【糸瓜(ヘチマ)のまとめ!】育て方や化粧水の作り方等14個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ヘチマについてまとめていきたいと思います。

 

ヘチマはウリ科ヘチマ属の一年草で、学名は「Luffa cylindrica」です。

ウリ科なのでツル性の植物で、大きなキュウリのような見た目をしています。

 

西アジアが原産で、中国南部・東南アジア・台湾・そして日本の九州や沖縄で良く利用されている植物です。

 

今回は、ヘチマについてのポイント、

①ヘチマの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②ヘチマの花の画像(写真)!
③ヘチマの開花時期や季節(収穫時期)はいつ頃なの?
④ヘチマの苗の植え付けのポイントは?
⑤ヘチマの鉢植え(プランター)や地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
⑥ヘチマの植え替えのポイントは?
⑦ヘチマの剪定や摘心のポイントは?
⑧ヘチマの種まき時期と種まきのポイントは?
⑨ヘチマのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
⑩ヘチマの花が咲かない原因や枯れる原因は?
⑪ヘチマは化粧水になるの?作り方は?
⑫ヘチマの食べ方!食べれるの?
⑬ヘチマの花言葉はなに?英語や漢字でどう書くの?
⑭ヘチマの種類や品種は何があるの?

 

以上14の点についてお伝えします。

まずはヘチマの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

ヘチマの育て方(栽培)は?成長の仕方はどんなかんじ?

 

ヘチマは、丈夫なツル性の植物です。

どんどん上へ伸びる性質があり、支柱とネットが必要です。

 

葉が大きく、影を作り出してくれることから、グリーンカーテンにしている家庭も多く見かけます。

育てるのも簡単なので、是非チャレンジしてみてくださいね。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、ヘチマが好む環境についてお伝えします!

 

ヘチマの育て方!環境はどうする?

 

ヘチマは、日光がとても大好きな植物です。

 

日照不足だと丈夫に育たないので、日の当たる場所で育てましょう。

また、どんどんツルを伸ばして成長するので、広い場所で育ててあげてください。

 

次は、ヘチマに適した用土についてお伝えします!

 

ヘチマを育てる際の適した用土は何?

 

ヘチマを育てる用土は、水はけのよいものを選びましょう。

肥料も必要とするので、市販の野菜用培養土でも大丈夫です。

次は、ヘチマに必要な肥料についてお伝えします!

 

ヘチマの育て方!肥料はどうする?

 

ヘチマは、肥料が足りないとうまく育ちません。

 

地植えや肥料の入っていない土を使う場合は、1㎡あたり150gほどの粒状緩効性化成肥料を土に混ぜてください。

植え付けてから10日後くらいに液肥を追肥してあげるとより大きく育ちます。

その後も、8月中旬ごろまでは、1カ月に1回は追肥をしましょう。

追肥は、30gくらいの粒状肥料か液肥を使用しましょう。

 

 

では次は、ヘチマの水やりポイントについてお伝えします!

 

ヘチマを育てる際の水の量はどうする?

 

ヘチマは、水が大好きな植物です。

土が乾き、生育が盛んになる夏にはたっぷり水をあげましょう。

 

しかし、土が常に湿っているのも根腐れの原因になるので、春先や梅雨時期は気を付けてあげましょう。

 

以上で基本的なヘチマの育て方については終わりです。

次はヘチマの写真をお見せします!

 

ヘチマの花の画像(写真)!

 

 

ヘチマの花は雌雄同株です。

 

雄花は総状につき、雌花は葉の脇に1つだけつきます。

雌花は花の下が膨らんでいるので、見分けがつくでしょう。

 

花径は5㎝くらいで、手のひらを開いたように5枚の黄色い花を咲かせます。

 

次に、ヘチマの開花時期をお伝えします!

 

ヘチマの開花時期や季節(収穫時期)はいつ頃なの?

 

ヘチマの開花時期は8月~9月で、収穫時期は9月~10月です。

 

開花時期が終わると、長さ30~60cmほどの円柱形の実を付けます。

成熟した実は、網目状の強い繊維に発達するので、乾燥させてタワシや靴の中敷きに使用されます。

 

タワシとして使用する際は、実が黄色くなってきてから収穫をしましょう。

 

次は、ヘチマの苗の植え付けのポイントをお伝えします!

 

ヘチマの苗の植え付けのポイントは?

 

ヘチマの苗の植え付けは、苗の本葉が4~5枚生えたものを植えましょう。

 

植え付け時期は、4~5月が適しています。

ヘチマは根が張る植物なので、株と株の間は30㎝ほどあけて植えましょう。

 

それでは次に、ヘチマの鉢植え(プランター)や地植え(花壇)で育てる際のポイントをお伝えします!

 

ヘチマの鉢植え(プランター)や地植え(花壇)で育てる際のポイントは?

 

ヘチマは、根が張る植物です。

 

そのため、鉢に植える際には、深さ30cm以上ある10号鉢に1株を植えましょう。

プランターの場合は、60cmのプランターに1~2株までにしてください。

地植えの場合は、過去にキュウリやカボチャなどウリ科の植物を育てた場所に植えないようにしてください。

ウリ科の植物は連作障害を起こしやすいので、注意しましょう。

 

次は、ヘチマの植え替えのポイントをお伝えします!

 

ヘチマの植え替えのポイントは?

 

ヘチマは1年草なので、植え替えはしなくても大丈夫です。

 

もし植え替えをする際には、植え付けの時と同じように株と株の間は30㎝ほどあけてください。

植え替えたら水をたっぷり与えましょう。

 

次に、ヘチマの剪定や摘心のポイントをお伝えします!

 

ヘチマの剪定や摘心のポイントは?

 

ヘチマの苗が成長し、本葉が5~10枚くらいに増え始めたら一番上の部分を摘み取ります。

これを摘心と言います。

 

摘心をすることで子づるが増え、この子づるをまた摘心すると孫づるが増え、結果的に花がたくさん付いてくれます。

そして、上方向だけでなく、横にも広がってくれるので、きれいなグリーンカーテンになってくれます。

 

また、葉が多くなりすぎると病気にもなりやすいので、風通しが良くなる程度に剪定をしましょう。

 

次は、ヘチマ種まき時期をお伝えします!

 

ヘチマの種まき時期と種まきのポイントは?

 

ヘチマの種まき時期は、4月中旬~5月初旬です。

発芽適温は、25~30度です。

 

育苗ポットに種まきをし、間引きながら苗を育てていきましょう。

種まきをする前に、種を一晩水につけておくと発芽率が良くなります。

 

その時に、発芽促進剤を使うとより発芽率が高くなります。

種まきは、2㎝くらいの深さに穴をあけ、種を入れ土をかぶせます。

本葉が4~5枚くらいになったら、鉢やプランター、地植えなどに植え替えて育てましょう。

 

それでは次に、ヘチマのかかりうる病気や害虫の対策法をお伝えします!

 

ヘチマのかかりうる病気や害虫の対策方法は?

 

ヘチマは、ツルや葉が混み合ってくると、「うどんこ病」や「べと病」といった病気に感染しやすくなります。

 

剪定をし、株の風通しをよくしてあげることが予防になります。

もし病気にかかってしまったら、清潔なハサミやナイフで切り落とし、殺菌剤を散布してください。

 

次は、ヘチマの花が咲かない原因や枯れる原因をお伝えします!

 

ヘチマの花が咲かない原因や枯れる原因は?

 

ヘチマの花が咲かない、枯れる理由としては、鉢が小さい、日照不足など様々な理由が挙げられます。

しかし、一番多い理由として挙げられるのは土壌の性質です。

 

窒素、リン酸、カリのバランスが悪いと、花が咲かないし、最悪の場合枯れてしまいます。

腐葉土や苦土石灰、化成肥料などを混ぜて土壌改良をしたり、きちんと土づくりをしてから育てましょう。

 

また、ウリ科の植物なので連作障害に注意し、しっかりと株と株の間をあけ、根詰まりしないように育ててください。

 

次に、ヘチマは化粧水になれるのかをお伝えします!

 

ヘチマは化粧水になるの?作り方は?

 

ヘチマには、サポニンという成分が含まれています。

サポニンには、抗酸化作用を促す効果があり、それが美肌効果に繋がるので化粧水に利用されています。

 

ヘチマの実が熟すと、茎の切り口から「ヘチマ水」が取れます。

ヘチマ水は、あせもやあかぎれ、日焼けの手当などに使え、簡単に化粧水にできます。

ヘチマ水の採取方法は、収穫を終えた茎を地面から40㎝くらいの所で斜めにカットしてください。

その先をペットボトルなどに入れておくだけで簡単に採取できます。

 

取れたヘチマ水をコーヒーフィルターなどでろ過し、鍋で1分間ほど煮沸消毒します。

冷めたらボトルなどに移して使いましょう。

 

保存期間は冷蔵庫で1週間ですが、ヘチマを利用して簡単に化粧水が作れます。

 

また、煮沸消毒したヘチマ水500mlに、グリセリン15mlと無水エタノール50mlを加えれば、保存期間も1カ月と長くなり、本格的な化粧水になります。

 

これにアロマオイルを加えると、好きな香りの化粧水になるので作ってみてください。

 

それでは次に、ヘチマの食べ方をお伝えします!

 

ヘチマの食べ方!食べれるの?

 

ヘチマは食べられます。

沖縄では良く食べられており、ヘチマのことをナーベラーと呼びます。

 

開花から10~15日前後の若い果実を皮をむいて食べます。

 

ヘチマの味噌煮や炒め物が良く知られており、ゴーヤと混ぜてチャンプルーにするのも美味しいです。

煮るとトロトロとした食感になり、炒めるとシャキッとした食感で美味しいですよ。

 

次は、ヘチマの花言葉をお伝えします!

 

ヘチマの花言葉はなに?英語や漢字でどう書くの?

 

ヘチマの花言葉は、「悠々自適」です。

茎にぶら下がっている様子が、自由に暮らしているように見えることから名付けられたのでしょう。

 

ヘチマを英語で表現する場合は、2種類の表現の仕方があります。

 

植物や野菜として表現する場合は、「Sponge cucumber」と言います。

また、ヘチマを乾燥させてタワシのような状態になったものを「Loofah」と言います。

 

「Loofah」は、ヘチマだけでなく、身体を洗うタワシ全般のことを指すので覚えておきましょう。

 

ヘチマは漢字でで書くと「糸瓜」です。

漢字の通り、はじめは「いとうり」と呼ばれていました。

 

「いとうり」が「とうり」に転訛し、いろは唄で「と」が「へ」と「ち」の間にあることから「へちま」と呼ばれるようになりました。

 

最後に、ヘチマの種類をお伝えします!

 

ヘチマの種類や品種は何があるの?

 

ウリ科ヘチマ属のヘチマには、近縁種のトカドヘチマ(十角糸瓜)という品種があります。

トカドヘチマは、その名の通り表面に10の角があります。

 

トカドヘチマは、収穫時期などはヘチマと変わりませんが皮がより固いのが特徴です。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

ヘチマのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは14個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ヘチマの育て方(環境、土、肥料、水やり)

ヘチマは、日の当たる広い場所で育てましょう。

野菜用の培養土で育ちますが、生育期には追肥をしてあげましょう。

夏場は水はたっぷりと与え、春先や梅雨時期など多湿の時期は様子を見ながら与えてください。

 

②ヘチマの花の画像(写真)!

 

ヘチマの花は雌雄同株です。

花径は5㎝くらいで、手のひらを開いたように5枚の黄色い花を咲かせます。

 

③ヘチマの開花時期や季節(収穫時期)はいつ頃なの?

ヘチマの開花時期は8月~9月で、収穫時期は9月~10月です。

 

④ヘチマの苗の植え付けのポイントは?

ヘチマの苗の植え付けは、苗の本葉が4~5枚生えたものを4月~5月に植えましょう。

ヘチマは根が張る植物なので、株と株の間は30㎝ほどあけて植えましょう。

 

⑤ヘチマの鉢植え(プランター)や地植え(花壇)で育てる際のポイントは?

ヘチマは、根が張る植物なので、鉢やプランターは深めのものを使用しましょう。

ウリ科の植物は連作障害を起こしやすいので、地植えの場合は注意しましょう。

 

⑥ヘチマの植え替えのポイントは?

ヘチマは一年草なので、基本的には植え替えをしません。

植え替えをする場合は、植え付けの時と同じく株と株の間をあけてください。

植え替えをしたらたっぷりと水をあげましょう。

 

⑦ヘチマの剪定や摘心のポイントは?

ヘチマの本葉が5~10枚になったら摘心しましょう。

剪定は、葉数が多くなってきたら風通しが良くなるように行ってください。

 

⑧ヘチマの種まき時期と種まきのポイントは?

チマの種まき時期は、4月中旬~5月初旬です。

種まきをする前に、種を一晩水につけておくと発芽率が良くなります。

 

⑨ヘチマのかかりうる病気や害虫の対策方法は?

ヘチマは、うどんこ病やべと病にかかりやすいので、風通しを良くするように剪定してあげましょう。

 

⑩ヘチマの花が咲かない原因や枯れる原因は?

ヘチマが花が咲かなたっかり枯れたりする原因は様々です。

一番多い原因は、土の窒素、リン酸、カリのバランスが崩れていることが挙げられます。

 

⑪ヘチマは化粧水になるの?作り方は?

ヘチマ水を採取したものをろ過し、煮沸消毒します。

それを冷やしたら化粧水として利用できます。

 

⑫ヘチマの食べ方!食べれるの?

ヘチマは、特に沖縄地方で良く食べられています。

皮を剥いて炒めたり、煮物にすると美味しくいただけます。

 

⑬ヘチマの花言葉はなに?英語や漢字でどう書くの?

ヘチマの花言葉は、「悠々自適」です。

ヘチマを英語で表現すると、「Sponge cucumber」又は「Loofah」と言います。

ヘチマは漢字でで書くと「糸瓜」です。

 

⑭ヘチマの種類や品種は何があるの?

ウリ科ヘチマ属のヘチマには、近縁種のトカドヘチマ(十角糸瓜)という品種があります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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