みなさんこんにちは。
今回は、ザーサイについてまとめていきたいと思います。
ザーサイは「アブラナ科」「アブラナ属」の越年草でカラシ菜の一種で、中国(四川省)が原産です。
茎がコブ状に大きく肥大しているのが特徴です。
学名は「Brassica juncea Var. tumida」。
また、「搾菜」はザーサイから作られる、中国の代表的な漬物のことも意味します。
今回は、ザーサイについてのポイント、
以上10つの点についてお伝えします。
まずは、ザーサイとは?ザーサイって何なのかをお伝えします。
目次(クリックで飛べます)
ザーサイとは?ザーサイって何なの?
ザーサイは一株が大型のからし菜です。
搾菜(ザーサイ)の茎の部分は、ザーサイ特有の一度食べたらクセになるようなコリコリした歯ごたえがあり、漬物として世界的に有名で薄くスライスしてサラダや炒め物、スープに入れたりして食べられています。
また、ザーサイの葉は、浅漬けとして利用されます。
次に、ザーサイの育て方からお伝えします!
ザーサイの育て方(栽培方法)は?
ザーサイの育て方は、簡単で一般的には温暖の気候を好みますが、寒冷地での栽培もできます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ザーサイが好む環境についてお伝えします!
ザーサイの育て方!環境はどうする?
ザーサイは、水はけの良く日当たりの良いところで育てましょう。
ですが、ザーサイは気温が高くても気温が低くてもコブが肥大しないようです。
ザーサイを育てる際、気温を10℃~13℃に保ったまま、4ヶ月ほどじっくりと育てることが上手に茎がコブ状に太るポイントです。
虫害に遭いやすいので、虫が多い暖かい時期には寒冷紗や不織布などのトンネルを用いるなどして防除しましょう。
また、厳寒期にはビニールトンネルなどで防寒するといいですね。
次は、ザーサイに適した用土についてお伝えします!
ザーサイを育てる際の適した用土は何?
ザーサイは、水はけの良い場所を良く耕し、堆肥・化成肥料等を施してあげましょう。
pH6.0~6.5の土壌を好むので、酸度調整が必要な際には石灰を混ぜて中和させてください。
次は、ザーサイに必要な肥料についてお伝えします!
ザーサイの育て方!肥料はどうする?
ザーサイは堆肥などの腐植物に加え、元肥は「チッソ・リン酸・カリ」をバランスよく含む肥料を施しましょう。
では次は、ザーサイの水やりポイントについてお伝えします!
ザーサイを育てる際の水の量はどうする?
ザーサイは乾燥させないようにしますが、普通の水やり(夏場は一日1~2回くらい)で大丈夫です。
以上で基本的なザーサイの育て方については終わりです。
次はザーサイの写真をお見せします!
ザーサイの画像(写真)!漢字や英語ではどのように書くの?
ザーサイは「ザアサイ」「ザーツァイ」とも呼ばれ、
漢字では「搾菜」と書きます。
英名は「sichuan vegetable」です。
次は、ザーサイの開花時期をお伝えします!
ザーサイの開花時期や季節はいつ頃なの?
ザーサイの開花時期は4~5月頃で、収穫時期は11月~翌年2月頃になります。
草丈50~60㎝になったら、下葉を切り落とし、茎を切り取り収穫しましょう。
次に、ザーサイの苗の植え付けのポイントをお伝えします!
ザーサイの苗の植え付けのポイントは?
ザーサイは、間引きしながら本葉5~6枚までに育てたら植え付け時期です。
ザーサイの苗の植え付けから2週間後に1回、追肥し土寄せをしましょう。
植え付け後には、害虫予防のため防虫ネットをかけてくださいね。
次に、ザーサイの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
ザーサイの種まき時期と種まきのポイントは?
ザーサイの種の蒔き時は、標準地帯で9月~10月が適期になります。
ポットまきにすると、植えつけまでの苗の管理がしやすいです。
ザーサイの種は、株間20cm~30cmで種を3~4粒ずつ蒔き、発芽後に間引きしてあげましょう。
発芽したら、間引きして本葉5~6枚までに1本立ちにし、追肥と土寄せを行ってください。
続いて、ザーサイの食べ方をお伝えします!
ザーサイの食べ方は?漬け物の作り方も!
ザーサイは、茎のコブのように肥大した部分を主に食用します。
ザーサイの茎の肥大部分を塩漬けや酢漬けにすると、歯切れもしゃきしゃきしておいしいです。
「ザーサイの塩漬け」の作り方をご紹介します。
ザーサイの茎の肥大部を天日に干し、一度塩漬けにしてからザーサイから出てきた水分を搾って塩分を抜いたものが「ザーサイの塩漬け」で、それからお好みに合わせて調味料(ラー油・塩・唐辛子・山椒・みりん・酒など)と一緒に甕(かめ)や容器などにに押しこんで本漬けにして食べたりします。
本場の中国では漬物としてはあまり食さないようです。
「搾菜」の名前の「搾」は、塩水を搾ることあるいは搾るように甕(かめ)に押しこむところから来ています。
香辛料で本漬けしたものは「四川搾菜」と呼ばれています。
まずは塩漬けからチャレンジしてみてから自分流にアレンジしてみるのもいいですね。
次は、ザーサイの効能や健康効果をお伝えします!
ザーサイの効能や健康効果は何があるの?
ザーサイの主成分であるのが「βカロテン」「タンパク質」「食物繊維」「ミネラル」です。
また、ザーサイは胃などの働きを活発にし、食欲増進や体力の回復に効果があるとされているので中華粥などにも使われているのが納得できますね。
ザーサイはダイエット効果も期待できます。
車酔い・船酔い・飲みすぎ・悪酔いの時・胃腸の弱い人にもおすすめです。
ですが、妊婦の方は塩分代謝機能が低下しており、浮腫みやすく、妊娠中毒症の危険性があるためザーサイに限らず漬物全般は避けたほうがよいでしょう。
それから次に、ザーサイの販売価格や値段をお伝えします!
ザーサイの販売価格や値段はいくらぐらいなの?
日本ではザーサイは種から植えます。
ザーサイの種は主に300~400円で販売しています。
最後に、ザーサイの種類や品種をお伝えします!
ザーサイの種類や品種は何があるの?
ザーサイは、「からし菜」という野菜が変異してできた品種で中国の四川省で栽培され始めました。
ザーサイの種は「四川搾菜」という名で販売されています。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ザーサイのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ザーサイとは?ザーサイって何なの?
「からし菜」という野菜が変異してできた品種で肥大した茎の部分を食用します。
②ザーサイの育て方(環境、土、肥料、水やり)
水はけの良く日当たりの良い場所に「チッソ・リン酸・カリ」をバランスよく含む肥料を与え、乾燥させない程度に水をあげてください。
③ザーサイの画像(写真)!漢字や英語ではどのように書くの?
ザーサイは「ザアサイ」「ザーツァイ」とも呼ばれ、漢字では「搾菜」と書きます。
英名は「sichuan vegetable」。
④ザーサイの開花時期や季節はいつ頃なの?
開花時期は4~5月頃で、収穫時期は11月~次の2月頃になります。
⑤ザーサイの苗の植え付けのポイントは?
ポット蒔きにした苗は間引きしながら本葉5~6枚までに育てたら植え付け時期になります。
苗の植え付けから2週間後に1回、追肥し土寄せをし、防虫ネットも忘れずに。
⑥ザーサイの種まき時期と種まきのポイントは?
9月~10月に種を蒔き、株間20cm~30cmで種を3~4粒ずつ蒔き、発芽に間引きしてあげましょう。
追肥も忘れずに!
⑦ザーサイの食べ方は?漬け物の作り方も!
ザーサイの茎の肥大部を天日に干し、一度塩漬けにしてザーサイから出てきた水分を搾って塩分を抜いたものが「ザーサイの塩漬け」で、お好みに合わせて調味料(ラー油・唐辛子・塩・山椒・酒など)と共に甕(かめ)や容器などにに押しこんで本漬けにしたりしましょう。
⑧ザーサイの効能や健康効果は何があるの?
「ミネラル」「食物繊維」「βカロテン」「タンパク質」の栄養があり、車酔い・船酔い・飲みすぎ・悪酔いの時・胃腸の弱い人やダイエットなどにも最適です。
ただし、妊娠している方は食べるのを避けましょう。
⑨ザーサイの販売価格や値段はいくらぐらいなの?
ザーサイの種は主に300~400円で販売しています。
⑩ザーサイの種類や品種は何があるの?
「四川搾菜」という名で販売されています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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