みなさんこんにちは。
今回は、ハゼランについてまとめていきたいと思います。
ハゼランは、スベリヒユ科ハゼラン属に属する植物です。
学名は「Talinum crassifolium」です。
本来は多年草ですが、日本では越冬できない場合が多く、一年草扱いとされています。
ハゼランは、南米が原産で、明治時代に日本に観賞用として持ち込まれました。
ハゼランは、漢字で書くと「爆蘭」です。
この名前は、果実が熟すと中の種子が爆発するように飛び出して繁殖することから名付けられたそうです。
その繫殖能力から、今では野生化し、道端などで自生していることが多いです。
そのため、自宅にいつの間にか生えていて雑草扱いされることも少なくありません。
今回は、ハゼランについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずはハゼランの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ハゼランの育て方は?
ハゼランは、寒さに弱い植物です。
本来は多年草なのでうまく越冬さえできれば毎年花を咲かせてくれます。
できるだけ日当たりが良く暖かい場所で育てましょう。
冬場は地上部は枯れますが、根は生きている可能性もあります。
冬場は、枯れてしまったと諦めずに、成長を始める初夏まで様子をみて管理してみましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ハゼランが好む環境についてお伝えします!
ハゼランの育て方!環境はどうする?
ハゼランは、日当たりの良い場所で育てましょう。
葉は肉厚質なので、土壌の乾燥には強く、過湿には弱い性質を持っています。
そのため、水はけのよい環境で育ててあげましょう。
また、寒さに弱いので、冬場は10度以上の暖かい場所で管理してください。
次は、ハゼランに適した用土についてお伝えします!
ハゼランを育てる際の適した用土は何?
ハゼランは、水はけのよい用土で育てましょう。
市販の花の培養土でも十分に育ちます。
用土を配合して作る場合は、赤玉土5:腐葉土1:パーライト4の割合で配合すると水はけのよい用土になります。
次は、ハゼランに必要な肥料についてお伝えします!
ハゼランの育て方!肥料はどうする?
ハゼランは、肥料を与えなくても育ちます。
花付きが心配であったり、追肥をしたい場合は、開花前から開花中の5月~9月頃に月1回、液肥を与えてください。
では次は、ハゼランの水やりポイントについてお伝えします!
ハゼランを育てる際の水の量はどうする?
ハゼランは、乾燥を好む植物です。
そのため、土の表面が乾いたら水をあげましょう。
冬場の水やりは、控えめに行ってください。
以上で基本的なハゼランの育て方については終わりです。
次はハゼランの写真をお見せします!
ハゼランの画像(写真)!花や葉の特徴は?
(ハゼランの花と実)
ハゼランは、草丈が30㎝~120㎝まで成長します。
葉は多肉質で明るい緑色をし、卵型をしています。
花は、花径3㎜ほどの小さなピンク色の花をまばらに付けます。
ハゼランの花は、午後2時~3時くらいの間にしか咲かないので、花を見かけることは稀だと思って良いでしょう。
そのような特性から、円錐形のつぼみでの状態や、丸い実がなった状態で見かけることの方が多いです。
(ハゼランの全草)
次に、ハゼランの開花時期をお伝えします!
ハゼランの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハゼランの開花時期は、6月~9月です。
次から次へと開花し、実を付けるのも開花と同じ時期です。
ハゼランは、花と見を同時期に楽しめる植物ですね。
次は、ハゼラン苗の植え方をお伝えします!
ハゼランの苗の植え付けのポイントは?
ハゼランの苗の植え付けをするには、6月~8月が適しています。
植える際には根鉢を崩さずに植えましょう。
鉢植えで越冬させたい場合は、あまり大きな鉢を選ばないようにしましょう。
大きな鉢だと水はけが悪くなり、根腐れする場合があります。
株より一回りだけ大きなサイズの鉢で越冬させてあげましょう。
それでは次に、ハゼランの種まき時期をお伝えします!
ハゼランの種まき時期と種まきのポイントは?
ハゼランの種を採取する場合は、ハゼランの実が乾燥して黒っぽく変色してから採取しましょう。
種は約1㎜の丸く、黒い小さな粒です。
発芽率はとてもよく、こぼれ種からも発芽します。
そのため、採取してからすぐに種まきをしても発芽しますし、春に種まきをしても発芽します。
4月頃の春に種まきをする場合は、果実のまま保存しておいた方が良いでしょう。
まき方は、土の上にばらまけば大丈夫です。
また、発芽率が良いので増やしすぎには注意しましょう。
次は、ハゼランは食用なのかをお伝えします!
ハゼランは食用なの?食べることはできる?
ハゼランは、食べることが出来ます。
若葉をサラダやスープ、天ぷらやお浸し、胡麻和えなどで食べられます。
また、中国やインドネシアなどでは、ハゼランの根を漢方薬として利用しているそうです。
次に、ハゼランに似た花をお伝えします!
ハゼランに似た花はなにがあるの?
ハゼランに似た花は、ゲンノショウコという野草や、サフランモドキなどが挙げれらます。
(ゲンノショウコ)
(サフランモドキ)
また、ハゼランの花形は、梅に良く似ています。
(梅)
それでは次に、ハゼランの花言葉をお伝えします!
ハゼランの花言葉はなに?別名でなんていうの?
ハゼランの花言葉は、「真心」・「永遠にあなたのもの」です。
このような花言葉は、ハゼランの強い繁殖力が女性の力強さを連想させることから名付けられたそうです。
また、ハゼランの別名は多数あります。
一部をご紹介すると、午後の2時~3時の間にしか咲かないことから、「サンジカ(三時花)」・「サンジソウ(三時草)」と呼ばれます。
また、小さな実が放射状に付けることから、「エドノハナビ(江戸の花火)」とも呼ばれています。
その他にも、「サンジノキコウシ(三時の貴公子)」、「ホシノシズク(星の雫)」、「ヨヨノホシ(夜々の星)」、「オシンソウ(おしん草)」など様々な別名があります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ハゼランのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ハゼランの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ハゼランは、日当たりが良い場所で育てましょう。
用土は水はけのよいものを使用し、肥料もあまり必要としないです。
水やりは土の表面が乾いたら行いましょう。
②ハゼランの画像(写真)!花や葉の特徴は?
ハゼランは、葉は多肉質で明るい緑色をし、卵型をしています。
花は、花径3㎜ほどの小さなピンク色の花をまばらに付けます。
ハゼランの花は、午後2時~3時くらいの間にしか咲きません。
③ハゼランの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハゼランの開花時期は、6月~9月です。
次から次へと開花し、実を付けるのも開花と同じ時期です。
④ハゼランの苗の植え付けのポイントは?
ハゼランの苗の植え付けをするには、6月~8月が適しています。
植える際には根鉢を崩さずに植えましょう。
⑤ハゼランの種まき時期と種まきのポイントは?
ハゼランは、こぼれ種からも発芽するので採取してからすぐに種まきをしても、4月頃に種まきをしても発芽します。
まき方は、土にばらまくだけで大丈夫です。
⑥ハゼランは食用なの?食べることはできる?
ハゼランは、食べることが出来ます。
若葉をサラダやスープ、天ぷらやお浸しなどで食べられます。
⑦ハゼランに似た花はなにがあるの?
ハゼランに似た花は、ゲンノショウコという野草や、サフランモドキなどが挙げれらます。
⑧ハゼランの花言葉はなに?別名でなんていうの?
ハゼランの花言葉は、「真心」・「永遠にあなたのもの」です。
また、ハゼランの別名は多数あり「サンジカ(三時花)」・「サンジソウ(三時草)」・「エドノハナビ(江戸の花火)」などの別名があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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