大きな鉢に植え替えます。
植え替えは、根っこについている土をなるべく崩さないようにそっと新しい鉢に植え替えましょう。
植え替え後しばらくは、普段より多めに水を与えます。
次に、レンゲショウマの増やし方をお伝えします。
レンゲショウマの増やし方!
レンゲショウマは、種まきと株分けで増やすことができます。
レンゲショウマは、寒冷地など条件の良い所でないと、結実しにくく種の採取が難しい植物です。
また種まき後、花が咲くまで3~4年かかります。
その点から種まきは少し難易度が高い増やし方と言えます。
次は、レンゲショウマの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします。
いつ頃に発芽するのでしょうか。
レンゲショウマの種まき時期と種まきのポイントは?発芽はいつ頃するの?
レンゲショウマはの種まきは、11月~翌年の3月が適期ですが、種の採取後すぐにまくことをおすすめします。
山野草用の用土にまき、発芽までは乾かさないように注意して水やりをします。
レンゲショウマは、種まき後約3~4年で開花します。
次に、レンゲショウマの株分けのやり方をお伝えします。
レンゲショウマの株分けのやり方は?
レンゲショウマの株分けは、植え替えを行う春に同時に行うとよいでしょう。
株分けは、根っこを適当な大きさに切り分けて行いますが、あまり小さく分けずに地下茎を残してたっぷり根がある状態に分けることがポイントです。
次に、レンゲショウマの花言葉をお伝えします。
また、いつの季語なのでしょうか。
レンゲショウマの花言葉はなに?いつの季語なの?
レンゲショウマの花言葉は、「伝統美」です。
日本原産のレンゲショウマは、上品で清楚な花姿が日本的で美しいことからこの花言葉がつけられたようです。
レンゲショウマは、7月~8月に咲く夏の花ですが、詩に詠まれる際は秋の季語として用いられることが多いようです。
文学上の季節と実際の季節には少しずれがあるからです。
それでは最後に、レンゲショウマの種類や品種は何があるのかをお伝えします。
レンゲショウマの種類や品種は何があるの?
レンゲショウマには、薄紫色が入らない真っ白な花を咲かせる種類があります。
また、花びらが幾重にも重なって咲く八重咲のとても希少な種類もあります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
レンゲショウマのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①レンゲショウマの育て方(環境、土、肥料、水やり)
レンゲショウマは、一年を通して直射日光を避けた半日陰~日陰で育てます。
レンゲショウマは、水はけの良い土壌を好みます。
市販の培養土を使用する場合は、山野草用の培養土を用意しましょう。
レンゲショウマは肥料を好む植物です。
植え付ける際に、緩効性化成肥料を元肥として少量施します。
レンゲショウマは、乾燥を嫌います。
鉢植え、庭植えどちらの場合も、土の表面が乾いたらたっぷり水を与え、水切れさせないように注意しましょう。
休眠期の冬の間もしっかり水やりが必要です。
②レンゲショウマの画像(写真)!特徴は?
レンゲショウマは、60~80㎝ほどに伸ばした茎の先に、無数の花を下向きに咲かせます。
花色は、ほんのり紫やピンクがかった白色で透明感があり、その花姿はシャンデリアのように美しいものです。
③レンゲショウマの開花時期や季節(見頃)はいつ頃なの?
レンゲショウマの、開花時期は7~8月の夏です。
④レンゲショウマの群生地や自生地はどこにある?御岳山のお祭りで見ることができるの?
レンゲショウマの代表的な群生地の一つは、東京都奥多摩にある御岳山です。
毎年、開花時期に合わせて「御岳山レンゲショウマ祭り」が開催され、日本一のレンゲショウマの群生を見ようと多くの人が訪れています。
⑤レンゲショウマの苗の植え付けのポイントは?
レンゲショウマの植え付けは、4~5月の春が適期です。
レンゲショウマは、根が大きく広がり地上部も大きく生長するので、鉢植えの場合は、深めで大きめのものに植えましょう。
⑥レンゲショウマの鉢植えや地植えで育てる際のポイントは?
鉢植えの場合は、生長に合わせて遮光を行い、日差しの調整が必要です。
鉢植えの場合、芽出しから梅雨頃までは明るい半日陰に置き、梅雨明けから9月末ごろまでは日陰の環境で管理します。
夏場に株が蒸れて傷まないように、通気性も確保しましょう。
秋ごろから休眠期に入るまでは、再び半日陰の場所で管理します。
庭植えの場合は、鉢植えより大きく育つため広いスペースが必要です。
大きな木の陰や、塀の陰など直射日光の当たらない場所に植えましょう。
⑦レンゲショウマの植え替えのポイントは?
鉢植えの場合、毎年もしくは2年に1回植え替えを行いましょう。
植え替えの適期は、4~5月です、一回り大きな鉢に植え替えます。
⑧レンゲショウマの増やし方!
レンゲショウマは、種まきと株分けで増やすことができます。
レンゲショウマは、寒冷地など条件の良い所でないと、結実しにくく種の採取が難しい植物です。
⑨レンゲショウマの種まき時期と種まきのポイントは?発芽はいつ頃するの?
レンゲショウマはの種まきは、11月~翌年の3月が適期ですが、種の採取後すぐにまくことをおすすめします。
山野草用の用土にまき、発芽までは乾かさないように注意して水やりをします
⑩レンゲショウマの株分けのやり方は?
レンゲショウマの株分けは、植え替えを行う春に同時に行うとよいでしょう。
株分けは、根っこを適当な大きさに切り分けて行いますが、あまり小さく分けずに地下茎を残してたっぷり根がある状態に分けることがポイントです。
⑪レンゲショウマの花言葉はなに?いつの季語なの?
レンゲショウマの花言葉は、「伝統美」です。
レンゲショウマ詩に詠まれる際は秋の季語として用いられることが多いようです。
文学上の季節と実際の季節には少しずれがあるからです。
⑫レンゲショウマの種類や品種は何があるの?
レンゲショウマには、薄紫色が入らない真っ白な花を咲かせる種類があります。
また、花びらが幾重にも重なって咲く八重咲のとても希少な種類もあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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