みなさんこんにちは。
今回は、イヌムギについてまとめていきたいと思います。
イヌムギは、単子葉植物イネ科スズメノチャヒキ属の多年草で、雑草です。
別名「レスクグラス」、「プレリーグラス」で、沖縄以外の北海道から九州まで広く見られます。
今回は、イヌムギについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずはイヌムギの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
イヌムギの育て方は?どれくらいの高さまで成長するの?
イヌムギの草丈は40-100cmまで成長し、冬の間も枯れずに葉を茂らせます。
ほかの植物の生育場所を奪ってしまうほど、とても繁殖力が強い植物です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、イヌムギが好む環境についてお伝えします!
イヌムギの育て方!環境はどうする?
日当たりの良い、荒れ地、草地、道ばたでもよく見かけます。
どんな環境にも適応する強い生命力を持っています。
次は、イヌムギに適した用土についてお伝えします!
イヌムギを育てる際の適した用土は何?
イヌムギは、湿った肥沃な軽しょう土を好みます。
次は、イヌムギに必要な肥料についてお伝えします!
イヌムギの育て方!肥料はどうする?
イヌムギは、肥料がなくてもよく育ちます。
では次は、イヌムギの水やりポイントについてお伝えします!
イヌムギを育てる際の水の量はどうする?
イヌムギは、降雨のみでよく育ちます。
以上で基本的なイヌムギの育て方については終わりです。
次はイヌムギの写真(画像)をお見せします!
イヌムギの画像(写真)!花の特徴は?毒性はある?アレルギーの原因になるの?
イヌムギは、3月から6月ごろに茎の先端に小麦に似た平べったい小穂をつけ、枝が先端に向かって垂れ下がります。
小穂の中に4~6個緑色の小花を持ち、黄色の短い葯(やく)が中に入っています。
穂から出ないまま花を咲かせ実を作るものもあり、花穂は無毛で緑色または紫がかった色になることもあります。
イヌムギの花は両性花で、種は動物・人間などが運ぶ対象です。
イヌムギ自体に毒性はありませんが、イネ科には麦角菌という菌がつくことがあり、それが毒になる事があります。
風媒花(風の媒介によって受粉する花)なので、初夏のイネ科花粉症の原因にもなります。
次に、イヌムギの開花時期をお伝えします!
イヌムギの開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?
イヌムギの開花時期は、5~8月です。
原産地は南アメリカで、明治初年に牧草として日本に渡来しました。
次は、イヌムギの値段や販売価格をお伝えします!
イヌムギの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
イヌムギは雑草なので販売していません。
種子と地下茎で繁殖し、よく増えます。
それでは次に、イヌムギの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
イヌムギの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
イヌムギは植え付けや植え替をする必要がありません。
地下茎は何年もの間成長し続けます。
次は、イヌムギは食用で食べることができるのかをお伝えします!
イヌムギは食用で食べることができるの?栄養や効能はあるの?
イヌムギは牧草ですが、人の食用には向いておらず、栄養や効能もありません。
イヌムギ(犬麦)という名前は、食用の穀物としては役に立たないために付けられました。
次に、イヌムギとカラスムギやカモジグサやネズミムギとの違いをお伝えします!
イヌムギとカラスムギやカモジグサやネズミムギとの違いはなに?
イヌムギとカラスムギ・カモジグサ・ネズミムギの違いは、芒(のぎ)があるかどうかです。
芒(のぎ)とは、イネ科植物にある、穂先の尖った毛のことです。
カラスムギ、カモジグサ・ネズミムギには長い芒(のぎ)があり、イヌムギにはありません。
カラスムギはイネ科カラスムギ属の越年草で、カラスムギを栽培化した穀物が、エンバクであるといわれています。
カモジグサはイネ科エゾムギ属の多年草の雑草で、穂が乾燥しても垂れ下がりません。
ネズミムギ(イタリアングラス)はイネ科ドクムギ属の一年または二年草で、茎も穂も垂れ下がらず、薄い黄色の小さい花が穂か見えるのが特徴です。
次は、イヌムギの除草のやり方をお伝えします!
イヌムギの除草のやり方は?おすすめの除草剤はなに?
イヌムギは地下茎と種で繁殖するので、穂が生えず、根が張る前の春までに処理するのがおすすめです。
根を深く張る前に抜き取るか、それ以降でしたら根まで枯らすタイプのイネ科雑草茎葉処理型除草剤を使用します。
庭の通路になる部分や、畑の脇などは駆除した後に防草シートを貼る方法もあります。
次に、イヌムギの花言葉をお伝えします!
イヌムギの花言葉はなに?英語名はなに?
イヌムギの学名「Bromus catharticus」、英語名は「Rescue grass」、花言葉はありません。
それでは最後に、イヌムギの種類や品種をお伝えします!
イヌムギの種類や品種は何があるの?どんな仲間がいるの?
イヌムギはスズメノチャヒキ属であり、スズメノチャヒキ属は世界で100種以上あり、よく似ているものにヤクナガイヌムギがあります。
なお「チャヒキ」とは、カラスムギの別名です。
スズメノチャヒキ、カラスノチャヒキ、チャボチャヒキ、ウマノチャヒキなどがイヌムギの仲間です。
イヌムギの類似品種の多くは、より細長い形の小穂をもち、また長い芒(のぎ)があります。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
イヌムギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①イヌムギの育て方(環境、土、肥料、水やり)
イヌムギは、肥料や水やりが必要なく、どんな環境にも適応する強い生命力を持っています。
②イヌムギの画像(写真)!花の特徴は?毒性はある?アレルギーの原因になるの?
イヌムギは、茎の先端に小麦に似た平べったい小穂をつけ、枝が先端に向かって垂れ下がります。
イヌムギの花は両性花で、小穂の中で4~6個の小花が花を咲かせ、花穂は無毛で緑色または紫がかった色になることもあります。
イヌムギ自体に毒性はありませんが、イネ科には麦角菌という菌がつくことがあり、それが毒になる事があります。
風媒花(風の媒介によって受粉する花)なので、初夏のイネ科花粉症の原因にもなります。
③イヌムギの開花時期や季節はいつ頃なの?原産地はどこ?
イヌムギの開花時期は、5~8月で、原産地は南アメリカです。
④イヌムギの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
イヌムギは雑草なので販売していません。
⑤イヌムギの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
イヌムギは植え付けや植え替をする必要がありません。
⑥イヌムギは食用で食べることができるの?栄養や効能はあるの?
イヌムギは人の食用には向いておらず、栄養や効能もありません。
⑦イヌムギとカラスムギやカモジグサやネズミムギとの違いはなに?
イヌムギとカラスムギ・カモジグサ・ネズミムギの違いは、芒(のぎ)があるかどうかです。
カラスムギ、カモジグサ・ネズミムギには長い芒(のぎ)があり、イヌムギにはありません。
⑧イヌムギの除草のやり方は?おすすめの除草剤はなに?
イヌムギは地下茎と種で繁殖するので、根まで枯れるイネ科雑草茎葉処理型除草剤を使用します。
⑨イヌムギの花言葉はなに?英語名はなに?
イヌムギの花言葉はなく、英語名は「Rescue grass」です。
⑩イヌムギの種類や品種は何があるの?どんな仲間がいるの?
イヌムギの仲間、スズメノチャヒキ属は世界で100種以上あり、よく似ているものにヤクナガイヌムギがあります。
イヌムギの類似品種の多くは、より細長い形の小穂をもち、また長い芒(のぎ)があります。
チャヒキはカラスムギの別名であり、スズメノチャヒキ、カラスノチャヒキ、チャボチャヒキ、ウマノチャヒキなどがイヌムギの仲間です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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