みなさんこんにちは。
今回は、メヒシバについてまとめていきたいと思います。
メヒシバはイネ科の植物で、学名は【Digitaria ciliaris】になります。
メヒシバを漢字で書くと【雌日芝(日の当たる場所にいることから:諸説)】となります。
t私たちの日常でよく見られる植物で、コンクリートの脇から顔を出しています。
今回は、メヒシバについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずはメヒシバの写真をお見せします!
目次(クリックで飛べます)
メヒシバの画像(写真)!
メヒシバは、コンクリートの隙間や畑などでよく見かける植物です。
メヒシバの標準の高さは【約30〜70センチ】になります。
ですが、周囲に野菜や他の植物があれば、それに伴ってグングンと成長していきます。
放射状に葉や茎が広がり、メヒシバの周りを歩く人にとっては邪魔な存在かもしれません。
また、メヒシバのタネは他の雑草に比べても短命であり、
その期間は【約2年】になります。
メヒシバの多い場所はやはり、畑であり、特に肥料分のある場所を好みます
また、空き地やゴルフ場でも見られる植物でもあります。
乾燥地で育っていくメヒシバでもあり、よく育つ土壌条件は【pH:6〜7】や【pH4.5〜8】になります。
メヒシバは遺伝的多様性を持っているため、幅広く育つことができる雑草でもあるのです。
ですので、私たちが雑草を見るたびに、必ずと言っていいほど、メヒシバが生えていることでしょう。
ちなみに、メヒシバの種は楽天市場等で購入することができます。
次に、メヒシバの季節はいつ頃なのかをお伝えします。
メヒシバの季節はいつ頃なの?
メヒシバの【出芽は春】になります。
【夏~秋】に穂を実らせる(その後にタネをつける)ことになります。
そして、冬になるに連れて枯れていくという流れになっていきます。
メヒシバを漢字で表すと【雌日芝】と書きます。
メヒシバが生えている場所をまとめると、
空き地、道端、畑、湖畔、また、コンクリートの隙間、鉢、芝生などになります。
この場所を見ますと、メヒシバは至るところで成長していることになります。
足元を見て、雑草を見つければメヒシバの可能性は大いにあります。
次は、メヒシバとオヒシバの違いをお伝えします。
メヒシバとオヒシバの違いはなに?
メヒシバは【雌日芝】と書くといいましたが、雄日芝(オヒシバ)という植物もあります。
オヒシバはメヒシバに比べて、葉や穂のサイズが大きいことから、雄日芝→オヒシバといわれているようです。
メヒシバよりも乾燥に強く、踏みしめされたような固い土の上でも育つことができます。
両方を遠くで見てもさほどかわらず、見分けがつきません。
しかし、よく手にとってみると違いがわかります。
それはオヒシバのほうが葉っぱの長さが長いのです。
具体的には、【20cm以上】はありますし、茎の部分も強く丈夫なところも特徴です。
また、葉と葉鞘の境部をみると白くなっているのがわかります。
一方、メヒシバの基部から中部をみると【シワ】があるので、
このあたりも比較してみるといいでしょう。
次は、メヒシバとスズメノカタビラの違いはなにかについてお伝えします。
メヒシバとスズメノカタビラの違いはなに?
メヒシバとスズメノカタビラはは、イネ科の植物で同じです。
スズメノカタビラの場合は、【芝生に似た植物】であり、メヒシバは薄緑の一般的な雑草という感じです。
一株単位というイメージのスズメノカタビラに対して、メヒシバは弱々しい感じに見えます。
雑草の中でもスズメノカタビラは強さがあり、厄介な存在です。
色もメヒシバに比べて濃い緑という印象をうけます。
スズメノカタビラは芝生に溶け込んでいるので、そのままにしておくと芝生はやられてしまうこともあるようです。
ですので、タネを落とさないように、駆除することをオススメします。
それでは次に、メヒシバは花粉症の原因になるのかについてと対策方法をお伝えします。
メヒシバは花粉症の原因になるの?
メヒシバは花粉を【7~9月】にかけて飛ばします。
除去するためにメヒシバに手を伸ばすと、気づけば手に湿疹が出来ている場合もあります。
また、目の痒さを感じ、涙が出てしまうことあります。
これを【雑草アレルギー】といいます。
雑草アレルギーとは、雑草が飛ばす花粉によって、人体に影響を及ぼすアレルギーです。
スギやヒノキによる花粉の時期とは異なり、メヒシバなどの雑草の活発時期に発症します。
それでは最後に、メヒシバの駆除の仕方と、おすすめの除草剤をお伝えします。
メヒシバを駆除したい!抜き方は?おすすめの除草剤はなに?
メヒシバは【根元から、抜くこと】が簡単な駆除方法になります。
注意としては、メヒシバをしっかり掴んで引っこ抜ぬことです。
そして、この時に、手が葉っぱで傷つかないようにしましょう。
根は深いものでないので、ゴッソリと根っこからメヒシバにかけて抜けることでしょう。
また、細い根をしているので、すぐに切れてしまうのも特徴です。
根を土の上に残しておくと、再び根を張ってしまうので注意して意識しておきましょう。
除草剤は2種類あります。それが、【液体】と【顆粒剤】になります。
液体の除草剤を使用する場合は、【すでに成長し大きくなったメヒシバ】の場合です。
そして、顆粒剤は【大きくなろうとしている、いわば、途中段階の成長期】の時です。
また、生えさせないという防止策として、顆粒剤を使ってください。
※小さなこどもや犬などのペットが近くにいる場合は注意!(除草剤には毒性があるため)
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
メヒシバのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①メヒシバの画像(写真)!
・標準草丈→【約30〜70センチ】(周囲に野菜やその他の雑草がある場合はもっと伸びる)
・タネの寿命は【約2年】
・土壌条件は【pH:6〜7】や【pH4.5〜8】
②メヒシバの季節はいつ頃なの?
・出芽は【春】
・【夏~秋に穂を実らせる(その後にタネをつける)→冬になるにつれ、枯れていく】
③メヒシバとオヒシバの違いはなに?
・踏みしめされたような固い土の上でも育つことができる
・オヒシバは葉や穂のサイズが大きい(葉の長さは20cm以上)
・メヒシバの基部から中部をみると【シワ】がある
④メヒシバとスズメノカタビラの違いはなに?
・スズメノカタビラは【芝生に似た植物】(強い緑色)
・メヒシバも芝生に似ているが薄緑で雑草くささがある
⑤メヒシバは花粉症の原因になるの?
・メヒシバの花粉時期は【7~9月】(※手の痒さや目の痒みなどに注意→雑草アレルギー)
⑥メヒシバを駆除したい!抜き方は?おすすめの除草剤はなに?
・メヒシバは怪我をしないように根っこから抜くこと
・根が細いことで、根が土に落ちてまた生やせてしまう可能性があるため注意
・【液体(すでに成長仕切ったものに使用)】と
【顆粒剤(成長段階と生えるまえの防止策で使用)】の除草剤を使用
※除草剤は毒性があるため、こどもやペットの近くでの使用は注意しておくこと
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す