みなさんこんにちは。
今回は、クサソテツについてまとめていきたいと思います。
クサソテツは「コウヤワラビ科」「クサソテツ属」は落葉多年草のシダ植物で原産地は日本です。川辺・山・湿地など湿度が高い場所に自生しています。
分類には諸説ありますが、
ゼンマイによく似たクサソテツの新芽のことを「コゴミ」といいます。
コゴミは、春に取れる山菜としてとても有名なので、
クサソテツ自体を山菜名として別名「コゴミ」「コゴメ」「ホンコゴミ」「ガンソク」「イチヤコゴミ」と呼ばれています。
クサソテツは、緑の葉を羽のように広がり茂らせ、1mくらいの大きさに成長するシダ植物です。
和名は「草蘇鉄」で、学名は「Matteuccia struthiopteris」です。
今回は、クサソテツについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずはクサソテツの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
クサソテツの育て方(栽培)は?
クサソテツは、放置していても育つので初心者向けの観葉植物ですが、地植えをする際は増えすぎてしまうことに気を付けましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、クサソテツが好む環境についてお伝えします!
クサソテツの育て方!環境はどうする?
クサソテツは、直射日光の当たらない場所を選び、水もちのよい土で育てるのが栽培するポイントです。
クサソテツは日向でも育つのですが、日焼けを起こすことがあるので注意しましょう。
また、クサソテツは湿地が好きなので乾燥させすぎると弱ってしまいます。
次は、クサソテツに適した用土についてお伝えします!
クサソテツを育てる際の適した用土は何?
クサソテツは、湿った土壌を好むので水もちの良い用土が適しています。
鉢植えにする場合は赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土に、堆肥を加えた用土を使用しましょう。
水もちが悪いようなら、堆肥・ミズゴケ・ピートモスなどを少しだけ混ぜてみてください。
クサソテツを乾燥させないように、株元を腐葉土や藁を被せると保湿性が高まるのでやってみてくださいね。
次は、クサソテツに必要な肥料についてお伝えします!
クサソテツの育て方!肥料はどうする?
クサソテツの肥料は、基本的に必要ありません。
ですが、春の若芽(コゴミ)が出る前と秋の葉が枯れた後ぐらいに化成肥料などを与えても良いでしょう。
では次は、クサソテツの水やりポイントについてお伝えします!
クサソテツを育てる際の水の量はどうする?
クサソテツは乾燥に弱いので、夏の時期に高温乾燥が続くような場合は、小まめに水やりを行ってあげていれば葉も鮮やかな緑色になり、観葉植物としても綺麗に咲きます。
鉢植えの場合、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをしましょう。
地植えの場合は、土が乾燥しているようなら水やりをします。
以上で基本的なクサソテツの育て方については終わりです。
次はクサソテツの写真をお見せします!
クサソテツの画像(写真)!
クサソテツは生長すると大きく葉を伸ばして上へ向かって放射状に広げていきます。
英名は「Ostrich fern Fiddleheads」です。
生薬名は「メンマコン(綿馬根)」で生薬としても使われています。
クサソテツは花は咲きませんが花言葉があるんですよ!
花言葉は「健常」です。
コゴミはビタミンCも豊富で整腸作用もあり、まさに!という花言葉ですね。
次は、クサソテツの収穫時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
クサソテツの収穫時期や季節はいつ頃なの?
クサソテツの新芽(コゴミ)の収穫時期は3月~4月頃です。
コゴミの草丈が10~15cmくらいになったら、先端が巻いてある新芽を根元から手で摘み取ります。
コゴミは、全部取らずに1~2本残しておくと毎年収穫できるようになりますよ。
次に、クサソテツの苗の植え付けのポイントをお伝えします。
クサソテツの苗の植え付けのポイントは?
クサソテツは春の3月~4月か秋の10月~11月が苗を植え付ける適期になります。
クサソテツの苗は、株元からしっかりしているものを選び、深く植えてください。
地中にある茎を広げて生長していくので、広い場所に植えるとドンドン増えていきますよ。
次に、クサソテツの鉢植えや庭で育てる際のポイントをお伝えします。
クサソテツの鉢植えや庭で育てる際のポイントは?
クサソテツを鉢植えやプランターに植える場合は、幅60cmくらいのスペースを空けて1~2株で植え付けましょう。
苗植えが終わったら、乾燥を防ぐために株元に藁や腐葉土・もみ殻を被せてあげてくださいね。
次は、クサソテツの移植のポイントをお伝えします。
クサソテツの移植のポイントは?
クサソテツは、日陰と湿地を好み、明るい半日陰などに植えるとよく育つので毎年株で増えて群生しています。
クサソテツは春か秋に株分けをして移植しましょう。
最初から増えてもいい場所を選んで植えるようにしましょう。
クサソテツを移植する場合は、元肥に腐葉土をすき込んでおきましょう。
クサソテツは冬の休眠期に根を触ると弱ってしまうので注意してください。
それでは次に、クサソテツの増やし方をお伝えします。
クサソテツの増やし方!
クサソテツの増やし方は「ランナー植え・株分け・挿し木」などがあります。
クサソテツを株分けで増やす場合は、3月頃に掘った株をハサミで切り分けて植え替えましょう。
クサソテツをランナー植えで増やす場合は、ランナーと親株を切り分けてから植え直しましょう。
次は、クサソテツの食べ方をお伝えします。
クサソテツの食べ方は?
クサソテツの新芽「コゴミ」という名はワラビやゼンマイのように先端を巻き込むような形状をしているのが屈んでいるように見えるとこから付けられました。
コゴミはアクがないので調理がしやすく、よく水で洗って枯葉などを取り、軽く茹でるだけです。
コゴミは火を通すとぬめりが出るのですがそれがまた食欲をそそりますね。
一般的な料理では、おひたし・天ぷら・和え物・お豆腐にのせたりして食べるなどの方法があります。
ぬめりがあるので素材を生かして、薬味代わりにも使えます。
次に、クサソテツとコゴミの見分け方をお伝えします。
クサソテツとコゴミの見分け方は?
クサソテツは、ランナーを伸ばして増えていく途中で15cmくらいに伸び、生えてくる新芽が「コゴミ」と呼ばれている山菜になります。
最後に、クサソテツの販売価格はいくら位なのかをお伝えします。
クサソテツの販売価格はいくら位なの?
クサソテツの苗は、ホームセンターなどで手軽に入手できます。
クサソテツは、乾燥にだけ気をつけていれば手軽に育てられるので初心者にも向いています。
クサソテツの苗は3.5号サイズで700円前後で購入できますよ。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
クサソテツのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①クサソテツの育て方(環境、土、肥料、水やり)
直射日光の当たらない場所を選び、水もちのよい土で乾燥をさせないように夏の時期は小まめに水を与えましょう。肥料は特に必要ありません。
②クサソテツの画像(写真)!
クサソテツの新芽の「コゴミ」は山菜として有名ですが、観葉植物として育てる方も多いようで、お花屋さんの他にも、最近では服飾雑貨などと一緒に店頭にシダ植物が並んでいますね。
③クサソテツの収穫時期や季節はいつ頃なの?
クサソテツの収穫時期は3月~4月頃です。
④クサソテツの苗の植え付けのポイントは?
春の3月~4月か秋の10月~11月が苗を植え付け、広がって増えていくことを考えた場所に苗をしっかり深く植えてあげましょう。
⑤クサソテツの鉢植えや庭で育てる際のポイントは?
乾燥を防ぐために株元に藁や腐葉土・もみ殻を被せてあげましょう。
⑥クサソテツの移植のポイントは?
クサソテツを移植する場合は、最初から増えてもいい場所を選び、元肥に腐葉土をすき込んでおきましょう。
⑦クサソテツの増やし方!
クサソテツの増やし方は「ランナー植え・株分け・挿し木」など色々あり、株分けの場合は、3月頃に株をハサミで切り分けて植え替えます。
⑧クサソテツの食べ方は?
軽く茹でてから、おひたしや天ぷらなどで食べてみてください。
⑨クサソテツとコゴミの見分け方は?
クサソテツから穂先15cmくらいに伸びて生えてくる新芽が「コゴミ」。
⑩クサソテツの販売価格はいくら位なの?
クサソテツの苗は3.5号サイズで700円前後。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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