みなさんこんにちは。
今回は、オオカナダモについてまとめていきたいと思います。
オオカナダモは別名【アナカリス】と言われ、学名は【Egeria densa】となります、
クロモに似ているとされるオオカナダモの魅了は深いものがあります。
今回は、オオカナダモについてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
まずはオオカナダモの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
オオカナダモの育て方(栽培)は?
オオカナダモは【総硬度が高い水質(中性~アルカリ性《pH》に適応)】が
生息にあたっての好ましい環境条件でもあります。
pHが低い場合(酸性水質)は、頭頂部分が貧弱になってしまう可能性があります。
生育時の水温は適温はありますが、それ以下でも成長することができます。(※適温については下記にて)
また、ある程度の日光は必要ですので、意識が必要です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、オオカナダモが好む環境についてお伝えします!
オオカナダモの育て方!環境はどうする?
オオカナダモが生育していく環境条件はまずは温度です。
適温は【10~28度】が適温となります。
ですが、オオカナダモは耐久性があることから、光の弱い場所でも生育は可能です。
ですが、夏は気温が上がるので、水温が上がってしまえば、成長が遅くなる場合もあります。
状況を見て、水温が上がるなら、半日蔭(午前中の日光)や日陰で育てるといいでしょう。
日陰は、完全に光がと届かないところではなく、うっすらと光がと届く場所がいいでしょう。
冬にも強い植物ですので、寒さで枯れることを心配する必要はありません。
ただ、冬の寒さで凍ってしまえばNGです。
そのようなときは、暖房の入った部屋にガラス水槽で生育するといいでしょう。
しかし、大型魚(ディスカスなど)はオオカナダモとの相性はよくありません。
次は、オオカナダモに適した用土についてお伝えします!
オオカナダモを育てる際の適した用土は何?
具体的な用土条件はないようですが、
水に浮かせておいても成長には問題ありません。
次は、オオカナダモに必要な肥料についてお伝えします!
オオカナダモの育て方!肥料はどうする?
オオカナダモへの肥料は不要です。
元々、繁殖力が強いので、特に注意する必要は全くありません。
どうしても、与えたい場合には、液体の肥料がオススメです(規定の量分)。
では次は、オオカナダモの水やりポイントについてお伝えします!
オオカナダモを育てる際の水の量はどうする?
ある研究で水の量とオオカナダモの成長について調べたところ、【水の量は関係ない】ことが分かりました。
結論としては、水の量ではなく、【水草全体水分が染み渡っていること】が必要ということです。
オオカナダモは、水の量の違いで成長の速度が変わるわけではありません。
以上で基本的なオオカナダモの育て方については終わりです。
次はオオカナダモの写真をお見せします!
オオカナダモの画像(写真)!特徴は?大きさはどれくらいなの?
オオカナダモの特徴は一言で【図太い沈水植物】です。
オオカナダモは幅広い水質のなかでも生きることができ、水温もある程度広くても耐えられます。
他の水草が弱って枯れるようなことがあってもオオカナダモは成長できます。
当然ながら、成長には日光が必要ですが、仮に光が弱くても成長することができます。
大きさは長いもので【全長1m】を超えてしまうようです。
特に成長が早い水草なので、納得いくことでしょう。
花びらはとても【可愛らしく白く咲かせる】ことが特徴です。
一方、オオカナダモの葉は、節を軸に3~6枚が回るようについています。
また、茎の間隔も長くない状態で、真っ直ぐに育っています。
次に、オオカナダモの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
オオカナダモの開花時期や季節はいつ頃なの?
オオカナダモの開花時期は【5~10月】になります。
一年の中でも夏~秋にかけての開花にありますので、ぜひ、鑑賞してみるといいでしょう。
水面を超えて白い花を見せてくれますので、心も和んでいきます。
次は、オオカナダモの生息地はどこかをお伝えします。
オオカナダモの生息地はどこ?採取できる?
オオカナダモの原産は【南米】になります。
日本への移行は大正時代であり、1940年には、山口県で野生化としての記録が出ています。
1970年代になると、琵琶湖での大繁茂が発見され、一時、問題になりました。
国内帰化は、本州、九州、四国であり、全国的にオオカナダモは見られます(北海道、関東は除く)。
次に、オオカナダモの苗の植え方をお伝えします。
オオカナダモの苗の植え方は?
底砂での生育の場合は、二節目を目安に埋めていきます。
そのときに、葉っぱが不要になるので葉をちぎってから埋めてください。
取った葉の後から、根が生えてきますので、これが滑り止めのような役割を果たしてくれます。
しかし、この根は栄養分を吸い取るような根ではないので、比較的、弱いのが特徴です。
また、エビなどがちぎってしまうこともありますので、そのたびに植え直す必要があります。
そして、植えるときのコツは、【1~3本を一組】として植えるといいでしょう。
あまりにも束にして植えてしまうと、通気性を悪くしてしまい、葉に害を与えてしまいます。
オオカナダモは葉から栄養を吸収するため、このあたりは気を付けたいところです。
とはいっても、オオカナダモは水に浮かせておくだけでも問題ありません。
それぞれの選択で決めるといいでしょう。
浮かせる場合には、水曜にプカプカと浮かせるだけで大丈夫です。
次は、オオカナダモの増やし方をお伝えします。
オオカナダモの増やし方!
株元が黒くなってくるので、そこを手で切って、青いところを全面に出すようにしましょう。
そして、底床に埋めていくことで、切り分けで増えていくことになります。
この時の注意は【オオカナダモを切った後の上下を間違えないこと】です。
オオカナダモの葉茎はグングンと伸びていくので、そのたびに切り分けていくといいでしょう。
次に、オオカナダモの駆除の仕方をお伝えします。
オオカナダモの駆除の仕方は?
琵琶湖では、重機(水草刈取機、水草除去機)を使って駆除をしているようです。
京都市嵐山では人力作業をしたようですが、オオカナダモの完全な駆除は難しいようです。
具体的に、私たちができることは、オオカナダモの根っこから刈るしかなさそうです。
次は、オオカナダモは金魚やメダカと一緒に育てることが出来るのかをお伝えします。
オオカナダモは金魚やメダカと一緒に育てることが出来るの?
オオカナダモと金魚の相性はバッチリです(淡水魚もOK)。
金魚の隠れ家であり、休む場所でもオオカナダモは最高の金魚藻なのです。
また、大切な産卵もオオカナダモが必要になるため、金魚にとっては最適な水草です。
またビオトープに向いており、エビ、テトラ、メダカとの相性もいいです。
それでは次に、オオカナダモは水質を浄化することが出来るのかについてお伝えします。
オオカナダモは水質を浄化することが出来るの?
オオカナダモは成長と生育の速さや繁殖力が強い性質があるため、
水槽の中にある余った養分を吸い取ってくれる力があります。
そして、多くの酵素供給をしてくれますが、枯れてしまうと、吸収した養分を出してしまいます。
ですので、枯れには注意が必要です。
次は、オオカナダモの値段や販売価格はいくら位なのかをお伝えします。
オオカナダモの値段や販売価格はいくら位なの?
楽天市場では、
《エビ シュリンプ 金魚 メダカ エサ水草 アナカリス メダカ 金魚藻 オオカナダモ(10本) 【定形外送料無料】》
という販売形式でされており、
値段は【 748円 (税込)】となっています。
また、《エビ シュリンプ 金魚 メダカ エサ水草
国産 無農薬 アナカリス メダカ 金魚藻 オオカナダモ(20本) 【メール便送料無料】》は、
【 1,738円 (税込)】となっています。
お好みに合わせて、値段と相談しながら購入を検討してみてください。
次に、オオカナダモの花言葉をお伝えします。
学名や別名はあるのでしょうか。
オオカナダモの花言葉はなに?学名や別名はあるの?
オオカナダモの花言葉は調べる限り、不明です。
オオカナダモの学名は【Egeria densa】で、別名【アナカリス】になります。
オオカナダモは可憐な白い花を見せ、多くの人を魅了することでしょう。
それでは最後に、オオカナダモの種類や品種は何があるのかをお伝えします。
オオカナダモの種類や品種は何があるの?
オオカナダモは【被子植物門トチカガミ科の沈水植物】になります。
クロモ(日本原産)に似ている言われており、雌雄異株になります。
日本での生息は雄株のみになります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
オオカナダモのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オオカナダモの育て方(環境、土、肥料、水やり)
・環境→適温は【10~28度】を目安に!
・用土→特に必要なし(水に浮かせておいても成長する)
・肥料→不要(必要と感じる場合には、液体肥料がオススメ)
・水やり→水の量は成長に関係なし(※オオカナダモ全体を潤せばOK)
②オオカナダモの画像(写真)!特徴は?大きさはどれくらいなの?
・大きさ→大きいもので全長1m以上にまで育つ
・花びら→可憐な白い花びら
・葉→節を軸に3~6枚が回るようについている
③オオカナダモの開花時期や季節はいつ頃なの?
開花時期は【5~10月】になります。
④オオカナダモの生息地はどこ?採取できる?
生息地→・南米(ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジル南東部、)
・日本帰化→本州、九州、四国(※北海道と関東を除く)
・その他→1940年に山口県で野生化の記録あり、1970年には琵琶湖で大繁茂が発見
⑤オオカナダモの苗の植え方は?
・2節目を目安に植える
・【1~3本を一組】で植えること
・植えた時に出ている葉は取ること
⑥オオカナダモの増やし方!
・株元の黒い部分は取る(青さを出す)
・底床に植えて切り分けてで増やす
・オオカナダモを切った後の上下を間違えないこと
・葉茎の成長が早いため、その都度、切り分けること
⑦オオカナダモの駆除の仕方は?
・琵琶湖では水草刈取機、水草除去機などの重機で駆除をしたが、一般では困難な方法
・京都市嵐山では人力作業を行った
・一般的には駆除する方法は根っこから刈るしかない
⑧オオカナダモは金魚やメダカと一緒に育てることが出来るの?
・オオカナダモと金魚の相性は良好(同環境で育てられる)
・金魚にとってオオカナダモは隠れ家的存在であり、金魚藻である
・金魚にとって、産卵時にもオオカナダモは必要である
・エビ、テトラ、メダカとの相性も良い(ビオトープ向き)
⑨オオカナダモは水質を浄化することが出来るの?
オオカナダモは水槽の中の養分を吸い取ってくれる(成長と生育の速さや繁殖力が強い性質があるため)
※枯れてしまうと吸収した養分を外に出してしまうため注意が必要
⑩オオカナダモの値段や販売価格はいくら位なの?
上記参照(通販サイトなど)
⑪オオカナダモの花言葉はなに?学名や別名はあるの?
・別名【アナカリス】
・学名【Egeria densa】
⑫オオカナダモの種類や品種は何があるの?
・被子植物門トチカガミ科
・雌雄異株(日本生息:雄株のみ)
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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